イグナーツ

初出:SS第4話 ヴィルフリートの優雅でいられない貴族院生活(時系列としては書籍第三部III 巻末SS)

声(ドラマCD第3弾/第5弾):遠藤広之

容姿

髪の色:明るい茶色
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瞳の色:緑色*1
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地位

階級:上級貴族
職種:文官見習い・ヴィルフリートの側近

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+1*2

作中での活躍

ヴィルフリートの側近で、文官見習い。中立派上級貴族の息子。冬の子供部屋の頃からヴィルフリートの取り巻きで一緒に遊んでいた。
ローゼマインユレーヴェに浸かって一年以上経ち、ヴィルフリートが次期領主に近づいてから側近になった。
真面目で成績は良いのだが、応用力がない。*3

報告書の書式について神官長からの合格を得て喜んだり*4、学生が全員入寮したことを2年連続で寮監に連絡し忘れたりする*5、ちょっとずれたへっぽこ文官だが、ヴィルフリートと共に成長中。

12年冬、10位以上の領地の上級文官見習いの情報交換会ではローゼマインが短期間に二度も倒れた為エーレンフェストに帰還したと告げたハルトムートを受けて、「男性の社交はヴィルフリート様、女性の社交はシャルロッテ様が行う予定です。流行を広げることに関しては、アウブ・エーレンフェストからも積極的に行うように命じられています」とローゼマインがいなくても問題無いとしきりに主張した上級文官見習いだと推測される。*6

13年冬にはマリアンネと共にドレヴァンヒェルとの共同研究に携わることになった。エーレンフェストにはどのような魔木があるのか、グンドルフからたくさん質問をされたが、あまり答えられなくて「本気で研究する気があるのか」と呆れられた。

