パクリは正しい!?


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The story below is originally published on Mainichi Daily News by Mainichi Shinbun (http://mdn.mainichi.jp).
They admitted inventing its kinky features, or rather deliberately mistranslating them from the original gossip magazine.
In fact, this is far from the general Japanese' behavior or sense of worth.
このページは、毎日新聞事件の検証のための配信記事対訳ページです。直接ジャンプして来られた方は、必ずFAQをお読みください。
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The ethics of 'borrowing' in the Japanese pop industry

日本のポップミュージック産業での「借用」の倫理観

パクリは正しい!?

*1
パクリは正しい!?     1995,10,29
The ethics of 'borrowing' in the Japanese pop industry
日本のポップミュージック産業での「借用」の倫理観

Bart 26/10   タケシ イトウ

Is stealing acceptable?
The answer seems definitely no in all places except the world of Japanese pop, where stolen ideas have produced little controversy.
盗みは容認されるのか?
盗まれたアイデアが、ほとんど論争を呼びもせずにプロデュースされる日本のポップミュージック界を除いた全ての場所では、答えは いいえ だと決まりきっているように思えます。

Bart tries to understand why Japan's pop composers show no qualms about copying or borrowing from their resourceful Western counterparts.
BARTは、日本のポップミュージック作曲者は何故、才能ある西洋の作曲家を まねたり、彼らから拝借したりすることに良心の呵責を一切見せないのかを理解しようとします。

At the beginning of the article,the magazine reminds the naive reader that recent hits by Mr.Children and Kenji Ozawa sound suspiciously similar to compositions by Elvis Costello and Eric Claption,respectively.
記事の冒頭で、この雑誌は世間知らずな読者に、最近ヒットしたMr.childrenと小沢健二は、それぞれエルビス・コステロとエリック・クラプトン *2 の楽曲に、疑わしいくらい似て聞こえると気づかせています。

According to Bart,there are some shameless Japanese rock artists who copy a whole tune, make small changes and call the result their originals.
But others are less conscious.
BARTによると、楽曲を丸ごとコピーしたり、少し変えて、できたものを自分のオリジナルだと呼ぶ恥知らずな日本のロックアーティストが何人かいるそうです。
けれど、他の人間は更に自覚が無いんです。

They end up sounding like The Kinks or Paul McCartney because they love and listen to these idols again and again.
彼らは結局、ザ・キンクスやポール・マッカートニーに似た音楽に落ち着きます。彼らはそれを愛しているし、その崇拝する音楽を何度も反復して聴くからです。

Hip hop artists are more open about their sampling habit.
In fact, they "quote" rather than steal.
ヒップホップアーティストは、サンプリングする習慣について、もっとあけっぴろげです。
実際、彼らは盗むというよりはむしろ、『引用』します。

"Hip hop is a kind of music which is equipped with a system for showing respect for sampling sources," explains Seiko Ito,one of Japan's oldest rappers.
「ヒップホップはサンプリングする情報源への尊敬を示すための仕組みを備えた種類の音楽です」日本の古参ラッパーの一人である、いとうせいこう は説明します。

"Some(Japanese) rock musicians,on the other hand,steal the essence and atmosphere of songs they like to duplicate.
I don't think they are creative."
Ito tells Bart that hip hop artists steal ideas they like and say so,instead of hiding the fact.
「他方では、何人かの(日本人の)ロックミュージシャンは、複製したい歌の本質とムードを盗みます。
創造的だとは思えませんね」
ヒップホップアーティストは気に入ったアイデアを盗んで、その事実を隠しもせずに公言するのだといとう はBARTに語ります。

Ito suggests that sampling is so easy that musicians are beginning to feel it is useless to work hard to compose new melodies that often do not compare with existing masterpieces.
サンプリングすることは本当に簡単だから、ミュージシャンは、苦労して取り組んで、今ある最高傑作と大抵は張り合えはしない
新しい音楽を作曲することは無駄だと感じ始めているのだと、いとう は提言しています。

"There is no musical genius in our age," Ito points out.
"So,it's best for us to enjoy the work of ace stealers."
Bart agrees with Ito.
「私たちの世代には、音楽の天才はいません」いとう は指摘します。
「だから、盗人のエースとして働くことを楽しむのが、私たちにとっては最善なんです」
BARTは いとう に賛同します。

The magazine goes on to suggest that decoding of sampled phrases and rhythm patterns gives listeners the fundamental human pleasure of calling something back from the remotest corners of memory.
サンプリングされたフレーズとリズムパターンを聴き解くことは、記憶の最奥の片隅にある思い出を呼び覚ますという、人間には欠かせないない歓びをリスナーに与える のだと、この雑誌は提言を続けます。

But most Westerners are not as forgiving as Bart or Ito.
To illustrate this, the magazine listens to the opinion of Peter Barakan,a broadcaster-music journalist living in Tokyo.
しかし西洋人のほとんどは、Bartやイトウほど寛容なわけではありません。
これを例証するために、この雑誌は東京に住むブロードキャスターであり音楽評論家でもある、ピーター・バラカンの意見を聞きました。

He feels that stealing constitutes a crime.
He also observes that Japanese musicians seem to feel it is OK for them to steal ideas because "everyone is doing it" and "most listeners will never find it out."
彼は、盗みは罪になると感じています。
日本のミュージシャンは「みんなやってるから」「ほとんどのリスナーには決して解らないだろうから」、アイデアを盗むことは構わないのだと感じているように見えるとも述べています。

Barakan says that he has always been aware of those Japanese songs that sound dubiously familiar to his English ears since he arrived here 20 years ago.
20年前に日本にやって来た時から常に、日本の歌は彼の英国製の耳に、疑わしいくらい馴染んで聞こえることに気づいているのだとバラカンは言います。

The Briton,who is no more taken by surprise by such songs,feels that the growing practice of sampling is a contributing factor,but more significantly stealing continues unabated because both creators and listeners consider stealing normal and don't attach high value to originality.(TI)
こういった歌に、もはやこれ以上驚かされはしないこのイギリス人は、サンプリングの習慣が広まっていることは一因ではあるが、盗みが衰えずにさらに著しく続けられる訳は、クリエイターとリスナーの両方が、クリエイターとリスナーの両方が、盗みは普通のことだと考え、独創性に高い価値を付けないことなのだろうと感じています。(タケシ イトウ)

関連情報


BART 雑誌(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BART_(%E9%9B%91%E8%AA%8C)
いとうせいこう(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%86%E3%81%9B%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%86
ピーター・バラカン(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3

元資料

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