やる大矢ナイスゲーム2010 その2

やる大矢スレ的なナイスゲームのデータを保管しておきましょう
継投内容も詳しく書くとより楽しめます
あくまでもゲームの流れを簡潔にまとめる事を推奨します
一部にしか分からないネタを書く事はオススメしません

  • 8月以降のナイスゲームはこちらに追加してください(2010/9/30作成、後半戦分を移転)
7月以前のナイスゲームはこちらやる大矢ナイスゲーム2010

9月30日】vs阪神タイガース(阪神甲子園球場)

横 浜 0 0 0 0 1 0 0 0 3 | 4
阪 神 0 0 1 1 1 0 0 0 0 | 3

 大家(6)
 寺原(1)
○牛田(0 1/3)
S 山口(1)

スレッジが帰国し、ハーパーとも2010年度の契約が切れ、打線がさらに薄くなった横浜。3年連続90敗という前人未到の記録も達成した。
今日は敵地甲子園にて逆転優勝のために一つも負けられない阪神と戦う。先発は阪神戦防御率7.88の大家、対するは久保。

先制は3回裏、阪神の先頭打者のヒットを進塁打二つで3塁まで進められると平野のタイムリーで1点を失う。
4回にもブラゼルのタイムリーツーベース、5回には1アウト2塁3塁から鳥谷の犠牲フライで小刻みに点を取られる。
それでも6回を3失点に抑え試合は作ったが、スレッジ・ハーパーが抜けた打線はいかんせん非力すぎた。

逆転優勝を狙う阪神は最終回、抑えの藤川球児を投入して勝利を確実なものにしようとする。
しかし今日の藤川は制球が悪く、二者続けてフォアボールを与える。
横浜にとっては望んでもいなかったチャンスが巡ってきた。ここで打者は今日ホームランを打っている4番村田。
追い込まれてからの4球目、高めの150km/h速球を叩いた村田の打球は、レフトスタンドへと吸い込まれていった。
まさかの逆転スリーランで4-3と敗戦濃厚だった試合をひっくり返した。
そして9回裏、満を持して横浜の守護神山口がマウンドに上がる。簡単に2アウトを取るも、あと一人のところから連打を浴び
2アウト1塁3塁で打者は今日猛打賞の平野とあわや7.6の再現になるが、ショートゴロに打ち取ってどうにか惨劇を免れた。

…なお、この試合は阪神・矢野燿大捕手の引退試合であった。
村田は07年に元広島・佐々岡氏の引退試合で本人からホームランを打った「前科」があり、今日の試合でも矢野は試合には出場こそ
しなかったものの、またしても相手チームの選手の引退試合でホームランを打った村田であった。
そして、試合後に矢野の引退セレモニーが行われ、両チームから花束が矢野に贈呈されたが、横浜から花束を贈呈したのは
あろうことか今日の試合で決勝ホームランを打った村田であった。
…スレが大騒ぎになったのは言うまでもあるまい。



9月21日】vs読売ジャイアンツ(東京ドーム)

横 浜 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0  | 3
巨 人 0 1 0 1 0 0 1 0 0 0 0 1X | 4

 田中(6)
 寺原(0 2/3)
 高宮(0 1/3)
 牛田(2)
 山口(2)
●真田(0 1/3)

シーズン100敗回避確定から4連敗中のベイス。
東京ドームでの兎3連戦。初戦の先発は前回虎戦にて初先発初勝利を挙げた田中健二朗。
兎は状況的にもう1敗も許されない状態であり、どんな虐殺ショーが繰り広げられるかと思われたが、
2回に阿部、4回に小笠原にそれぞれソロムランを打たれるものの、田中は粘りのピッチング。
6回を89球被安打5、2失点で切り抜ける。
とは言ってもベイスは兎先発朝井秀樹の前に7回6安打0点に抑えられ、相変わらずの無援護っぷりを発揮する。
ゲームが動いたのは7回裏。ベイスはピッチャーを田中に代えて寺原。
「えっ?!ここで始球式?!」
8番脇谷が初球をレフト前ヒット。盗塁。9番朝井の代打高橋(由)ライト前ヒットで1・3塁。
1番坂本にライトへ犠牲フライを打ち上げられ、あっさり3点目を献上する。
そして8回表。兎はピッチャー久保。シーズン74試合目の登板(球団新記録)。
ベイスは先頭打者ピッチャー高宮に代打藤田。センター前ヒット。続く内川ライト前ヒットで1・2塁。
2番石川。セカンドゴロ。
『ダブルプレーか?』と思いきや、兎エドガーのまずい判断で1塁ランナー内川をアウトにするのみ。
兎原監督はセカンドを古城に交代。
1・3塁として3番ハーパー。
久保の2球目内角低めのカーブをすくい上げ、ライトポール直撃の同点3ランホームラン。
(ビデオ判定が入ったのは御愛嬌)
そしてゲームは延長戦へ。
ベイスは牛田・山口が好投。
11回表にベイスの惜しい攻めがあったものの、ショート坂本の好守備もあり無得点。
(村田2塁打、松本三振、山口投ゴロ、下園ショート内野安打、橋本三振)
12回表も得点する事が出来ず、ベイスの勝ちが無くなった12回裏。
ピッチャーは真田。
ベイスのピッチャー陣では経験的にも妥当な選択と思われたが、兎の12回裏は9番からの攻撃。
「坂本に回るぞ」「まさかね~」「回らない事もありえるが・・・(9番にホームランと言う意味)」等々、
実況スレは徐々にヒートアップ。
先頭の代打谷をショートゴロに打ち取り、そして1番坂本。
2球内角へのシュートを続けた後の3球目。外角に投じたストレートに反応した坂本。
ボールは高々と舞い上がり、レフトスタンド中段へと飛び込んで行った。

