●「ファンド」案の件
突飛な例えかもしれませんが,
「技術情報のファンド」
というイメージを思いつきました。
ファンドの参加者は,お金を持ち寄ってファンド運営者に託し,利益を配分する。
これと同様のイメージで,
「エンジニアが技術情報(アーティクル,デモ,ベンチマーク結果,機能評価資料,
etc.)を持ち寄って,運営者に託す。
運営者はそれを運用して(Web出版,エンジニアリング・サービス,etc.),利益を配
分する」
etc.)を持ち寄って,運営者に託す。
運営者はそれを運用して(Web出版,エンジニアリング・サービス,etc.),利益を配
分する」
というモデルは成り立たないだろうか,と。
ジャスト・アイデアですが,コミュニティのメンバーに何らかのリターンの枠組みを設
計できると,この話はぐっと魅力的になるかと思います。
計できると,この話はぐっと魅力的になるかと思います。
# はてなポイントのリアル版?
●知的財産権の件など
この件に関して考えていて,思い出したことがあります。
オープンソースでは「イノベータの自由」と「コミュニティのコモンズ(共有財産)」
のバランスが大事だ
のバランスが大事だ
という言葉です。Sunのサイモン・フィプスという人から聞いた言葉です。
(参考記事:「オープンソースがイノベーションを加速」,
Sunのオープンソース責任者大いに語る
(参考記事:「オープンソースがイノベーションを加速」,
Sunのオープンソース責任者大いに語る
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051116/224696/ )
一般に,オープンソース・ビジネスでは,「ビジネス上の利益追求」と「コミュニティ
を豊かにすること」の両方を,納得できる条件でバランスさせることが,非常に大事
だ,という指摘です。
を豊かにすること」の両方を,納得できる条件でバランスさせることが,非常に大事
だ,という指摘です。
著作権と出版権,オープンソース・ライセンスについては,よく考えておく必要があり
ます。
ます。
ビジネス・モデルと,コミュニティ運営を,みんなが納得できる形で両立させ,オープ
ンに進めること,これも大事になりそうです。
ンに進めること,これも大事になりそうです。
* * *
まだまとまっていませんが,直感的に「このあたりが大事かな」と思った事柄に関して
書いてみました。
書いてみました。