九尾獣(クー・オ・ロー)
東方の地に広く生息する、超常の力を振るう巨大な獣の呼び名。
〈八の力〉が突出した脅威とならないように、御仁と示し合わせて顕現したアハーン大陸の
神の一柱とその眷属たちで、古代に栄えた〈狗王朝〉と人狼族の守護者(祖先?)。
「九尾」と名前がついているものの、実際の尻尾の数はほんの二~三本から、数十本も
持つ者まで様々。
尾の多い上位の存在は高い知性と強い霊力を持ち(抜けた体毛にすら世界を改変できる神通力が宿る程)、
また聖刻世界の秘密も知悉しており、《黒い月》との盟約を守らんと行動する。
人類に対しては基本的に中立的な態度を取っているが、盟約を破った者や縄張りを荒らす者には
一切容赦をしないという。
そのおかげで有史以来大規模な人間同士の戦争が起こらなかったが、降霊術師たちが本来居るはずの場所に九尾獣たちの反応が無くなったという噂が
流れるだけで、人々の間に不穏な空気が漂って箍が外れそうになる東方の絶対君主。
また同じく君臨者である御仁族とは、共通の目的から協力はする事はあるが、本来は
あまり仲が良い関係ともいえないようだ。
〈八の力〉が突出した脅威とならないように、御仁と示し合わせて顕現したアハーン大陸の
神の一柱とその眷属たちで、古代に栄えた〈狗王朝〉と人狼族の守護者(祖先?)。
「九尾」と名前がついているものの、実際の尻尾の数はほんの二~三本から、数十本も
持つ者まで様々。
尾の多い上位の存在は高い知性と強い霊力を持ち(抜けた体毛にすら世界を改変できる神通力が宿る程)、
また聖刻世界の秘密も知悉しており、《黒い月》との盟約を守らんと行動する。
人類に対しては基本的に中立的な態度を取っているが、盟約を破った者や縄張りを荒らす者には
一切容赦をしないという。
そのおかげで有史以来大規模な人間同士の戦争が起こらなかったが、降霊術師たちが本来居るはずの場所に九尾獣たちの反応が無くなったという噂が
流れるだけで、人々の間に不穏な空気が漂って箍が外れそうになる東方の絶対君主。
また同じく君臨者である御仁族とは、共通の目的から協力はする事はあるが、本来は
あまり仲が良い関係ともいえないようだ。