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——チュンチュン 小鳥のさえずりと共に私は目を覚ました。 今日はいい朝・・・いや、少し頭が痛い。 睡眠不足だろうか。 しかし、そんな事を言うと皆に心配されるので黙っておく。 ティア「(着替えよう・・・って)ええっ!!?」 私は思わず声をあげてしまった。服を着ていなかったのだ。 ティア「(とりあえず冷静にならなきゃ・・・。)」 異常事態の時にこそ冷静に。軍で散々教わった事だ。 ティア「(服は・・・?)」 私は上体を起こし、辺りを見渡した。 すると、私の横に ティア「っ!!?」 ルークが寝ていた。(しかも裸で。) ティア「(どどどどう言う事!?昨日は皆とお酒を飲んで・・・あれ?)」 思い出せない。 皆でテーブルを囲んで乾杯して、皆が酔ってしまって私もアニスに無理やり飲まされて・・・その後の記憶がぷっつりと途切れている。 ティア「(とりあえず着替えよう・・・)」 服はベッドの横にたたんで置いてあった。自分で脱いだらしい。 服を着る途中、メモが置いてある事に気付く。 早速読んでみた。 ”二人ともよく眠っているので、私はでアニスが壊した店の弁償をしてきます。 飲食代、修理代はファブレ家にツケておくのでご安心を。               ジェイド” そういえば・・・ アニス「あはははははははは!!さつげきぶこーけーん!!」 ナタリア「ちょ、ちょっと止めなさいアニス!」 アニス「やーだよー!!ブロックを壊すとコインが出てくるのは常識でしょー!!」 ガイ「マ○オじゃ無いんだぞ!お願いだから止めてくれ!!」 アニス「うるせー!!ルークのルイ○ジは黙ってろー!!」 ガイ「ル、ルイ・・・!」 ジェイド「ははは。ひどい言われようですねぇ。ガイ?」 アニスが暴れていた気がしないでもないような・・・ と、それより大切なことがある。 ・・・見られた。 大佐に見られたと言う事は既に皆にも知れ渡っていることだろう。 ティア「また皆にからかわれちゃうな・・・」 私はルークを見ながら呟いた。 ん?ルーク?ルークと言えば・・・ ティア「(日記!)」 ルークの事だ。酔っていても日記は書くに違いない。 と言うかルークはあまり酔ってなかった気がする。 ティア「(ごめんねルーク・・・)」 私は心の中でルークに謝りつつ、日記の昨日のページを開いた。 今日は皆で酒を飲んだ。 どうやら俺が帰ってきた事を祝ってくれたらしい。 でも、皆それぞれ勝手に楽しんでいたような・・・? まぁ、それが俺たちらしいと言えば俺たちらしいか。 ガイ、ナタリア、ジェイドは割と酒に強いらしい。俺はそれなりみたいだ。ノエルはすぐに寝てしまった。 アニスは暴れている。こっちに被害が及ぶ前に逃げよう。 ティアは・・・まぁ、かわいかった・・・かな。 ティア「(か、かわいかった!?私がなにをしたって言うの!?)」 心の中でリアクションをとりつつ、続きを読む事にする。 たぶん、あんなティアは二度と見れないから、ティアの酔った様子を書いておこう。 恥ずかしいけど、まぁ人に見せるものじゃないし。 アニス「うらー!!ティアだけ飲んでないのはずるいぞー!!」 ティア「わ、私はいいわよ・・・。」 アニス「ほーらティア。トクナガだよ・・・」 ティア「か・・・かわいい・・・」 アニス「今だっ!!!」 ぐびぐびぐび。 ティア「!!?」 アニス「そう、それでいいの!私はコイン集めの続き続きっと。」 アニスはまた遠くで暴れだした。 ティア「・・・ヒック」 俺「ティ・・・ティア?」 ティア「・・・・・・・」 俺「お、おい、大丈夫か?」 ティア「・・・・・あー!、るーくだぁ!」 ティアは急に俺に抱きついてきた。 俺「ティア!?