ライムント

初出:第390話 ヒルシュール先生の研究室
話題の初出:第334話(二年生で下級に近い中級貴族の有望なヒルシュールの弟子)

家族構成

母:ライムントの母 (ベルケシュトック出身。処刑されたアウブ・ベルケシュトックの妹に仕えていた)

容姿

髪の色:黒髪
000000000
瞳の色:青*1
000000000
あまり手入れされていない黒髪で、調合服は埃っぽい。
全体的に薄汚れている。

地位

階級:中級貴族
職種:文官見習いフェルディナンドの側近

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+1*2
  • 誕生季:秋*3

ライムント視点の回

書籍第四部VI 特典SS 領地と師弟の関係(書籍短編2にも同題で収録)

作中での活躍

アーレンスバッハ出身の中級文官見習い。ヒルシュールの弟子。
魔術具をより少ない魔力で動かせるよう改良する才能がある。
フェルディナンドに憧れており、弟子になってから与えられた課題に嬉々として取り組んでいる。

家族内でも魔力が少なく、政変と粛清で貴族の数が激減しなければ神殿送りとなったと言われながら育った。
そんな自分を弟子にスカウトしてくれて、貴重な資料を惜しげもなく貸してくれるヒルシュールに傾倒している。
フェルディナンドが作った魔術具や魔法陣を自分で作ってみたかったが、魔力が足りないため、改良に取り組んでいた。*4
ヒルシュールの研究室に籠って研究に没頭し、グンドルフの講義にも顔を出している。*5

12年冬、ヒルシュールの研究室にローゼマインが出入りするようになったことで護衛騎士達に睨まれ、領地同士の確執を感じ取り、弟子を辞めた方がいいのかと苦悩していた。
だがヒルシュールに「貴方は私の弟子だ」と言われ、フェルディナンドの弟子になる気があるかと問いかけられて、フェルディナンドと魔術具の話がしたい一心でこの提案に全力で飛びついた。*6
アーレンスバッハの情報を求めたフェルディナンドの意向もあり、フェルディナンドの遠隔弟子となった。*7

13年秋の終わりにフェルディナンドがアーレンスバッハに移ってからは、師弟関係という側面の方が強いながらも、側近扱いとなる。*8
貴族院に通う間、録音の魔術具に録音されたフェルディナンドからの注意事項を届けたり*9、ローゼマインとの手紙のやり取りをたびたび仲介した。*10
エーレンフェストとの共同研究を進める中で、彼が図書館の魔術具についてオルタンシアにたくさん質問をした結果、オルタンシアが図書館の礎とも言える魔術具があと1年で止まることを突き止めた。*11
少ない魔力で動く録音の魔術具や図書館の魔術具を研究し*12、その中の「魔力を削減するための魔法陣」が王族に評価されて表彰されたものの、代表者としての立場はディートリンデに奪われた。*13

14年春の領主会議中、フェルディナンドに半ば唆されたディートリンデがアーレンスバッハ独自の研究による表彰を欲したことで*14、冬以外でも貴族院に滞在するように許可を与えられ、ヒルシュールの研究室に入り浸る。
フェルディナンドが進捗を確認するためという名目で、側近共々貴族院への転移陣の使用許可を得たことが、万一の際の退避ルートの確保に繋がった。*15
その冬の貴族院でも、フェルディナンドからローゼマインへの手紙を渡したり*16、研究成果を報告する中で少ないながらもローゼマイン側の状況をフェルディナンドに伝える一助となっている*17
この年もエーレンフェストと共同で行った魔力を節約した転移陣の研究*18が評価され、表彰された模様。*19

自衛能力がなく、身内が面倒で足を引っ張るという理由から礎を奪い合うディッターからアーレンスバッハ全体への癒しの大規模魔術まで、情報を一切与えられずにヒルシュール研究室に隔離された。その結果、ローゼマインが新たなアウブとして立ったことやエグランティーヌが新たなツェントとして立ったことは全てが終わった後で知ることとなった。

