C 視機能検査
小項目
- 視力検査,視野検査,暗点検査,色覚検査,光覚〈暗順応〉検査,屈折検査,調節検査,眼位検査,眼球運動検査,網膜電図〈ERG〉,視覚誘発電位〈VEP〉
備考
-
視力検査
- Landolt環
102G20
自覚的屈折検査において,矯正レンズを用いずに視力検査表の1.0の指標が判読できた。眼前に+1.ODのレンズを置いたところ同様に判読できたが,+1.5Dのレンズを置くと像は不鮮明になった。再度+1.ODのレンズを眼前に置いて,さらに -0.5D円柱レンズを付加して水平,垂直および斜めの軸で検査したが,見え方は良くならなかった。
この眼の屈折はどれか。
a 正視
b 近視
c 遠視
d 不正乱視
e 混合乱視
× a
× b
○ c
× d
× e
正解 c
101H39
27歳の男性。夕方歩いていると人にぶつかることが多いことを主訴に来院した。中学生のころから夕方になるとクラブ活動でやっていた野球のボールが見にくいことに気付いていた。両眼とも矯正視力1.0である。前眼部検査では眼瞼,角膜および結膜に異常所見はみられないが,眼底に異常を認める。
診断の確定に必要な検査はどれか。2つ選べ。
a 調節検査
b 視野検査
c 眼球運動検査
d 網膜電図〈ERG〉
e 視覚誘発脳波
× a
○ b
× c
○ d
× e
正解 bd
診断 網膜色素変性症
99F39
44歳の男性。視野異常を訴えて来院した。視力は右 0.2(1.5×-3.00D),左 0.2(1.5×-3.50D)。眼圧は右 13mmHg,左 12mmHg。頭部単純MRIのT2強調横断像を別に示す。
考えられる視野異常はどれか。
a ①
b ②
c ③
d ④
e ⑤
× a
× b
× c
× d
○ e
正解 e
診断 左同名半盲