トルキューンハイト

初出:第569話

家族構成(推測)


地位

階級:王
職種:ユルゲンシュミット王子→ランツェナーヴェ王

作中での活躍

グルトリスハイトを手に入れた3人のツェント候補の1人だったが後継として認められず、それに不満を持ったために新天地を求めてユルゲンシュミットを飛び出した。*1
自身の持っていた魔術具や魔石を抱え、自分の妻や子、側近達を連れて船に乗ってランツェナーヴェと呼ばれる土地にたどり着く。
当時ランツェナーヴェは痩せた土地であり、人々がなんとか生活できる程度であった。
そのため彼はグルトリスハイトを使って礎の魔術を作成し、エントヴィッケルンで自分達が住むための街を作り上げて、ランツェナーヴェの王となる。
とはいえランツェナーヴェではシュタープを手に入れることが出来ず、シュタープなしでは礎の継承が不可能なので、そのままでは自身の死後、いずれ礎の魔術もエントヴィッケルンで作った街も崩壊してしまう。
ユルゲンシュミットのツェント(恐らくハイルアインド)との交渉の結果、ランツェナーヴェの姫をユルゲンシュミットに送り、生まれた男子の一人のみがシュタープを持ってランツェナーヴェに返されることになった。
これがアダルジーザの離宮の始まりであり、このシステムによりランツェナーヴェは400年近く続く。

ランツェナーヴェにはシュタープは勿論魔石すら満足に入手できる方法が無いらしく、ユルゲンシュミットに依存するなど国として歪な構造をしており、メスティオノーラの書で歴史を知るフェルディナンドはランツェナーヴェの窮状に対して「恨むならトルキューンハイトを恨め」と全ての元凶である事を示唆している。

自分が取得したメスティオノーラの書から古語で書き写した書類を多数残しており、これらの書類(=古語)を読める事がランツェナーヴェ王には必須の技能となった。*2

コメント

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  • 情報ではなく、感想文を書きたがるやつは一体何なの。 - 2017-07-08 18:32:30
    • 編集がんばってください - 2017-07-09 01:44:44
  • トルキューンハイトはメスティオノーラの書を持つ者だったので、後に国境門をランツェナーヴェ側にも作りました(ふぁんぶ8QA)。 槍鍋だけ国外側にも国境門があるらしい。 (2023-12-15 10:50:57)
    • ほぼ密着して建っている境界門と国境門の間に小舟で入り込んで境界門を開けるよう外から依頼したのかと思ったが、国境門が双方に建っているなら外の国境門から内側の国境門を中継して境界門へ手紙か通信を送ったりできるのか。外の国境門への魔力供給はグルトリスハイトなしでもできるよう改造されているだろうけど、シュタープすらないんじゃ通信を送るのも困難になりそう。「賠償金を払うから開けて下さい」って懇願することもできずにいつか外の国境門や白の建物が白砂と化し……ランツェナーヴェは滅亡すると。 (2023-12-15 15:52:16)
      • 国境門としか書かれてないから、次元?を超えるための転移陣があるのか、侵攻を防ぐためのバリア的な境界が設置してあるというだけなのかちょっと分からなかった。まぁ、転移陣があったとしてもメス書がないと動かせないだろうし多分ランツェ側は開きっぱなしだろうね。 (2023-12-15 17:27:04)
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最終更新:2021年11月22日 22:21

*1 出奔の際にアーレンスバッハの協力があった。 ふぁんぶっく6 Q&A

*2 ジェルヴァージオが古語で書かれた自分のメスティオノーラの書を難なく読めた理由、ふぁんぶっく8 Q&A