地獄の厄災亀田軍団!!

あらすじ

ある日、厄災亀田や他の厄災たちを押さえ込んでいた封印が解かれた...
そして、その日を境に、ひとりの少年少女の人生も変わった。
後に勇気の英傑になるパワポケと後に愛情の英傑になる南雲瑠璃花。
今、世界の平和をかけた、二人の冒険が再び始まる!!

マンション

パワポケが自宅で休めて1日が終わった...そして、次の朝。

パワポケ「ふわあぁ~...よく寝た...ん?」

パライソタウンに突如雪が降っている。

パワポケ「なんでパライソタウンに雪が!?」

るりか「パライソタウンに雪が降ってきている...?!」

パワポケとるりかはマスタークラウンとマスターリングを装備してひとまず合流する。
合流した後、オチタが大急ぎで走って来た。

オチタ「パワポケ君! 大変でやんす!! 街が! 街が!! 氷づけでやんす!!」
パワポケ「なんだって!?」

BGM:襲撃の町 原曲

オチタ「突然、氷の男のハタ人間が現れて、みんなを凍らせてしまったでやんす!
越後も、青野くんも、村山くんも、ユイさんもみーんな凍っちゃったでやんす。
それで、パワプロ監督が、その氷の男のハタ人間を倒すって言ってたでやんす!!」
パワポケ「パワプロ監督が!? ...パライソ高校に急がないと!」
るりか「私も一緒に行きます! パワポケばかりに無理はさせられませんから。」
パワポケ「ああ、よし、それなら三人で様子を見に行こう!」

突然氷づけになったパライソタウン。なぜ、こんなことになってしまったのか?
パワポケ・るりか・オチタは急いでパライソ高校に向かう!

パライソタウン

「たす...けて......く...れ...」
「さ...さむい...しん...じゃう...わ..............」
「H...I...G...A...N...H...E...L...P...!」

倉庫

「さ...さむ...い。」

「パワ...ポケ......か...く...にん...し...ろ....!....」

陶芸屋

バクザン先生「えい...えんの...........ひ......」

青野「さ...むい...」
村山「う...う...さむ...い...」
越後「う...さむ...い...風邪...ひき...そ..う....だ。」
ユイ「さ...さむ...い...よ」

パワポケ「みんな、凍らされてるな....」
るりか「寒いですね...」
オチタ「凍えそうでやんす~....ブルブル...」

パライソタウン 橋の前

「う、うご...けない.....................」
「や...く...さいの...ぐん......だん...だ...た...すけ...て...」

「ガチガチガチガチ......」

武具屋

店員「パワ...ポ...ケ、装備...し...ろ。」

民家

「さ...寒い...よ。」
「パワ...ポケ......パワプロ...さんが...パライソ高校に...い...そげ...」

パワポケたちは急いでパライソ高校に向かった。
パライソ高校では氷の男のハタ人間とパワプロが戦っている!

氷の男のハタ人間「あははははははははははははははは!! 人間にしてはやるではないか!!
厄災亀田軍団の1番隊長!! 厄災槌田様の剣をかわすとは大したものだな...」
パワプロ「氷男!! 貴様ごときには負けん!!」
厄災槌田「よく言った! 人間!! これはどうだ!!」

厄災槌田はパワプロに凍える吹雪を吹き付けた!

パワプロ「くっ!!」

パワプロは凍りついた。

厄災槌田「厄災亀田軍団の1番隊長!! 厄災槌田の凍える吹雪だ!!
あははははははははは!! どうだ!! 動けまい!!!!!」

パワプロは気合いで氷を溶かした!

厄災槌田「なに! 貴様、まさか、英傑の人間か?」
パワプロ「行くぞ!! 氷男!!!!」

厄災槌田の弾かれた剣がパワポケの近くに飛んでいった。

パワポケ「うわっ!」
パワプロ「なに?? パワポケ!!」

厄災槌田は落とした剣を取り戻した。

厄災槌田「人間! もらった!!」

(グサッ!)

