やる大矢ナイスゲーム2009 その2

やる大矢スレ的なナイスゲームのデータを保管しておきましょう
継投内容も詳しく書くとより楽しめます
あくまでもゲームの流れを簡潔にまとめる事を推奨します
一部にしか分からないネタを書く事はオススメしません

  • 2009年7月28日以降のナイスゲームはこちらに追加してください(2009年7月29日作成)
7月27日以前のゲームはこちらやる大矢ナイスゲーム2009

10月7日】VS東京ヤクルトスワローズ (神宮球場)

横浜 012000001 | 4
東京 00002102x | 5

藤江(6)
●松家(2)

今シーズン最終戦を台風18号の影響による雨の中で迎えたベイスターズ。
昨日に引き続きヤクルトと神宮球場での対戦となる。

先発藤江は悪条件の中、順調な滑り出し。
打線も佐伯が2回にソロムラン、3回に2点タイムリーと着々と得点を重ねる。

『今日こそは、、』と思い始めた5回裏、突如藤江が乱れ始める。
ユウイチ・川本の連打、バント失敗を挟んで畠山のヒットで満塁から、福地に2点タイムリーを許す。後続はなんとか抑えたものの続く6回裏、昨日決勝ホームランを放った魔将ガイエルにまたもソロムランを打たれ同点。藤江はこの回で交代となる。

7回からピッチャーは松家。
7回裏は無難に抑え8回裏も2アウトまでこぎ付けたが、4番青木にセンターへのヒット。そして魔将ガイエル。嫌な空気の流れる中、見事な2点飛翔。ヤクルトにリードを許す事となる。

9回表、ピッチャーは抑えのイム。
ここで先頭打者村田が意地の2塁打。佐伯2ゴロ・吉村遊ゴロの間に生還して1点を返す。そしてバッター石川。カウント2-1から中途半端なスイングで三振。ゲームセットとなってしまった。

先発ピッチャーそこそこ好投 -> 突如乱調 -> 飛翔。そこそこ先制 -> 追加点 -> その後サクサク。8回裏2アウトから中継ぎが飛翔してリードを許す。9回追いつかない程度の反撃。
対ヤクルト戦7連敗と前半のヤクルト(だけ)への無双っぷりはどこへやらの結末となり、まさに、「ベイス★ボールの完成」を見せ付けて、今年一年を締めくくった。
ちなみに、この後ヤクルトは阪神との直接対決にも勝利し球団初のCS進出を決めるのだがそれはまた別のお話。

10月6日】VS東京ヤクルトスワローズ (横浜スタジアム)

東京 100010080 |10
横浜 201100000 | 4

桑原(7)
高崎(1/3)
●工藤(0/3)
木塚(2/3)
真田(1)

ホーム最終戦を迎えたこの日、先発は桑原(謙)。
前回の登板(9月29日を参照)では好投するも勝ち負け付かず。そして…

立ち上がり、ヤクルト福地に先頭打者飛翔をされたが後続を抑え、その裏、佐伯・吉村の連続タイムリーにより逆転。
回を追う毎に桑原は調子を上げ、さらに3回には内川のソロムラン4回は金城のタイムリーと、5回にヤクルト鬼崎にソロムランを打たれるもホーム最終戦を☆で飾る夢でスレは平和な空気に包まれていた。

7回裏の攻撃、先頭打者となる桑原(謙)に代わり桑原(義)。投球数112球での交代はもったいないとの声もあったが、先発の役目を十分果たし後続に託す事となる。

8回表、ピッチャー高崎。2連打を浴びさらにバントで1死2・3塁。
ピッチャー工藤に交代。バッターは4番青木。スレ住人の「おじさん左はニガテなのに…」「なんで水差し出さないの」等の意見の中、見事なセンター前ヒットで2者生還で同点。1死1塁。バッター魔将ガイエル。 見事な 右中間2点飛翔。おじさん1死も取れずに降板。
ピッチャーは木塚に交代。しかしヤクルトの勢いを止められず、四球->敬遠->デッドボールの満塁から福地に走者一掃ツーベースなど計4失点の炎上を見せた。

