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★チベット支援企画に難色 三重県、施設の後援取り消し

三重県尾鷲市の県立熊野古道センターで市内の男性(48)が企画したチベット支援の演奏会に、県がクレームを付け、許可された同センターの後援が取り消されたことが分かった。

男性はインド発祥の弦楽器でチベットとも結び付きの強いシタールの奏者。同センターの指定管理者、特定非営利活動法人(NPO法人)「熊野古道自然・歴史・文化ネットワーク」と相談し、14日にチベット支援の募金を兼ねた演奏会を企画、5月初めに後援が認められた。

しかし、6月に入り、県東紀州対策局職員が同法人に「尾鷲には中国人も多く、特定の主義主張を浸透させる活動は県の施設にはそぐわない」と忠告。同法人職員が後援の取り消しを男性に告げた。

男性が「政治的な意図はなく、芸術発表や善意の活動を妨げる行為だ」と抗議。同法人は県と協議し、同センター後援ではなく、同法人後援とした。

男性は「最初は『チベット支援の要素を表に出してほしくない』とも言われ、驚いた」と首をかしげる。
一方、同対策局は「県立施設としての後援は問題があり、取り消しを求めた。趣旨の変更は求めていない」
としている。

同施設の利用審査は、県条例で指定管理者の業務と規定。「設置目的に反する場合は利用できない」との取り決めもあるが、募金活動などは禁じていない。

(中日新聞 2008年6月10日 07時26分)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008061090072619.html

抗議後、タシ日本から帰国

http://www.taipeitimes.com/News/taiwan/archives/2008/05/18/2003412295
「計画外」長野聖火リレーで「フリーチベット」を叫んだ亡命チベット人が20日間拘束後に釈放ーLoa Iok-sin記者5月18日 日曜

(写真)先月の長野聖火リレーでの抗議により20日以上日本に拘束されていたタシツェリンが昨日台湾に帰国。台湾桃園国際空港で記者に語る。

先月の長野聖火リレーでの抗議により20日日本に拘束されていたチベット二世台湾人タシツェリン(札西慈仁)は、昨日台湾に帰国し、英雄として出迎えられた。

Tibetan Youth Congress台湾支部の副会長であるタシは、4月26日、道路に飛びだし、「フリーチベット」と叫びながら聖火に近づこうとした。
警察は彼を威力業務妨害のかどで即逮捕した。
タシは長野中央県警に拘束された。当初は48時間の拘束だったが、2度の延長により拘束日数は計20日となった。
最終的に裁判所は50万の罰金を課し、彼の釈放を認めた。
タシの到着に先立ち、チベット人とチベット支援団体のメンバーが台湾桃園国際空港内ターミナル2の到着ロビーに集まった。
彼らは「チベットのヒーロー、おかえりなさい」と書かれた幕を掲げ、花束やカターを持つ人々の姿も見えた。
タシが税関から出てくると、友人たちがかけよりプレゼントとハグが浴びせられた。

「台湾人と日本人の支援に感謝しています」タシは出迎えた人々に述べた。
「多くの台湾の団体や人々が私を救出するために頑張ってくれたようです。いろいろな所からの手紙を数百通ももらい、元気づけられました。深く感謝しています」
現場にいたTaiwan Friends of Tibetのメンバーによると、台湾のチベット支援者や人権団体に加え、TSNJもまた寄付金を集め、罰金と帰国便チケット購入にあてられるよう支援してくれた。
タシはまた、なぜ警備を超えて抗議を行ったのかについて説明した。
「そうするつもりはなかったのだが、中国人がチベットやダライラマを侮辱しているのがずっと聞こえていた。ダライラマを狂った男だとさえ言っていた」タシは泣きながら語った。「これ以上我慢できないと思い、叫んだ」

タシは日本の警察に迷惑をかけたことについて反省している。
「オリンピックに反対してるわけではない。この機会にチベットの悲惨な現状を世界に伝えたかっただけだ」
タシの家族は1950年代の中国のチベット侵攻後にインドに逃亡したが、彼らの友人や親戚の多くはチベットに残り、中国によって殺害されている。

