四国電力が28日発表した2006年3月期の連結決算は、経常利益が前の期比11%減の396億9400万円だった。燃料費の増加を人件費圧縮で補ったが、昨年4月の電気料金引き下げなどで減収だったことが響いた。今期も7月からの料金引き下げが約100億円の減収要因となるが、減価償却費の減少などで経常利益は1%増の400億円を見込む。