人権思想と日本国憲法
人権の歴史と日本国憲法の制定
- 人権思想と人権の歴史
- 1789年のフランス革命の際のフランス人権宣言にて、「人は生まれながら、自由で平等な権利を持つ。」と宣言。
- 第一次世界大戦において降伏、その後国内でドイツ革命が発生した1919年、革命を受けてワイマール憲法は制定された。ワイマール憲法では、「人間に値する生存」つまり、今でいう社会権(生存権)を保証した最初の憲法である。
- 日本の近代化
- 1889年、大日本帝国憲法が制定される。国民の権利は「臣民の権利」として法律で制限されていた。
- 日本国憲法
- 戦後初の議会で憲法改正案可決。1946年11月3日に公布、翌年5月3日に施行。
日本国憲法
- 国の最高法規
- 憲法は国の最高法規であり、憲法に違反する法律や命令は無効である。それにより、国家権力の統制、人権の保護を行う。
- 憲法改正は国会の発議・国民投票で決まる。
- 三つの基本原理
- 国民主権
- 基本的人権の尊重
- 平和主義
- 天皇は象徴とされ、内閣の助言と承認が必要な、国事行為のみを行うこととする。
平和主義
- 憲法第9条
- 戦争の放棄
- 戦力の放棄
- 交戦権の否認
- 第二次世界大戦の反省で平和主義を徹底。
- 防衛
- 日米安全保障条約により、アメリカ軍が日本に駐留。んま、いざとなったときは助けてくれるっぽい。
警察予備隊が発達した、自衛隊も設置。有数の軍事力があるっぽい。
核兵器に対し、
- 持たず
- 作らず
- 持ち込まず
の非核三原則をとる。