大倉工業が売掛債権の流動化による資産圧縮を加速する。百十四銀行は4月27日、同社が保有する約20億円の債権を特別目的会社(SPC)が買い取る形で流動化に参加した。参加行は中国銀行に続き2行目。大倉工業は債権の入金期日前に現金を確保でき、資金繰りが改善。短期借入金の返済などに充て、資産効率を高める。