パワプロ「ぐはぁっ!!」
パワポケ・るりか・オチタ「あぁっ!!??」

厄災槌田「よそ見はいかんな!! よそ見は...」

パワプロ「うぅ...」

(バタッ!)

パワプロは倒れた。

厄災槌田「あはははははははははははは!!!! 愛も! 正義も!
パワポケ2を楽しんでいるプレイヤーたちの心も!! 何もかも凍りついた!!!!
みんな弱い!! 弱すぎる!!!!!! 手応えがない!! 英傑村上の奴も情けなさすぎる! 簡単に氷づけ!!
わざわざ地獄から来てやったのに、ふん、つまらんよなぁ!! はははははは!!!」

厄災槌田はまだ氷づけになっていないパワポケとるりかとオチタを見る。

厄災槌田「..........あん? まだ残っていやがったか! それ~~!!」
パワポケ・るりか「くっ!」

(ヒュウーーーーーーーーッ!)

パワポケ・るりか・オチタ「わーーーーーーっ!」

(カチーン)

パワポケとるりかとオチタは凍ってしまった。

厄災槌田「あはははははははははははは!!
どうだ! 厄災亀田軍団の1番隊長、厄災槌田の凍える吹雪だ!!」

パワポケ・るりか「うっ.......うああああ!!」

パワポケとるりかは自力で氷を溶かした!

厄災槌田「ん?! なんだと!! この厄災槌田の氷を砕いただと!! フン!! おもしろい!
さあ来い!! 厄災の冷血戦士、厄災槌田が相手をしてやろう!」
パワポケ「パワプロ監督のかたきだ! 行くぞ、るりか!」
るりか「ええ!」

厄災槌田戦 BGM:対決 厄災亀田軍団の隊長

パーティー

キャラ パワポケ るりか
レベル 8 8
装備 右手:百鬼の剣
左手:百鬼の盾
飾り1:いつもの靴
飾り2:力のオビ
飾り3:
飾り4:
右手:こん棒
左手:木甲の盾
飾り1:いつもの靴
飾り2:
飾り3:
飾り4:

名称 厄災槌田※1
能力 レベル:8 HP:300 MP:48 攻撃力:36 防御力:76 素早さ:46 運の良さ:48
報酬 経験値:84 ペラ:500
属性耐性 物理:2 風:2 水:2 雷:2 火:1
特殊攻撃 吹雪(水属性で全体に約30のダメージ ※2)
特殊能力 -
行動パターン
1ターン目:通常攻撃
2ターン目:通常攻撃
3ターン目:吹雪
※以下繰り返し

※1 2周目以降はレベル255・攻撃力・防御力・素早さ・運の良さが999・経験値10000・ペラ10000
※2 2周目以降は約400のダメージにアップ

『攻略法』
厄災槌田の弱点である火の攻撃で積極的にダメージを与えていきましょう。
危なくなったら薬草で即回復!
「妖火」のほうが「火炎斬り」より敵に与えられるダメージが大きい。
パワポケとるりかはひたすら「妖火」、パワポケはMPが尽きたら「火炎斬り」で攻撃しましょう。
2周目以降は能力がHP以外オール999になるので、命の草・ちからの草稼ぎなどで
パワポケのHPと攻撃力だけでも999にしてから2周目を開始すべき。

パワポケ・るりか「妖火!」

パワポケとるりかは妖火の巻物を読んだ。
灼熱の火の玉が厄災槌田を焦がす!

厄災槌田「ぐおぉっ!」

厄災槌田「凍える吹雪!」

厄災槌田は凍える吹雪を吐いた!

パワポケ・るりか「うっ...!」
厄災槌田「ははははは、凍れ凍れ! そのまま凍えて死んで行け!!
パワポケ2のプレイヤーたちやモグラーズの奴らのようになぁ!!」

パワポケ「まだ...まだあ...!!」
るりか「ここで死ぬわけには...いかないんです...!!」

パワポケとるりかは自力で氷を溶かした!

厄災槌田「なっ、なんだと!?」

パワポケ「行くぞぉ! 火炎斬り!!」

パワポケの火炎斬り!