経歴

10年冬 貴族院に入学
11年冬 ヒルシュールの弟子になる*20
12年冬 フェルディナンドの遠隔弟子になる*21
13年冬 フェルディナンドの側近扱いとなる
     エーレンフェストとの「魔力を削減するための魔法陣」の共同研究が三位となり表彰される*22
14年春 フェルディナンドの計らいにより冬以外にも貴族院に滞在できるようになる
14年冬 エーレンフェストのミュリエラとの「少ない魔力で動く転移陣」の共同研究が表彰される
15年春 アーレンスバッハの寮に入れなくなり文官棟で寝泊まりしていた所、不審者がうろついているのを発見しヒルシュールに報告する*23
15年冬 アレキサンドリアの学生として六年生に進級*24

作者コメント

2017年 05月17日 Twitter
>眼鏡事情
もうちょっとしたらライムントも必要かも?

コメント

このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。
編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。
表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
  • 経歴1行目、ローゼマインの1学年上なら入学は10冬では? - 2017-06-07 14:29:35
    • 修正しました。 (2018-10-24 02:26:40)
  • 記述が無いものの、番外編時点でアレクサンドリアで貴族院6年生でしょう。 いつか記述されることを (2018-10-23 10:52:22)
    • 前年はヒルシュールとフェルディナンドの弟子という、第三者視点では不安定そうな境遇だったが、今となっては婿として有望株だろうから、急にもてていそうだ。 (2021-11-04 15:00:08)
      • 魔力量が中級の下限値付近っぽいから、相手は下級~中級の下位に限定されるのでは?<もてる (2021-11-04 21:15:13)
        • まぁ、下級貴族には狙い目だよね。 (2021-11-04 21:37:08)
        • アレキ(ロゼマ)に憧れてる他領地からの嫁入りに狙われてそう (2022-01-08 19:56:51)
  • この人、貴族院を卒業したらヒルシュールの弟子のままなのかアレクサンドリアの研究所に行って研究の毎日を送るのか気になる人物の一人。 (2019-03-20 14:11:31)
    • フェル様の弟子で側近候補でもあるし、魔力を節約した魔術具製作の技能はローゼマイン様が欲しがるから、アレキ移動で研究三昧でしょうね。身食いの孤児達に魔力を使う仕事を与えられるかどうかは、彼の腕にかかっている! (2019-03-20 21:14:07)
    • そもそも中央貴族の弟子であろうが、本人も中央に召し上げられなければ卒業後は領地に帰らざるを得ない。むしろライムント本人はフェルの側にいられるアレキに普通に残るだろ。 (2019-03-20 21:55:15)
+ タグ編集
  • タグ:
  • 人物
  • 中級貴族
  • アーレンスバッハ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月10日 11:48

*1 ふぁんぶっく4 キャラクター設定資料

*2 ローゼマイン二年生時に三年生 第391話

*3 ふぁんぶっく6 指輪の色一覧で黄

*4 書籍版短編集Ⅱ/書籍版第四部VI特典SS ライムント視点 領地と師弟の関係

*5 第391話 ヒルシュール先生の弟子

*6 書籍版短編集Ⅱ/書籍版第四部VI特典SS ライムント視点 領地と師弟の関係

*7 第391話 ヒルシュール先生の弟子

*8 SS35話、書籍第五部II プロローグ

*9 第464話

*10 第477話→SS17話、第480話→書籍第五部IIプロローグ、第482話、第489話、第505話

*11 第495-496話

*12 第505話 ライムントの研究とヒルシュールの注意

*13 第514話 初めての表彰式

*14 書籍第五部V特典SS

*15 第599話

*16 SS第32話→第581話

*17 SS第34話

*18 SS第34話

*19 第599話

*20 第334話 アンゲリカの卒業式、第390話 ヒルシュール先生の研究室

*21 第391話 ヒルシュール先生の弟子

*22 第514話

*23 第633話 要請

*24 番外編第10話