Lv | 名前 | 解説 |
35 | フォルトゥナ | ローマの幸運の女神。 運命の車輪を司るとされる。 もとは家畜や穀物の多産・増殖をもたらす神であったといわれる。 ギリシャ神話の女神テュケーと同一視されている。 |
44 | クロト | ギリシャ神話において主神より運命の司を任されたとされる3姉妹、「モイライ」の1柱。 運命は糸に象徴され、クロトはその紡ぎ手にあたる。 |
51 | ラケシス | ギリシャ神話において主神より運命の司を任されたとされる3姉妹、「モイライ」の1柱。 クロトが紡いだ糸を、ラケシスが測り、長さを定める。 その長さこそ、即ち生命に与えられる寿命の長さであるという。 |
58 | アナンタ | インド神話の世界蛇。 世界の始まりと終わりに現れるとされる、ナーガの王。 果てしなく続く乳海に立つこのアナンタの上にヴィシュヌは眠り、目を覚ますと世界の創造を始めたとされる。 |
65 | アトロポス | ギリシャ神話において主神より運命の司を任されたとされる3姉妹、「モイライ」の1柱。 運命の糸を、ラケシスが定めた長さに従ってアトロポスが断ち切る。 右手にはそのためのハサミを握っている。 |
72 | ノルン | 北欧神話の運命の女神たち。 巨人族であるといわれる。 世界樹イグドラシルの根の下に湧く井戸を住家としている。 彼女たちの決定する運命には、神々も従わざるを得ないという。 |
Lv | 名前 | 解説 |
6 | ザントマン | ドイツ民間伝承の妖精。 背負っている袋に入った魔法の砂を人間の目に振りかけ、眠らせる。 無理やりに眠りをこらえる人間は、まぶたに座ってでも眠らせるという。 |
8 | ヴァルキリー | 北欧神話の主神オーディンの娘達。 鎧兜を纏い、駿馬を駆り、自らも空を駆け戦ったとされる。 来るべき神々の黄昏ラグナロクに備え、人間の勇士の魂をヴァルハラ宮に導く役を担う。 名は「死者を運ぶ者」の意。 |
14 | ティターン | ギリシャ神話でガイアとウラヌスの間に生まれた3つの巨人族の1つ。 他の2族が怪物の姿であったのに対し、唯一ティターンだけが巨人の姿で生まれた。 皆、青銅の鎧兜を纏い重装兵のような姿をしていたとされる。 |
23 | ラクシャーサ | インド神話の悪鬼。 彼らは神々に敵対する者であり、人間を襲っては食らう残虐な存在である。 醜悪な風貌は、見る者に恐怖を与えるほどとされる。 変身する能力も有していて、その敵を欺くという。 |
28 | クシミタマ | 神道の教義「一霊四魂」に示される、4つの魂のうちの1柱。 病の治癒や健康の維持に関する恵みをもたらすという。 |
30 | オニ | 日本の様々な伝承に登場する、醜悪で怪力を持つ邪悪な妖怪。 人里を襲っては暴虐をはたらく。 頭には角があり肌は朱らんでおり、長い爪と刀のように鋭い牙を持っている。 |
42 | ハヌマーン | インド神話の英雄。 変幻自在かつ空を飛ぶ力を持ち、叙事詩「ラーマヤーナ」の中に幾多の活躍が記されている。 名は「顎骨を持つもの」の意で、猿の頭と尾を持つ人間の姿で描かれる事が多い。 |
50 | カーリー | インド神話における、シヴァの妃の一柱。 大地神の恐怖側面を司り、好戦的で血を好む。 頭骨や血塗れの剣を常に握っているが、その手には信徒に祝福を与える力が宿ると言われ強烈な二面性を持つ。 |
63 | ジークフリード | ドイツの叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に記される北欧の勇者。 自らが倒した悪龍ファフニールの血を浴びて傷つかない体となるが、唯一、木の葉が邪魔し背中の一点に急所を残す。 ここを敵将軍ハゲネに突かれて絶命した。 |
