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578名前：
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日：
2006/02/14(火) 00:05:25.62 ID:ztrEm4xf0<br>
ガニメデ「いらっしゃいませ・・・と、ハレーさまですか。<br>

　　　　　どうなされました？」<br>
<br>
ハレー　「おっす、いつもの通りに来たんだけど？」<br>
<br>
ガニメデ「・・・？しかしながら、<br>
　　　　　その割には何かお持ちのようですが・・・？」<br>

<br>
ハレー　「ああ、やっぱり私らしくない持ち物だからかな？<br>

　　　　　まあ、時期が時期だしね。見た目どおりのものなんだけど、<br>

　　　　　いつも呑ませてもらっているお礼って事で。」<br>

<br>
ガニメデ「それはそれは・・・ありがとうございます。」<br>

<br>
ハレー　「あとちょこっと頼み事があるんだけどいいかな？<br>

　　　　　どうも自分だけだとうまくないから。協力仰ぎたいのよ。」<br>

<br>
ガニメデ「・・・なんかこの紙袋は頼み事の為の手付金みたいですな（苦笑）<br>

　　　　　まあいただいてしまいましたので、話を伺いましょう。<br>

　　　　　・・・と、その前に何かいかがですか？」<br>
<br>
ハレー　「そっちもちゃっかりしているよ（笑）<br>
　　　　　それじゃあ『いつもの』で。」<br>
<br>
ガニメデ「かしこまりました。」<br>
<br>
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580名前：
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日：
2006/02/14(火) 00:05:51.72 ID:ztrEm4xf0<br>
ハレー　「ふ～ん、それはそれは災難だったねぇ」<br>
<br>
太陽　　「災難っていってますけど、言葉と顔があっていないのは<br>

　　　　　私の気のせいですかねえ（苦笑）<br>
<br>
ハレー　「いやいや、場面が想像できるからねえ（笑）<br>
　　　　　かわいい土星ちゃんからチョコもらえるって事で<br>

　　　　　浮かれていたんじゃないの？」<br>
<br>
太陽　　「浮かれて・・・・ってそりゃうれしいですけど。<br>

　　　　　浮かれているかはともかく、<br>
　　　　　あんなものが入っているとわかっていなければ<br>

　　　　　簡単に口に入れる訳ないじゃないですか（苦笑）」<br>

<br>
ハレー　「私は知っていたから、まず口に入れないけどね。」<br>

<br>
ガ二メデ「私も土星さんがここに来られましたから・・・」<br>

<br>
太陽　　「二人して・・・（苦笑）」<br>
<br>
ハレー　「まあ、口に入れたものは仕方ない。<br>
　　　　　君をからかった侘びも兼ねて、一杯おごるよ。<br>

　　　　　ガニメデさん、お願い。」<br>
<br>
ガニメデ「かしこまりました。」<br>
581名前：
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日：
2006/02/14(火) 00:06:08.00 ID:ztrEm4xf0<br>
ハレー　「で、とりあえずここに来たのは口直しのため？」<br>

<br>
太陽　　「試食したの？って聞いたら、<br>
　　　　　『ガニメデさんのお墨付き』もらったっていうんで・・・<br>

　　　　　ちょ～っとそこんところの話聞きに来たのですがねぇ～（怒）」<br>

<br>
ガニメデ「大丈夫？と強い勢いで聞かれ、食べてないのに「えぇ」と・・・<br>

　　　　　その流れで土星さんがお墨付きと勘違いしたのが実際でして。<br>

　　　　　・・・ああ、せっかく直した店ですので勘弁してください（泣）」<br>

<br>
ハレー　「まあ、『恋は盲目』というから土星ちゃんは責めちゃいけないよ。<br>

　　　　　ガニメデさんにしたっても、太陽にわざわざ伝える必要ないし。<br>

　　　　　私のおごる一杯で勘弁してもらえないかな？」<br>

<br>
ガニメデ「お待たせしました。これがハレー様からの品です。」<br>

<br>
太陽　　「まあ、そうなんですけどね・・・<br>
　　　　　確かに過ぎた事ですし、仕方ないですね・・・<br>

　　　　　・・・・うっっ！<br>
　　　　　ハレーさん、これってホットチョコじゃないですか！」<br>

<br>
ハレー　「まあ、一連の話知ってたから、君がここに来るのも判っていたからねえ。<br>

　　　　　時期も時期だし、私がこんな事するのはまれなんだから、<br>

　　　　　味わって呑みなさい（笑）」<br>
<br>
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