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歩むべき道は果てしなく」(2008/07/21 (月) 23:47:55) の最新版変更点

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*歩むべき道は果てしなく  研究所内の静かな一室。普段は化学や薬学に従事する者達が利用すると思われるその部屋には茶褐色のビンに収められた薬品やガラス製の実験器具が並んでいる。  その部屋の中で腕を組み、立ち尽くす男"乃木怜治"は、何やら実験に勤しむ男"北條透"を見つめていた。  恐ろしい怪物に監視されている恐怖も薄れていくように感じるのは、目の前の謎に向かい合うことに集中しているためだろうか。いや、むしろそれ以上に緊張する実験をしているというべきか。  北條はケージの中に敷き詰められている枯れ葉のように干からびたバラの花びらをピンセットで優しく取り上げる。北條の頭をよぎるのは先程目の前で灰となって崩れ落ちた鼠の姿。慎重に慎重に花びらを取り出す。  仮にも異形の怪物"アンノウン"への対抗手段、"V-1システム"の開発立案者。基礎的な科学知識は多少は持ち合わせている。目の前の器具の使い方も情報さえ揃えばどうとでもなる。  実験室が醸し出す、理系以外の人間を寄せ付けない排他的な雰囲気は明らかに鬼門だ。それはもしかしたら、あの傲慢な管理官を思い出すからかもしれなかった。  彼女には負けたくない。その思いも多分に働いたかもしれない。  刻一刻と進行する殺し合い。背中に突き刺さる鋭い視線。この状況下で得手不得手など言っていられない。  真実を解き明かし、勝利する。そのためには全ては利用すべき貴重な駒だ。 ケージから取り出された花びらは予想以上に色褪せており、何の生気も感じられない。先程写真を見ていなければ青いバラであったなどと思えなかった。  その写真があったファイルには本来記録されているべき詳細なデータは残されておらず、実験に関する簡単な記述しかなかった。そこから分かったことは二つ。  一つは青いバラには動物を灰化させる何らかの働きがあること。  もう一つは鼠の入っていたケージに付けられていた装置にはそのバラの働きを抑える何らかの作用があること。  青いバラの"何が"動物を灰化させ、ケージに付けられていた装置が"どのようにして"その作用を抑制しているかは分からない。  しかし、どちらも北條の常識からは考えられない技術であることは間違いなかった。それでもあらゆる可能性を考慮しながら少しずつ作業を進めていった。  バラの残骸をカッターで細かく切り分けたものを小さめの容器に入れると、そこに背後のタンクから汲んだ水を注ぎ込んで軽く攪拌した。巨大なタンクの中は樹脂の詰められたカラムを通って精製されたイオン交換水で満ちている。  枯れ葉の如く茶色い花びらの欠片は水に濡れると若干白みを増しながら、溶け込んでいき、遂には白濁した溶液となった。  北條の知識にある青いバラといえば遺伝子組み換えによって多くの生物学者が完成を目指す夢の花。バラが持つ赤い花を咲かせる遺伝子を抑え込み、他の青い花の遺伝子を発現させた存在。  ならばこの青いバラも何らかの遺伝子組み換えによる産物と考えるのが自然であり、その結果、動物を灰化させる毒を得たに違いない。  濁った溶液の入った容器は遠心分離機にかけられ、花びらを構成する成分がその重さによって分離、抽出されていく。  北條は抽出された幾つかの溶液をマイクロビペッターで丁寧に採取してガラスセルへと注ぎ込んだ。  妖しく光るセルの数々を隣接する部屋へと運びこむ。  備え付けのマニュアルを一読すると室内に並ぶ分析機器にセルをセットしていく。全てのセルが収まり、分析が開始されたところで北條はようやく胸をなで下ろし、ほっと一息をついた。 「飲むか?」 「…どうも」 北條は乃木から差し出された紙コップを受けとる。研究所で働く職員のための設備だろう。淹れたての温かいコーヒーが実験の緊張から解放された北條の心を和ませた。 