シーズモードについて
GvG(攻城戦)では、普段とは違う「シーズモード」と呼ばれる特殊なモードで動作します。通常モードとは(かなり多い)いくつかの相違点があります。
- ダメージや回復などの数値表示が一切出ません。クリティカル表示は出る。
- 簡略化されたエフェクトが使用されます。(*1)
- CTRL+左クリックで攻撃をロックできません。ただし、左ボタンを押し続けることにより続けて攻撃できます。
- /noctrl している場合は攻撃できません。ただし、左ボタンを押し続けると攻撃できます。
- スキル(魔法含む)及び遠距離攻撃(ニュマで防げるもの)の威力が60%に減少。ただし、矢を使用するスキルで、ダメージ補正が二重に適用されることはありません。(DS等)
- エンチャントデッドリーポイズン、バーサークに関しては補正がかかりません。
- 一部のスキル、アイテムが使えません。
- 使用不可スキル
- テレポート
- バックステップ
- インデュア
- アイスウォール
- インティミデイト
- ワープポータル
- アスムプティオ(砦の外で使った場合は持続する)
- バジリカ
- 月明かりの下で
- 使用不可アイテム
- ハエの羽
- アンティペインメント
- 蝶の羽は使えます。何かと便利ですので携帯しましょう。
- 使用不可スキル
- フェンカードの効果のうち、詠唱が中断されない効果のみ無効;になります。詠唱時間25%加算効果はそのまま残ります。
- つまり、詠唱時間125%、詠唱中断ありとなる。
- エドガカードの効果のうち、無限インデュア効果のみ無効になります。
- スキルによるノックバック効果(吹っ飛ばし)が無効になります。ノックバック効果が無効になるスキルは次の通り。
- マグナムブレイク
- スピアスタブ
- ボウリングバッシュ(連鎖あり)
- ブランディッシュスピア
- ファイヤーボール
- ファイヤーウォール
- ユピテルサンダー
- ストームガスト
- サイトラッシャー
- カートレボリューション
- アローシャワー
- 罠をアローシャワーで弾く事はできません。
- チャージアロー
- スキッドトラップ
- シールドチャージ
- 猛虎硬爬山
- 罠の持続時間が通常マップの4倍になります。
- キャラクタの頭上に強制的にギルドエンブレムが表示されます。
- キャラクタ死亡と同時にセーブポイントへ強制送還されます。
- デスペナルティはありません。ただし出血による死亡は例外で、デスペナルティが適用されます。
規格外動作(仕様)について
上で触れたもの以外にも明記されていない仕様があります。
- FLEEが20%減る。
- FLEE220の相手なら-44でFlee176、通常攻撃はHIT196で必中(バッシュ10ならHIT163で必中)つまり相手がFLEE220(補正で176)で自分がHIT160なら64%命中、バッシュ10なら96%命中
- 製造された属性武器のダメージ軽減は、レイドリックCによって計算される。つまり内部計算としては属性は適用されるものの無属性扱い。
- 城主ギルドのメンバーは、自ギルドの砦内部にいる場合にHP/SPの自然回復速度が2倍になる。
- 砦内モンスター、ガーディアン、エンペリウムの被ダメは砦の防衛値によって軽減される。
- WPをくぐった後、何か行動を起こすまで10秒の無敵時間があります。これはWP切り替え時のロード時間を含みます。(*2)
- オブジェクト制限によって、オブジェクト設置型スキルは不発することがある。
オブジェクト制限(OP制限)について。
オブジェクト設置型スキルは、詠唱完了すると、ある特定のセルに一定の当たり判定の範囲を持つオブジェクト(物体)を設置した、という情報がサーバーより返されます。範囲スキルの場合は、範囲内の全てのセルに対して設置動作が繰り返し行われます。
クライアントはこの情報を受け取り、範囲として見える表示を行います。
クライアントはこの情報を受け取り、範囲として見える表示を行います。
バードスキルのブラギの詩を例にとって説明します。(*3)
このスキルは、術者を中心に7x7セルの範囲に影響を与えます。
