かつて人狼族が築いた古代文明、〈狗王朝〉の遺した装置により全域が魔力の異常に濃厚な呪術的空間であり、その影響で西方工呪会製操兵は不調をきたしまともに動かず、名工が気合いを入れて刀や鎧を打てば聖刻器の様な業物が出来上がる。
九尾獣や御仁など実体化した神々とその眷属が目に見える怪異としてのさばり、狂暴・凶悪な魔獣や巨大昆虫が執拗な悪意を持って人間に襲いかかる厳しい地域ゆえに〈武繰〉という、「対人外用」の戦闘技術が編み出された。
それらの脅威に押し込まれてあっという間に縮小及び全滅しないために、人々が協力して自分たちの領域を常に拡張し続けなければならず、(皮肉にも)カグラ・ルートの反対側の西方とは違い国家間の戦争は皆無。
それらの脅威に押し込まれてあっという間に縮小及び全滅しないために、人々が協力して自分たちの領域を常に拡張し続けなければならず、(皮肉にも)カグラ・ルートの反対側の西方とは違い国家間の戦争は皆無。
聖刻1092
「魔道の統べる地」の異名を持つ。