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ディエン・ズィ・ルィイ

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ディエン・ズィ・ルィイ

「武聖」「黒の拳匠」とも呼ばれる、東方散亥洛出身の流派「点空操(フェン・ダーズィ)」なる武繰の(おそらく創始者で)達人。ビエル・ノラス・マルマニーズシイアン・ヨン・ジャハンデルグの導師。

隠遁生活を送っていたが、人々の知らぬ間に時の散亥洛王に命じられ国交を結んだ西方モニイダスを訪れており、そこで戦士マルウェル・ヘリエ・ガーヴェラル・ルクーツに武繰の手解きを行い、その縁でビエル(元々は唯一の肉親、マルウェルがほとんど宮廷から帰ってこれないため、ベイラ・アロウ・ルクーツにあてがわれた遊び相手)と出会い弟子とした。

かつて当世最強と讃えられ心身と技術の絶頂期だった四半世紀前、一人西部の悟産(カーランカ)山脈へ旅立ち十数年行方不明になるが、再び人前に姿を現した時には老人となっていたものの、若き日よりも遥かに精気漲り、失踪前よりも格段に腕前が上がっていたという経歴を持つ。

飄々とした人物だが、後述の風評なども気にも止めずに、むしろ事を大きくしてその状況を楽しんでしまう(そしてその被害を被るのは弟子のビエルである)傾向があり、また泰然としているように見えて後先考えず強者との真剣勝負を求めたり、自分が聖人君子などではなく「人殺しに魅力を感じている」人間である事も吐露していた(もっとも誰彼構わずという殺人鬼ではなく、師匠として手本となるよう相手を選んだ事も多い)。

大勢の武装した兵士たちを徒手空拳でなぎ倒し、自身を踏み潰そうとした擬操兵を投げ飛ばす(流石に膝まで地面にめり込んだ)、それどころか等身大で相手取っても操兵を破壊できるであろう秘装門の使い手、魔道師ニクス・アレン・ビローとも互角以上に戦えるという化物めいた力量に加え、失踪して故郷に帰還後〜国を去りニクス、ビエルと出会うまでは上記の性格から挑んできた格下の相手をほとんど一撃で打ち殺し、辛うじて生き残った者も一人残らず必要以上に叩きのめして再起不能にしたりと、かなり常軌を逸していた。

また羨望や嫉妬そして怨恨より衆道家(本人曰く「興味がないといえば嘘になる」)を始め、ありとあらゆる悪評を流布されている。
本人は特に気にした様子もないものの、「好きで独り身でいた訳でもないのだが」とビエルには本心を漏らすことも。

最晩年はビエル、シイアンと三人で人外魔境〈狭金華〉に近い街の大邸宅で暮らし時折、辺境奥地へ蟲退治や独力で盗賊団に挑むなど、憂さ晴らしにもて余す武力を振るっていた。

……実はニーズ・エイルマイノーによってとどめを刺されたはずのアレイ・モーアに転生の依代として用意された「器」である。
長い年月をかけて徐々に肉体と精神を蝕まれ支配権を奪われつつあり、その為か時折不調を起こし昏倒してしまうこともあった。
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