「何か分かったか?」 「今、バラに含まれている成分を分析しているところで……出た!」 二人の前に並ぶモニターに赤外分光法、核磁気共鳴分光法、質量分析法によって得られたスペクトルが映し出される。  画面に犇めく様々な波形。それらがコンピュータによって自動的に解析されていく。それを見た北條は急いでキーボードを叩く。マニュアルによれば既にコンピュータには様々な成分が登録されており、簡単な操作でその比較対象も行ってくれるらしい。  技術の進歩は素晴らしい恩恵を人々に与えてくれる。ただの警察官がシステムを装着することで、まるで未確認生命体のように闘えるかの如く、この研究所の設備はマニュアルに従って操作すればある程度の分析が行える。マニュアルに記された指示を解する頭があればの話だが。  何はともあれ、コンピュータに記録されている数々のデータと照らし合わせることでバラに含まれている成分が次々と特定されていく。 「どうだ…?」 期待の表れか。乃木の声はいつもよりも軽く上擦っている。 「普通のバラと…何ら変わりませんね…」 「何…?」 北條はケージの中から青いバラの残骸を一つ選び、つまみ上げる。 「この通り。触れたところで何の問題もない…」 北條が指を離すと朽ち果てた花びらはどこか名残惜しそうにひらひらと宙を舞い、デスクに落ちると同時に脆くも崩れ去った。 「では…何故鼠は灰化した? 島民はどこに消えた?」 北條は困惑する乃木をよそに青いバラの写真の収められたファイルを手に取って語る。 「青いバラの成分に問題があるとしたら…実験室に残された残骸にはない成分かもしれません」 北條はバラの写真と残骸を並べる。 「つまり…問題なのはバラの色素…またはそれに準ずるもの」 「…成る程」 乃木は北條の働きに心の底から満足していた。この男を捕虜にしたことは間違いではなかった。 「では彼らに青いバラを探しに行かせて正解だったというわけか」 そう。後は先程、敢えて逃がした彼らが新鮮な青いバラと首輪を持ってきてくれることを願うのみ。 「青いバラの灰化作用と首輪の灰化機能が関係あるものかはまだ分からないけれど、調査するにこしたことはないでしょう。あとはケージに付けられていた装置の仕組み…」  実験に使用された鼠の生存期間が次第に伸びていたことから考えると全てが十分に働いているというわけではないのかもしれないが、モーター鳴り響くあの装置は確かに青いバラに触れた鼠の灰化を抑制していた筈だ。  事実、ケージの中で花びらに触れても尚、灰化することなく生き続けていた鼠を二人は見ている。  北條は少しずつ真実に近づいていく喜びを感じていた。  しかし、その一方で不安を覚えた。閉ざされていた研究室。僅かながらも残されていた資料。自らの手の内を平然と晒すスマートブレイン社の余裕に何の不安も抱かずにはいられなかった。  科学者でもない自分は人物、設備、情報、全ての駒を総動員しながら、勝利のために事実を突き止めていくより他にない。  だが、自分のこの動きさえ主催の意図に含まれていたら? 自分さえ主催にとっては駒の一つだとしたら…? そもそも残されていた資料が正確だという保証はない。 「…どうした? 調査を続けてくれ」 「ええ…」 それでも今は直面する謎と向き合い続けるしかなかった。まるで先の見えない果てしなく長く暗い道を歩むように。 **状態表 【乃木怜治@仮面ライダーカブト】 【1日目 午前】 【現在地:B-7 研究所・分析室】 [時間軸]:43話・サソードに勝利後(カッシスワーム・グラディウス) [状態]:健康。 [装備]:カードデッキ(王蛇) [道具]: 携帯電話、その他基本支給品×3(乃木、イブキ、結花)、ゼクトマイザー、トランシーバーC [思考・状況] 1:首輪解除のため、北條透と仲間の諸君をもう少し泳がせる。 2:ゲームの早期決着。 3:ZECTの諸君に関しては、早めに始末をつける。 【備考】 ※ライア・ガイのデッキが健在の為、王蛇のデッキには未契約のカードが2枚存在します。 ※ユナイトベントは本編3体の場合しか発動しません。 ※変身にかけられた時間制限をほぼ正確に把握しました。 ※天道について知っている訳では無いので、「カブトの資格者」が死んだことを知りません。 【北條透@仮面ライダーアギト】 【1日目 午前】 【現在地:B-7 研究所・分析室】 [時間軸]:最終話 [状態]:精神的に疲労。 現状に関する若干の恐怖。 調査の進行に若干の喜び。主催に対する多大な不安。 [装備]:なし。 [道具]:携帯電話・地図・マグライト [思考・状況] 基本行動方針:無事に帰還し、スマートブレインを摘発する。 1:スマートブレインの危険性を懸念。 2:乃木を利用しつつ、首輪に関する情報を集める。 3:城光及び未確認生命体四号を現状では味方と認識。救出に若干の期待。 4:長田結花を保護すべき民間人と認識。 5:友好的な参加者と合流、敵対的な参加者を警戒。 【備考】 ※首輪の外見についてほぼ正確に把握しました。 ※研究所の設備は基礎的な科学知識さえあれば扱える程度にマニュアル化されているようです。 ※ファイルにまとめられた実験資料の記述から、青いバラには動物を灰化させる何らかの働きがあること。  また、鼠の入っていたケージに付けられていた装置にはそのバラの灰化作用を抑える何らかの働きがあることを知りましたが、その資料の信頼性は不明です。 ※現在、 ファイルにまとめられた実験資料を信頼した上で調査をしています。 ※バラの残骸の分析結果から灰化作用は色素などの新鮮なバラに含まれる成分によるものである可能性が高いと考えています。 ※ケージ内に鼠が生き長らえていたのは灰化作用を抑える装置の働きによるものと考えています。 ※首輪の仕組みと青いバラの灰化作用の間にはっきりとした関係性はまだ見いだせていませんが、首輪のサンプルがあれば…? |067:[[リング・オブ・ローズ]]|投下順|069:[[ステッピング・ストーン]]| |067:[[リング・オブ・ローズ]]|時系列順|000:[[後の作品]]| |067:[[リング・オブ・ローズ]]|[[北條透]]|069:[[ステッピング・ストーン]]| |067:[[リング・オブ・ローズ]]|[[乃木怜治]]|069:[[ステッピング・ストーン]]|
*歩むべき道は果てしなく  研究所内の静かな一室。普段は化学や薬学に従事する者達が利用すると思われるその部屋には茶褐色のビンに収められた薬品やガラス製の実験器具が並んでいる。  その部屋の中で腕を組み、立ち尽くす男"乃木怜治"は、何やら実験に勤しむ男"北條透"を見つめていた。  恐ろしい怪物に監視されている恐怖も薄れていくように感じるのは、目の前の謎に向かい合うことに集中しているためだろうか。いや、むしろそれ以上に緊張する実験をしているというべきか。  北條はケージの中に敷き詰められている枯れ葉のように干からびたバラの花びらをピンセットで優しく取り上げる。北條の頭をよぎるのは先程目の前で灰となって崩れ落ちた鼠の姿。慎重に慎重に花びらを取り出す。  仮にも異形の怪物"アンノウン"への対抗手段、"V-1システム"の開発立案者。基礎的な科学知識は多少は持ち合わせている。目の前の器具の使い方も情報さえ揃えばどうとでもなる。  実験室が醸し出す、理系以外の人間を寄せ付けない排他的な雰囲気は明らかに鬼門だ。それはもしかしたら、あの傲慢な管理官を思い出すからかもしれなかった。  彼女には負けたくない。その思いも多分に働いたかもしれない。  刻一刻と進行する殺し合い。背中に突き刺さる鋭い視線。この状況下で得手不得手など言っていられない。  真実を解き明かし、勝利する。そのためには全ては利用すべき貴重な駒だ。 ケージから取り出された花びらは予想以上に色褪せており、何の生気も感じられない。先程写真を見ていなければ青いバラであったなどと思えなかった。  その写真があったファイルには本来記録されているべき詳細なデータは残されておらず、実験に関する簡単な記述しかなかった。そこから分かったことは二つ。  一つは青いバラには動物を灰化させる何らかの働きがあること。  もう一つは鼠の入っていたケージに付けられていた装置にはそのバラの働きを抑える何らかの作用があること。  