詠唱した場合、次のような動作をします。~
←→はデータの流れです。Cは、クライアント、Sはゲームサーバーを表します。つまり、C→Sという表記は、クライアントからサーバーにデータが送られることを表します。
これを頭に置いて、動作概略を見てみましょう。なお、話を簡単にするため、術者の移動に関しては省いています。
←→はデータの流れです。Cは、クライアント、Sはゲームサーバーを表します。つまり、C→Sという表記は、クライアントからサーバーにデータが送られることを表します。
これを頭に置いて、動作概略を見てみましょう。なお、話を簡単にするため、術者の移動に関しては省いています。
- C→S ブラギ詠唱完了、スキル使用情報の送信
- C←S 使用情報を受信したら、術者の座標より計算された範囲内の各セルに対して当たり判定を持つオブジェクトを設置、設置情報を送信。術者中心に計49個あるので、49回設置→情報送信が繰り返される。
- 各セルの設置情報を受信次第、ブラギのエフェクトを対象セルに表示。経過時間のカウント開始。
- C→S 時間が経過したら、オブジェクトの消滅情報を送信。
- C←S 消滅情報を受信したら、サーバーからオブジェクトを消去し、消去情報を送信。
- 消去情報を受けて、クライアント側ではブラギのエフェクトを消す。
つまり、ブラギの詩を詠唱すると、新たに画面内に49個のオブジェクトが設置されるわけです。他にも、大魔法、属性場、合奏スキル、ランドプロテクター等が同等の動作をします。(*4)
シーズモードでは、ただでさえ人数が多い上に、大魔法やランドプロテクター、演奏スキルが使われることが多く、この際にオブジェクトが大量に発生します。そしてサーバーの管理できるオブジェクトの最大数を超えると、詠唱が完了しているのにスキルが出ない、いわゆる「不発」が起こります。これがOP制限による不発です。最大数はサーバーの設定や、サーバープログラムのコード自体によって規定されており、ユーザー側が対処する方法はありません。対処があるとしたら、スキルが多少不発しても問題ないような防衛ラインを敷くことぐらいです。
オブジェクト設置型スキルには次のようなものがあります。()内は発生すると言われているオブジェクト数です。間違い、不足などあったら訂正願います。
- 剣士系
- グランドクロス(29)
- 盗賊系
- ベナムダスト(十字架状に5)
- 弓手系
- 罠設置系(1)
- 歌、踊り、合奏系(9x9=81、または7x7=49)
- 寒いジョークとスクリームは例外で、オブジェクト設置型ではない。
- アコ系
- ニューマ(3x3=9)
- セーフティーウォール(1)
- サンクチュアリ(21)
- マグヌスエクソシズム(33)
- マジ系
- ファイアーウォール(3~5)
- セーフティーウォール(1)
- フロストノヴァ(9)
- ストームガスト(81)
- ウォーターボール(スキルレベルにより1,9,25)
- サンダーストーム(25)
- ロードオブヴァーミリオン(121)
- メテオストライク(2~7)
- ファイアピラー(1)
- ヘブンズドライブ(25)
- クァグマイア(25)
- 属性場(81)
- ランドプロテクター(121)
- 商人系
- デモンストレーション(9)
- スフィアマイン(1)
- バイオプラント(1)
これらオブジェクト設置型スキル以外のものに関しては、上記の制限を受けないため不発しないと言われています。(*5)よって、「寒いジョーク」「スクリーム」など、オブジェクト設置型でない範囲攻撃スキルが有効かもしれません。以下のスキルが該当します。
- 剣士系
- マグナムブレイク
- 弓手系
- アローシャワー
- マジ系
- ナパームビート
- ファイアーボール
- 商人系
- カートレボリューション
- 騎士系
- ブランディッシュスピア
- ボウリングバッシュ
- ハンター系
- ブリッツビート
- ウィザード系
- サイトラッシャー
- ブラックスミス系
- ハンマーフォール
- ローグ系
- サプライズアタック
- バード系/ダンサー系
- 寒いジョーク、スクリーム