お、おい、離れろって!」 ティア「ぐす・・・るーくは・・・てぃあのこときらいなの?・・・」 俺「え?そ、それは・・・」 ティア「やっぱりきらいなんだ・・・うぅ・・・・」 ティアは急に泣き出してしまった。 俺「わ、わかったって!!好きだ!!好きだから泣くなーー!!」 ティア「ほんと?えへへ・・・てぃあもるーくだーいすき!」 お互いに告白してしまった。まぁ・・・嘘じゃないしいいよな? ティア「ねぇるーく・・・こっちきて・・・」 ティアは俺の手を引いて・・・ってここ寝室じゃないか!? ティア「こいびとどうしはね、えっちなことするってきまってるんだよ・・・」 ティアは服を脱いで、こっちに迫って 日記はここで途切れていた。 ティア「(この話の流れから見て・・・やっぱりその・・・えっちなことしちゃったのかな・・・)」 意識して初めて気付いた。下腹部に鈍痛を感じる。 ティア「(しちゃったのね・・・)」 責任を取ってもらわなくては、とも考えたが、誘ったのは私らしいし、でもルークも私のこと好きって言ってくれたらしい。いったいどっちの責任なのやら。 そんなことを考えつつ、私はコップに注いであった水を飲んだ。 それが、何時汲んだ水なのか。それが、そもそも水であるかなど気にもせずに・・・。 ティア「・・・ヒック。」 後で聞いた話だが、やはり大佐の仕業だったらしい。 ティア「あ・・・るーくだ・・・」 ごそごそ。 —————ガチャ ジェイド「ティア、入りますよ・・・おや?」 これも後で聞いた話だが、私たちはぴったり寄り添って寝ていたらしい。 ジェイド「これはこれは・・・。3人にも見せてあげなければなりませんねぇ。」 大佐の存在などまるで気付かず、私たちは昼過ぎまでたっぷり眠っていた。 もちろん、二人でずっと寄り添ったまま。
——チュンチュン 小鳥のさえずりと共に私は目を覚ました。 今日はいい朝・・・いや、少し頭が痛い。 睡眠不足だろうか。 しかし、そんな事を言うと皆に心配されるので黙っておく。 ティア「(着替えよう・・・って)ええっ!!?」 私は思わず声をあげてしまった。服を着ていなかったのだ。 ティア「(とりあえず冷静にならなきゃ・・・。)」 異常事態の時にこそ冷静に。軍で散々教わった事だ。 ティア「(服は・・・?)」 私は上体を起こし、辺りを見渡した。 すると、私の横に ティア「っ!!?」 ルークが寝ていた。(しかも裸で。) ティア「(どどどどう言う事!?昨日は皆とお酒を飲んで・・・あれ?)」 思い出せない。 皆でテーブルを囲んで乾杯して、皆が酔ってしまって私もアニスに無理やり飲まされて・・・その後の記憶がぷっつりと途切れている。 ティア「(とりあえず着替えよう・・・)」 服はベッドの横にたたんで置いてあった。自分で脱いだらしい。 服を着る途中、メモが置いてある事に気付く。 早速読んでみた。 ”二人ともよく眠っているので、私はでアニスが壊した店の弁償をしてきます。 飲食代、修理代はファブレ家にツケておくのでご安心を。               ジェイド” そういえば・・・ アニス「あはははははははは!!さつげきぶこーけーん!!」 ナタリア「ちょ、ちょっと止めなさいアニス!」 アニス「やーだよー!!ブロックを壊すとコインが出てくるのは常識でしょー!!」 ガイ「マ○オじゃ無いんだぞ!お願いだから止めてくれ!!」 アニス「うるせー!!ルークのルイ○ジは黙ってろー!!」 ガイ「ル、ルイ・・・!」 ジェイド「ははは。ひどい言われようですねぇ。ガイ?」 アニスが暴れていた気がしないでもないような・・・ と、それより大切なことがある。 ・・・見られた。 大佐に見られたと言う事は既に皆にも知れ渡っていることだろう。 