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New Energy統合」(2006/03/01 (水) 23:36:05) の最新版変更点

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<h3 align="left"><font color="#33CC00">情報募集中 !!</font></h3> <ul> <li> <h3 align="left"><font color="#FF6633">太陽光発電</font></h3> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FF6633">太陽熱利用</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#6699CC">風力発電</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#66CCCC">雪氷熱利用</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color= "#99CC66">バイオマス発電・熱利用</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#99CC66">バイオマス燃料製造</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FF9999">廃棄物発電・熱利用</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FF9999">廃棄物燃料製造</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FF9999">温度差エネルギー</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FF9933">燃料電池</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color= "#FF9933">天然ガスコージェネレーション</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color= "#FF9933">クリーンエネルギー自動車</font></h5> </li> </ul> <hr> <h5 align="left"></h5> <p align="left">新エネルギーのメリット<br>  新エネルギーは、CO2の排出が少ないこと等環境へ与える負荷が小さく、資源制限が少ない国産エネルギー、または石油依存度低下に資する石油代替エネルギーとして、エネルギーの安定供給の確保、地球環境問題への対応に資することから、持続可能な経済社会の構築に寄与するとともに、さらに新エネルギーの導入は新規産業・雇用の創出等にも貢献するなど様々な意義を有している。<br> エネルギーの大部分を海外に依存している日本にとって、国産エネルギーとしてエネルギーの供給構造の多様化に貢献する。<br> 太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーは、無尽蔵で枯渇の心配もなく、地球温暖化の原因となるCO2を増やさない。<br> クリーンエネルギー自動車等の従来型エネルギーの新利用形態は、燃料として化石燃料を使うが、よりクリーンで効率的な利用を実現している。<br> 新エネルギーの多くは地域分散型であり、需要地と近接しているため輸送によるエネルギー損失も低く抑えられる。<br> 太陽光発電は、電力需要量の最も多い昼間に多く発電するため、電力負荷平準化(ピークカット効果)に貢献する。</p> <p align="left"></p> <hr> <p align="left"> 地表に降り注がれる太陽エネルギーは、1平方メートルあたり1kW程度である。これは地球全体に降り注がれる太陽エネルギーとして考えると、世界の年間消費エネルギーを僅か1時間で賄えるほどのものである。<br>  この太陽エネルギーを利用して発電を行う太陽光発電システムは、発電過程において全く排出物を出さないクリーンなシステムであり、エネルギー・セキュリティ及び地球環境保全の観点からも極めて重要なものである。<br>  しかしながら、一般に太陽エネルギーは、エネルギー密度が希薄で、自然条件に左右されること、また、太陽光発電システムは現時点では、石油火力発電等既存電源に比べコストが割高であること等の問題がある。<br>  このため、1974年以降に始まったサンシャイン計画、ニューサンシャイン計画により、太陽光発電の実用化のための技術開発等を実施し、その成果として世界的にトップクラスの変換効率を達成する等多くの成果をあげている。<br>  我が国の太陽光発電の導入実績は2003年度末で約86.0万kWとなっている。このうちNEF(新エネルギー財団)が実施している住宅用太陽光発電導入促進事業では約59.5万kWの太陽光発電システムが導入されている。また、NEDO技術開発機構(新エネルギー・産業技術総合開発機構)では太陽光発電新技術等フィールドテスト事業により、新型モジュール等の実負荷での運転データの収集及び解析等を行っている。</p> <p align="left"></p> <hr> <p align="left"> 風力エネルギーは、風向・風速の変動により安定したエネルギー供給の難しさはあるものの、潜在的には資源が広範に賦存し、無尽蔵な純国産のエネルギーである。<br>  このエネルギーは、数千年前から帆船等に利用されているほか、最近まで揚水や製粉に利用されてきた。