バキノア市

バキノアは、匠合国家ダンバキノ共和国の首都にあたる都市である。この都市は、鍛冶工の街らしく機能的、計画的に建設されており、下水などが完備されている。そのため、ランナン王朝?などの他の都市に比べて非常に清潔である。
バキノア市街の建築物は、2~3階建て家屋が中心で、実際には富裕階層の人間のみが生活している。自由身分階層の人間は、都市の周囲を取り囲むようにできている集落と、本来閉鎖されているはずの旧市街で暮らしている。とはいえ、バキノア周辺の集落は比較的豊かで、木造の簡易家屋などが立ち並び、都市の外にさらなる都市ができているかのように見える。
バキノアで目立って大きな建物は、バキノア鍛冶匠合の中央鍛冶場の城塞と、神聖ペガーナバキノア教会の双子の尖塔である。中央鍛冶場はダンバキノの鍛冶工房を一か所に集約したように見えるほど大きく、さまざまな設備が整っている。また、操兵専用の鍛冶工房もあり、そのため城塞のような厳重な建物になっている。通常は外部の人間の出入りは禁止しており、個人レベルでは操兵の修理を頼むことさえ困難だろう。

地理

 バキノア市は10時方向へ傾けた丸型フラスコ状の形状をしており、首部分が旧市街で胴が新市街となっている。
 4都市すべての交通路が交わる位置に築かれている。

旧市街

 フラスコの口に当たる部分が旧市街の出口となり、そのまま北西へ伸びるガウアス街道につながっている。
 新市街以前より使われており、移設も出来ないためダンバキノ自衛連合の本営もそのまま設置されているが、近年は城壁外にも施設が拡張が進められている。
 練兵場や操兵の駐機場、整備に関する施設が外壁側に増設されている。 

新市街

 約800年頃に建造され非常に計画的に街並みが配されている。
 中央には中央鍛冶工場があり、放射状に道路が伸びている。
 道路は複雑に折れ曲がり、袋小路も意図的に作られているために土地勘の無い者にとっては非常に迷いやすい造りとされている
 主要な大通りは「モネラ大路」「バン・ダークの凱旋通り」「ペガーナ門通り」「鍛冶屋大路」などがある。
 また大通りは道幅20リート以上あり、敷石には粘度の高い土瀝青(どれきせい)を被せて補強してある。
 しかし操兵の往来が多いため常にどこかしらの道で補修工事は行われている。

 新市街では広場が至る所にあり休日には定期的に市が立つ
 特にバキノア市(泥棒市)は北部でもかなり有名である

軍事


従兵機 52騎
ダンバキノ・ファイン 15騎 トライ・キシュアル・B 25騎 バルツ・ラマンセ・B 10騎 ザクレイ 2騎

B=バキエヌ

兵士:操手160名 騎兵426名 歩兵1.031名 その他221名

人物

ジエン・コーダ・ダンバキノ 20代ダンバキノ盟主
バント・エル・クレーズ バキノア首相
バスタル・コード バキノア自衛連合主席
メブ・クレーズ バキノア自衛連合次席
エッソー・タルバルク 同上(現ツレイラ国境警備司令官)
クリーグ・ロウ? バキノア大学学長

ドラン・マスカレ バキノア法院長官
 神聖ペガーナの司教である。
 堅物で融通の利かない所もあるが大変高潔な人物であり、前盟主キール・ヴァーンの時代でも汚職に染まらずいた素晴らしい聖職者である。

ペリル・モリック バキノア鍛冶組合匠主
 ジエンが盟主となる前は実質的なダンバキノの頂点だったと言われる人物。
 前盟主キール・ヴァーンの腐敗政権はこの人物が裏で糸を引いていたとするのが定説である。
 噂では暗殺者匠合の匠主も兼ねていると言われている。
 また、ダンバキノ名誉議長の席をもち直接的な進行権はないが大きな影響力を依然保っていることは間違いないだろう。

ダバッカ・オルレン オルレン商会店主
 カグラの隊商上がりで情報も商品の一部として扱う人物であり、交渉と対価を示せば貴重な情報を
 提供してくれるだろう

バルラッテマ・シルド 露天商
 露天商でも特に有名な人物であり、この老婆の扱う商品には聖刻器や貴重な鉱石が無造作に並んでいたり、ただのガラクタが置いてある。
 気難しい性格ではあるが気に入った人物にはタダ同然であったり格安で貴重な物品や情報を販売したりしている。
 しかし賄賂は彼女の心証を悪くするだろう


出展:「ワースブレイド・シナリオソースブックNo.2【遥かなるカイ・ダイン】」 「ワースブレイド/d20 システム対応ワールドガイド」