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353 ：ホワイトデー ：2006/03/14(火) 13:42:06<br>
太陽「ついに来てしまった…この日が…」<br>
<br>
バレンタインデーに惑星たちから貰ったチョコ<br>
貰ったからには勿論お返ししなければならない（蒸発させちゃったけどな）<br>
と言う訳で俺は柄にもなく料理本片手にクッキーを作ってみた…<br>
<br>
しかし俺はまた同じ過ちを犯した！<br>
うっかり超耐熱ミトンをはめ忘れて素手でクッキーに触れてしまった！<br>
６０００度の手に触れたクッキーがどうなったかは…言わなくても良いよな<br>
だが判ってくれ、わざとじゃない、焼き上げたクッキーの味見をしようとしただけなんだ！<br>
かろうじて残ったクッキーは８枚…<br>
惑星たちに一枚ずつ配ると一人足りなくなってしまう<br>
<br>
ちなみに衛星たちには買ってきた飴を配ろうと思ってる<br>
クッキーの代わりに飴を惑星たちにも配ろうと思ったがそれだと足りなくなってしまう<br>
クッキー渡せない子にだけ飴をあげようとも思ったが、一人だけ手作りを貰えないと知ったらきっと悲しむだろう<br>
もうクッキーの材料は無い 俺はどうしたら良いんだ…<br>
<br>
と言う訳で恥ずかしながらあなたの力をお借りしたいのです<br>
本当に困ってます どうか助けてください<br>
それとお願いですから他の人には黙っていてください 絶対に黙っててください<br>
アマテラスの件は許しますから、お願います<br>
<br>
太陽より<br>
<br>
ガニメデ「…もう知りません。勝手に悩んでなさい」<br>
<br>
<br>
続き書きたい人いたらどうぞどうぞ<br>
<br>
354 ：それじゃ続き頂きます ：2006/03/14(火) 21:40:38<br>
>>353<br>
<br>
とはいえ。ここで見放すのも後ろめたい。<br>
<br>
「もう一度、作るのはいかがですか？<br>
クッキー作りに必要な材料なら、ここにありますよ」<br>
<br>
そう返事を送るや否や、光の速さで太陽殿がやってきた。<br>
<br>
「ガニメデ様！もう本当に、なんと言っていいか！」<br>
<br>
来るのが速い為、そんな太陽殿の言葉を聞きつつ、材料をそろえる事になった。<br>
<br>
「…今度は気をつけて下さいよ。もう材料は無いですよ」<br>
<br>
あまりの様子に、念の為、釘を刺す。うんうんと太陽殿は頷くばかりだ。<br>
<br>
「ほら。見られたらまずいでしょう」<br>
<br>
そう言いながら、私は太陽殿にカゴを渡した。<br>
<br>
「ありがとう！愛してるよ！！」<br>
<br>
そんな言葉を言いつつ、手を振りながら去っていった。<br>
<br>
「まったく…」<br>
<br>
どっと疲れが出た。…でも<br>
<br>
「愛してる、か」<br>
<br>
思わず呟く私がいた。<br>
<br>
<br>
<a href=
"http://www8.atwiki.jp/nurupogunsou/pages/377.html">《一覧に戻る》</a>
353 ：ホワイトデー ：2006/03/14(火) 13:42:06<br>
太陽「ついに来てしまった…この日が…」<br>
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バレンタインデーに惑星たちから貰ったチョコ<br>
貰ったからには勿論お返ししなければならない（蒸発させちゃったけどな）<br>
と言う訳で俺は柄にもなく料理本片手にクッキーを作ってみた…<br>
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しかし俺はまた同じ過ちを犯した！<br>
うっかり超耐熱ミトンをはめ忘れて素手でクッキーに触れてしまった！<br>
６０００度の手に触れたクッキーがどうなったかは…言わなくても良いよな<br>
だが判ってくれ、わざとじゃない、焼き上げたクッキーの味見をしようとしただけなんだ！<br>
かろうじて残ったクッキーは８枚…<br>
惑星たちに一枚ずつ配ると一人足りなくなってしまう<br>
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ちなみに衛星たちには買ってきた飴を配ろうと思ってる<br>
クッキーの代わりに飴を惑星たちにも配ろうと思ったがそれだと足りなくなってしまう<br>
クッキー渡せない子にだけ飴をあげようとも思ったが、一人だけ手作りを貰えないと知ったらきっと悲しむだろう<br>
もうクッキーの材料は無い 俺はどうしたら良いんだ…<br>
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と言う訳で恥ずかしながらあなたの力をお借りしたいのです<br>
本当に困ってます どうか助けてください<br>
それとお願いですから他の人には黙っていてください 絶対に黙っててください<br>
アマテラスの件は許しますから、お願います<br>
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太陽より<br>
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ガニメデ「…もう知りません。勝手に悩んでなさい」<br>
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続き書きたい人いたらどうぞどうぞ<br>
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354 ：それじゃ続き頂きます ：2006/03/14(火) 21:40:38<br>
>>353<br>
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とはいえ。ここで見放すのも後ろめたい。<br>
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「もう一度、作るのはいかがですか？<br>
クッキー作りに必要な材料なら、ここにありますよ」<br>
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そう返事を送るや否や、光の速さで太陽殿がやってきた。<br>
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「ガニメデ様！もう本当に、なんと言っていいか！」<br>
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来るのが速い為、そんな太陽殿の言葉を聞きつつ、材料をそろえる事になった。<br>
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「…今度は気をつけて下さいよ。もう材料は無いですよ」<br>
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あまりの様子に、念の為、釘を刺す。うんうんと太陽殿は頷くばかりだ。<br>
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「ほら。見られたらまずいでしょう」<br>
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そう言いながら、私は太陽殿にカゴを渡した。<br>
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「ありがとう！愛してるよ！！」<br>
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そんな言葉を言いつつ、手を振りながら去っていった。<br>
<br>
「まったく…」<br>
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どっと疲れが出た。…でも<br>
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「愛してる、か」<br>
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思わず呟く私がいた。<br>
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