インド生まれだが、タシは常にチベットに心を寄せている。
「チベットの独立は両親の夢だった。その実現のために努力していきたい」とタシは述べた。

チベット議員「中国はダライラマ五輪招待を提案」

2008年5月12日ー月曜 午前11:08 ロイター(記者:ラルフ・ジェニングス)

台北(ロイター) チベット亡命政府議員は月曜、「緊張を和ませるためダライラマが北京五輪に出席することは可能だろうか」という中国の政府高官からの打診があったことを明らかにした。

法制定者「ダライラマは出席を検討するだろう」

月曜、台北在住のチベット亡命政府メンバーKhedroob Thondupは、2週間ほど前に北京の政府高官が、電話でダライラマのオリンピック出席を打診してきたことを明らかにした。その政府高官の名前は伏せられている。

中国は、3月半ば以来のチベット自治区での暴動に関して、ダライラマを非難している。

中国のチベット武力弾圧に対する国際社会の反発を受け、チベットの指導者との友好ムードを演出しようとする中国側の策略とも受け取れる。

「中国が法王を五輪に招待したいのなら、それは大きな変化をもたらすだろう」とThondupはロイターに語った。ダライラマに関しては、「もちろん法王はそれを検討するだろう。」

中国は、3月14日のラサでの激しい暴動とその後のチベット地区での騒乱や抗議についてダライラマを繰り返し非難している。チベット地区は1950年代に中国によって占領された。

ここ約20年間で最も深刻な中国の支配に対する抗議である最近の騒乱に続き、8月8日~24日にかけての北京オリンピックに向けた聖火リレーは世界各地で反中国の抗議によって妨害され、西欧諸国のリーダーは五輪開会式出席を見送るよう求められる結果となった。

しかしながら、Thondupの述べたところによると、現在進行中の亡命政府と中国の協議に協議事項や合意が存在しないことから、結果は期待していないとのこと。先週協議が行われ、五輪開催前にもう一度協議が行われる予定だと彼は言う。
「責任のなすり付け合いで、実質が無い」とThondupは語った。
ダライラマの使節と中国との対話は2002年以来6回行われているが、成果は無い。

緊急直言 胡錦濤主席の早大訪問歓迎せず

出元;http://www.asaho.com/jpn/coverright.html
日中友好の歴史は、中国の民衆や知識人と早稲田大学との文化・学術交流の歴史でもある。大隈重信以来、中国のキーパーソンが早大を訪れ、あるいは早大で学び、中国の政治・経済・金融・文化・学術などさまざまな分野で活躍してきた。早大の留学生総数は2721人だが、中国からの留学生は1057人と、全体の4割近くを占める(2007年11月1日現在)。法学部・法学研究科で法律を学ぶ中国人留学生は82人おり、何人かを私も教えている。過去・現在・未来に向かって、中国との文化・学術交流はきわめて重要であり、体制は違っても、重要な隣人であることに変わりはない。
一方、早稲田大学は、学問の自由、進取と在野の精神と、「学の独立」を掲げ、外に向けて、とりわけアジアに向けて開かれた大学を標榜している。偏狭なナショナリズムとは無縁であり続けている。しかし、大学は常に、誰に対しても開かれているわけではない。相手が一国の元首であったとしても、政府・外務省とは違った、大学としての立場と見識によって、ゲストとして招くかどうかを自ら決定すべきである。 大学の自治の観点から当然だろう。
加えて、 大学が招待する以上、構成員がこぞって歓迎できる相手であることが望ましいし、そうあるべきである。ただ、国家元首や政治家の場合は評価が対立し、それぞれの国における政治動向も反映して、時に反対運動が起こることもまた、思想や言論の多様性を前提とする大学の場合、ある意味では「日常的」風景といえるだろう。早大の歴史のなかで、たくさんの国家元首や政治家が来学したが、それについてこの11年間、講演「内容」を理由として、来学に批判的なコメントをすることはしなかった。しかし、今回は特別である。

