デルガス
歴代の匠主と同じく彼には強力な洗脳が施されており、それゆえ(強制的に)毎日を「自然と人間の関係」についての思索・瞑想に耽って過ごしている。主な実験(殺人)は最下層の暗殺部隊に任せ、自分と配下の練法使いたちは”大自然”によるより効果が高い暗殺法を日夜研究している。人間としての感情はとうの昔に失くしており、ただただ研究しては実験する日々を送っているのだ。
最近、彼はついに”悟り”を開いたと伝えられている。彼らを知る識者の推察によると、「人間は大自然の異端者であり、調和を得るためには現在の人間の数を1/3にしなければならない」と固く信じているらしい。