90 | ザオウゴンゲン | 役小角が金峯山で感得した降魔の働きを示す護法神。 釈迦、観音、ミロクの三尊が合体したものとされ、仏典には説かれていない日本独自の仏である。 |
Lv | 名前 | 解説 |
15 | ベリス | ソロモン王の72柱の魔神の1柱。 大がらな馬に騎乗した恐怖の王。 72柱魔の中でも特に高位の王であり、礼を欠く対面者はたちまち焼き殺されるという。 |
22 | ヨモツイクサ | 日本神話において黄泉に棲むとされる鬼。 黄泉比良坂でイザナミがイザナギに対して放った追っ手でもある。 軍勢を成し、ヨモツシコメに統率されている。 |
27 | マカミ | 日本神話の神獣。 狼が神格化した存在。 厄除け、特に火難や盗難から守る力が強いとされ、古くから絵馬などに描かれてきた。 しかし一方で、人を喰らう獣として恐怖の対象でもあったという。 |
39 | オルトロス | ギリシャ神話において世界の果ての島に棲む怪物ゲリュオンの牧場を守護した双頭の巨犬。 非常に優秀な番犬であったが、12の難事を行う英雄ヘラクレスによって一撃で殺されてしまった。 |
49 | ヤツフサ | 生後7日目に母犬が狼に殺され、かわって狸に育てられた聖犬。 長禄元年、主である里見義実の「敵将を討たば、娘をやる」との言を果たすが、義実の臣下の凶弾にて倒れる。 |
56 | トウコツ | 中国西方に棲む四凶の1柱。 偉大な帝王の血を引くものとされているが、生まれつき凶暴で罰として西方守護を命じられている。 尊大かつ頑固な性格で、戦う時は退却せずに死ぬまで戦う怪物。 |
66 | ヘルズエンジェル | 「地獄の天使」を名乗る、悪魔として顕現した怒れるライダー。 己を憎み、世を憎んだその怒りは、自らを暴力のみを意思伝達能力とする忌まわしい存在へと変化させた。 |
71 | ヴァスキ | インド神話の古い巨大な龍。 神々が巨大なマンダラ山を使って混沌の乳海を攪拌しようとした際、その身体が使われた。 抵抗として神々に毒を吐こうとしたが、シヴァ神にその毒を一息に飲み込まれてしまった。 |
82 | アティス | 小アジアはプリュギアの復活する神。 地母神キュベレに捧げられる運命を担ったアティスは、人々の救済のために生贄となり、殺されては復活する、救世主的な神として崇められた。 |
Lv | 名前 | 解説 |
9 | グール | イスラム伝説の食屍鬼。 生者・死者を問わずに人肉を食う。 墓場や廃きょを棲み処として、夜になると活動を始める。 見た目で人間と区別はできないという。 子どもや旅行者を好んで襲うとされる。 |
14 | モコイ | アボリジニの間で伝えられる人によく似た姿をした妖怪。 ジャングルに棲み夜に活動するとされる。 人間の「影の魂」の生まれ変わりであるといわれ、子どもをさらって食べ時には人間と戦いを起こすという。 |
24 | マタドール | 自らの命と引き換えに観客を沸かせる遊戯の支配者。 一つのミスが死を招く過酷なショーで実際に命を落とした男たちの喝采と熱狂を望む無念がこの世に留まっていると言われている。 |
36 | サマエル | 「毒ありし光輝の者」という背反の意味の名を持つ、謎多き天使。 その姿は翼ある大蛇で、天使でありながらデーモンの首領とも通称される。 堕天使とする解釈もあるが、それでは説明のつかない記述が聖書などに多く残る。 |
46 | モト | カナンの地を脅かした、メソポタミアの死と不毛の神。 「忌」を意味する名の冥界に住む。 自らと対を成す豊穣神を陰謀に陥れて殺すが、その妹アナトによって報復を遂げられ、討たれる。 |
58 | ホワイトライダー | ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に現れるとされる四騎士の一騎。 白い馬に乗り、手には弓を持つ。 神の戦いの象徴である彼には冠が与えられ、勝利の上に勝利を得ることが約束されている。 |