厄災槌田「うわーーーっ! やられた!!」

厄災槌田は倒れた。

厄災槌田に負けた場合 BGM:襲撃の町 原曲

パワポケ・るりか「あぁっ...、くぅ...」

(バタッ!)

厄災槌田「ははははははははははははは!! 厄災槌田さまの氷で永遠に凍りづけだ!!」

ゲームオーバー

パワポケたちは力つきた...

セーブしたところから始めますか?
はい/いいえ

厄災槌田撃破後 BGM:襲撃の町 原曲

厄災槌田「小僧、小娘、その力!! いったい...んっ!!」

パワポケとるりかから炎のように熱く、温かい目と心を感じ、怯える厄災槌田。

厄災槌田「何!!!!!!!!! 小僧! 小娘! 貴様ら!!
そうか、そういうことか...チッ!! 今日は、ここまでにしておいてやる!!
氷山へ来い!!! そこで勝負だ!!!! 今度はただではおかんぞ!」

(キィーーーーン!)

パワポケ・るりか「はっ!!」

パワポケとるりかは後ろへ跳んで厄災槌田から離れた。

厄災槌田は吹雪に包まれ、どこかへ去っていった。

そして...

BGM:悲しみのパワポケ

パワポケ「パワプロ監督!」
パワプロ「おお...パワポケ!! それは.......永遠の火の...使い!!
そうか...お前が...永遠の火は....パワポケ...お前を...選んだのか...お前を...勇気の...英傑として....
パワポケ...よく聞くんだ。お前は...永遠の火に......選ばれたのだ......
永遠の火に、選ばれた者は...中国地方の王となり......黄泉の門の封印を守り、
この日本全土を...治めなければ...ならない。
パワポケよ...永遠の火の意思を...受けつぐため、火立(ひたち)村へ...行け。」

回想

パワプロ「火立村は関東地方にある所で、英傑の者が天より降り立った地だ。そこに永遠の火がある!」

回想終了

パワプロ「パワポケ...顔を...もっと...よく見せてくれ...おお...立派な勇気の英傑らしい顔だ...
パワポケ..........これを...持って...ゆきなさい。」
パワポケ「はい...」

パワポケは『剣士の腕輪』を手に入れた!

パワプロ「火立村へ...い...け...そこに...お前の...勇気の...英...傑...宿命...
もし...どうしても道に迷った時は...各地にあるシーカーストーンを訪ねるんだぞ...
南雲瑠璃花...パワポケについて行き...俺の志を継いでくれ...」
るりか「はい...」
パワプロ「いいな...南雲瑠璃花...さよなら...だ...そして...パ...ワ...ポケ...よ......」

パワプロは静かに息を引き取った......

パワポケ「パワプロ監督ーーーーーーーーーーっ!!! うっ...うっ...パワプロ監督...」
るりか「行きましょ、パワポケ! 火立村へ!!」
パワポケ「ああ!」
るりか「さよなら...パワプロ監督...」

オチタ「パワポケ君、パワプロ監督が死んだなんて信じられないでやんす...
パワポケ君もまた、パライソタウンからいなくなっちゃうし...オイラ寂しいでやんす。
パワポケ君、目的を果たしたら必ず戻って来てくれでやんす! オイラたち待ってるでやんすから!」
パワポケ「ああ、行ってくる!」

「パワプロさんのことは...残念...だったな。だが...パワプロさんの意思はお前の中に生きている。
それを忘れずに真っ直ぐと生きてゆくんだぞ!」

パライソタウン 橋の前

「パワポケ君...るりかさん...またパライソタウンを出て行くのか。
まっ、子供はいつか旅立つものよ。涙をこらえてがんばれ!
そうだ! 正義の神社へ行けよ! 正義の神社は橋を渡った先の関東地方から北だ!!」

関東地方 BGM:地上を行く 原曲

パワポケとるりかは襲ってくるモンスターと戦いながら正義の神社へ向かった。

正義の神社 BGM:英傑の住む町

案内
正義の英傑村上を奉っているこの地方の首都です。
ゲーム序盤の拠点となる町です。まずはここで装備を整えましょう。
神社の噴水で手を清めると、毒状態を回復することができます。

