ドラクエⅤ女主人公版を考えるスレ@まとめ

13-18

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匿名ユーザー

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13-18 投稿者: 名前が無い@ただの名無しのようだ 氏



ここはラインハット北東部に位置する古代遺跡、ここは最近多発する誘拐事件の拠点にもなっていた場所である。
誘拐されたラインハットの王子、ヘンリーを救うために、彼のボディーガードとしてここへやってきた男パパス、
その娘アベルの姿があった。
二人は、王子を救うことに成功したが、彼を連れて先に外へ向かったアベルの下に一人の悪魔が現れた。
それは紫色のフードを羽織っており、その下の痩せた顔からは人々を恐怖の底に叩きつけようという野望を抱いているような表情をしている。
その悪魔はゲマといった。
アベルは、応戦するも、奴の驚異的な戦闘能力の前には手も足も出ず、気絶してしまった。
そこへパパスが現れ、二人のゲマの家臣をあっという間に倒すが、ゲマは卑怯なことにアベルを人質に取った。
パパスは当然、手を出すことができず、さっき倒したゲマの家臣からのリンチにじっと耐えている。
そこでアベルは意識を取り戻し、その状況を見て自分の父に自分のことは構わずにゲマたちを倒すように涙ぐんで訴えた。
だが、その訴えも空しく、ゲマの唱えた催眠呪文(ラリホー)によって意識を少しずつ削られていった。
既に虫の息だったパパスは最後の力を振り絞り、アベルに自分の妻であり、
アベルの母であるマーサはこの世のどこかで生きていることを伝えた。
パパスはそのことを伝え終わると、ゲマの特大火球呪文(メラゾーマ)の中に散っていった。

子供編の最後はこんな感じ?いや、そんなに変わってないか。続きは後ほど。



アベルが次に目にした空間は、岩だらけのゴツゴツした足場、湿り気のある薄気味の悪い洞窟であった。
すると突然、ビシッという音と共に激痛が走った。体に鞭が当たったのだ、
それの持ち主は、白地で紫色の縞模様のある服を着た小太りの男で、その目は今までのうっぷんを晴らしたいという不安定な感情をも感じさせるものだった。
男は、鞭に打たれたくなかったら働けと叫び、鞭を地面に叩きつける。アベルは近くにあった岩を押し始めた。
それでも容赦なく鞭の雨が襲い掛かる。アベルの目に映った先にも、嫌々働いているヘンリーの姿があった。
その後、二人の体には鞭で打たれた跡や傷口が多く、出血だけでなく、細菌の進入も許す状態になっている。
アベルは少しでも痛みを和らげようと治癒呪文(ホイミ)を唱えようとすると、目の前に痛みのあまり涙ぐんでいるヘンリーの姿が映り、
アベルはヘンリーにも治癒呪文(ホイミ)の効果を分け与えた。
そうして、10年にも及ぶ寂しい夜が続いた。そんなアベルを勇気付けたのは、自分の母親が生きているという吉報だったのだ。
この目で母と再会するまでは生きていかなくてはならないと、自分の心の中に言い聞かせた。


 そして10年の歳月が過ぎ・・・
アベルは、体中鞭打たれた跡が目立つが、美しく強く成長し、今は亡き父パパスに負けない勇気、使命感を持ち、
体つきも女らしいものになっていた。
ヘンリーは、わがままで悪戯好きだった少年時代の面影がなく、たくましく成長し、思いやりのあるやさしい青年になっていた。
同時に、二人の間に友情も芽生えていた。
そんなある日、奴隷の一人マリアのことで騒動を起こし、ヘンリーとマリアと一緒に牢屋に入れられた。
その夜、マリアの兄と名乗る兵士が、3人を逃がした。
こうしてアベルたちは晴れて自由のみになったが、アベルにはまだひとつの使命がある。
それはこの世のどこかにいる母、マーサを助け出すことである。
それを達成するために、アベルは父親譲りの勇気・力・知恵を武器にし、ヘンリーと共に旅に出る。


 続きは後ほど・・・

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