明日(5月8日)、中国の胡錦濤国家主席が大隈講堂で講演を行う。結論からいえば、私はこの来学を歓迎しない。むしろ、大学理事会は、大学としての見識を発揮して、これを断るべきであった。しかし、理事会は胡錦濤来学を演出し、福原愛選手(スポーツ科学部)+福田首相vs胡錦濤氏+中国選手の卓球のダブルスまでセットした模様である。これで、メディアは和気あいあいムードを演出するのだろうが、内閣支持率19.8%(共同通信5月2日)の福田首相の起死回生になるとはとうてい思えない。そんな茶番劇に協力する大学に、情けないを通り越して、悲しみすら覚える。

  一般に、外国の賓客が来学し、講演を行うときは、事前に教職員に対して参加を募る案内が届く。限られた範囲の人々を集めるような講演会でも、関連科目の担当教員には招待状が来る。学生の参加を募ることもある。しかし、今回は、講演会があることすら伏せられ、前日になっても公式ホームページに情報提供は一切ない。少なくとも私の所属する法学部の中国語関係の教員に対して講演会への参加案内はなかった。法学部がそうなのだから、全学的に中国関係の教員・研究者に参加を呼びかけるということはなされなかったとみてよい。全学に中国語を履修する学生はたくさんいるが、そういう学生たちに講演会への参加がアナウンスされることもなかった。大隈講堂に入れる早大生は、1998年11月の江沢民主席来学時のような、一般公募の学生たち(その個人情報の扱いをめぐって訴訟にまで発展したところの)ではなく、40人前後の「身元の確かな」中国留学経験者だけである。彼らには、事前に「政治的な質問はしないように」という趣旨のことが伝えられたようである。
   そして、明日、大隈講堂の一階前よりの座席を埋め尽くすのは、胡錦濤主席と一緒に来日した中国共産主義青年団の精鋭200人とみられている。昨日、軽井沢で静養した彼らは、元気いっぱいで「警護任務」につく。胡錦濤氏はこの青年団の出身で、1984年にその第一書記(最高指導者)に登りつめた人物である。中国共産党のエリート養成機関であり、まさに彼らは胡錦濤氏の「親衛隊」といってよいだろう。この親衛隊があたかも学生の聴衆のように拍手を送る。明日の夕方のニュース映像には、早大生が拍手しているように映るのだろうが、中国製の「サクラ」である。
   このように、 早大の教職員も学生もあずかり知らないところで、「早稲田大学は、胡錦濤主席を歓迎する」という行事がとりおこなわれる。これは相当な疑問符である。

  胡錦濤氏の警備は「米合衆国大統領並み」と聞く。明日、さまざまな団体が大隈講堂前で抗議行動を繰り広げるだろう。警備上の導線から、立ち入り禁止ゾーンが設けられる。木曜日というのは授業が集中する日である。昼過ぎから正門は閉鎖され、1号館で行われる政経学部のすべての授業が別の教室に変更となった。理由は「重要な行事が行われるから」と。南門周辺は3 限(13時から)の授業前に混乱が心配される。大学理事会は教職員にすら事前の情報開示もせず、警備上の事情を最優先させた。そこまでして、今、胡錦濤氏を早稲田に呼ぶ必要があるのか。

チベット問題が起きて、オリンピックの聖火リレーは、中国と北朝鮮を除くほとんどの国で混乱した事態をもたらした。「政火」のリレーとなって、「政治的火の粉」は全世界をめぐった。それだけ、中国が行ったチベットでの弾圧政策は世界中の心ある人々の怒りをかっているのだ。そうしたなかで、チベット事件以来、初めての外国訪問となる日本。そして、講演としては早大が初めてとなる。これは、胡錦濤氏が世界に向けて、自己の立場と行動を正当化する一大デモンストレーションの場として利用されるだろう。

