2009-01-12

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2009-01-12 進捗



【まとめ】Kizuka

  • 結局、

メディア芸術祭の〆切に間に合わず、アジアデジタルアート大賞に応募してみたが、入賞できませんでした(´・ω・`)ショボーン

とはいえ、それは目的ではなく副産物的なアレなので、まあいいか、と思っています。入賞できなかったのは、作品を説明したVTRの構成がまずかったのか。あと、下記の点。

今までのところ、何がまずいかというと、表現技法の部分です。
(1) 水を出すにしても、多少水漏れが緩和されなかったところ、
(2) スチロールでなくアクリル板を加工し、ケチらず高級な撥水剤を使っていればよかったというところ、
(3) 日時が迫っていたとはいえ、制作サイズをいきなり舞台サイズにしてしまったこと。
(4) 制作スケジュールの詰めが甘かったところ。(←でも、今回以上早く制作するのはムリ)。

要は、デカいものを作るにはそれだけ時間がかかる、という教訓を得ました。そんなふうで時間がかかったため、スケジュールが押され、水と光の表現の部分に力を注げなかったことが良くなかった。

水に関して言えば、あとで発見したのだけど、もっとうまく表現している人がいたのです。
「Atelier OMOYA -Water Logo-」
http://homepage.mac.com/k.kosei/omoya/wl.html



  • 今後の展開、

問題点。そこらに展示されている近年のメディアアートに対して、自分は「へぇ」としか共感できない。まず技術面に目が行き、「へぇ」と、思う。作者はもっと、深いことを考えていて、作品にはもっと深い意味があるのかもしれない。自分に理解力が足らないのか、その作品自体の提示方法が良くないのか。何にせよ、その点を打開するようなものを作らないと意味がない。

今回の作品「おもいぬま」自体のコンセプトは時代性にも合っており、自分の表現したい部分とも合っていたので、方向性はこれでいいと思う。

今回用いた水は、ある程度の「制御出来なさ」を含んでおり、(水道屋さんからすると制御できるものかもしれないが) 作品の仕組みに捕らわれず、(水の振る舞いを間に置くことで「ごまかし」が効いたのか、)共感に近づく可能性を感じた。水とか、制御できなさのノイズをうまく扱うと良いのかもしれない。(でも、他の作品に対する程度の違和感はぬぐえていないようにも思う。制作者の主観的な判断が入っているから、今のところ何とも言えない。) 

やはり、メディアアート自体は作品になりえないと思う。それをどう取り囲んでいくかが問題。

この作品の延長に見据えているものは1つの舞台作品であるが、そこまで完成しないとどうもしっくり来ない。

以前作った「torikage」に関しても、現代のコンピュータを使ったテクノロジーを子どもなどに教える手段ではあっても、作品としては未完成だと思う。「レゴ」という製品を「作った」、みたいな。そこから何を組み立てて、完成させるかが主題。この辺は、適当に、遊び続けていく予定。

この作品はここで終わりではなく、これから修正していかないといけない。水の表現方法に関して、など。時間はかかるし、もう飽きた部分もあるけど、ノンビリやっていこう~。


以上。






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