お泊り:10ペラ

武器屋
名称 価格
百鬼の剣 140ペラ
百鬼の盾 140ペラ
いつもの靴 40ペラ
力のオビ 100ペラ

道具屋(男店員)
名称 価格
薬草 15ペラ
星の光 200ペラ
毒消し草 10ペラ
木づち 100ペラ
わすれな草 120ペラ
ひこう石 100ペラ

道具屋(女店員)
名称 価格
弟切草 30ペラ
毒消し草 10ペラ
木づち 100ペラ
わすれな草 120ペラ
満月草 150ペラ
かいせき丸 250ペラ

社務所
名称 価格
木の札 400ペラ

「ここは、関東地方の正義を守る正義の英傑村上をお奉りする正義の神社だ。
...と言いたいところだが、英傑村上様が何者かによって封印されてしまった!!
オレたちの正義はどこへ行った!!」

「栃木エリアの山が氷に覆われて、中に入れなくなったって話だ!!
何年か前にも凍ったんだが、そん時はバクザンのツボで氷の入口をぶっ飛ばしたらしいぜ!」
「ここからずーっと北東にある山にでっけい氷の城ができちまってよ!
栃木エリアに帰れなくなっちまった。英傑村上様も氷づけだって言うし、日本はどうなっちまったんだ!」

パワポケとるりかはここで情報を集めた後、火立村を探しにいった。

群馬エリア BGM:地上を行く 原曲

パワポケ「確か、群馬エリアに英傑の隠れ里が森のどこかにあるんだよな。」
るりか「がんばって探してみましょう。」

森を探し、ようやく火立村が見つかった!

火立村 BGM:火立村 原曲

案内
英傑たちが隠れ住む村。千年前に英傑たちが初めて高天原から地上に降り立った地。

「これは珍しい。火立(ひたち)村に人間が来るとは......
ここ、火立村は、英傑やイザナギの子たちの住む村。永遠の火を守る村。」
「英傑の者だけが使える特別な武器、『剣』『玉』『鏡』『勾玉』があると言われています。
『剣』『玉』『鏡』『勾玉』は、英傑の者が装備すると、特別な力を発揮するそうです。」

炎の神殿前

番人「この『炎の神殿』は、永遠の火がおられる場所だ! よそ者が入れる場所ではない!!」

入ろうとすると、炎の神殿前にいる番人に突き飛ばされる。

パワポケ「いたた...」
番人「どこへ行く! ここは『永遠の火』がいらっしゃる炎の神殿だ!!
何? 『永遠の火』に呼ばれてきただと! 坊主! 寝言は寝てこきな!
永遠の火がお呼びになるのは、英傑の血を引く者だけだ! お前のような...んっ?」

パワポケは永遠の火の使いを見せた。

番人「何????????? それは永遠の火の使い! ちょっと待ってろ!!」

番人は急いで長老たちを呼び集めた。

長老「ほう...この子らがそうか...」

長老がパワポケの持っている剣士の腕輪を見ると...

長老「んっ!! それは!! 『剣士の腕輪』!! どうしたのだ!!」
パワポケ「パワプロ監督が俺に渡した腕輪です。」
長老「パワプロ監督...? そうか! お前、パワプロの教え子か!!」
番人「パワプロ? この火立村を捨てたあの男か!? これ! パワプロはどうした?」
パワポケ「パワプロ監督は......殺されました。」
番人「何? 殺されたと!! 永遠の火に呼ばれてきたと聞いたが...」
長老「そうか...ならば、ついてまいれ。」

番人「長老! そいつは村を捨てたあの男の教え子だぞ!!
この火立村のおきてを破り、村を出ていったあの男の教え子だぞ!!
それを!! 永遠の火に会わすのか!! 長老!!」

