ノイズ(Noise)

処理対象となる情報以外の不要な情報をいう。雑音。情報の形態・分野によりノイズの具体的な定義は様々であるが本項目では音響に関する記述を行う。

ノイズの正体

ノイズは、一般にうるさい音、騒音、雑音。ホワイトノイズとピンクノイズなどがある。
音声の録音をする上で障害となるもの。サウンドの成分以外のうち、本当に欲しい音以外の音を意味する。代表的なものに、マイクロフォンで拾った音が音響回路を巡回して起こるハウリングノイズ、録音機材が電源や蛍光灯などからも音として拾ってしまう「バズノイズ」などがある。その他録音テープ媒体で録音再生に伴って発生する高域の雑音であるヒスノイズ、歌手の発声時に、マイクロフォンで拾ってしまう音声以外の音であるリップノイズなどが挙げられる。


ノイズの種類

ノイズには上の項目で書いた以外に他にも3つ存在する
・ホワイトノイズ(白色雑音)
あらゆる周波数の成分をほぼ同量ずつ含む音。光工学的な事柄からこのような名前が付いた。
・ピンクノイズ(1/f雑音)
周波数に反比例して、高い周波数の音ほど弱くなるような音
・ペーパーノイズ
台本をめくる時に発生するノイズ音
・ヒスノイズ
カセットテープなどで、何も録音してないのにシィーといっているノイズ
・ノイズフロア
何もかけていなのにボリュームを上げるとシィーというやつ、カセットなどにある、安いスピーカーなどにも見られる

原因

他の機材(放送関係でないものも含む)から発生する音や電磁波から不要な音や結果を招くことが多い。また、結線の際に使用したケーブルが古かったり異常結線されたものを使うと発生する。これらの原因を排除することによりある程度、結果は得られる。

ノイズの活用

スポーツの中継など観客の声を混ぜて聴衆に臨場感を与えるためにあえてノイズを拾うこともある。この際に観客の声を録音するマイクロフォンはノイズマイクと呼ばれNOIZ-MICと表されることがある。

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最終更新:2006年03月13日 03:11