あまりの予想された事態にスレ住民は「黒星来たお」のレスをする事も忘れ、腹を抱えて笑い転げる者が続出。
これぞベイス★ボール。これぞナイスゲーム。
負け試合も楽しめるベイスの真骨頂が発揮された試合であった。

ちなみに、
----------------------------------
74 名前:レック君@クライマックス[] 投稿日:2010/09/21(火) 22:29:39
真田vs坂本
09 .500(6-3) 1二塁打 2本塁打
10 .600(5-3) 1二塁打 1本塁打 1四球

通算 .545(11-6) 2二塁打 3本塁打 1四球 出塁率.583 長打率1.545 OPS2.129
----------------------------------
アナライジング・ベイスボールとは何だったのか・・・・・



8月27日】vs中日ドラゴンズ(横浜)
中 日 0 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 │ 2
横 浜 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1X│ 3


 加賀(7 1/3)
 山口(1 2/3)
H真田(1)
 加藤(0/3)
H江尻(1)
○弥太郎(1)

度重なる大敗を喫したヤクルトに一矢を報い、本拠地ハマスタに凱旋して迎える中日ドラゴンズとの一戦。
今日こそ勝ち星を手にしたいベイス先発・加賀が抜群の立ち上がりを見せると、
その裏には中日先発・ネルソンから先頭内川ヒットで出塁、自打球負傷からの復帰戦となる石川がバントを決め、ハーパーのタイムリーで先制。
ベイスらしからぬ鮮やかな先制点。「今夜のベイスは一味違う」、それを見せつけるかのようなこの1点で死闘の幕は開いた。

この後は加賀・ネルソン共に粘りの投球を見せ、試合は投手戦の様相に。
6回には中日・森野、ベイス・スレッジにソロが飛び出すも、双方共に打ち崩すには至らず1点差のまま迎えた8回表。
この回先頭の中日代打・野本に出塁を許した加賀は、続く荒木を打ち取ったところで守護神・山口にマウンドを譲る。
8回から山口を投入する采配に、募るスレ住民の不安。それはイニングをまたぐ前に現実となってしまう。
二死3塁で迎えるは首位打者を争う好打者・和田。山口-武山のバッテリーは勝負を選択し、痛恨のタイムリーを浴びる。
力投むなしくまたしても勝ち星を失ってしまった悲運の加賀に、スレ住民の同情の声が相次いだ。

しかし以後は山口も立ち直り、試合は延長戦へと突入。
延長でのベイスの勝率の悪さを心配する声をよそに、真田・江尻・弥太郎の移籍組がそれぞれ1回を無失点と好リリーフ。
特にワンポイント水差しとなってしまった加藤の後を受け、無死2塁からの登板となった江尻の好投は住民の大絶賛を受けた。
ベイスは10回・11回共に先頭打者を出塁させるも、中日の要所要所の敬遠策と度重なる好守にハマり再三のサヨナラチャンスを逃す。
そして迎えた最終12回裏、マウンド上には中日の、日本の誇る名ストッパー「死神」岩瀬。
「岩瀬引きずり出して実質勝利」「負けがなくなって実質勝利」の発言が続く中、ドラマは起きた。

先頭スレッジ倒れて一死、しかしここで代打起用の山崎が初球を見事に弾き返してツーベース。
続くカスティーヨが敬遠され、一死1・2塁で打席には途中出場の新沼。
今年打撃好調の新沼に期待する声、ドングリーズの一員に過ぎない新沼の打力を心配する声の中、
高めに浮いたストレートに食らいついた打球はレフトフェンスへ一直線―――

ベイスらしからぬ締まった死闘は、プロ13年目にして初のお立ち台となる新沼の劇的サヨナラヒットで歓喜の中に幕を下ろした。
その甘美な勝利の余韻の中に、今日も加賀が勝ち星を得られなかったと言う事実はいつしか紛れてしまうのであった。


8月17日】vs阪神タイガース(長野)
阪 神 0 2 3 0 1 0 1 1 4 │12
横 浜 2 0 2 0 2 2 0 0 0 │ 8

 清水(5)
H弥太郎(1 1/3)
H加藤(2/3)
●山口(1 2/3)
 江尻 (1/3)