長老「よいか、我ら英傑の一族は永遠の火の意思を伝え、守る者。
永遠の火が呼んだのであれば、我らにそれを...止めることはできんのだ...」
番人「.......」
長老「聞けば、パワプロまでも厄災の者によって殺されたというではないか。
やはり...何者かによって、黄泉の門の封印は解かれたのだ。
永遠の火の意思を継いだ弟王を失った今! この少年しかいないのだ。わかるな...」
番人「.............」
長老「では、参ろうか? ....おっと、名を聞いておらんかったのぅ。」
パワポケ「俺はパワポケ。」
るりか「パワポケの幼馴染みの南雲瑠璃花です。」
長老「そうか! 二人はパワポケと南雲瑠璃花と申すのか。よい名だ...
パワポケよ...永遠の火に会わせよう。炎の神殿に来るがよい!」

パワポケは炎の神殿に入った。

BGM:神秘なる場所 原曲

長老「パワポケよ、永遠の火の審判を受けるか?」
パワポケ「はい。」
長老「そうか、では、始めよう...古のならわしにより、永遠の火の意思を受けつぐ儀式を行う!」

長老「パワポケよ。お前は永遠の火の所へ行き、語りかけるだけでよい。
あとは永遠の火がお前を試すだろう。さあ!」

パワポケが開いた扉を通ると、扉が閉じた!

BGM:永遠の火のテーマ 原曲

長老「永遠の火がお前を認めれば、その意思を継ぐことができる。
だが、認められぬ時はその身は焼かれ、跡形もなくなるであろう。さあ、パワポケよ。ゆくがよい...」

パワポケが炎の祭壇に近づくと火が消え、そこから永遠の火が現れた!

パワポケ「うわーーーーーーーーーっ!!」

パワポケはその場で倒れ、永遠の火が語り出した...

永遠の火の使い「パワポケよ...永遠の火の...意思を...受けつぐ...者よ...
わが兄...兄王は...あの...厄災亀田の...言葉に...誘われ...
おろかにも...黄泉の門の封印を解いてしまった...............
今や...この日本は、厄災者どもに...よって、支配されようとしている。
パワポケよ! 厄災者どもを打ち破り、厄災亀田を黄泉の門へ封印するのだ。
パワポケよ...勇気の英傑よ...これが我が意思......永遠の火の意思...」

永遠の火の使い「パワポケよ...勇気の英傑よ...永遠の火の意思を継ぐ者! 頼むぞ.......」

そして...永遠の火の意思がパワポケに宿った......

「パワポケ! これ!! パワポケ!!」

村人が燭台のほうに向かう。

「死んだろうよ!!」

村人がパワポケのほうに向かう。

「パワポケ!!」

BGM:神秘なる場所 原曲

そして...パワポケが無事立ち上がった。

村人たち「おおおおお!!」
長老「パワポケどの、これであなたさまは、勇気の英傑となられたのです。
あなたさまの教え子、パワプロもさぞ、喜んでおられるでしょう。
パワポケどの! 正義の神社の神主をお訪ねください...
光の剣士...パワプロの預けた『剣』があります...
勇気の英傑パワポケどの。どうか、日本全土に平和を!! お願いいたしますぞ。」
パワポケ「はい!」

パワポケは『永遠の火』を宿し、『勇気の英傑』となった!!

勇気の英傑となったパワポケは、風の仙人の所に向かう。

『西の岬はワシのうちじゃ。用のない者は来るな!! 風の仙人』

風の仙人「んんっ? お前、英傑の者か? わしゃ、風の仙人じゃ!! 巻物『風の巻』を持っておる!
おお、わかっておるぞ、黄泉の門が開いたそうじゃな!
厄災者が襲ってきたのじゃろ。永遠の火がお前のところへ来たのじゃろ!
お前が厄災者と戦う!というのじゃろ!! わかっておるって!
英傑の者よ! お前にこの巻物『風の巻』をさずけよう! 受け取るがよい!」

パワポケたちは合体巻物『風の巻』を手に入れた!