72 | アリス | 正体不明の金髪の少女の姿をした霊。 幼い容姿だが、底知れぬ呪力を持つ。 何者かのイメージから生まれた悪霊とも、不幸な死を遂げたイギリス人少女の霊であるともいわれる。 |
78 | マハカーラ | 憤怒の相をしたインドの退魔の魔神。 仏教に入って大黒天になったとされる。 多数の剣を手にした恐ろしい姿だが、手厚く奉れば信奉者に多大な福や富をもたらす。 |
Lv | 名前 | 解説 |
4 | アプサラス | インド神話の水の精。 名は「水の中で動くもの」の意。 歳若く妖艶な女性の姿で苦行の成就を阻む煩悩の例えに用いられる。 また、戦死者の霊をインドラの待つ天界へ運ぶ役目も担う。 |
11 | シルフ | 風を司る四大精霊。 大気を自在に飛び回り風を思うままに操る事が出来る悪戯好きの陽気な精霊。 その実在が長く信じられ、彼女らに会う為に多くの人間が挑戦したという。 |
16 | カイチ | 中国の伝説に残る、羊に似た霊獣。 その目はいかなる嘘もたちどころに看破する力を備える。 しばしば人間界に現れては、鋭い角に宿る力で悪人に罰を与えるという。 |
18 | ニギミタマ | 神道の教義「一霊四魂」に示される、4つの魂のうちの1柱。 霊魂のもつ二面の働きのうち、穏やかな側面を司るという。 |
31 | ミトラ | 古代ペルシャの契約神。 戦神や太陽神としての顔も併せ持つ。 世界の調和や真理を司り、これを乱そうとする全ての悪意あるものに裁きと罰を与える。 また、調和も守る力の一つとして病を癒す力も持つ。 |
40 | ゲンブ | 中国の多くの神話や思想に語られる「四聖獣」の一柱。 方角の北、季節の冬、五行思想の水を司る。 未来を見通して智恵を授け、時には人に化身して魔と戦う事もあると言われる。 |
47 | セイリュウ | 中国の多くの神話や思想に語られる「四聖獣」の一柱。 方角の東、季節の春、五行思想の木を司る。 四つの獣のうちで最も尊く、海底の宮殿に住むとされる。 |
54 | スザク | 中国の多くの神話や思想に語られる「四聖獣」の一柱。 方角の南、季節の夏、五行思想の火を司る。 ウズラに似た姿の巨鳥で、五色の美声でさえずるという。 |
62 | ビャッコ | 中国の多くの神話や思想に語られる「四聖獣」の一柱。 方角の西、季節の秋、五行思想の金を司る。 古代中国における百獣の王は虎であり、ビャッコはその頂点に立つ存在とされる。 |
69 | ユルング | オセアニア神話に残る、鋼の体をもった錦蛇。 善悪を超越した偉大な存在であり、気象をも司る豊穣神。 虹色の水を湛えた聖なる泉に棲む事から「虹の蛇」とも呼ばれる。 |
73 | ヴィシュヌ | インド神話における、最高神の1柱。 宇宙を維持する神。 太陽の光が神格された存在。 10の姿に化身し、正義を打ち立てるために様々な時と場所に現れ悪を討つ。 |
Lv | 名前 | 解説 |
3 | ウコバク | 地獄の下級悪魔の1柱。 ベルゼブブの命令で、地獄の釜に油を注いで火をたきつけている。 地獄に落ちた人間らを苦しめる為、燃え盛る石炭をくべるという。 |
10 | リリム | 旧約聖書で、アダムが最初の妻リリスとの間に設けた子らの名。 母と同じく悪魔か、あるいは夢魔のような存在であると解釈される。 後にギリシャに伝わり、エンプーサの名でも呼ばれた。 |
19 | ヴェータラ | ヒンドゥー教や仏教で語られるガキの一種。 無数のガキの中でも特に危険で力の強い者がこう呼ばれる。 墓に潜み、呪文で死体を操って、人間に害を成す。 |
28 | インキュバス | ヨーロッパ各地の伝承に残る男性型の夢魔。 女性型のサキュバスと対をなす。 眠っている女性の夢に忍びこみ、子を身篭らせるという。 |