ヤクルトは8回9回を五十嵐・イムの盤石のリレーでピシャリと抑え、横浜はホーム最終戦を無事に★で飾る事となった。

前回のムエンゴ、今回の中継ぎ炎上と桑原に勝利を付ける事が出来ず、最近は安定していた高崎->工藤->木塚の3人での大炎上。対ヤクルト6連敗と燕補正もすっかり剥げ落ち、ホーム最終戦は「上げて落とすベイス★ボール」の今年一年の集大成となる試合であった。


9月29日】VS広島東洋カープ (マツダスタジアム)

横浜 000001000 |1
広島 100000001x|2

桑原(7)
木塚(1)
●高宮(2/3)
山口(0/3)

65年以来の2年連続90敗という不名誉な記録が迫るなか、現在5連敗中のベイス。
先発は昇格したばかりの藤江かと思われたが、桑原謙が先発することとなった。
対するカープの先発は期待の若手、今井で始まった。

桑原は1回、死球で出したランナーを栗原のタイムリーで返され1点を失うも、それ以降は7回までランナーを1人も出さない完璧な投球を見せる。
横浜はランナーを出しつつも要所要所で1本が出ず点が取れなかったが、6回に内川の犠牲フライで1点を返し同点に。

同点が続く9回、マウンドにはなんと高宮が。
昇格後はそれなりに活躍している高宮であったが、大半がサヨナラ飛翔を覚悟したであろう。
そしてランナーを2人出すも左の天谷はきっちり三振に打ち取り、右の栗原ということで山口にスイッチ。


その山口が投じた5球目、バットの先端に当たったボールはセンター金城の手前にポトリと落ちた。


9月5日】VS中日ドラゴンズ (HARD OFF ECOスタジアム新潟)

中日 000000000 |0
横浜 20000000x |2

グリン(1/3)
○ランドルフ(8 2/3)

福井遠征でのナイスゲームを終えたベイスターズは2日間の移動日を挟んで新潟へと移動、今年新設されたHARD OFF ECOスタジアム新潟での主催試合に臨んだ。
試合前の予想ではスティーブン・ランドルフの先発が有力視されていた。
だが、ひとまず試合内容は置いておこう。

試合開始30分前――。
ライアン・グリン投手は明日に予定されている先発に備えた調整を終え、最寄りのマックでのんびりと夕飯をとっていた。
そこへチームスタッフから電話がかかってきた。

「すまんライアン、今から先発してくれ!」
「・・・は?」
田代代行が、なぜか間違えてスティーブンの代わりにおまえの名前をスタメン表に書いちゃったんだ!!

実際にこういうやりとりだったかは定かではない(公式発表では代行の渡したメモを大川マネージャーが書き移し間違えたということになっている)が、当初ベンチ入りメンバーにさえ入っていなかったグリンはとにもかくにも慌ただしく準備をして1回表のマウンドに上がると、先頭打者の井端をサードゴロに打ち取って仕事を果たした。
やる大矢スレには「ファンの人」と呼ばれ、登板すると「ファンの人の始球式」と称される不遇の投手がいるが、ついにベイスは現実でもプロ野球選手による始球式を行うようになったのである。
もしもグリンが新潟遠征に帯同していなかったら。もしもすぐに戻ってこられないような所まで移動していたら。
スレ住民の話では、グリンの登板が不可能だった場合、規則上は没収試合となる恐れもあったらしい。
そんな重大なミスをただの笑い話へと変えたグリンは、「生涯最高のピッチングだったよ。なんたってノーヒットノーランだからね!きっと明日の先発はランドルフで、2人目の打者から僕が投げると思うよw」との小粋なコメントを降板後に残している。

なお、試合は「(グリンの急なベンチ入りで)試合に出られなくなった桑原(義)選手の分も頑張りたかった」という森笠の2ランで初回に先制すると、投げてはランドルフが自己最高となる毎回の15奪三振、被安打わずか2本の快刀乱麻のピッチングで初回の2点を守り、9回まで無失点で投げ切った。15奪三振は球団の最多奪三振タイ記録、外国人投手による1試合の最多奪三振記録、リリーフピッチャーによる最多奪三振記録というすばらしいものである。

