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マイイール

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マイイール

負の生物の頂点に立つ存在。「不死王」「黄負王」「死の王(マイイール・ゼン)」とも呼ばれる。
襤褸を纏った腐敗した死体、といった趣だが足が宙に浮き、周囲には穢れた聖霊達を従えている。
生者の制約を取り払ったそれは数々の恐るべき術を使いこなし(TRPGのルール上は精神力減少に伴う重症判定などが
なくなる)、また負った傷も聖霊の力でたちどころに回復してしまう、まさに不死に近い存在となっている。
負の生命の常として日光には弱いものの、それも決定的な弱点とはなり得ず、周囲に纏った負の聖霊力で
殆ど影響を受けることはない。

元の術者の意識はそのままなので、必ずしも邪悪な存在とは言えないが、そもそもが常人の常識とは一線を画した
練法師、しかも禁断の術法に近いもので不死を目指す者なのでそこは推して知るべし…であり、また幾星霜の
年月を経て精神までも変質してしまってる場合が殆どである。

通常(といってもありふれた存在ではないが)は土門の術者が己の研究などを究める為に、
高位の練法を使用し自らマイイールとなる事が殆どだが、負の力を秘めた聖刻器(剣の聖刻年代記作中では、
黒い瘴気を垂れ流す短剣)を用いて他者を変貌させる事もできる。
だがその場合、術を施した者(大概が先にマイイールとなって不死を得ている)に隷属を強制され百年単位で
支配権を握られて、命令には絶対服従どころか主人の意志で消滅させられてしまう立場となってしまう。
また支配期間が過ぎても儀式に使われた聖刻器が数少ない弱点となってしまい、たとえ幻影であってもそれを
見せられれば本能的に身がすくんで動けなくなってしまう。

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