1
キラ「それでは始まりましたクイズQQQのQのQ、これは自称クイズ王の僕キラ・ヤマトが本当のクイズ王になる為、先に答えが決まっている
問題を答えていくという出来レースです。それじゃあ答えが『女難』になるのいこうか、『女難』クイズQQQのQのQ」
シン「朝、メイリンに挨拶すると隣のルナがわき腹にストレート。 昼、艦長に呼び出され帰って来たら通りかかったルナからラリアット。
夜、晩飯がたまたまアビーと相席になったら隣のルナはハイヒールで脚をぐりぐり。これ、世間一般ではなんと言う?」
キラ「女難」
ピンポーン
シン「それではこのテープをお聞き下さい。」
シグナム『ハァハァ、だいぶ上手くなったな』(着衣の乱れ有り)
シン『負けてばかりはいられませんから』(こちらも)
シグナム『腰の使い方は言う事はないな、後は技だな』
シン『ありがとうございます』
シン「何のことはない、訓練後の会話ですがここを通りかかった六課の冥王ことなのはさんに『この後で特別訓練ね』と言われ地獄を見ることに
なりました。 キラさん、俺なんの相がでてるんですか?」
キラ「女難、女難だよ」
ピンポーン
シン「続いてこのテープをお聞き下さい。」
ヨウラン『あー、シンの奴いいなー。異次元から帰って来たと思えば女の子一杯連れてきちゃって』
ヴィーノ『ま、いいんじゃない。子供もたくさんこさえてきたようだからプラント内の少子化に貢献してるし』
シン「彼らから見たらハーレム、俺から見たらこの状況、何でしょう。」
キラ「女難・・・いつか刺されるよ、君。」
ピンポーン
2
みゃぁ、みゃぁ。
クゥン?
てけり・り てけ てけり・りッ!
にゃンだねガール、そんなに見つめて。俺に惚レタラ火傷じゃすまないZE!?
フェイト「……シンの部屋、また動物とか増えたね・・・名伏しがたい変なのも」
スバル「シンってば何処からか拾ってきちゃうんですよね」
ティアナ「基本、動物好きですから」
シン「あはは、クスグッタイって!ちょ、レンも久遠もハサハもそんなとこ舐めちゃ駄目だって」
「「「でも、特にあの子達と戯れてるのを見ると何とも言えない感じになるのは何でだろ?」」」
冥王「居ないと思えばこんな所に…くーちゃん、少し頭を冷やそうか」
衝動的に書いた、今では反省してる
さて、日課をしに逝くか
3
みゃぁ、みゃぁ。
クゥン?
てけり・り てけ てけり・りッ!
にゃンだねガール、そんなに見つめて。俺に惚レタラ火傷じゃすまないZE!?
フェイト「……シンの部屋、また動物とか増えたね・・・名伏しがたい変なのも」
スバル「シンってば何処からか拾ってきちゃうんですよね」
ティアナ「基本、動物好きですから」
シン「あはは、クスグッタイって!ちょ、レンも久遠もハサハもそんなとこ舐めちゃ駄目だって」
「「「でも、特にあの子達と戯れてるのを見ると何とも言えない感じになるのは何でだろ?」」」
冥王「居ないと思えばこんな所に…くーちゃん、少し頭を冷やそうか」
何気なく"六課板"への書き込みを止め、振り返る
そこには大きめのベッドの上で胸の上には白い子猫を、右隣には病的なまでに白い毛並みを持つ幾本に枝分かれした尾を持つ珍しい子狐と眠るシンの姿。
つい先日まで左隣を占有していたもう一匹の子狐の姿はない――本来の飼い主を知っていると言うなのはさんがその飼い主の下へ連れて行ったからだ。
屋根裏部屋みたいなこの部屋、月明かりとモニタの灯りに照らされて見えるこの部屋には他にも多くの動物(?)が居る。
――例えば、大きな目玉が付いた不可思議な巨大アメーバの如き"名伏し難いモノ"や、
その上で爪楊枝で歯を掃除している微妙にデフォルメの効いた猫の縫い包みっぽい変な物体――
とかく、この部屋には色々な生き物が同居しているのだ。
「シンってば、動物王国でも創る気なのかな?」
ふと、そんな言葉を口にして声を出さずに笑う。
シンに対して同じ様なことを口にし、寧ろ共にやっていきませんかと熱弁を揮っていた年下の同僚の姿を思い出したからだ。
【ちょいと其処ナガール、此処は言うなれば妖怪王国だze!?】
そんな渋くもあり、おちゃらけた声を無視し、PCを待機状態に変えてシンの左隣に潜り込む。
【ぉぃおい無視か、無視ですか
あのスバルの嬢ちゃんすら無視する様になるなんて世知辛い世の中になっちまったもんだニャァ、オイちゃん涙ga出て来ちまッにゃあー】
わざとらしくニャア等と泣かれても可愛くないものは可愛くない。
シンの寝顔を見てから採光用に取り入れられた硝子の屋根から空を見ると丁度真上に来た月が見えた。
"嗚呼、紅い満月<ツキ>がキレイだ…"
この時スバルが月明かりを浴びて薄く光を放つソレに気付かなかったのは、この後のシンにとっては不運な事だったのだろう
最終更新:2008年08月01日 20:40