  外務省からの依頼があったとしても、これだけ世界がチベット問題や人権問題について関心を高めているときに、大学としての見識を示すべきだったと思う。福田首相は早大出身である。あの森喜朗元首相もそうである。
   いま、日本も、日本政府も、早稲田大学も、世界中から注目されている。本当の友人というのは、相手にはっきりものをいう関係、いえる関係である。 だが、政府の対応にも、大学の対応にも、「人権」に対する毅然とした指針がみえない。
   チベット問題は、さまざまな複雑な背景をもつが、人民解放軍を投入して「鎮圧」した事実は否定できない。世界中からの厳しい批判に、胡錦濤氏の党の政府は、「中国がんばれ」というナショナリズムの高揚で乗り切ろうとしている。そして軍である。いま、中国各地で、「格差社会」の矛盾からさまざまな騒乱が起きている。それを抑圧するために登場するのが、「人民解放軍」である。
   胡錦濤氏は46歳でチベット自治区の党書記となり、1989年3月7日に、チベットのラサに戒厳令を布告して、弾圧政策の実施の最高責任者となった。そして、常に「人民解放軍」を投入して、チベットの人々の自由を抑圧してきた。

  来年は天安門事件から20年である。1989年6月4日(日)。自由を求めて天安門前に集まった学生・市民を、人民解放軍の戦車と装甲車が押しつぶした事件の全貌はいまだに明らかになっていない。中国の党・政府の公式発表は、「反革命暴乱を平定し、社会主義国家の政権を防衛し、人民の根本的利益を保護し、改革開放と現代化建設が引き続き前進するのを保証した」(1992年、中共第14回全国代表大会の江沢民報告)というもので、この評価は胡錦濤政権のもとでも変わっていない。胡錦濤氏は、天安門事件のときも、チベットに運動が波及しないように、担当区域に戒厳令を布告している。人民解放軍を統括する中央軍事委員会副主席に彼がなったのは、天安門事件の10年後である。


イギリス フリーチベットキャンペーン発、首相ゴードンブラウンに宛てた公開書簡


ダライラマとの会見が政府官邸ではないカンタベリー主教のロンドン公邸である、ランベスパレスで行われようとしていることに対して、ちょっと待った!の声。
5月8日付けプレスリリース

イギリス首相ゴードンブラウンに宛てた公開書簡
親愛なる首相へ

今月来英されるダライラマ法王との公式会見に合意していただいたことにたいして、および現在チベットの置かれている状況について話し合いがもたれるように、公式見解を発表していただいとことに対して、フリーチベットキャンぺーンを代表して、今一度、お礼を言わせていただきます。

しかしながら、聞き及びました噂によると,今回の会見が政府官邸ではない、ランベスパレスにて行われようとしていることに、危惧を覚えます。
私たちは、この予定を変更してダライラマとの会見を、1991年度12月の際のジョンメイジャー前首相や、1999年5月の際のトニーブレア前首相がされたように、政府官邸である10downing street にて行われるように強く要望します。

ご存じのように、ドイツ首相アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)は、政府官邸にてダライラマと会見され、カナダ首相スティーブンハーパー(Prime Minister Stephen Harper)、も同様でした。また、アメリカ、ジョージブッシュ大統領は、ダライラマに、市民栄誉賞を与えられました。英国首相として同様のレベルでお迎えするのは当然といえましょう。

何百人もの死傷者を出し、何千とも言われる平和抗議運動の参加者の逮捕、外国人報道人の完全シャットアウト、拷問、脅迫と剥奪等を調査するための独立機関のチベット入国を拒む中国政府などの状況下、今こそがダライラマこそ,この何十年も続いている悲劇の解決の鍵を握る人物と認める時だとは思われませんか。


首相、あなたが今回のチベット動乱勃発後、初めてダライラマに会われる世界的レベルのリーダーです。
苦しみの中から非弾圧を叫ぶチベット人にとって正当なシンボルであるダライラマが、あるべき、お姿で認められることは必須なのです。

それを、実行するのにおいて、首相官邸である10 Dawning street で会われること以上ありません。
そうすることによって、イギリス人とチベットの人々に対してUK 政府が、公表している平和的打開策に対して真剣であるというはっきりとしたメッセージを送ることが出来るでしょう。

