四国旅客鉄道(JR四国)は9日、2006年度事業計画をまとめた。高速バスやマイカーとの競合が進み、鉄道運輸収入は257億円と05年度の実績見込みに比べて1.5%減となる見通し。鉄道輸送人員は2.0%減の4800万人と、依然として乗客減少が続くとみている。
経費を抑制することで、営業損益を今年度見込みより12億円改善し、84億円の赤字とする計画。経営安定基金の運用益など営業外利益89億円が下支えして、経常利益は5億円を確保。最終損益は4億円の黒字とみている。
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