ティア「また皆にからかわれちゃうな・・・」 私はルークを見ながら呟いた。 ん?ルーク?ルークと言えば・・・ ティア「(日記!)」 ルークの事だ。酔っていても日記は書くに違いない。 と言うかルークはあまり酔ってなかった気がする。 ティア「(ごめんねルーク・・・)」 私は心の中でルークに謝りつつ、日記の昨日のページを開いた。 今日は皆で酒を飲んだ。 どうやら俺が帰ってきた事を祝ってくれたらしい。 でも、皆それぞれ勝手に楽しんでいたような・・・? まぁ、それが俺たちらしいと言えば俺たちらしいか。 ガイ、ナタリア、ジェイドは割と酒に強いらしい。俺はそれなりみたいだ。ノエルはすぐに寝てしまった。 アニスは暴れている。こっちに被害が及ぶ前に逃げよう。 ティアは・・・まぁ、かわいかった・・・かな。 ティア「(か、かわいかった!?私がなにをしたって言うの!?)」 心の中でリアクションをとりつつ、続きを読む事にする。 たぶん、あんなティアは二度と見れないから、ティアの酔った様子を書いておこう。 恥ずかしいけど、まぁ人に見せるものじゃないし。 アニス「うらー!!ティアだけ飲んでないのはずるいぞー!!」 ティア「わ、私はいいわよ・・・。」 アニス「ほーらティア。トクナガだよ・・・」 ティア「か・・・かわいい・・・」 アニス「今だっ!!!」 ぐびぐびぐび。 ティア「!!?」 アニス「そう、それでいいの!私はコイン集めの続き続きっと。」 アニスはまた遠くで暴れだした。 ティア「・・・ヒック」 俺「ティ・・・ティア?」 ティア「・・・・・・・」 俺「お、おい、大丈夫か?」 ティア「・・・・・あー!、るーくだぁ!」 ティアは急に俺に抱きついてきた。 俺「ティア!?お、おい、離れろって!」 ティア「ぐす・・・るーくは・・・てぃあのこときらいなの?・・・」 俺「え?そ、それは・・・」 ティア「やっぱりきらいなんだ・・・うぅ・・・・」 ティアは急に泣き出してしまった。 俺「わ、わかったって!!好きだ!!好きだから泣くなーー!!」 ティア「ほんと?えへへ・・・てぃあもるーくだーいすき!」 お互いに告白してしまった。まぁ・・・嘘じゃないしいいよな? ティア「ねぇるーく・・・こっちきて・・・」 ティアは俺の手を引いて・・・ってここ寝室じゃないか!? ティア「こいびとどうしはね、えっちなことするってきまってるんだよ・・・」 ティアは服を脱いで、こっちに迫って 日記はここで途切れていた。 ティア「(この話の流れから見て・・・やっぱりその・・・えっちなことしちゃったのかな・・・)」 意識して初めて気付いた。下腹部に鈍痛を感じる。 ティア「(しちゃったのね・・・)」 責任を取ってもらわなくては、とも考えたが、誘ったのは私らしいし、でもルークも私のこと好きって言ってくれたらしい。いったいどっちの責任なのやら。 そんなことを考えつつ、私はコップに注いであった水を飲んだ。 それが、何時汲んだ水なのか。それが、そもそも水であるかなど気にもせずに・・・。 ティア「・・・ヒック。」 後で聞いた話だが、やはり大佐の仕業だったらしい。 ティア「あ・・・るーくだ・・・」 ごそごそ。 —————ガチャ ジェイド「ティア、入りますよ・・・おや?」 これも後で聞いた話だが、私たちはぴったり寄り添って寝ていたらしい。 ジェイド「これはこれは・・・。3人にも見せてあげなければなりませんねぇ。」 大佐の存在などまるで気付かず、私たちは昼過ぎまでたっぷり眠っていた。 もちろん、二人でずっと寄り添ったまま。 ---- #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

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