「げんしけんと薔薇水晶3」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「げんしけんと薔薇水晶3」(2006/01/16 (月) 00:02:03) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
薔薇と水のほのぼの学園生活シリーズ
『猫救出の話』後編
ばさっと広がった羽根から、何本か抜けた羽根が飛び散る。
水銀燈の瞳はいつもの瞳と変わり、真剣になる。
薔薇「・・・・・・・・・がんばって・・・・」
水「うふふ・・・。心配ないわぁ・・・。私が必ずあの猫助けてあげるぅ」
そう言って水銀燈は、電光石火のごとく、猫の溺れている所まで
飛んでいく・・・。
猫は力つきて、川に沈んでいく。そこを水銀燈は川に飛び込み、猫を捕らえようとした。
薔薇「・・・・・・・・・・水銀燈!・・・・泳げないのに・・・」
薔薇水晶の心配はいらなかった。ざばっと出てきた水銀燈の両手には
可愛い猫の姿があった・・・・。
水「無事救出したわぁ・・・。はあ、制服びしょびしょになっちゃったぁ・・・」
薔薇「・・・・・・・・・・・良かった・・・・無事で良かった・・・」
薔薇水晶は、助けられた猫を抱きながら、制服が濡れたことに愚痴をこぼしていた
水銀燈に、微笑みながら言った。
薔薇「かっこ・・・・・・・良かった・・・・・ありがと・・・・・」
水「・・・・・まっまあ私に不可能はないって感じぃ?」
水銀燈は、はにかみながら言った。
誰かのために、優しくなれる・・・・それはとても素晴らしいこと・・・。
----
水「新発売の3Lヤクルトは飲みにくいわぁ・・500MLの方を買えばよかったかしらぁ・・」
カジ
水「ゲフッ・・ゲフゲフ、も、もぉ誰よぉ?」
薔「私・・」
水「何で行き成り私の耳を噛むのかしらぁ、ヤクルト吹いたじゃなぁい」
薔「蒼星石がジュンの耳を噛んでて・・・凄く楽しそうだったか・・・」
水「(あの二人何やってるのかしらぁ・・)」
薔「だから、噛んでみた・・」
水「それで、楽しかったかしらぁ?」
薔「うん、だから・・続けさせて・・・甘噛みしか、しないから・・」
水「そ、そう?まあ、良いけどぉ・・」
薔「ん・・・楽しい・・・」ハムハムハムハムハムハムハムハムハム
水「(複雑な気持ちだわぁ)」
----
水「さあ…私の手料理よ…ありがたくいただきなさぁい…。」
皆「「いただきま~す」」
パク…
雛「…うえぇ~なの~」
金「これは流石に~…かしら…。」
翠「一体どうしたらこんな味になるですぅ!?」
水「え…やだ…どうして…?」
真「流石はジャンクね…(ふふ…私の仕業とも気付かずに…w)」
蒼「…どうしようか…。」
真「出前でも頼みましょう…仕方ないわ…。」
水「……」
真「さっさと、片付けて頂戴…。」
水銀燈「…どうしてかしら…グス…。」
薔薇水晶「水銀燈……。」
水銀燈「あら…薔薇水…、全部…食べたの…?」
薔薇水晶「…次は大丈夫…。また…作って…?」
水銀燈「薔薇水晶……!」
ギュッ…
薔薇水晶「//////」
----
薔薇水晶「水銀燈・・・ヤクルト好きなのね。」
水銀燈「当然よぉ?乳酸菌は体の糧なのよぉ?」
薔薇水晶「わたし・・・お腹弱いから、ヤクルトだけでもすぐに下しちゃうの。」
水銀燈「それはかわいそうにねぇ。ヤクルトも飲めない体なんてぇ」
薔薇水晶「ねぇ・・・水銀燈」
水銀燈「!?何かしら?」
薔薇水晶「水銀燈って、やはりヤクルトファンなの?」
水銀燈「まっさっか!あんなダサいビニール傘振ってるとこなんて
正直ごめんだわぁwかと言って、巨人も最悪ねぇ。
千葉ロッテなんて論外だわぁ」
薔薇水晶「それじゃあ・・・」
水銀燈「時代は楽天イーグルスよぉ?」
----
薔薇と水とほのぼの学園生活シリーズ
基本的に暇な二人。
水「・・・・・・・暇で死にそう・・・・・・」
薔薇「・・・・・・・・・・・・水銀燈・・・・・」
水「なぁにぃ?」