青いバラの"何が"動物を灰化させ、ケージに付けられていた装置が"どのようにして"その作用を抑制しているかは分からない。  しかし、どちらも北條の常識からは考えられない技術であることは間違いなかった。それでもあらゆる可能性を考慮しながら少しずつ作業を進めていった。  バラの残骸をカッターで細かく切り分けたものを小さめの容器に入れると、そこに背後のタンクから汲んだ水を注ぎ込んで軽く攪拌した。巨大なタンクの中は樹脂の詰められたカラムを通って精製されたイオン交換水で満ちている。  枯れ葉の如く茶色い花びらの欠片は水に濡れると若干白みを増しながら、溶け込んでいき、遂には白濁した溶液となった。  北條の知識にある青いバラといえば遺伝子組み換えによって多くの生物学者が完成を目指す夢の花。バラが持つ赤い花を咲かせる遺伝子を抑え込み、他の青い花の遺伝子を発現させた存在。  ならばこの青いバラも何らかの遺伝子組み換えによる産物と考えるのが自然であり、その結果、動物を灰化させる毒を得たに違いない。  濁った溶液の入った容器は遠心分離機にかけられ、花びらを構成する成分がその重さによって分離、抽出されていく。  北條は抽出された幾つかの溶液をマイクロビペッターで丁寧に採取してガラスセルへと注ぎ込んだ。  妖しく光るセルの数々を隣接する部屋へと運びこむ。  備え付けのマニュアルを一読すると室内に並ぶ分析機器にセルをセットしていく。全てのセルが収まり、分析が開始されたところで北條はようやく胸をなで下ろし、ほっと一息をついた。 「飲むか?」 「…どうも」 北條は乃木から差し出された紙コップを受けとる。研究所で働く職員のための設備だろう。淹れたての温かいコーヒーが実験の緊張から解放された北條の心を和ませた。 「何か分かったか?」 「今、バラに含まれている成分を分析しているところで……出た!」 二人の前に並ぶモニターに赤外分光法、核磁気共鳴分光法、質量分析法によって得られたスペクトルが映し出される。  画面に犇めく様々な波形。それらがコンピュータによって自動的に解析されていく。それを見た北條は急いでキーボードを叩く。マニュアルによれば既にコンピュータには様々な成分が登録されており、簡単な操作でその比較対象も行ってくれるらしい。  技術の進歩は素晴らしい恩恵を人々に与えてくれる。ただの警察官がシステムを装着することで、まるで未確認生命体のように闘えるかの如く、この研究所の設備はマニュアルに従って操作すればある程度の分析が行える。マニュアルに記された指示を解する頭があればの話だが。  何はともあれ、コンピュータに記録されている数々のデータと照らし合わせることでバラに含まれている成分が次々と特定されていく。 「どうだ…?」 期待の表れか。乃木の声はいつもよりも軽く上擦っている。 「普通のバラと…何ら変わりませんね…」 「何…?」 北條はケージの中から青いバラの残骸を一つ選び、つまみ上げる。 「この通り。触れたところで何の問題もない…」 北條が指を離すと朽ち果てた花びらはどこか名残惜しそうにひらひらと宙を舞い、デスクに落ちると同時に脆くも崩れ去った。 「では…何故鼠は灰化した? 島民はどこに消えた?」 北條は困惑する乃木をよそに青いバラの写真の収められたファイルを手に取って語る。 「青いバラの成分に問題があるとしたら…実験室に残された残骸にはない成分かもしれません」 北條はバラの写真と残骸を並べる。 「つまり…問題なのはバラの色素…またはそれに準ずるもの」 「…成る程」 乃木は北條の働きに心の底から満足していた。この男を捕虜にしたことは間違いではなかった。 「では彼らに青いバラを探しに行かせて正解だったというわけか」 そう。後は先程、敢えて逃がした彼らが新鮮な青いバラと首輪を持ってきてくれることを願うのみ。 「青いバラの灰化作用と首輪の灰化機能が関係あるものかはまだ分からないけれど、調査するにこしたことはないでしょう。