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アレイルの人々

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アレイルの人々



王族


アレイ・ゴールオンⅣ世(43歳 男 国王)
 国王としては平均的な人物である。
 実権は大臣や商人が握っており、象徴のような立場である。
 しかし代々伝わる「権威の錫杖」のおかげでカリスマ性が増大しており、その座を追われることは無いだろう。

ミレイ・サーズナル・ゴールオン(40歳 女 王妃)
 華やかな女性できらびやかな衣装を纏い、今なお社交界の中心にいる。
 自己主張も強い一面もあるが、彼女は浅慮な派手好きの人物では無い。
 交易市場の維持などで社交の重要性を理解しての行動である。

コレニーゴールオン(25歳 男 第一王子)
 徹底した帝王学の教育のためか傲慢さが目に付く人物である。
 現国王と非常に似た性格をしている。

キャルソン・ゴールオン(19歳 男 第二王子)
 絵画や天体観測など芸術を愛する人物である。
 兄を比較されるうちに引っ込み思案で僻みっぽい性格になっている。
 決して悪い人間ではないが王族としては不出来な人物だろう。

テーシア・ゴールオン(17歳 女 第一王女)
 教育の行き届いた一般的な王族の子女。
 父親を絶対と信じているが、母親と同じように次男のキャルソンの人柄を好いている。

貴族


ニギデス・サラーム(58歳 男 宰相)
 一介の仲介人の使用人から上り詰めた人物。
 政治家としては凡庸だが、商人としては天才的である。
 宰相の仕事より商売を優先するきらいがある。

キン・サガイグ(37歳 男 内務相兼交易相)
 サガイグ家は仲介人の名門で、彼の地位は世襲のものである。
 しかし、政治的手腕はすぐれており、逆に仲介人としては平凡である。
 次の宰相候補と目されているが、ニギデス宰相とはあまりうまくいってないという噂がある

ネグデル・ノンサイム(42歳 男 大蔵大臣)
 おおらかな人物で、物事をよく見て考える人物である。
 礼儀と身分関係には厳しいが、認めた相手には身分を問わず敬意を持って接してくれる。

ビューサン・サンダイ(50歳 男 外務大臣)
 一般市民から名誉貴族まで出世した人物である。
 その分、苦労や後ろ暗い事もあるが決して悪人ではなく、冒険者や旅行者に好意的である。

レギデ・ス・ナイマン(37歳 男 貴族)
 日々退屈を持て余している貴族の次男坊。
 面会の機会があり、冒険の話をすればそれなりの金銭の報酬を出すだろう。

ザイデル・インテルグ
 衛士項参照

ハラハーン(32 男 木門練法使い
 口先の上手さだけで出世した人物。
 非常に傲慢で周囲の評判も悪い(特に自身よりも身分の低い人物)。
 四操兵事件の際に失脚している。

街区長


キュラン・ゾ・マイネル(46歳 男 ゴーズ街長官)
 肩書きをかさにきて格下の人間に威張り散らす傲慢な男。
 他の2区長よりも各上だと思っているが実際は同列である。

ジグ・サーグル(50歳 男 エニシェ街区長)
 役人根性の強い、上に弱く下に強いの典型的な人物である。
 冒険者を嫌っており、偏見を持っている。

ガストン・ドー・ド
 尊大な印象を受けるが悪い男ではない。
 太った体躯と趣味の悪い装飾で損をしている。

衛士


ガハック・レンジア(32歳 男 ターバル・エニシェ街区衛士隊長)
 これと言って能力に長所がない人物だが職務に誇りを持っている。
 豪快な性格と体格だが、冒険者にあまりいい印象は持っていない。
 しかし、認めた人物には非常い協力的に接してくれる。
 ゴーズ衛士隊長のギルビス・マレークとは親友の間柄。
 狩猟機デタリム・マブを任されている。 

ノエーク・(姓不明) (26歳 男 ターバル衛士小隊長)
 細い体つきの青白い陰険な男。
 虚栄心と出世欲が強い典型的な小物だが衛士の中でも力は強い方である。
 四操兵事件の際に失職(収監?)している。
 従兵機ジーを任されている。