風の仙人「『風の巻』は2本セットの巻物じゃ。
使う時は『合体』を選び、『風』『風』と言って使うのじゃ!
すると、『風風』という術をとなえることができるのじゃ! わかったな!
『風の巻』の他にも3つの合体巻物があるのじゃ。『火の巻』、『水の巻』、『雷の巻』じゃ。
残りの3つを探し出し、巻物を『合体』させるのじゃ。合体! 合体じゃ!!
合体巻物は2本セットじゃ! 『風』『水』で『風水』の術、『水』『風』で『水風』の術、
よいか、うまく合体させて戦うのじゃぞ!! 行け! 英傑の者よ!!」

風の仙人「おお、英傑の者ではないか? 木枯らしを呼ぶ男、風の仙人じゃ!!
どうじゃ、他の合体巻物は見つかったか?」

「はい」か「いいえ」のどちらかを選択

風の仙人「そうか...4つ揃えば四四、16通りの巻物じゃ! がんばって探すのじゃ。
で、何用じゃ? 何が知りたいのじゃ?」

「火立村のこと」を選択

風の仙人「火立村はこの風の仙人洞から正義の神社へ向かう途中の西の森の中にある村じゃ。
そこは英傑の末裔やイザナギの子の住んでいる村じゃ。
火立村の英傑は、英傑の神 アグニ様を裏切ったために...
天の大地 高天原(たかまがはら)に帰れず...地上に残ったのじゃ。」

「合体巻物」のことを選択

風の仙人「合体巻物は全部で4つ。『風の巻』『火の巻』『水の巻』、そして『雷の巻』じゃ。
合体巻物は2本セットじゃ! 『風』『水』で『風水』の術、『水』『風』で『水風』の術、
『風水』と『水風』では術の効果が違うからな!
4つの合体巻物を探し出し、巻物を合体させるのじゃ。合体! 合体じゃ!!」

パワポケは風の仙人洞を後にしてひこう石でパライソタウンにワープしていったん戻った。

パライソタウン

パライソタウンに戻ったパワポケはバクザン先生に会いにいった。

BGM:まぬけのテーマ 原曲

バクザン先生「『永遠の火』じゃ!! 『永遠の火』がなければ!! 『火走りのツボ』は作れんのじゃ!
んんっ?? におうぞ! におうぞ!! お前!! 『永遠の火』を持っとるな! 出せ 『永遠の火』を出せ!!」
パワポケ「はっ、はい。」

パワポケは永遠の火を出した。

バクザン先生「おお!! 出しおったな!! おおおおおおおおおおお!! まさしく!! それは!! 『永遠の火』!!
それじゃ、それじゃ。はよよこさんか!!」

バクザン先生は永遠の火をかまどに入れた。

バクザン先生「これじゃ、これじゃ!! この火!! この火の走りがいるのじゃ!!
おお、そうじゃ!! そうじゃ!! 礼をせねばな!!! 待っておれ!!」

パワポケ「あ、あの...かまどに入っちゃ...」

バクザン先生は黒焦げになった。

パワポケ・るりか「......」

バクザン先生「けほけほ。」

バクザン先生「これが、このバクザンのツボ!! 『火走りのツボ』じゃ!!」

パワポケたちは『火走りのツボ』を手に入れた!

バクザン先生「気をつけるんじゃぞ!! 寒い所じゃ火はバリバリじゃ!!
コチコチ来たら来るぞ!! あとは、バーンときてドッカーーーンじゃ!!
いいか!! 『ここだ!』と思うところに仕掛けるんじゃ!!
また欲しければ来るがよい。『永遠の火』の礼じゃ。いくらでも作ってやるぞ!!」

ようこ先生「パワポケ君、るりかさん、監督のパワプロ君から話を聞いたわ。
日本を救うために戦っていると...かつて私が野球部の顧問のとき、
純粋に野球を楽しむ二人がいたわ。一人は、パワプロ君といって、あなたの監督よ。
もう一人は、猪狩守君...でも、彼は勝ち負けにこだわり、
力と技におぼれて野球を楽しむという心と、剣の心を学ぼうとしなかったわ。
パワポケ君、るりかさん。野球は勝つことが全てではなく、剣は相手を殺す道具ではありませんよ。
相手の中にある災いの心を燃やし、切るのです。これが野球選手として、そして剣の道なのです。
このことを忘れてはいけませんよ。いいですね。」
パワポケ・るりか「はい!」

続く

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最終更新:2023年01月29日 01:27