現代に入って、風車や風力発電システムに関する多くのアイデアや理論が体系化され、空気力学に基づく風車の翼型等、多くの新技術が盛り込まれた新しい風車が出てきており、風力発電としての利用等が普及し始めている。<br>  今日では、風力発電用としての風車は、風力エネルギーの利用効率が高いこと等の理由で、プロペラ型が多く用いられており、その他にダリウス型が用いられている。<br>  風力エネルギーを電気エネルギーに変換する風力発電システムは、風車が機械的動力への変換を行い、この動力を発電機に伝達して電気エネルギーを発生させる仕組みになっている。<br>  経済産業省では、1976年以降2000年までサンシャイン計画(1993年度からはニューサンシャイン計画)において風力発電システムの技術開発、1981年から1986年度まで三宅島で100kW級風力発電プラントの研究、1990から1998年度まで大型発電システムの技術開発、1999年度から離島用風力発電システム等の技術開発を実施している。<br>  我が国の風力発電の導入実績は、2004年3月末現在で735基超、出力約67.7万kWとなっている。これまで、そのほとんどは電力会社、地方公共団体、国等が試験研究用あるいはデモンストレーションとして設置したものであったが1992年の電力会社による余剰電力購入制度及び1993年の系統連系技術要件ガイドラインの整備により、近年、発電電力を電力会社に売ることが可能となったため、売電事業を目的として設置されたものも増加している。<br>  また、世界第1位のドイツにおける風力発電の導入実績は約1,461万kW、第2位のアメリカは約635万kW(いずれも2003年末時点)で、我が国に比して相当大きな導入量となっており、一層の導入拡大を目指した政策的支援が行われている。</p> <p align="left"></p> <hr> <p align="left"> 太陽エネルギーによる熱利用は、古くは太陽光を室内に取り入れることから始まっているが、積極的に利用され始めたのは太陽熱を集め温水を作る温水器の登場からである。現在までの技術開発により、自然循環形、さらに高性能な強制循環形のソーラーシステムが開発され、用途も給湯に加え暖房や冷房にまで広がり、1980年の第二次石油危機を経て、ピーク時では太陽熱温水器が年間約80万台(1981年)、ソーラーシステムが年間約6万台(1983年)の出荷実績があったが、円高、石油価格の低位安定等を背景に導入台数は年々スローダウンしている。2003年末の累積出荷台数は、太陽熱温水器が約641万台、ソーラーシステムが約60万台である。<br>  しかしながら、太陽熱利用機器は、エネルギー変換効率が高く、新エネルギーの中でも設備費用が比較的安価で費用対効果の面でも有効であり、また、これまでの研究開発により、機器の性能や耐久性等は世界的にも高水準にある。<br>  具体的には、太陽熱利用システムを構成する主要な機器として、太陽熱を効率よく集める集熱器、集めた熱を長時間蓄える蓄熱槽、熱損失を少なくし効率よく熱を輸送する配管等の熱輸送系、熱を効率よく利用する熱変換器及び断熱材が開発されている。<br>  また、太陽熱利用システムの形態としては、冷暖房・給湯システム、産業用ソーラーシステム、太陽熱発電システム、熱・電気複合ソーラーシステムがあるが、太陽熱のより積極的な利用拡大に向けて、集めた太陽熱を様々な分野に利用するための技術も開発されており、近年の地球環境問題への関心の高まりにより、さらなる普及拡大が期待される。</p> <p align="left"></p> <hr> <p align="left"> バイオマスの語源は、生物を表す「バイオ」にまとまった量を意味 する「マス」を合成して作られた言葉であり、エネルギー利用やマテリアル利用ができる程度にまとまった生物起源による物質と言う意味である。<br>  このバイオマスは有機物であることから、燃焼させエネルギー利用を行った場合には、CO2が発生するが同時に植物が生長することによりCO2を吸収することによって、全体で見ると二酸化炭素の量は増加しない「カーボンニュートラル」という特性を持っている。従って、このバイオマスを化石系燃料に代替させることによって、地球温暖化ガスの一つである二酸化炭素の発生量を抑制することができることから、地球温暖化防止対策の有効な手段の一つとされている。<br>  このバイオマス・エネルギーについて、平成13年6月に取りまとめられた総合資源エネルギー調査会・新エネルギー部会の報告に基づき、新エネ法の政令改正により「新エネルギー」として追加(平成14年1月)、地球温暖化対策推進大綱における新エネルギー導入目標の位置付け(平成14年3月)、「電気事業者による新エネルギー等の利用の促進に関する特別措置法」の中でバイオマス発電を対象エネルギーの一つとして法律上明記(平成14年5月)するなど、バイオマス・エネルギー利用の推進に向けて取り組んできた。また、政府関係6府省の連携により、バイオマスをエネルギーや製品として総合的に利活用し、持続可能な資源循環利用型の社会を実現する構想が「バイオマス・ニッポン総合戦略」として平成14年12月にまとめられた。平成17年1月には「バイオマスタウン構想」が公表されるなど、関係各省による連携や、各地域毎の取組み等を通じて具体的な導入促進を実施していく予定である。<br>  バイオマス・エネルギー起源としては、その原料面から廃棄物系と植物(栽培物)系とに分類される。<br>  我が国において、現在エネルギーとして利用されているバイオマス・エネルギーは、一般・産業廃棄物の焼却によるエネルギーであり、廃棄物系バイオマスは、製紙業等の過程で排出される産業廃棄物 (黒液、チップ廃材)、農林・畜産業の過程で排出される廃棄物・副産物(モミ殻、牛糞等)、一般廃棄物(ごみ、廃食油等)等を燃焼させることによって得られる電力・熱を利用するもので、例えば、黒液というパルプ化工程からの廃液や、チップ・製材工程からの廃材等廃棄物・副産物系バイオマス・エネルギーを熱需要に活用する形態を中心に導入が進展している。