ただし、記録上先発したのはあくまでグリンなので、残念なことにランドルフに完封はつかない。


9月2日】VS読売ジャイアンツ (福井県営球場)

横浜031010000 5
巨人000100023X6

三浦(7)
木塚(2/3)
加藤康(1/3)
●真田(1/3)

福井にて行われた遠征シリーズ2連戦の2戦目。
前日の大阪ドームでの試合でシーズン負け越しを決めてしまい
加えて村田・内川・DJが離脱、金城も復帰したばかりと満身創痍の横浜ベイスターズ。
対するは前日の試合で優勝マジックを再点灯させ、勢いに乗る巨人。
横浜の先発は巨人を苦手にする「ばんてふ」三浦、巨人先発の東野は横浜と5度目の対戦になった。

横浜は2回に集中打を浴びせ、敵のミスも絡み3点を先制する上々の滑り出し。
3回にも石川タイムリー、5回には内藤のHRと着実に加点していく理想的な試合運びを見せる。

投げては三浦が相性の悪さを感じさせないピッチングで打っても3打数2安打と活躍。
毎回ランナーを出すもののも、7回121球1失点でマウンドを降り、リリーフ陣に後を託した。

しかし8回から登板した木塚が2アウトまで来たところで谷に被弾し降板。
替わった加藤康も阿部にソロホームランを浴びる。

加藤康は続投、そのまま9回のマウンドに上がるが、先頭の代打鈴木尚にヒットを許して降板する。
代わった真田は坂本に投じた初球を打たれ同点2ラン、ここに来て試合は振り出しに戻される。
次の代打工藤を討ち取るも、小笠原に四球を与え続くバッターは4番ラミレス。
その初球を捕らえた打球は三遊間を抜けてレフト前ヒット…
かと思われたが、レフト内藤の守備位置がかなりセンター寄りで、お手玉もあり1塁走者小笠原が長駆生還。
サヨナラタイムリーとなってしまった。

こうして先発三浦の4年ぶりとなる巨人戦白星は消滅。
試合終了後にはショックでうずくまり動けない細山田を、三浦が気遣う場面まであったと言う・・・。

三浦の好投→リリーフ総炎上という、綺麗な「ageて落とす」展開にスレは久しぶりの伸びをみせた。
対巨人戦のサヨナラ負けはこれで3度目。
その3戦すべてにおいて9回に坂本に被弾(うち2本はサヨナラHR)している。
阪神に関本あれば巨人に坂本あり、といったところだろうか。


8月27日】VS阪神タイガース (横浜スタジアム)

阪神0000000101
横浜00000040X4

○三浦(9)

この3連戦で既に負け越してしまった横浜。内川が食当たりで欠場したこの日の先発は唯一勝ち越してるばんてふ三浦と細山田のバッテリー。一方阪神も勝てば阪神トップの勝ち星となる久保。

6回までは互いに無得点と投手戦を繰り広げていた両チームであったが、7回裏に三浦が久保からショート内野安打を放った所から一転、その後下園レフト前・森笠よんたまで満塁の状態からジョンソン貫禄のフォアボールで押し出し(1点目)。阪神はここで2人目江草を投入。しかしここから佐伯よんたま(2点目)・吉村死球(3点目)・石川よんたま(4点目)と江草は前の投手の残したランナーをきれいに返してしまうEXAシステム(本家)を発動。三浦はタイムリーゼロで4得点の援護を受けた。
ちなみにこの回の先頭打者&最終打者であった細山田は2打席とも三振であった。1イニング2三振はセ・リーグで31人目/31回目。なお、前日は阪神ブラゼルが1イニング2ホームランを打っている。