フリーチベットキャンペーンでは、出来る限り早急にダライラマとの会談を、10Dowing streetにて行われるよう公表していただくことを要望します。

フリーチベットキャンペーン代表
アン ホームズ



中国国営局の発表によると、オリンピックの聖火は本日の現地時間午前9:20にクライマーたちの手によりエベレスト山頂に掲げられた。

プレス・リリース (2008年5月8日)
http://www.freetibet.org/newsmedia/080508-china-attempts-prove-bogus-claim-tibet-torch-ascent-everest
中国政府は、聖火の登頂を機密にしていた。西欧メディアは登山チームのベースキャンプ出発を撮影することを許可されておらず、聖火のエベレスト登頂に対するチベット派抗議者を警戒し、エベレスト山はネパール側・チベット側の両サイドとも登山者に対して閉鎖されていた。

チベットでのここ一連の抗議を受け、聖火のエベレスト登頂によって政治的な主張を果たそうという中国の決意は有無を言わさぬものになっていた。中国政府のチベット支配の主張に対するチベット人の断固とした拒否を訴える抗議は、まっとうなものである。

フリーチベットキャンペーンのマット・ウィッティケースは、「中国はオリンピック宣伝活動の主題をチベットにしている。中国国内の聖火リレーにおいてエベレストのチベット側での聖火登頂を行うことによって、チベットが中国の統治下にあるという根拠の無い主張を中国は強調しようとしている」と述べている。

BBCのよると、クライマーの一人は「世界の頂点で聖火を点し、協調と平和を唄った」と述べている。しかしながら、チベット内のソースによると、6月19日から21日にかけてチベット自治区内を五輪聖火が勝ち誇って通過することを予期して、緊張が高まっている。中国は、聖火リレーのルートから抗議者を排除するために、より抑圧的な取り締まりを実施している。チベット僧たちは「愛国再教育」を強制的に受けさせられ、一般市民たちはその他の「愛国」活動にたずさわるよう強制されている。戸別捜索や一掃逮捕により、中国の「協調と平和」というメッセージとは正反対の恐怖の風潮がチベットを覆っている。

世界中のチベット支援団体は、IOCと聖火リレースポンサーに対し、チベットを聖火リレーから外すよう訴えている。チベット支援団体は、チベット人が抗議に出るであろうことは確実であり、チベット自治区知事のJampa Phuntsogがチベット人抗議者には「容赦しない」と述べていることから、聖火リレーチベット通過は流血事態を確実に引き起こすであろうと指摘している。

ダライラマ法王、来ロンドン時に、人間の輪!

avvaz発

ダライラマ法王が来週22日に、ロンドンの、アルバートホールで講演のために来英されます。
今回は北のノッティンガム アリーナでの一般講演や、ワークショップの一週間、オックスフォード大学内での2回の講演の間の他に、英国首相ゴードンブラウンとの会見も予定されています。

その、ロンドン講演の日の22日,avvaz発で、チベットと中国の平和的対話をシンボリックに表現しようと、アルバートホールのダライラマ法王から、3マイル先の中国大使館までを、人間の輪!、握手で繋ごうという企画が起こってます。

参加できる方は、こちらまでどうぞ。


で、紹介した方に、3マイル繋いで届いた先が中国大使間員の方ですか?ッテ聞かれてはっ!としました。
うーん、手は伸びてるぞオ、目の前まで。

ダライラマ法王アルバートホール講演全券完売でしたが、直前になってキャンセルが、すこし出てるようですとお知らせがありました。立ち見も10ポンドからあります。
こちらでどうぞ。



下記のニュースは「チベット人権民主化センター」発表
イギリスフリーチベットキャンペーン発チベット最新ニュース
http://www.freetibet.org/newsmedia/tibet-news
http://www.tchrd.org/

夏河県で極度に緊迫した状況、外国人記者団に涙の訴えをした僧侶らについてなど。

5月9日2008年

チベット自治区、甘南省にあるラブラン寺では本日、非常に緊迫した状況を迎えています。
数千からなる人民武装警察と公安局の部隊による完全包囲後、数百人にも及ぶ僧侶が、逮捕された様子がチベット人権、民主化センターによって確認されました。(TCHRD発)

2008年5月7日、数千にも及ぶ人民武装警察と公共警備局の部隊が(推定約5000名)ラブラン寺を包囲、突然の一斉検挙を受けました。
およそ、140名もの僧侶が、逮捕させ、収容所に連行されたもようです。
翌日、連行された僧侶にたいしての釈放を求め多数の僧侶による抗議がなされ、当局はこの抗議運動が悪化をすることをおそれ連行された僧侶のうち18人以外を釈放。
その後も僧侶による抗議運動が続いた結果、残り18人中の11人が釈放されたとのことです。

その結果、武装警察による追加部隊の投入にも関わらず、
僧侶多数による、残り7人の釈放を求める抗議活動が続く中、当局はそれは完全拒否。引き続き抗議活動をする僧侶に対し強く警告。
「チベット人権民主化センター」では、この一連の抗議活動によって、一致団結による抗議の結果、釈放にこぎつける前例のため、残り7人の釈放を求める抗議の活性化が、更なる死傷者生む可能性を危惧しています。


外国人記者団に涙の訴えをした僧侶ら、蒸発。

5月9日2008年

2008年4月7日、動乱勃発後、チベット自治区、甘南省での中国当局のアレンジによるチベット内の外国人記者団ツアー中に、記者団に対してにて涙ながらの抗議をした僧侶2人の行方が判らなくなっているのが、確認されました。
報道陣によるツアー後、間もなくタッブケイ僧とツゥンディ僧、2名ともの行方がわからなくなっています。地域のチベット人らは、彼等の挑戦的な行動が中華人民共和国政府にとって非常な辱めを受けることとなったため秘密裏にどこかに連れさられたのではないかと、不安を隠しきれない様子。
2人の僧侶の家族らが地元公安局に届け出たところ、当局では2人に対して認識がない様子を装い今日に至るまで、消息は判らず、2人の僧侶の家族らは、法律の管轄外で殺害された可能性もあるとしている。

「チベット人権民主化センター」では本件は強制的で非自発的な失踪として、当局の施行によるものと確信しており、当センターでは2人の僧が、既に法律の管轄外で殺害された可能性が高いとし、国連機関である” 強制的かつ、非自発的な蒸発を調査団体" (UN Working Group on Enforced and Involuntary Disappearance (UNWGEID)) が、当初から介入していれば、避けられたとして、早急に、同国連機関の協力要請を求める見解を発表。


チベット人女性、拷問に屈する

5月5日2008年

ガパ県出身のチベット人女性、名前ネチュンさん、38才、4児の母親が中国刑務所にて受けた残虐な拷問の末、死亡しました。
四川省チベット自治区ガパ県チャル フ村出身の、この女性は中国人刑務所看守らから受けた残虐な拷問の末死亡していることが「チベット人権民主化センター」の調査によって確認されました。

証言によりますと、ネチュンさんは、3月16、17日ガパ県内で行われた平和的抗議行動に参加したとして、18日未明、最初に公安オフィスビルの表札を取ったとの疑いで中国公安部隊によって逮捕されました。

3月26日、中国人刑務所看守らの手による、9日間にもおよぶ残虐な拷問の末、釈放された時の健康状態は非常に重体であったとされ、体中に無数のアザ、食事をすることも、言葉を発することもままならず、嘔吐を繰り返し呼吸困難であったとされています。

釈放後、ネチュンさんの家族らが県立政府病院へ運んだ所、診察を拒否され、病院側が当局による診察拒否の警告を受けていたと考えられます。
その結果、ネチュンさんの緊急を要する状態に対して、医療の介入がいっさい遮断された形となりました。

ネチュンさんは、医療行為を受けられないまま22日間の重体状態後、中国当局による完全なる職権濫用,職務怠慢などにより4月17日に死亡。また死者の霊を弔うための、法要を執り行うことすらも地元当局により強く禁止する警告を僧侶らに発しています。
これらの事実から、中国当局はチベット人の基本的人権を、最も惨く異常なほどの権力の濫用によって、踏みにじっていることが証明されています。

ネチュンさんは、4人の幼い子供を残し、夫も、当局からの連行をおそれてネチュンさんの逮捕後から消息を絶っているということです。

「チベット人権民主化センター」では、中国当局の手による、このような拷問後、死に至るケース
が、多く報告されていることに、非常な危惧をするものです。
これらの事実は、中国国内刑務所において今だ、拷問などを広くチベット人、政治囚にも使用することを証明しているとし、同センターでは中国政府に収容所内での供述書を取る際などでの拷問の使用を直ちに禁止する旨を要請し、国際所管、国連関係所管に、チベットにおけるチベット人の基本的権利が守られるように訴えます。


185人に上るラビ(ユダヤ教指導者)ら米国のユダヤ人社会のリーダーが、北京オリンピックのボイコットを呼びかけているもようです。


【要約】2008年4月30日
「ヨム・ハショア(ホロコースト記念日)宣言」
 ―北京オリンピックは不当である―

われわれは中国政府が行っているスーダンの虐殺政府の支援、チベット人民への虐待と基本的人権の否定、イランとシリアへのミサイル供給およびハマスとのつながりに対し深く憂慮する。ナチスによるユダヤ人大虐殺という辛苦を経験したわれわれだからこそ、今日の不当な行為に対して声を上げる義務があると考える。

ユダヤ人大虐殺への道は、ヒトラーが悪しき体制のイメージを改善しようと腐心した1930年代にはじまったことは周知の事実である。ナチスドイツはユダヤ人迫害から目をそらすために、1936年のベルリン・オリンピックへ(各国首脳陣を)招待しようと躍起になった。ヒトラーの宣伝相ゲッペルスはベルリン・オリンピックを「ドイツの大儀の勝利」と呼んだが、われわれは中国の全体主義が勝利することは断じて許さない。

       (中略)

(チベット民族への)抑圧、恐怖政治、あるいは大量虐殺を行い、もしくは認める中国共産党政権は不当である。したがってホロコースト記念日であるヨム・ハショアの日に、われわれは世界のユダヤ人に向けて北京オリンピックへの不参加を呼びかける。

チベット人抗議行動参加者、今件初の裁判で恣意的な判決を言い渡される


6人の僧侶を含むチベット人、30人が、4月29日にラサの人民裁判所で行われた今件に関して初の裁判で懲役3年から無期懲役の判決を受けました。裁判は一日で行われ、3月10日の抗議運動に参加したとされるチベット人拘束者では、初の判決が言い渡されたことになります。
僧侶パッサン(中国名バッサン)、運転手ソナム ツェリン、30才の会社員でツェリンとのみ公表されている3人は、無期懲役。
パッサンは、5人の僧侶を含む10人を先導して自治区内の政府公館などを破壊、商店などを焼失させ,警官らに暴行を加えた罪によると発表。この他にも僧侶2人が懲役20年、他3人が15年の刑を言い渡されました。
国際人権監視団体ヒューマンライツウォッチ(HRW) 4月30日付けの報告によりますと、中国側の発表とは反対に裁判(traial)は一般には公開されないまま執り行われ、非公開の証拠に基づくものであるとし、判決を受けたチベット人被告人らは、彼らを弁護する第三者の弁護士を持つことも否認されているとしています。

先に中国本土で、チベット人の弁護を引き受ける為に名乗りを上げた中国人弁護団は、北京公安当局からの脅迫を受けた結果、この申し出を取り下げることを余儀なくされ、公正な裁判の制度がないことも報告されています。監視団体の報告によりますと中国における刑事手続法は、公平な裁判を行使するするには全く効果のない、特に上訴することに対して大変、濫用的であると指摘しています。

フリーチベットキャンペーンではこのような恣意的な判決と、言い渡された過度に重い判決に対して抗議の意を表明し、糾弾します。また抗議行動勃発後から、現在も拘束中の何千人もにのぼる、チベット人らの処遇にも、大変危惧をしています。

チベットにおける懲役が、拷問などによる死刑を意味することは、これまでにも多くの政治囚らによる証言で,明らかになっており、新華社通信が公表した公判時の写真でも、判決が言い渡されている間、着席しているチベット人男性の姿が映っており,これも拷問のため起立出来ない状態にあったのではないかと推測されています。

