エール・ガン

 オドネイルで発明された、魔鉱石を人為的に反応させることで様々な弾頭を放つ武器。弓や弩とは比較にならない扱いやすさとモンスターの鱗や甲殻にもダメージを与えられる高出力によって機兵と共にオドネイルを象徴する武器となった。
 
発明されて最初の頃は大砲サイズでしか作れなかったものが長年にわたる研究の結果、手のひらサイズから折り畳み式のロングバレルサイズまで多種多様な形状のエール・ガンの派生が生まれた。
 
ヒューマンやノエルがエルフの魔術に対抗しうる兵器として開発した背景からオドネイルでの普及が主だが、オドネイルと技術提携を結んだオウメイの参加国や各国の裏社会など、様々な形で普及が進んでいる。
 
なお、現在採用されているエール・ガンの形態としては以下の3種類が存在している

  • ブラスター式
    いわゆる『光線銃』とでも呼ばれる弾種のエールガン。
    機兵同様魔鉱石を動力として使用しており、そのエールを破壊エネルギーに変換した後エネルギー弾、もしくはレーザーとして発射・照射する機構となっている。この仕様のおかげで弾切れの心配はなく、また出力次第で殺傷力の調整ができるコトから最も普及している。
    ただし、連続使用した場合オーバーヒートを起こして使用不能になり、この場合は排熱させる必要がある。
     
  • マテリアル式
    実弾兵器に分類される弾種のエールガン。
    動力そのモノはブラスター式と同じく魔鉱石だが、そのエールによって銃身内に電磁場を発生、その電磁誘導により加速させるコトで実弾を発射する機構になっている。ブラスター式に比べると整備性は良く、素人でも手入れが簡単であるコトから使用者は少なくない。
    当然仕様上弾丸が必要ではあるが、『装填数』と言う制限にロマンを感じ、故に愛用する者もいる。
     
  • サードマター式
    科学者オーメン・ホイストによって対機兵、並びに対大型モンスター兵装として考案・開発された弾種のエールガン。発射機構そのものはマテリアル式と同じく電磁誘導による加速発射であるが、異なるのは使用する弾丸にある。
    この弾種に使用される弾丸は魔鉱石を使用しており、弾頭に仕込まれた魔石にエールをチャージさせて発射する。発射された後弾丸はエネルギーと物体の中間にあたる『第三の物体』と化し、あらゆる物質を破壊する究極の弾丸となる。
    威力は上記2つの比べるまでもなく高いが、魔鉱石を弾丸に使用する関係上一発のコストが非常に高い。

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最終更新:2015年06月03日 05:07