聖刻@Wiki

カイザーン・デオ・ジャオカ

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「黒の公子」と呼ばれる、ダカイト・ラズマ帝国屈指の騎士ロート・ブレイドゥが生前に唯一人好敵手と認めた若き剣士。通称カイ。

国を支える十三の貴族のひとつジャオカ家党首でありながら、その実力(若輩ながら、剣聖たちに迫る)による自信からかいかなる権威にも臆さず、皇帝ボーボアー・モスグス黒竜神の巫女マルガル・チト・キデンといった「黒の帝国」二大巨頭と謁見しても不敬な態度をとるゆえに、ラズマ氏族の象徴である二人へ忖度した周囲に未だ完全な承認をされず党首会議へ出席できない(当の二人は卑屈にならないカイザーンを気に入っているのだが)。

許嫁はバイザス家の党首であり、赤の軍団を率いるリインナ・デゾ・バイザスだが、完全な政略結婚で本人たちは反りが合わない(リインナはカイザーンの人を喰ったような態度に苛立ちを覚えているようだが、カイザーンはそんなリインナをからかうような発言を度々している)模様。

長らく操手不在であった黒の帝国最強の操兵ギルダル・ドアーテ・ムーンナルに席を預けられた主であり、紫の魔剣ノン・ゼモボアールを振るって帝国の真の目的達成のために、人知れず闇の世界で闘い続ける。

一筋縄ではいかない超人たちが集った秘密部隊、黄金の軍団の頂点に君臨するカリスマ。

関連

キデック・サーニマル 帝国にスカウトした。
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