薔薇「・・・・・・・・・・私、兵器になっちゃった・・・・・」
水「・・・・・・はあ・・・・暇だわぁ・・・」
薔薇「・・・・・・・・・・お願い・・・・つっこんで・・・・・・」
水「どぉでも良いけどスカートのホック外れてるわよぉ」
薔薇「・・・・・・・・・・・・・そういうことは・・・ボケる前に言って・・・。恥ずかしい・・・」
水「(薔薇水晶に勝った!)」
薔薇「・・・・・・・・・・・・鼻毛でてるよ・・・・・・・」
水「うっうそ!?」
薔薇「・・・・・・・・・・・うそぷー・・・・」
水「(むっきいいいいいいいい!)」
二人は仲良し。
----
薔薇水晶「水銀燈…(トントン)」
水銀燈「なぁに…ばら…(ぷにゅっ)」
薔薇水晶「……ひっかかった……」
水銀燈「……くだらない事しないで頂戴…。」
薔薇水晶「あ…。」
スタスタスタ
薔薇水晶「水…銀燈…」
水銀燈「……」
薔薇水晶「(銀ねぇさま…怒った…)…あっ…!」
ズシャッ…
水銀燈「…ばかねぇ…転ぶなんて…。」
薔薇水晶「……」
水銀燈「しょうがない娘…ほら…」
薔薇水晶「……え…?」
水銀燈「さっさと立ちなさい…手…貸してあげるから…。」
薔薇水晶「…うん…ありがとう…。」
----
薔薇と水とほのぼの学園生活シリーズ
水「久しぶりに体育受けたけどやっぱり疲れるわぁ・・・。乳酸菌不足かしら」
薔薇「・・・・・・・・・・・あの・・・・水銀燈・・・・」
水「どうしたのぉ?」
薔薇「・・・・そ・・・それ以上進んじゃダメ・・・・・・・」
水「どぉしてぇ?私早く食堂に行きたいんだけどぉ・・・」
薔薇「・・・・・・・・わっ・・・私のゴーストが・・・囁くの・・・」
水「ゴーストってなぁにぃ?(また変な言葉覚えてきてるぅ)」
薔薇「・・・・・・・・・・良いから・・・・・大変なことになる・・・」
水「私に怖いものなんてないわぁ」
薔薇「・・・・・・・・・・・・あ・・・・・」
ズボッ!
水「・・・いたたた・・・誰よぉこんなとこに落とし穴掘ったのぉ・・・」
薔薇「・・・・・・・・だから言ったのに・・・・・・・・ぷっ」
水「(お前かよ・・・・)」
どんな悪戯をされても、どんな意味不明な発言をされても
水銀燈は薔薇水晶が大好き・・・・のはず・・・・。
----
薔薇水晶「水銀燈…」
水銀燈「…すー…すー…。」
薔薇水晶「……(銀ねぇさま…寝てる…)」
水銀燈「……すやすや」
薔薇水晶「……(キョロキョロ)誰も…いない…。」
(水銀燈の顔に自分の顔…更に言うなら水銀燈の唇に自分の唇を近づける)
薔薇水晶「……(ドキドキ)///」
水銀燈「すー…すー…」
薔薇水晶「(ドキドキドキ)///」
パチ…
水銀燈「…あらぁ…薔薇水晶…何をしようとしてるのぉ…?」
薔薇水晶「!!!!//////」
ダダダダダダダダダ
水銀燈「いっちゃったぁ…。寝ている間に唇を奪おうとするなんて…大胆な娘ねぇ…うふふふ…w」
----
薔薇水晶「ケホッ…ケホッ…」
水銀燈「風邪をひくなんて…本当におばかさぁん…」
薔薇水晶「………ゴホッ…」
水銀燈「ほら…お粥よ。たべなさぁい…。」
薔薇水晶「あ…ありが…とう…。」
水銀燈「はい…あ~ん…。」
薔薇水晶「え……」
水銀燈「何…?私に食べさせられるのは嫌なの?」
薔薇水晶「…ちが…う…。……あ~ん…///」
水銀燈「ちゃぁんと、食べておきなさい…あ~ん」
薔薇水晶「あ~ん//////」
水銀燈「それじゃぁ、もう少ししたら…ねるのよ…?」
薔薇水晶「あ…水銀…燈…」
水銀燈「なぁに?」
薔薇水晶「……………」
水銀燈「言いたい事があるなら…はっきり言いなさい。」
薔薇水晶「…………ケホッ…」
水銀燈「まったくしょうがない娘ね…」
薔薇水晶「水銀燈…。」
水銀燈「横にいてあげるから…さっさと寝なさい…。」
薔薇水晶「…うん…vおやすみ…水銀燈…。」
水銀燈「おやすみ」
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: