Blender 2.4の環境構築
開発環境としてOSはWindows 7 (64bit) またはVista (32bit) を使って説明しますが、XPでも基本的に同じです。
Python 2.6をインストール
Blenderはスクリプトやプラグインを使って機能を拡張できます。
スクリプトはPythonという言語で書かれています。
これを使うためにはPythonの実行環境(インタプリタやライブラリ)が必要になります。
Blenderの配布にはPythonの実行環境が含まれないので、別途インストールします。
Blenderのバージョンは2.4系にするので、Pythonのバージョンは2.6系になります。
ここではPython 2.6.6をインストールします。
python-2.6.6.msiをダウンロードします。
これを実行すると、Python 2.6.6のインストールが始まります。
インストール位置は標準のまま (C:\Python26) にしておきます。
Blender 2.4をインストール
Blenderの最新版は2.5系ですが3DCG Scriptは2.4系にしか対応していません(2.5系と2.4系ではスクリプトのAPIが異なります)。
ここではBlender 2.49bをインストールします。
blender-2.49b-windows.zipをダウンロードします。
zipを展開します。
blender-2.49b-windowsフォルダにblender.exeがあります。
これを実行すると、Blenderを起動できます。
とりあえず起動を確認したら終了しておきます。
説明のため、Blenderのインストール位置を変更します。
blender-2.49b-windowsフォルダをblenderに名前変更して
C:ドライブに配置します (C:\blender)。
それからblender.exeへのショートカットをデスクトップに作っておきましょう。
Blender 3DCG Scriptをインストール
3DCG Scriptをインストールすると、Blenderでtsoやtmoを読み書きできるようになります。
XPC01974.zipをダウンロードします。
zipを展開します。
readme.txtを読みます。
Pythonフォルダにある全てのファイルをC:\blender\.blender\scriptsフォルダの中に入れます。
これでインストール完了です。
Blender 3DCG Script patchをインストール
3DCG Scriptに見つかったバグを修正するファイルです。
XPC03269.zipをダウンロードします。
zipを展開します。
readme-patch.txtを読みます。
Pythonフォルダにある全てのファイルをC:\blender\.blender\scriptsフォルダの中に入れます。
同じ名前のファイルは上書きしましょう。
これでインストール完了です。
最終更新:2011年09月14日 18:51