6,災厄 

    

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「おはよう~蒼樹」

 教室に入って早々にウザイ奴に会った。

 藍沢真人、それがこいつの名前で180cmの巨体で毎回毎回僕にちょっかいをかけに来るからうるさい、それでも僕の少ない友人だ。 

 「真人何か様か」

 「うん、どうして昨日休んだの~?」

 「言って僕に利益あるのか」

 僕の肩に手を回していた真人の手を振り解き自分の席に向かった。

 後ろで真人が「差別だ」とか「訴えてやる」とか言ってるがあえてそれは無視・・・


 席に座ると前の席の男子が話しかけてきた。

 「おはよう蒼樹、もうすぐ体育祭だけど何に出る?ついでに僕は長距離にするよ」

 この人物の名前は斉藤功大と言ってこのクラスの委員長でもある。
 陸上部に所属している功大は、入部してすぐに長距離でレギュラーになっていて新人戦でも優勝したらしい、彼も私の少ない友人の一人だ。

 「僕はリレーで良いよ」

 「はは、ま、お互いがんばろう」

 そう話している間に朝のホームルームが始まった。






 「AをC3と仮定して、3xをEとしておくと・・・」

 4時間目になり、教卓では数学の先生が授業をしている。

 私は先生が黒板に書いてることをノートに書いていた。

 すると、後ろから丸まった紙が飛んできた。

 私は紙の中身を見た。

『  
  冬那ちゃん、今朝から少し元気ないけどどうしたの?

  私で良かったら力になるよ    
                   By翔子
                          』

 私は紙を飛ばした張本人を見た。

 髪はボブへヤーで、人懐っこい笑みをこちらに向けていた少女、それが紙を飛ばした張本人である斉藤 翔子である。

 陸上部に居る彼女には同じ陸上部に双子の兄がいるらしく、よく先生達に二人で表彰されているのをよく見たことがある。

 そして、授業が終わった。

 私は不必要になった授業用具を鞄に入れた。

 横から翔子ともう一人の子が一緒に弁当食べようと言ってきた。

 私は彼女達と一緒に弁当を食べることにした。




 「蒼樹~弁当たべよう~」

 「あ、僕も一緒して良いかい?」

 4時間目が終わり、僕の席に真人と功大が何時もの様にやって来て弁当を一緒に食べようと言ってきた。

 「いいけど、何所で食べる?」

 「・・・・」

 「・・・・」

 2人は腕を組んで何所で食べるか考えていて、すぐに結論が出たと思ったらしく、すぐに答えた。

 「「屋上」」

 「じゃー屋上で決定ね」

 僕らは弁当を持って屋上に向かった」






――屋上にて――




 「ね~ね~翔子ちゃん、弁当美味しそうだね」

 私が弁当を開くと翔子が猫の様に目をキラキラさせていた。

 「翔子・・・すこしほしいなら言ってよ」

 翔子が私の弁当をほしいと言って来るのは何時ものことで、私たちの会話をもう一人の友人が聞いて笑っていた。

 その少女は、ハーフなのだろう長い金色の髪後ろで一つに束ねていて、をで翡翠色の目をしている。ま、実際にフランス人と日本人のハーフだけどね。名前は雛戯エレナと言う私の友人だ。

 「そう言えば、冬咲 蒼樹っていう子のこと知ってる?」

 私は2人に彼のことを聞いてみた。

 その時、屋上の入り口のドアが開いた。

 「あ、功だ」

 翔子がニコニコと手を振る。

 私は翔子の手を振る方向を見た。

 そこには3人の男子生徒が居た。

 一人は170cmは越えるだろう身長の柔和な少年

 もう一人は翔子に手を振っている眼鏡の少年

 そして・・・・今うわさした蒼樹だった。
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