酒粕
清酒を絞った後の残り。
最も手軽に清酒酵母を入手できる素材です。
これから酵母を培養すれば清酒酵母を得る事が出来ます。
多くは
上面発酵です。
清酒酵母は、酒造用に選び抜かれた酵母であり、特に耐アルコール性に優れます。
発酵が進んである程度糖が代謝された頃に
補糖を繰り返せばアルコール度18%ぐらいまでは高める事ができます。
また、凝集性に優れていたり、表面に泡が貯まらなかったり、ある程度糖度が無いと発酵しないものなど、酒造の際の利便性を重視した変わった株が存在するのも特徴です。
酵母と共に乳酸菌も含まれるため、培養する際は乳酸菌が増えすぎると酸っぱくなるので注意してください。
酒粕を食べよう!
どぶろくや
清酒をつくると、酒粕が残ります。
酒粕はいい食材になります。
澱も参照してください。
なお、酒粕にはアルコールが残っており、酒粕料理を食べたあとに車を運転すると、道交法違反に問われる場合があります。
奈良漬け、べったら漬け、粕漬けなど。
本来、甘酒とは米を麹で糖化させたもののことです。(これに酵母を入れるとどぶろく/清酒になる。)
しかし現在は、簡易的な甘酒として、酒粕を利用した甘酒が普及しています。
最終更新:2008年03月23日 19:46