出力(Output)

何らかの物から出る信号や力のこと。送信。入力が対義語。ここでは音響に関するOutputを記述する。

果たす役割

音響の場面ではスピーカーから最終的に音を鳴らすためにCDやMD、マイクロフォンといった機材が音声信号を出す事。
映像の場面では映像を何らかの機材に送信する事。

接続

入力の関係項目と近似)
出力端子から出力する際にコネクタを使って常につながって外れないようにする。ギターなど動きのある場合は機材損傷を考えて力でケーブルが引っ張られた場合は簡単に外れるフォーンプラグを使われる。抜けて欲しくない場合はロック機構があるXLRキャノンプラグやロック機構は無いが抜けにくい構造のピンプラグを用いられる。機材から機材への信号受け渡しの際にコネクタの形状が合わない場合がある。そういった場合は変換ピンを用いて可能な状態にする。その際に通電中にケーブルを抜き差しすると異常な回路が完成し、本来は流れない方向へ電流が流れてしまい、機材損傷の原因となってしまうため、関係する機材の電源を落とすなど対策をした後で接続しなければならない。

出力の大切さ

音声や映像信号をいくら高画質で伝送するケーブルがつながっていたとしても元の出力元から劣化した信号であってはならない。その為に出力に使う端子部分をクリーナーで洗浄するなど細かい気配りが必要である。

放送研究部でよく行われる出力

数多くの出力を行っているため、番組発表会とFM放送の場合の出力例を記述する。
番組発表会の音響の場面では各機材から出力し、オーディオミキサーへ、さらにアンプへ出力してアンプスピーカーに出力する。この際には端子に応じたケーブルを使用する。
番組発表会の映像の場面では信号を分配して出力、テレビモニタープロジェクタに信号を送る。
FM放送では、オーディオミキサーから最終的に出力された音声信号をFMトランスミッターに送りFM波をアンテナに送っている。(出力電力が0.01W以下というのは出力する力の強さを表す数値)。アンテナからはFM波を出力する。

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最終更新:2006年03月05日 12:01