聖刻@Wiki

ビエル・ノラス・マルマニーズ

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剣の聖刻年代記四操兵の記」に登場する人物。

モニイダス出身で、ベイラの幼馴染であるグリム人

滅多に弟子をとらない天才武繰使いディエン・ズィ・ルィイに才能を見出され、点空操を学びつつ散亥洛へと渡る。
命懸けの実戦も同然の危険な修行や他流試合を幾度もこなし、同年代の者たちでは相手にならないほどの実力をつけた偉丈夫となった。
さらに、ディエンの嬉しい事に上達し続けても驕らず真摯に強さを探究し、とうとう噂に名高い梗醍果国の隠者バナ・ハンとの仕合を熱望するが、祖国の武繰指南役となるよう師に諭され西方へ帰郷(一人で行かせると役目を放り出して、バナ・ハンを探しに北部へ向かいそうという名目でディエンもついてきた)。

少年時代、東方へ旅立つ直前にニクス・アレン・ビローに一方的に痛めつけられた事を忘れておらず、カグラ・ルートでの帰路で中原の呪い師に大枚はたいて「破魔の飛礫」を仕入れ、意趣返しを目論んでいたのであるが、魔道師との再戦は余命幾ばくもない師匠に譲ることとなる。
自身は一足先にシイアンを伴い故郷に戻ってくるや、アレイ・モーアが撒き散らすモニイダスの遺産奪取のための混乱に巻き込まれ翻弄される。

実は師ディエンが自身に巣食う〈の一者〉ごと、「己を殺すため」育て上げた逸材。
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