あとはケージに付けられていた装置の仕組み…」  実験に使用された鼠の生存期間が次第に伸びていたことから考えると全てが十分に働いているというわけではないのかもしれないが、モーター鳴り響くあの装置は確かに青いバラに触れた鼠の灰化を抑制していた筈だ。  事実、ケージの中で花びらに触れても尚、灰化することなく生き続けていた鼠を二人は見ている。  北條は少しずつ真実に近づいていく喜びを感じていた。  しかし、その一方で不安を覚えた。閉ざされていた研究室。僅かながらも残されていた資料。自らの手の内を平然と晒すスマートブレイン社の余裕に何の不安も抱かずにはいられなかった。  科学者でもない自分は人物、設備、情報、全ての駒を総動員しながら、勝利のために事実を突き止めていくより他にない。  だが、自分のこの動きさえ主催の意図に含まれていたら? 自分さえ主催にとっては駒の一つだとしたら…? そもそも残されていた資料が正確だという保証はない。 「…どうした? 調査を続けてくれ」 「ええ…」 それでも今は直面する謎と向き合い続けるしかなかった。まるで先の見えない果てしなく長く暗い道を歩むように。 **状態表 【乃木怜治@仮面ライダーカブト】 【1日目 午前】 【現在地:B-7 研究所・分析室】 [時間軸]:43話・サソードに勝利後(カッシスワーム・グラディウス) [状態]:健康。 [装備]:カードデッキ(王蛇) [道具]: 携帯電話、その他基本支給品×3(乃木、イブキ、結花)、ゼクトマイザー、トランシーバーC [思考・状況] 1:首輪解除のため、北條透と仲間の諸君をもう少し泳がせる。 2:ゲームの早期決着。 3:ZECTの諸君に関しては、早めに始末をつける。 【備考】 ※ライア・ガイのデッキが健在の為、王蛇のデッキには未契約のカードが2枚存在します。 ※ユナイトベントは本編3体の場合しか発動しません。 ※変身にかけられた時間制限をほぼ正確に把握しました。 ※天道について知っている訳では無いので、「カブトの資格者」が死んだことを知りません。 【北條透@仮面ライダーアギト】 【1日目 午前】 【現在地:B-7 研究所・分析室】 [時間軸]:最終話 [状態]:精神的に疲労。 現状に関する若干の恐怖。 調査の進行に若干の喜び。主催に対する多大な不安。 [装備]:なし。 [道具]:携帯電話・地図・マグライト [思考・状況] 基本行動方針:無事に帰還し、スマートブレインを摘発する。 1:スマートブレインの危険性を懸念。 2:乃木を利用しつつ、首輪に関する情報を集める。 3:城光及び未確認生命体四号を現状では味方と認識。救出に若干の期待。 4:長田結花を保護すべき民間人と認識。 5:友好的な参加者と合流、敵対的な参加者を警戒。 【備考】 ※首輪の外見についてほぼ正確に把握しました。 ※研究所の設備は基礎的な科学知識さえあれば扱える程度にマニュアル化されているようです。 ※ファイルにまとめられた実験資料の記述から、青いバラには動物を灰化させる何らかの働きがあること。  また、鼠の入っていたケージに付けられていた装置にはそのバラの灰化作用を抑える何らかの働きがあることを知りましたが、その資料の信頼性は不明です。 ※現在、 ファイルにまとめられた実験資料を信頼した上で調査をしています。 ※バラの残骸の分析結果から灰化作用は色素などの新鮮なバラに含まれる成分によるものである可能性が高いと考えています。 ※ケージ内に鼠が生き長らえていたのは灰化作用を抑える装置の働きによるものと考えています。 ※首輪の仕組みと青いバラの灰化作用の間にはっきりとした関係性はまだ見いだせていませんが、首輪のサンプルがあれば…? |067:[[リング・オブ・ローズ]]|投下順|069:[[ステッピング・ストーン]]| |067:[[リング・オブ・ローズ]]|時系列順|070:[[裏切りはすぐ傍に]]| |067:[[リング・オブ・ローズ]]|[[北條透]]|069:[[ステッピング・ストーン]]| |067:[[リング・オブ・ローズ]]|[[乃木怜治]]|069:[[ステッピング・ストーン]]|

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