四年生の表彰式で優秀者に。また明記されていないが三年生時も優秀者だったと推測される。

コメント

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  • 発想は平凡だけど、上級貴族でもそこそこの実力がある模様(13年冬の共同研究で地雷さんの考えた魔術具を作成 (2019-10-14 13:52:39)
    • ローゼマイン着想の魔術具を、ローデリヒやフィリーネのアドバイスを受けてようやく作り始める始末なのに、何を以って「そこそこの実力」と言えるの? お膳立てをすごく必要とするほど発想が平凡だから、グンドルフから呆れられている。優秀者を取った彼はローゼマイン式学習法で成績を伸ばすことができても、そこから先の応用がいまいちなのはエーレンフェストのフェルディナンド・ローゼマインに依らない文官教育が下級領地的だからなのかもしれない。 (2019-10-14 23:55:16)
    • 基本的に無策で、ローゼマインのアイディアを実体化するための方法を中級下級の下級生に考えてもらえば、ロゼマ式圧縮で豊富になった魔力で、とりあえず、調合だけはこなせた。下級文官フィリーネに魔力量を褒められ「私も頑張ります」と言われると、「そなたの考えのおかげだ」という礼の言葉もあらばこそ、「その間に私たちはもっと魔力を増やします」と妙な方向に勝ち誇って見せる勘助 (2020-06-27 13:58:24)
  • 頭の痛い報告書(三年)の中に出てくる報告書の中でローゼマインのことを呼び捨てにしている様子が気になる。主ではなくても領主候補生を呼び捨てにするのはどうなんだろう。 (2020-08-31 06:38:15)
    • 作者のミスでヴィルフリートの木札と間違えたんじゃね (2020-08-31 07:19:24)
      • その後触れられてないしその線が濃厚だろうね。ありがとう。 (2020-08-31 20:53:15)
  • 12年冬以降のヒルシュールへの連絡役はヴィルだよ? 12年冬に関しては、イグナーツがヴィルに連絡役になったことを伝えていなかったのが原因なので、イグナーツの責だけど、13年冬のヴィルは、連絡役になったことを既に教わっているから、単純にヴィルの責。  敢えてイグナーツの問題をあげるなら、ヴィルに忘れていますよと指摘したり、忘れていないとは思いますが云々と思い出させたりしなかったというフォロー不足? <2年連続で忘れたり (2021-04-20 00:47:43)
    • 連絡役はヴィルフリートだけど、ヴィルフリートは領主候補生なので、自分からは動かない……という意味では、二年連続で連絡を忘れたでもおかしくはないかね。連絡はヴィルフリートの名前で文官が行うことなのだろうし。「全員到着しましたが、連絡してもよろしいですか?」という言葉が出なかったことはたしか。 (2021-04-20 09:39:49)
      • ヴィルフリート本人から連絡だよ? 側近の文官が代理で連絡する訳ではない。<「例年、上級貴族の最上級生がオルドナンツで連絡を取っていました。最も位の高い者が行うことなので、今年はヴィルフリート様から連絡すると決まっていたはずです。そうだろう、イグナーツ?」「私がヴィルフリート様にお知らせするのを忘れていました。申し訳ございません」(第377話) (2021-04-20 10:05:25)
        • 身分的の釣り合いの問題で、王子やハンネへのオルドナンツ連絡は、文官ではなく領主候補生がするのと同じようなものだと思う。<王子やハンネの側近への連絡は、領主候補生の側近がするけど。 (2021-04-20 10:13:06)
        • だから「連絡してもよろしいですか」になるんだよ。お茶会の時に領主候補生同士で打診はするけど、側仕え通しが打ち合わせをしているのと同じ。連絡は主と情報共有をした上で、側近が命じられること。そういう意味でのヴィルフリートからの連絡。例年のことなら、側近は把握していなければならないので、ヴィルフリートと同じく忘れてるんだよ。 (2021-04-20 10:20:47)
          • 「貴族院において、建前上教師は学生(領主候補生含む)より上の立場にある(第286話)」から、一番最初の連絡は、寮内で最も地位が高い人間【自ら】が、寮監にオルドナンツを送る――というのが素直な解釈だと思うが。 +αとして、ヒルシュールの特殊事情で、一番上の人間が直接せっつかないと動いてくれない可能性が高いので、寮全体に関わる重要度が高い呼び出しは、トップが直接するという流れができている可能性もあるかと(苦笑) (2021-04-20 15:00:28)
  • 何処かで既出だったら申し訳ない。5部2巻「ダンケルフェルガーの儀式」にて、アンケートの取り方を説明されてるところでイグナーツがヴィルフリートに訴えかける様なシーンの心理が良く分からないんだけど斬新だから戸惑ってるだけ? (2021-07-05 17:26:17)