8回表、阪神は代打桧山を投入し三浦から代打100本目のヒットを打ったがその直後、右中間スタンドの横浜ファンが外野フェンスを越えてグラウンドへ落下、一時試合は中断され、スレ住人も騒然とした。
ファンのフェンス落下(ニコ動)

その後、阪神は代打高橋を投入して内野ゴロで一点を返したが反撃はそこまで。そこからは三浦が きっちり 抑え今期10勝目を挙げた。その時のガッツポーズはとても印象的であった
ばんてふ勝利直後のガッツポーズ(ようつべ)

ゼロタイムリー4得点にファン落下、そしてばんてふ2桁勝利に細山田の打率がばんてふの打率を下回ったこと。いいことと悪いことが同時に起こった試合であった。

なお、この日のヒーローは久保のランナーをすべて返した江草であることは言うまでもない。


8月16日】VS広島東洋カープ (横浜スタジアム)

広島 010000401 |6
横浜 011000011 |4

●ランドルフ(6 1/3)
木塚(2/3)
高崎(1)
真田(2/3)
加藤康(1/3)

8月前半の横浜は、得意のヤクルト戦が2カードあったこともあって7勝6敗と勝ち越しペース、5位広島との3連戦も1勝1敗で3戦目を迎えた。

この日の先発はシーズン途中に獲得した新外国人左腕、スティーブン・ランドルフの来日初登板。

来日前の成績はそれほど芳しいものではなく、また35歳という年齢もあって、期待と不安の入り混じった視線を浴びながら本拠地浜スタに登場したランドルフは、いきなり初打席で左中間スタンドにホームランを叩き込むという、背負った期待とはちょっとばかり違う方向で鮮烈なデビューを飾った。
スレではMLB通算打率.333、AAA通算打率.344を誇る打棒がネタにされていたこともあり、ベイスが誇るアベレージヒッター・「うん様」吉見に勝るとも劣らない主砲属性を讃えて、実況スレは早々に「ラン様」コールで溢れ返った。

なおこのときのランドルフは、よもやの事態に興奮気味のチームメイト達とベンチ前でハイタッチを交わし、スタンドに投げ込むためのファンサービス用グローブにニコニコ顔でサイン、イニングが終了するとそのグローブを小脇に抱えてベンチから飛び出し、歓声うずまく一塁側スタンドに颯爽と 自 分 の グローブを投げ込んでしまって大慌てする、というおちゃめな一面を見せていたらしい。
グローブを無事返してもらい、その後マウンドで声援に応えるランドルフ(ようつべ)

5番佐伯のソロムランも合わせて2点の援護を手にしたランドルフは、初物の強みを武器に広島打線を軽快に捌いていき、6回までに毎回の11奪三振を記録した。一方で6回頃から疲れが顕著に見られ始め、7回に12個目の三振を奪ったあと、続く打者に連続して四球を与えたところでお役御免となった。

後を継ぎ、一死一二塁の場面でマウンドに上がったのは木塚。
一時期の神通力は失いつつあるものの、好投した新外国人ピッチャーに報いたいところだったが、
3番フィリップスに対してカウント1-2から投じたシンカーが甘く入り、痛恨の逆転3ランを打たれてしまう。
続く栗原にも連続ホームランを浴び、この回4失点。

控え目な援護を物ともせず好投していた投手が降板した途端に中継ぎが炎上、ランドルフの投打に渡る活躍に目が眩んでいたもののこれは見事にいつものベイス・ボールであり、とすれば後に続くのは、そう、「追いつかない程度の反撃」である。

8回裏に3番内川のタイムリーで1点を返すとすかさず9回の表に貫禄のエラーから1失点。
9回の裏にはカープの守護神永川を攻め、再び内川のタイムリーで1点返し、
なおも二死一二塁のチャンスで4番ジョンソンが三球三振。きっちり上げて落として上げて落として試合を締めた。

新外国人にベイス・ボールの何たるかをまざまざと見せつけた、季節はずれの自己紹介となるような試合であった。


7月28日】VS阪神タイガース (阪神甲子園球場)