なお、畜糞や食品廃棄物からメタンガスを回収する技術は確立されているものの、経済性の観点から、相当量の廃棄物の確保が必要であり、回収方法などの問題から十分な普及には至っていない。<br>  今後は、低コストで原料を収集・輸送し、エネルギーを製造できるようになることが実用化に向けたカギであり、利用・変換効率の向上や低コスト化のための技術開発が課題である。<br>  一方、植物(栽培作物)系バイオマスは、サトウキビ、ナタネ等の植物を燃料用アルコール等に転換して利用するもので、我が国においては、エネルギー利用目的の作物栽培は、食糧や用材等原料の生産と土地利用の競合問題や、既存の燃料等と比較して高コストであるという経済性等から、現時点では、実用化段階に至っておらず、低コスト化等を目指した開発段階にある。<br>  アメリカにおけるバイオマス・エネルギー供給(植物廃棄物36%、黒液30%、木質系25%、バイオガス6%)は一次エネルギー総供給量の約3%を占めており、発電や発熱用の燃料として利用されている。輸送用燃料としてのバイオ液体燃料の使用については、量的には多くはないが、1999年の大統領令(バイオマス・エネルギー構想)により、農業廃棄物のエタノール変換による自動車用燃料の国内使用料を2010年までに3倍に増加するとしている。<br>  EU諸国におけるバイオマス・エネルギー供給(薪、木質系廃棄物、都市廃棄物、混焼等)は同地域の一次エネルギー総供給量の約3.3%を占めている。バイオマス・エネルギーの利用は従来型利用の薪が圧倒的に多く、次いで製紙工場の黒液や木工工場の木材廃棄物、都市ごみ、発電用の化石燃料との混焼利用も行われている。近時、デンマーク・ドイツ等で増加傾向にあるガス化・液化による利用は今後の課題である。1999年にECは、EUの全エネルギーに占める再生可能エネルギーの割合を 6%から12%まで倍増させる導入目標を設定し、その増分のほとんどをエネルギー作物、農業作物等のバイオマスによるとしている。</p>
新しいエネルギー統合<br> <ul> <li> <h5 align="left"><font color="#FFFF00">太陽熱利用</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FFFF00">風力発電</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FF0000">雪氷熱利用</font></h5> </li> <li><font color="#FF0000"><strong>バイオマス</strong></font></li> <li> <h5 align="left"><font color="#FFFF00">廃棄物発電・熱利用</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FFFF00">廃棄物燃料製造</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FFFF00">温度差エネルギー</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color="#FFFF00">燃料電池</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color= "#FFFF00">天然ガスコージェネレーション</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><font color= "#FFFF00">クリーンエネルギー自動車</font></h5> </li> <li> <h5 align="left"><a class="plugin_treemenu_sub" href= "http://www8.atwiki.jp/jouhou2-8/pages/31.html"><font color= "#FF0000">メタノール等のアルコール製造</font></a></h5> </li> <li> <h5 align="left"><a class="plugin_treemenu_sub" href= "http://www8.atwiki.jp/jouhou2-8/pages/29.html"><font color= "#FFFF00">中小水力発電</font></a></h5> </li> <li> <h5 align="left"><a class="plugin_treemenu_sub" href= "http://www8.atwiki.jp/jouhou2-8/pages/28.html"><font color= "#FFFF00">地熱利用</font></a></h5> </li> <li> <h5 align="left"><a class="plugin_treemenu_sub" href= "http://www8.atwiki.jp/jouhou2-8/pages/27.html"><font color= "#FF0000">海洋エネルギー利用</font></a></h5> </li> <li> <h5 align="left"><a class="plugin_treemenu_sub" href= "http://www8.atwiki.jp/jouhou2-8/pages/26.html"><font color= "#FFFF00">未利用エネルギー</font></a><br></h5> </li> </ul>

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