    • 明確には記載されていないと思うけど。 貴族文化的に、下位階級の貴族(中級・下級貴族)に対し、上級貴族自らが質問を読み上げ、更に、下位階級の回答を、上級貴族自らが聞き取って記録するという行為は、慣例から大きく外れてるのではないかな。 フーゴやエラ達に対して、マインが自ら話しかけたり説明したりすることを、フランが良くないと禁じていたことの延長線的な感じで。。 (2021-07-05 20:25:13)
      • 貴族院の講義の初日の試験のように、上級貴族の代表一人が質問内容を読み上げ、下位階級の貴族が、自らその質問を書き控えた上で、その回答も記載するという段取りだったら、もしかしたらイグナーツも違和感なく素直に受けいてたのかもしれないね。 ただ、その場合、伝言ゲーム的に設問を誤解するリスクと、読みにくい文字が混じるリスクがあるから、精度と回答の読み取りやすさは、ロゼマ式の方が上だけど。 (2021-07-05 20:33:32)
    • あそこは2つ意味があると思った。一つは上記のように今までにない斬新な方法だったので戸惑い、これでいいのか?という戸惑い。もう一つはヴィルは気づいてなかったようだけど、「ローゼマイン様にこんなに勝手させていいんですか?」という疑問があったのでは。確かにジルヴェスターが「ローゼマインが中心となって進めることになるであろう」(472話)と言ってるけど、彼女がすべての采配を振るっていてヴィルが何も口を挟めない状況。オズヴァルトに洗脳されたイグナーツにしてみれば、「主であり次期アウブたるヴィルフリート様が、このようにローゼマイン様に全部手綱を握られてていいんですか?」と考えてるのでは? (2021-07-05 20:31:53)
      • 確かにヴィルへの危惧はあるかも。 ただ、もしそういう危惧を抱いていた場合、オズヴァルトの洗脳と言うより、そういう駆け引きまで頭が回るなんて成長したね、イグナーツ!!という感想になるw<フェルの添削関連のぽんこつぶりを知っているので余計にww (2021-07-05 23:02:49)
        • 「貴族院は学生主導」というお題目があるからオズヴァルトは主導できないでいるけど、「次期アウブであるヴィルフリート様に功績を献上すべき」と考えてるから側近にもプレッシャーをかけてるんじゃないかな? ヴィルフリートは3年次終了後までそう考えるようにはならなかったけど。 (2021-07-06 06:08:35)
    • みんないい解釈をありがとう。全部考えられるね。自分も書き込み後考えてたけど、「私はローゼマイン様の側近では無いのですが」的な訴えかなぁと思ったり。ただ、その場合自分で手伝うとも言ってたからちょっと違うかな、とも思ってました。 (2021-07-06 07:38:49)
  • 中位派にしては旧ヴェローニカ派よりですよね、彼自身は (2023-06-15 00:28:24)
    • まだほとんど何も経験を積んでない真っ白な状態から始まって、指導者がオズヴァルトの環境にずっといたからしゃーない。 (2023-06-15 07:55:22)
      • ロゼマの子供教室を体験しローデリヒ迫害を目にしていながら、何の疑問もなくヴィルの文官見習いを務めてる。人柄が素直と言えば聞こえはいいが、元々長いものに巻かれるイエスマンなんだと思う。 (2023-06-15 08:33:24)
        • 一人をスケープゴートにして集団としての平和を保つのは、古代でも現代でも普通に起こるでしょ。小学校でいじめを告発したか?つまり普通の人間ということ (2023-06-15 08:53:38)
          • 「ローデリヒをヴェローニカ派だからといじめてますけど、あなたはヴェローニカ派の旗頭ですよね?自らの支持基盤をそんな風に粗末に扱っていいんですか?」と言う側近は一人もいなかったのか?と疑問に思う。結局あれで寮内のヴェローニカ派の学生達もかなりの人数がロゼマのほうに靡いちゃったし (2023-06-15 10:31:47)
            • いたらヴィルが私はフロ派だぞ!なんて言ってないんだから、いないんだよ。オズがヴィルにやらせっぱなしなんだから誰一人止めない環境にしてる。アレクシスとかも、イグナーツも、「派閥とはなんぞや」をわかってない人ばっかりになってる。 (2023-06-15 12:41:54)
              • 4部貴族院寮で「ヴェローニカ派など抑えつけておけばいいのだ」とか主が言ってるのを聞いて、オズヴァルト、キーラント、エアカルトはどういう気持ちだったのやら (2023-06-15 13:00:52)
            • いてもオズに余計なこと言うと遠ざけられるなど吹き込まれてそうだけどね本人に指摘してるとは思えない (2023-06-15 12:50:45)
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最終更新:2022年08月15日 06:03

*1 コミック版第四部II カバー裏

*2 ローゼマインが3年生の冬に4年生 第514話

*3 コミック版第四部II カバー裏

*4 SS4話 ヴィルフリートの優雅でいられない貴族院生活

*5 第377話「ヒルシュールの来訪と進級式」、第463話「親睦会(三年)」

*6 第四部Ⅶ巻 東屋での語らい