アルカータ・(姓不明) (23歳 男 ターバル・エニシェ衛士(小隊長?))
 ノエークの直属の部下。
 上司に似ず直情な熱血漢であるため上司のノエークには批判的。
 しかし上司に反抗したりはしないが、不満があれば冒険者に助言をすることはあるだろう。

ギルビス・マレーク(27歳 男 ゴーズ街区衛士隊長)
 実直な人物でガハック・レンジアとは親友の間柄。

ザイデル・インテグル(27歳 男 ゴーズ街衛士隊長)
 貴族出身だが身分の上下に拘らない温厚な人物。
 敬虔な聖拝ペガーナの信徒。

ソンダー・リング(31歳 男 ゴーズ街衛士小隊長)
 野心家で年下のギルビスの下についていることに不満を持っている。


エニシェ街区


北エニシェ


ソリリア・メッシーム(67歳 女 神聖ペガーナ司教)
 聖拝ペガーナの宗徒以外ならどの宗派でも救いを厭わない慈悲深い人物。
 クエストを受けており、アレイルの聖拝寺院転覆と聖拝派全員の神聖派への改宗を目論んでいる。

ギンデャス・ソンゴーン(39歳 男 カルバラ教僧正)
 カルバラ教街区の特権化をめざしており、最終的にはアレイル全体の改宗を目的としている野心家。

ビジル・サマハーラ(41歳 男 アマルポス神教(海洋民)司祭)
 明朗快活で竹を割ったような性格の人物である。
 元々が海の男であるため現状の陸の生活に不満を持っているが、後継者が育たず海に戻れない。
 妻帯者であり、妻は助祭の地位である。

タサマド・カズシキ(53歳 男 聖刻教会僧正)
 東方でも極東の地、摩加異寡爽菩から来たと言われる人物で、宗派内では超マイナーな支流「トウトラコウジ」の僧侶と名乗っている。
 非常に博識で既に悟りを開いた「聖人」であり、〈八聖者〉に授かったクエストを乗り越え《奇跡》を召喚できる人物である。

南エニシェ


キスドル・ニン・ゲン(39歳 男 キスドル飲食店店主)
 王宮出入り業者で、アレイルの食品流通を取り仕切る権力者。
 一代で現在の地位を築いたため商売に対して非常に厳しい性格をしている。

ネス・ヤサカル(57歳 男 ヤサカル胡椒店店主)
 元交易商である彼は交易品の香料を商って成功を収めた人物。
 また彼は真摯な商人に対しては好意的である。

ドーラ(43歳 女 ドーラの酒場女将) 
 金持ちに媚を売り、貧乏そうな客は追い返すような人物。
 高級酒場のためエニシェ市民向けでありターバル市民には商売はしない。

バラダ(25歳 男 エニシェ・ポーンズ店主)
 世渡りが上手く、誠実さを装うのが得意な商才ある雑貨屋店主の青年。
 親身に話を聞くだけで、その後に何かしてくれるわけではない。

ミーニ(54歳 男 勇気の剣店主)
 体格のいい人物で基本的に相手を見た商売はせず平等に接してくれる。
 通常の武器を扱うだけでなく鉱石を取り扱ったり、露天商への仲介などもしている。
 また鍛冶組合の窓口にもなっている。

ターバル街区


グレイム・アンバストリー(53歳 男 旅の歌姫亭店主)
 ターバル街で最も冒険者の出入りの多い酒場の店主。
 彼自身が元冒険者で気のいい性格のため、冒険者に対する態度も受けも良い。
 ただ、金払いの悪い馴染み連中に頭を悩ませている。

サリィ・アン・メースナー(18歳 女 旅の歌姫亭歌姫)
 酒場の歌姫で彼女目当てで酒場に通う者もいる。
 なぜか盗賊技能を持っているが、その素性はグレイム以外知らない。
 アレイルで盗賊行為を行ったことはない。