37 | パズス | バビロニア神話における風と熱砂の魔王。 鷲のかぎ爪を備えた脚、鳥の翼とサソリの毒、更に巨大な蛇の男根を隠しもつ。 パズスの蔓延させた病は魔術の力によってしか治療できないという。 |
44 | サキュバス | ヨーロッパ各地の伝承に残る女性型の夢魔。 男性型のインキュバスと対をなす。 眠っている間に男性の夢に忍びこみ、性的関係を結んで精を集める。 素顔は醜い老婆だが、夢に現れるサキュバスは大変な美貌を備える |
53 | リリス | 旧約聖書でアダムの最初の妻となった女性。 後に楽園を出て夜魔と化す。 堕落と追放の経緯に関しては諸説あるが、総じて不貞の象徴として描かれる。 元来はバビロニアの地母神であった。 |
61 | ベルフェゴール | 7つの大罪のうちの「怠惰」を司る悪しき魔神。 発見や発明の能力を授けるともいう。 元来シリアの豊穣神のバアル=ペオル神が、悪魔としておとしめられた姿だとされる。 |
68 | ベリアル | ソロモン王の72柱の魔神の1柱。 人々を堕落させ、ソドムとゴモラの町を滅びの運命に導き、イエスを告発したとされる。 召喚者には高位の社会的地位を与える。 |
81 | ベルゼブブ | その名に「蝿の王」という意味を持つ、地獄に君臨する魔王。 彼は手下の蝿を遣い魂を運ばせ、支配する。 悪霊の頭として聖書に記載されたことから、キリスト教世界における有力な悪魔としての地位を確立した。 |
Lv | 名前 | 解説 |
35 | トウテツ | 古代中国で四凶と恐れられた怪物の1柱。 その姿は人面の羊で、鋭い牙を隠し持つ。 無限の食欲で全てを喰らい尽くし、不毛に返させる。 また、自分より弱い者からは財宝を奪い、強い者にはへつらうという。 |
46 | クー・フーリン | アイルランド神話に登場する英雄。 この名は「クランの猛犬」を意味する異名であり、元来の名はセタンタ。 長身で快活な美青年。 師より皆伝の証に譲られた魔槍を手に、数々の活躍を遂げた。 |
55 | アバドン | 黙示録に記された奈落の主。 害虫の大群や疫病を率いる魔王だとされる。 元来はイナゴが大発生して人里を食い荒らす天災が神格化されたものと言われている。 |
62 | マーラ | インド神話で悪霊を従えるとされる魔王。 死を運ぶ者である。 恐怖をかきたてる術を得意としている。 修行するブッダを誘惑しようとしたこともある。 強大な力は世界各地へ及び、メアやモーラなどの闇の悪魔を産んだ |
69 | マサカド | 平将門。 平安中期の東国の英雄。 「新皇」と称して朝廷に反乱を起こすが、藤原秀郷らに討たれる。 京で晒された首は江戸まで飛来し、そこで御霊神になったと伝えられる。 |
75 | ヨシツネ | 源九郎義経。 平安末期から鎌倉初期に活躍した源平合戦の英雄として有名な武将。 大胆な知略と奔放な剣術で多くの敵を惑わせ、今でも人々の心を掴んで離さない英霊。 |
80 | シヴァ | インド神話における、三大神の一柱。 ヴィシュヌと並び、今なお熱烈な信仰を集める神。 破壊神として無比の力を誇りながら、同時に医薬や再生を司る神でもあり、彼の舞い踊るリズムによって万物は流転するという。 |
Lv | 名前 | 解説 |
24 | キウン | 旧約聖書のアモスの書において、イスラエルの民が主たる神を受け入れる前に信奉していたとされる偶像神。 星を象徴するという。 サクテの名で呼ばれる別の偶像神と一対で語られる事が多い。 |
32 | ネコショウグン | 道教の予言能力に優れたとされる神。 元は毛尚書という武将なのだが、毛と猫の発音が同じであったため猫将軍という別の神に生まれ変わった。 似た由来で鉄猫将軍と呼ばれる航海の神様もいる。 |
43 | フウキ | 天智天皇の時代の豪族、藤原千方の四鬼の1柱。 大風を起こして、敵を吹き飛ばす力を持った巨大な使役神。 並み外れた行を重ねた剛勇の持ち主を指し、また忍者の始まりとも言われている。 |