フリーチベットキャンペーンが入手したチベット人目撃者の証言によりますと,今回のラサで起きた抗議行動に参加したしたとされ投獄されたチベット人らは全員ロープで縛られ房の床に放り込まれたままであり、その後も長期にわたり食事を与えないなどして更なる衰弱を与えられていると語っています。


中国通信によると、判決は以下のとうり。(カッコ内がチベット語読み)
バッサン(パッサン)、スォーランチレン(ソナムツェリン)、チレン(ツェリン)が無期懲役
ジンメイ(ジグメ)、ジェサンバジュ(カルサンバグドロ)、ジェマダワ(カルマダワ)、ドゥオジェ(ドージェ)、ミマ(ミグマ)、アワンキューヤン(ガワンチョーヤン)、バズュー(バグドロ)懲役15年からそれ以上。執行猶予なし。

ヤジィー(ヤグヤル),クペィザジィー(チョッペルタシ),ドゥージダジィ(ドォージェダギィ),アワン(ガワン)、ジェザンシレン(ケルサンツェリン)、ミマ(ミンマ)、スォーランチレン(ソナムツェリン)、ロサンサンジェン(ケルサンサムテン)、チダン(ツェテン)、ピィサンザシィ(パルサンタシ)、ラバチレン(ラッグパツェリンシェパ)、ロサンザシィ(ロプサンタシ)、ラバチレン(ラッグパツェリン)、タァキン(ダチェン)、ツダンジャキョ(ツブテンギャッツォ)、ザァシィジャキョ(タシギャッツォ)、ゲサンニマ(ケルサンニイマ)、イィシ(イシェ)が各3年から14年の禁固刑を言い渡されました。

イギリスフリーチベットキャンペーンでは、緊急アクションとして、この、公正さにかけた裁判に対して、そして、このような恣意的な裁判を受けることになる何千というチベット人に対して、それぞれの国の機関に強く抗議を意を訴えるように、呼びかけています。

また、抗議内容には、審議の際に使用される証拠等の基準の公表、受刑者が拷問などを受けていないかどうかを確かめるためのアクセス、上訴の際には国際法に基づき国際監視団を含む等を要求するように、などを入れてくださいと、しています。

宛て先 1;イギリスの場合/あなたの住む地区の代表議員
議員名 House of Commons London SW1A 0AA

You can also e-mail your MP via www.writetothem.com. (このサイトから直接メールを送ることが出来ます。確か住所を書き込めば誰がその地区の代表議員か教えてくれたような。。。)

宛て先 2;国連人権高等弁務官、ルイーズ・アーバー・
名前;ルイーズ アーバー
Louise Arbour

宛て先: OHCHR, Palais de Nations
8-14 Avenue de la Paix
CH-1211 Geneva 10
Switzerland
Fax: +41 229 17 9006
Email: ccanessa@ohchr.org


また今件に関して、亡命政府の発表した声明はこちらです。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080501_kashag.html

我々は、この度のチベットでの抗議に関与した30人のチベット人に下された恣意的な判決を糾弾します。30人のチベット人は、単に自由を求める意思を表明しただけで、懲役3年から無期懲役の判決を受けました。これは、中国当局がいうところの、彼らが行なったとする「犯罪」に対する判決としては過度に重い判決です。

この裁判には自由、公正、透明性がなく、法律で定められた過程を経ておらず、被告人は彼らを弁護する第三者の弁護士を持つことも否認されています。

我々は、多くの裁判がこのように恣意的に行なわれ、現在拘束中のチベット人が全員刑務所に閉じ込められることになるのではないかと危惧しています。今後行なわれる裁判はすべて、開かれた、透明性のある裁判でなければなりません。また、身の危険に対する怖れや顔色をうかがうことなしに弁護できる第三者の弁護士がつけられるべきです。

そしてもっとも重要なことですが、我々は中国政府に対し、公正な裁判をしているという虚偽を排除し、現在拘束中のチベット人をただちに全員釈放するよう強く求めます。

チベット亡命政府内閣(カシャック)
インド、ダラムサラ

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最終更新:2008年06月10日 18:31