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夢幻想 二

雷雨の夜


自室で男と話している。

雷が鳴っており、雨も降っている。
窓を開けると、下方にダウンコートや冬物の外套が干してあり、取り込もうとしたが、雨風激しくままならないので、諦めて止んでから取り込むことにする。

よほど熱心に話していたらしく夜半すぎになっていた。
台所に行くと食事の支度が出来ているが、夜も遅いので、食事はしないことにする。
何も食べないのも いかがなものかと思い、冷蔵庫を開ける。
中に入っていた白いまんじゅうを出す。一つ目は、じかに入れてあり、男に食べさすのは面目ないように思った。中の緑色のあんこが少し透けて見えている。
もう一つ、奥に入っていたのは、真白であった。

冷蔵庫に入っていたせいで冷たいので、鍋で蒸そうと思い、男に鍋の中に敷く皿を取ってくれるよう頼む。受け取ったら、帆立貝のように縁をよせてある丸い皿で、白かった。


(十八年八月二十五日)