50 | ガネーシャ | インド神話の象頭神。 元来は夫シヴァに入浴を見られまいとしたパールヴァティが護衛の為に垢から作った神。 しかしたちまちシヴァに首をはねられ、遺骸を最初に発見した象の頭を代わりに与えられて現在の姿になった。 |
57 | ガルーダ | インド神話の聖なる鳥。 ナーガ族の陰謀で捕らわれた母を救うため、不死の甘露を狙って一度は天界を襲った。 この際、多くの神々を退けた力をヴィシュヌに買われ、不死の獲得と引き換えに、以後ヴィシュヌの乗り物となる。 |
67 | カルティケーヤ | インド神話の戦争の神。 スカンダ、クマーラという名で呼ばれることもある。 弓矢を携え、パラヴァニという孔雀に乗っている。 神々の軍勢を率いる将軍として、敵対するアスラ勢を打ち負かした。 |
75 | サトゥルヌス | イタリアの古い邪悪な神。 黒い太陽との異称を持つ。 大地の穣りの代わりに生贄を要求したという。 後にローマ人によってクロノス神と同一視されるようになった。 |
87 | ルシフェル | ユダヤ教・キリスト教伝承で天界より堕ちたとされる大天使。 その名は「明けの明星」を意味する。 神に逆らったことで知られるが、人間に光を与えた者として崇拝されることのある存在でもある。 |
Lv | 名前 | 解説 |
20 | アンドラス | ソロモン王の72柱の魔神の1柱。 争いある場所に必ず姿を見せ、憎しみを煽動して更なる闘争を引き起こす不和の悪魔。 召喚者が気に入ると、その敵を滅ぼす方法を授けるという。 |
27 | ノズチ | 「野の神」を語源とする日本神話の大地の霊。 木の陰や草陰に潜む。 邪悪ではないが気性が荒く、人間を見ると危害を加える事もあるという。 |
34 | ヤマタノオロチ | 古事記に登場する、8つの頭と8つの尾を持つ巨大な龍。 毎年娘を生贄として食らっていたが、罠として仕掛けられた酒に酔ったところをスサノオ神の剣で切り裂かれて死んだ。 |
41 | アルラウネ | 美しい女の姿をした呪いの樹霊。 絞首刑に処された男の血から産まれる美しい花。 ゲルマン神話に登場する悪しき女性霊で、その名には「秘密に通じる」という意味がある。 |
48 | ギリメカラ | スリランカの神話に伝わる巨象の怪物。 釈迦の解脱を阻みに訪れた魔王マーラが騎乗していたとされる。 邪眼を持ち、それに見据えられた者には病と災いが降り注ぐという。 |
57 | スイキ | 藤原千方の四鬼の1柱。 如何なる場所であろうと洪水を起こし、敵を溺れさせる力を持った強大な使役神。 「太平記」にて紀友雄の詠んだとある歌を聞いて四散したと伝えられている。 |
68 | セト | エジプト神話の悪神。 もとは上エジプト地方で崇拝された主神であった。 兄であるオシリス神を謀略により殺害し、神々の支配者となるが、オシリス神の息子であるホルス神に討たれる。 |
77 | バアル・ゼブル | 「高い館の主」という名の魔王。 豊穣を司るシリアの主神バアルが姿を変えて成ったとされる。 死を司る者であり、霊魂を導く能力を有している。 その力ゆえに崇拝する人間も多くいたという。 |
84 | サンダルフォン | ユダヤ教の有力な天使。 メタトロンの双子の兄弟とされる。 彼は天界の書記官であり、人々の祈りを神へ届けるという役目を持つ。 ヘブライ語の祈りを神の頭にのせる花飾りとすることも彼の役目だとされる。 |
Lv | 名前 | 解説 |
10 | カーシー | スコットランドに伝わる犬の妖精。 妖精の乗り物や見張り役などとして使われている。 獲物を追う時は、三度だけもの凄い吠え声で標的をすくませる。 時々岩の裂け目などで寝ているのが見つかったりもするらしい。 |