夏真っ盛りの8月17日。
この日からセリーグは6球団全てオールドユニフォームで試合を行うことになっており、
阪神は縦じまではなく真っ黒な大阪タイガース時代のユニフォーム。
対するベイスはヘルメットにWがついた懐かしい大洋時代のユニフォームでの試合となった。
ベイスの先発は清水、対する阪神の先発はメッセンジャー。

1回裏、内川の先頭打者本塁打と村田のタイムリーで幸先いいスタートを切る。
しかし清水は直後の2回表に安打と2四球でピンチを招く。
スレでは清水と同じく大洋の背番号17を背負っていたアキオが”100勝100Sの力を信じろ”などとでしゃばり始める。
これフラグじゃないのか?とスレ民達の不安を煽ると案の定、城島のタイムリー二塁打でたちまち同点にされてしまう。
さらに3回にも新井に3ランを浴び早くも敗戦濃厚な展開となる。

しかしやられてばかりのベイスではない。
3回裏、スレッジの2ランで1点差に迫るが5回表に鳥谷にレフトスタンドにソロを浴びまた離され完全にノーガードの打ち合いとなった。
先に音を上げたのは阪神。二番手・福原が四球のあとに村田にヒットを許して降板、続く藤原もスレッジ・下園を連続四球で押し出しでベイスは逆転に成功する。

しかしこれで終わらないのがベイス★ボール。
7回に一点を返されると8回に山口を投入して逃げ切りを図る。
しかしあれよあれよという間に一死満塁のピンチを迎えると、
バッター平野の打球はライト後方への大きな犠飛を放つ。しかしここは一塁走者マートンがタッチアップしようとして挟まれるという
珍プレーにも助けられてなんとか同点止まりで難を逃れた。

9回、2イニング目を任された山口が二連打を浴び、さらに暴投で無死23塁、ここでブラゼルに犠飛を打たれて再逆転される。
続く金本は三振に抑えたが、城島とは勝負せず敬遠し、この日誕生日のルーキー藤川俊との勝負にでた。
ここで普通の人なら「天敵・関本じゃないし打率も2割ちょっと、HRも0本だし大丈夫だろう」と思うかもしれない。
しかし流石に訓練されたスレ住人、
「城島敬遠で藤川俊に3ランですね、わかります」と書き込んだ直後、打球は高々とレフトスタンドへ消えていき、その瞬間尾花はダグアウトの壁を蹴りつけた。
大阪タイガースのダイナマイト打線が長野に復活したのである。

その後の関本を江尻が打ち取り、球児にもセーブが付かないし実質勝利と現実逃避したのは言うまでもない。
こうして長野のファンにもハマスタ仕込みのベイス★ボールを堪能させたのであった。



8月6日】vs東京ヤクルトスワローズ(横浜)

ヤクルト 8 0 3 0 0 0 4 0 1 | 16
横 浜 0 0 0 0 0 1 2 1 0 |  4
●大家(1)
 秦(2)
 弥太郎(3)
 篠原(1)
 加藤(1)
 真田(1)

5位の広島が調子を落とし3ゲーム差に迫ったベイス。この3連戦は広島は巨人と、ベイスはヤクルトとの対戦。一気にゲーム差0にまで迫れる大チャンスである。
先発は前の登板で初完投を成し遂げた大家。今日も完投かと思いきや先頭打者青木にヒットを打たれ、武内に適時2塁打、ホワイトセルに四球を許したのち畠山に3ランとあっという間に4失点。

しかしここからが本当の地獄だった。相川、宮本に連打された後、何と投手の館山に3ランを撃ち込まれる。さらに青木、田中にも打たれ初回8失点の超炎上。試合開始10分も経たず決着が着き、実況スレでは現実逃避はもちろん雨乞いをするものも現れた。

2回からは本来セットアッパーであるはずの秦が登板する羽目に。2回は3安打を打たれるものの無失点で抑えたが、3回、2連続四球の後に武内に3ランを打たれこの回でお役御免。

このまま大洋が記録したセ界記録の1試合最多得点の28に行きそうなペースであったが、その流れを止めたのが元ヤクルトの弥太郎。4回からの3イニングをわずか1安打無失点に抑える超好投を見せてくれるとその裏、ついに男・村田から一発が生まれ反撃ムード…かと思われたが7回表に登板した篠原が水を差す。田中からの4連打と犠打、さらには代打・鬼崎にもタイムリーを打たれ4失点の大炎上。その裏、ハーパーの2ランが生まれ続く8回裏、1死2・3塁で打者村田。誰もが花火を期待したがなんとデッドボール。そのまま代走が送られてしまった。続く藤田は内野ゴロ、橋本はタイムリーを打つものの吉村の凡打でチャンスを活かせずベイスの1尺玉は不発。ヤクルト代打・ユウイチの本塁打でハマスタ花火大会は締められたのであった。

この日ヤクルトは22安打で16得点に対しベイスは17安打で4点。投手の炎上度もさることながらあまりに悪すぎる点効率。最早ベイスには打つ手が無いのか…。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年09月30日 22:36
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。