武繰(ぶくり)
元々は非力な人間を標的にしてくる厄介極まりない魔物や巨大生物から、
古王朝の遺構などの恩恵を受けれない者たちが「仕方なく生身と武器」で撃退する為に編み出した暴悪な殺法へ、更に〈
気〉を組み込んだ「対
人外用」の戦闘技術が源流。
それらを人間同士が闘う為に改良したものが現行の武繰であり、様々な流派が興り鎬を削りつつ広く普及している。
カグラ・ルートを通して、
西方にも僅かに使い手が存在する。
他の
術法は扱えないが、
気闘法に長けた
龍亜人族も種族に合った流派を習得している使い手がかなり見られる。
そして最悪な事に同じ人型ながら
聖刻世界に受肉した〈
神〉とその眷属である
御仁族へも伝播しており、人間の達人と称えられる者たちが極めた秘技・奥義を簡単に繰り出すと言う。
流派