20 | ホウオウ | 古代中国の伝説の鳥。 世が平和な時にだけ現れるといわれている。 鳥類の王、または長のような存在でホウオウが息を引き取った時多くの鳥が嘆き悲しむといわれている。 |
31 | ドゥン | インド神話に登場する女神ドゥルガーを乗せて走る聖なる虎。 アスラ族の王マヒシャを討伐するために生まれてきたドゥルガーが神々から授けられた贈り物の一つとされる。 |
40 | ヤタガラス | 日本神話に伝わる霊鳥。 アマテラスが人間に遣わしたという3本の脚をもった聖なるカラス。 戦で道に迷った神武天皇の東征軍を導き勝利させた。 高い神格ゆえ、資格の無い者が直視すると気がふれてしまうという。 |
47 | ナラシンハ | ヴィシュヌ神の変身である半人半獅子の神。 人間・動物・神には殺されないという恩恵を受けていた魔王ヒラニャカシプを倒すためにこの姿で地上に現れ、夜にも昼にも死なないとされた魔王を夕方に討った。 |
53 | タムリン | スコットランドの妖精騎士であり、妖精の宮廷の属するカーターホフの森番。 元はその地に住む人間だったが、9歳の時に妖精に誘拐されて妖精として暮らすようになったという。 |
61 | ジャターユ | インド神話のハゲワシの王。 霊鳥ガルーダの化身であるとされる。 ヴィシュヌの化身であるラーマ王を助けて、魔王ラーヴァナから王女シーターを取り返すべく奮闘する姿が叙事詩ラーマーヤナに記されている。 |
68 | ホルス | 古代エジプトにおいて、天空、鷹と隼、ナイル河の流れなど、自然の恵みや偉大さを広く象徴した神。 時にホルスこそが主神と見なされた場合もあり、その影響から太陽の属性をも併せ持つ。 |
77 | スパルナ | インド神話に伝わる、伝説上の鳥。 名は「美しい翼を持つ者」の意。 羽ばたきによって自在に風を起こす事ができ、また体の大きさを自由に変える事も出来るという。 |
86 | アスラおう | インド神話のアスラ族の王。 「偉大なるあまねく照らす者」という意味のマハーヴィローシャナがその名である。 仏教に入ると大日如来に変わり、密教の最高神となった。 |
Lv | 名前 | 解説 |
59 | アヌビス | ジャッカルの頭を持つ、エジプト神話の死者を導く神。 死者の魂を裁く「オシリスの法廷」で死者の心臓の重さを量り、天国に行けるかどうかを判断する役目を担う。 ミイラ化の技術を司るのも彼である。 |
67 | トランペッター | ヨハネ黙示録に予言されるラッパを持つ神の遣い。 天使であるとされる。 彼らの吹き鳴らすラッパは火災や星の墜落など様々な災厄を起こし、地上を一旦、死の世界へ変えると言う。 |
72 | ミカエル | 天使のヒエラルキーの頂点に立つ四大天使の一柱であり「神の如き者」を意味する名を持った最高位の天使。 神自身が右腕とたのむ最も優れた存在で、手には、いかなる刃と斬り結んでも打ち克つ神秘の武器を握るという。 |
76 | サタン | 名に「敵対者」の意味を持つユダヤ教・キリスト教の闇の天使。 エデンの園でアダムとイヴを誘惑した悪しき蛇としても知られる。 人間を審判するために天界から遣わされた、告発する天使であるともいわれる。 |
83 | メタトロン | 天使の中で最も偉大で、最も謎に満ちている者。 神の顔、契約の天使など多数の異名を持つ。 世界を維持する努めを担っているとされる反面、人々に残虐な行為を為す側面も併せ持つと言う。 |
90 | アルダー | 男らしさと女らしさを兼ね備えた両性の神。 破壊神シヴァとその妻パールヴァティの融合した姿であり、シャクティズムの理想である完全なる合一を果たした完璧なる神の姿。 |
93 | ルシファー | 悪魔の王となったと伝えられるユダヤ教・キリスト教の堕天使。 神に次ぐ地位にあったが、自らの驕りから天使の三分の一を率いて反乱を起こし、神の軍勢に討たれた。 再び神に挑み打ち負かす時を魔界で待つという。 |