言語
はるか昔に、超文明が世界中を支配していた名残で世界中で同じ言語が使われている。
そのため、世界中で使われているその言語に、名前は付けられていない。
そのほかには魔術に使うための特殊な言語などもある。
魔術の立ち位置
この世界の誰でも使える技術として『魔術』というものがある。
火を出したり、水を出したりするような生活に便利な技術なのだが、明かりが欲しければ道具を使えばいい、水か欲しければ水を汲みに行けばいい。という文化が根ずいているので、基本的に魔術師を志す人や自衛の手段として学ぶ人以外は基本的に魔術と接する機会はない。
また、戦闘するんだった剣で戦うほうが便利だったり、物語の主人公は剣を使っていることが多いためか、子供の憧れはあくまで剣士が独り占めしており、魔術師はその立役者みたいな扱われ方をしている。
そんな魔術だが、世界トップクラスの魔術師が本気を出せば小国を単独で滅ぼしたり、もできるし、洗脳やホムンクルスの製作もできてしまう。
そのため、危険な思想を持つ魔術師などの研究者を抹殺する機関もいくつかある。
世界中の貨幣
単位は特になく「金貨○○枚と銀貨○○枚……」という風な伝え方をする。
通貨はほとんど世界共通で、通貨の種類は大金貨、金貨、大銀貨、銀貨、大銅貨、銅貨の6種類。
おおよその格通貨の単位は、
大金貨:100000円
金貨:10000円
大銀貨:5000円
銀貨:1000円
大銅貨:500円
銅貨:100円
となっている。
これは、あくまで「おおよそ」であって、厳密に銅貨が100円なわけではない。
また、銅貨が最低単位なので「う○い棒?100円だよ」とかいうことが起こりうる。
ちなみに、サムドラという群島の地域に住む民族だけは、唯一貝殻を通貨として使っている。
生物
家畜として飼えるような温厚な動物も多い一方で、大人が束になってもかなわないような凶悪な生物が人間の生活圏からそう遠くないところに生息していることも珍しくはない。
普通の村はそのような『魔物』の被害を抑えるために定期的に国の騎士団や、冒険者といわれる職業の人が森に入り、魔物を定期的に間引くことで被害を抑えている。
また、生態系の頂点には国を滅ぼしかねない竜種、いわゆるドラゴンが君臨している。
滅ぼせば英雄的に奉られるほどの存在なのだが、どっかの国が100人体制のエキスパートを組織して、ドラゴンを見つけ出しフルボッコにする集団も作り出しちゃったりしている。
資源や産業となっている『龍脈』
現代の地球のように、鉱山や肥沃な土地、豊かな森、水脈が資源となっているのに加え、この世界では台地を流れるエネルギー、すなわち『龍脈』というものが資源の一つとして数えられている。
この龍脈というのはいわゆる地下を流れる魔力のようなもの(厳密には魔力とは異なる)で、この龍脈を吸い上げて兵器として利用価値があったり、龍脈のある土地は肥沃になるため、この龍脈という資源を奪い合う争いもちょくちょく起こっている。
また、強力な龍脈の近くには莫大な富をもたらす、迷宮というゲームのようなダンジョンもあり、この世界の経済の一端を担っているといっても間違いではない。
ただし、この龍脈が完全に富を築くだけのものかと言われるとそうでもなく、龍脈のエネルギーである魔素が特別に濃い場所では凶悪なモンスターが蔓延っていたり、原因不明の『魔力災害』が起こったりと、資源となっている一方で災害の一つとなっている。
古代文明
かつて、世界を支配していた超文明のこと。
その科学力はすさまじく、人の魂を結晶化したり、人造人間(ホムンクルス)を量産、聖遺物と言われるほどの魔力を動力とする道具を作ったりと、文字通り「とんでもない技術力」を持っていた文明。
が、はるか昔に文明が崩壊してしまったため、その文明のほとんどは失われてしまっている。
現在、この古代文明の技術などはほとんど解明されておらず、稀に古代文明の遺跡が発掘されても技術で再現することが不可能だったりと、技術の全容はほとんど掴めていない。
文明が滅びた原因は、資源として使われていた龍脈を無理やり活性化させてしまったため。
大地の奥底を流れていた龍脈が活性化したせいで、古代文明の人々のほとんどはその「魔素」に犯され死亡。
結果として短期間で文明は崩壊し、龍脈のエネルギーである「魔素」に当てられた結果、多くの生物が奇妙な進化を遂げた。
生き残った人類もこの魔素を浴びて突然変異した結果「エルフ」や「ドワーフ」「獣人」などの種族が生まれていくこととなる。
上でも明記したが、この古代文明を滅ぼした原因である大量の『魔素』を発生させた龍脈の活性化は今でこそ収まっているが、魔素が特別に濃い場所では凶悪なモンスターが蔓延っていたり、原因不明の『魔力災害』が起こったりと、資源となっている一方で災害の一つとなっている。
迷宮
内部でモンスターが生み出される、龍脈の影響で地殻などが変動して生み出された迷宮。
最深部には莫大な財宝と、それを守る守護者がいると伝えられているが、その真相は不明。
階層ごとに区画がわけられており、深部に行けば行くほど凶悪な魔物が蔓延る空間となっていく。
そのため、自分がどれだけ深い階層に潜れるのかということが自身の強さを証明する方法の1つとなっている。
迷宮内の魔物の体内には『魔石』という魔素の結晶が手に入る。
その魔石というのはさまざまな利用価値があり、純度が高く、大きければ大きいほど価値は天文学的に跳ね上がっていく。
が、そのような純度が高く大きい魔石を持っているのは例外なく凶悪なモンスターなため、そのモンスターに挑んで命を落とす人も数多い。
世界中の気候
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大陸ごとの説明
- 1番大陸はやや寒く、住むのに力が必要な国が密集している。
- 2番の群島は魚人が原始的な暮らしを行っている。(貨幣に貝殻が使われているのはここだけの話)
- 3番の大陸は、厳しい砂漠のような気候の国が集まっている、山を挟んで純粋な人間の住む西と、亜人たちの住む東側にわかれている。
- 4番の大陸は、金と権力が重視される国が集まっている。
- 5番の大陸は、作者ごとに自由に設定を変えていい。(いまだ発見されていない凶悪な魔物がすむ未開拓の荒野にしてもよし、人類と敵対する魔族に住まわせてもよし。)
- 6番の大陸は、かつて栄えた古代人(古代魔族)の遺跡だらけの島。人はすんでいない。***小見出し
最終更新:2015年06月29日 20:51