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2005年9月16日に発売された[[あさき]]ファーストアルバム。 初めは「ねこまっしぐら」という仮タイトルがあった。 収録曲一覧 ・[[蛹]] ・[[蛍]] ・[[幸せを謳う歌]] ・[[この子の七つのお祝いに]] ・[[予後の音]] ・[[月光蝶]] ・[[赤い鈴]] ・[[雫]] ・[[神曲]] ・[[空澄みの鵯と]]   神曲 ―あるものは―    日と月と並び 峨々たる峰    嫁いでいく 身は華燭に焼ける    やがて四方の景 触れた頭垂れて    飲んだ 蚯蚓踊る酒を ―あるものは―    腸を舐め転ばす    「産声!」    坊主は相好崩し貪る    火柱もろとも腐って    「化仏よ!」    佳人は六道 小坊主 「あろうことか!あろうことか!」    百も千も過ぎし頃    瑞光の遍し大運河に    背骨忘れて くるわ魚が    びっちゃら! びっちゃら!    暁光吐き 白道まで    泳ぐ!    腫れ上がる我のここり裂きて    抉り出した 坊主を呪い 這う 馬 「まあ!これいかにも!ただならぬ!あすこに!行きたまえ!」    唇すぼみてほざいた馬    髪掴まれ 木の葉になり舞う    魚挙り食い!    咳き上ぐ美女 ただつくづく    乳飲みしている白衣(童のように)は呻き    煩悩の犬となりて 切っ先を向ける    這う娘は 二つの河より覗いている    白目の歯黒(子に乳飲みさす)に足掴まれ    引きずり込まれた 歯黒 「ごゆるりと」    揺ららと鳴る仙花紙の雲は極彩色よ    在す神の祝    霊香湿る    「わたくし 禍言を」    野辺の送りに    「謳うわ」    恨み 恨み 恨まれ    神国に飛び込みたる逆罰    浅浅と舞う 彼 「いかがなるものか!」    雷で噛み千切る!    百八の笛を ひるる ひいるるる~    六根 六道 三世    響き出でたる 鐘    わたくしの唇 震る振りて神体    ふりふり ふりふり ふりふり あ~~れ~~~~~~~~~    一度落ちた魚は苦輪    輪廻して止まぬ恨みの目    その背の鰭に突き刺し運河上る    禍言を叫び 喰い転めきて    咳き上ぐ者 ただつくづく 神拝している 彼 「やや!そこに在り!」    背中を炙る 紅蓮の炎にも気付かずに    呪いの唄 口ずさみて    女は びっちゃら びっちゃら と泳ぐ    白き道 縷々と 綴る 地の獄 是より    天道 彩裂き 照らす    光に導かれ辿り着いた地ですら苦輪の海    迷い子は紅蓮に焼かれるも 泳ぐ    偽りの瑞光を信じながら 小坊主 「我は思う!     世に一切の衆生が無くなるまで人は!     憎しみの海 泳いでいくのであろう!」
2005年9月16日に発売された[[あさき]]ファーストアルバム。 初めは「ねこまっしぐら」という仮タイトルがあった。 収録曲一覧 ・[[蛹]] ・[[蛍]] ・[[幸せを謳う歌]] ・[[この子の七つのお祝いに]] ・[[予後の音]] ・[[月光蝶]] ・[[赤い鈴]] ・[[雫]] ・[[神曲]] ・[[空澄みの鵯と]] ----   神曲 ―あるものは―    日と月と並び 峨々たる峰    嫁いでいく 身は華燭に焼ける    やがて四方の景 触れた頭垂れて    飲んだ 蚯蚓踊る酒を ―あるものは―    腸を舐め転ばす    「産声!」    坊主は相好崩し貪る    火柱もろとも腐って    「化仏よ!」    佳人は六道 小坊主 「あろうことか!あろうことか!」    百も千も過ぎし頃    瑞光の遍し大運河に    背骨忘れて くるわ魚が    びっちゃら! びっちゃら!    暁光吐き 白道まで    泳ぐ!    腫れ上がる我のここり裂きて    抉り出した 坊主を呪い 這う 馬 「まあ!これいかにも!ただならぬ!あすこに!行きたまえ!」    唇すぼみてほざいた馬    髪掴まれ 木の葉になり舞う    魚挙り食い!    咳き上ぐ美女 ただつくづく    乳飲みしている白衣(童のように)は呻き    煩悩の犬となりて 切っ先を向ける    這う娘は 二つの河より覗いている    白目の歯黒(子に乳飲みさす)に足掴まれ    引きずり込まれた 歯黒 「ごゆるりと」    揺ららと鳴る仙花紙の雲は極彩色よ    在す神の祝    霊香湿る    「わたくし 禍言を」    野辺の送りに    「謳うわ」    恨み 恨み 恨まれ    神国に飛び込みたる逆罰    浅浅と舞う 彼 「いかがなるものか!」    雷で噛み千切る!    百八の笛を ひるる ひいるるる~    六根 六道 三世    響き出でたる 鐘    わたくしの唇 震る振りて神体    ふりふり ふりふり ふりふり あ~~れ~~~~~~~~~    一度落ちた魚は苦輪    輪廻して止まぬ恨みの目    その背の鰭に突き刺し運河上る    禍言を叫び 喰い転めきて    咳き上ぐ者 ただつくづく 神拝している 彼 「やや!そこに在り!」    背中を炙る 紅蓮の炎にも気付かずに    呪いの唄 口ずさみて    女は びっちゃら びっちゃら と泳ぐ    白き道 縷々と 綴る 地の獄 是より    天道 彩裂き 照らす    光に導かれ辿り着いた地ですら苦輪の海    迷い子は紅蓮に焼かれるも 泳ぐ    偽りの瑞光を信じながら 小坊主 「我は思う!     世に一切の衆生が無くなるまで人は!     憎しみの海 泳いでいくのであろう!」

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