横浜 3000001000 |4
阪神 1010010011x|5

寺原(5 1/3)
石井(1/3)
真田(1/3)
加藤康(1 2/3)
山口(1 1/3)
●木塚(2/3)

ベイスターズは7月の半月を5連勝を含む9勝10敗と持ち直し気味に凌ぎきり、
気持ちも新たにオールスター明けの後半戦初戦に臨むべく、鬼門・阪神甲子園球場に乗り込んだ。
今季の甲子園の鬼門っぷりについてはやる大矢ナイスゲーム【4月30日】【6月28日】の項を参照されたい。

初回、一死一三塁から村田に通算200号となる今季20号が飛び出し、横浜が幸先よく3点を先制する。

先発寺原は特に上位打線に捉まりながらも5回まで2失点で切り抜けていたが、
6回裏に送りバントの処理でエラーを犯して一死一二塁のピンチを招いてしまい、
多くの試合の中盤でそうであるように、横浜ベンチは寺原続投か継投かの判断に迫られた。

その際に鍵となるのが、木塚の投入時期であった。
木塚は今季ここまで23試合に登板して自責点がついたのがわずか1試合だけ(ナイスゲームだった【6月6日】)、
さらに走者を背負ったピンチの場面で多く登板し、その走者をほぼ返すことなく切り抜けていることから
ファンはもちろんのこと首脳陣の信頼も篤く、7月20日の巨人戦試合後の会見では田代監督代行がわざわざ自ら切り出す形で、名指しで活躍を称賛していた。

しかし、この場面では阪神が代打に左の桧山を送ったためか、左腕の石井がマウンドに送られた。

ここから6回裏は赤星にタイムリーを浴びて3-3の同点とされるものの、石井―真田のリレーで凌ぎ、
内川のソロホームランで勝ち越したあとの7回と8回途中までを加藤康、
8回途中からは抑えの山口を早々に投入して乗り切った。

石井降板後の6回二死一三塁の場面、加藤康が不調で連続四球を出した7回裏、
加藤康2イニング目となる8回裏の頭、その後の二死二塁のピンチと、
ピンチでの火消し役を主に担うはずの木塚がいずれの場面でも投入されなかったことに対して
実況スレでは疑問と不安の声が上がっていた。

そして、連投とイニング跨ぎでの登板では安定感を欠く山口が9回裏の先頭・鳥谷にストレートの四球を与えると
実況スレ住民の不安は現実のものとなり、一死ニ塁から新井に痛恨の同点タイムリーを浴び、土壇場で試合を振り出しに戻されてしまう。

「出し惜しみせずにもっと早く投入していれば…」というスレ住民の声をよそに、木塚は10回裏のマウンドに上がるが、
一死後から桜井に粘られて四球を選ばれると、代打林の進塁打で二死ニ塁のピンチを迎えてしまう。

ここで横浜ベンチは、赤星敬遠を指示し、関本との勝負に懸けた。
右サイドハンドの木塚と左打者の赤星との相性、また赤星がこの日5打数3安打なのに対して、
関本は初回に放った安打のあとは4タコ3三振だったことなどを鑑みての判断だろうが、
いかんせんスレ住民は関本に対してトラウマがあり過ぎた。

4月30日、9回裏二死から3点差をひっくり返されてサヨナラ負けするきっかけとなった打者であり、
6月28日、9回裏に3点差をひっくり返された際に止めのサヨナラタイムリーを打たれた打者であり、
さらに遡れば去る2008年の7月6日の伝説の試合、3点取ったあとの9回2アウト2ストライクから4点取られて大逆転負けを喫した際に、あと一球まで追い込みながらタイムリーを浴びた打者であった。

当然実況スレではこの采配はまったく支持されず、ただひたすら関本へのトラウマに脅える書き込みでスレが溢れ返るころ、ブラウン管の向こうでは白球がセンター前に弾んでいた。

かくしてベイス中継ぎ陣の最後の砦が崩れ落ち、お祭り騒ぎの甲子園球場をテレビで見ながらスレ住民はまたひとつ鍛えられた。

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最終更新:2010年05月03日 17:37
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