フリージ・ソゴルナンド(34歳 男 枯れ枝亭店主)
 元盗賊で北ターバルの盗賊達と繋がりを持つ酒場店主の小男。
 エニシェ街の仲介屋ともコネがあり、盗賊集団の盗品の横流しもしている。
 情報や禁制品・練法触媒も扱っているが信用を得なければ情報以外は売らないだろう。
 また、彼は北ターバルの盗賊匠合を大変恐れており、できるなら手を切りたいと思っている。

オーグン・バスエズ(36歳 男 オーグン雑貨店店主)
 商売熱心で、いつかはエニシェに店を出したいと思っている。
 稀に珍しい物品が入荷する場合もある(聖刻器は除く)。

ギリアム・イー(?歳 男 魔法の小道具店主)
 錬金術師の弟子だったが飛び出してきた人物。
 基本的に雑貨品を扱っているが、稀に練法の触媒も扱っている。

エド・ラングル(57歳 男 エド馬店店主)
 馬丁から叩き上げで来た人物で馬に大変愛着をもつ。
 そのため気に入った人物以外には売らないため、エニシェの馬店で買った方が早い場合もある。
 彼の育てた馬はどれも一級品であるため、買いたがる人は後を絶たない。

キズム・ビージィ(37歳 男 ビージィ鍛冶店店主)
 彼は商人であって鍛冶職人ではないため非常にお金にうるさい。
 取り扱っているものは一般的な武具と馬具・修理の請負である。

サーマス(46歳 男 竜の牙店主)
 陽気な男だが金銭にうるさい武器屋店主。
 一般的な武具を取り扱っているが、質の悪いものも混じっている。

テドラ・キュンデ(45歳 男 盗賊)
 北ターバル街の「王」であり1000人以上の配下がいる盗賊匠合の主。
 年齢からくる体力低下で実力は今ひとつだが、人望は厚く、彼に反旗を翻す者はいない。

ブリジック・サルルーン(?歳 男 火門練法使い)
 テドラ配下の練法使い。
 女の声色が非常に上手く、人前に自身を晒すことを嫌っている。
 そのため年齢も分からず、この名前も偽名である。

冒険者


モグイド・ソードマン(31歳 男 戦士
 両手剣を獲物とする豪快な男。
 その性格から注意力散漫で損をすることも多々ある。

グレイグ・ギルアラー(34歳 男 俗業戦士)
 外見はひ弱な小男風だが、経験豊富で運もあり実力はかなりのもの。
 リッシュ・マナーの信者であるからキドニグ人か。

ニルニル・サルニグ・ニルダークス(64歳 男 俗業戦士)
 南方出身のフーボックの戦士。
 何も考えておらず、行動に責任を取らないが実力は高いという迷惑量産人。

シーナ・ニクル(24歳 女 俗業盗賊)
 放浪の盗賊で匠合に所属することを嫌っており、単独で仕事をしている。
 そのために北ターバルの盗賊匠合に狙われている。

キュアル・マルタル(25歳 男 木門練法使い)
 仮面持ちになるために、師から受けた探索を行っている練法使い。
 非常に困難な内容らしく、ここ数年はアレイルにとどまっている。

エリカ・シグル(18歳 女 伝道士
 ソドモン・ペガーナの僧侶で、修行の旅の途中でアレイルに来ている。
 可愛らしい女性ではあるが、経験が浅いため浅慮でそそっかしい部分がある。
 そこが魅力と言う人もいるが、巻き込まれた人でそれをいう者はいない。
 幼人族と波長が合うようで、会話が成り立っている所を見かけられる。

マール・ニグラル(44歳 男 修道士
 元は商人だったが、中原でカルバラの教えに触れ入信したカルバラ教の僧侶。
 医術の心得と気功術が使えるため、人々から頼りにされている。
 温和な性格だが、怒り出すと手の付けられない気性の一面を持っている。


強制労働農園


ガリアヌ・ソレーダー(37歳 男 農園管理者)
 囚人に対して冷酷な性格で、囚人たちの食費を削って私腹を肥やしている。
 囚人たちの反乱も未然に防ぐ手腕を持つが、北ターバルの盗賊と繋がりがあるという噂もある。


王族  エニシェ街   ターバル街  冒険者   強制労働農園


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