「2年A組解散」(2006/01/17 (火) 23:12:08) の最新版変更点
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<p><font size="2">『私立薔薇学園高等学校 二年A組解散』<br>
~職員室~<br>
ネ(ニコニコ)<br>
梅「お ネギ先生うれしそうですね いいことでもあったんですか?」<br>
ネ「ええ 今回の期末テストのクラス平均点うちがトップなんですよ うれしいなぁ~」<br>
梅「ほー それはすごい 」<br>
ス「梅岡先生 ほーそれはすごい じゃないですよ A組またビリじゃないですか」<br>
呂「一年の時は、A組がずっとトップだったのに なさけないですよね」<br>
ホ「回転回転回転回転」<br>
梅「ん~まぁ 彼らには、高校生活を楽しんでもらえればいいかなって思ってまして」<br>
草「いや だからと言って学生の本業は勉強ですよ それを厳かにすると言うのは<br>
どうかとおもいますね」<br>
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ア「ん どうしたんですか? 」<br>
草(う! アーカード)<br>
ア「ほーテストの成績ですか、これはひどい ブビーのI組より10点離れてるじゃないですか」<br>
梅「いや そうとは言っても、今回の学年トップもベジータですし 教科別でも蒼星石雛苺 JUN<br>
は、それぞれ英語 国語 数学で学年トップですよ」<br>
諸「教科別でトップだろうが他がこれじゃ意味ないでしょ 入試は総合点なんですよ」<br>
ホ「回転回転回転回転」<br>
梅「いや 私は、人生は受験だけとは思いません」<br>
諸「甘いですね 高校と言うのはビジネスです いかに子供たちをいい大学に行かせ 高校の<br>
名前を売り込めるかが重要でしょう 生徒も生徒なら教師も三流ですか」<br>
梅「わ・私も、彼らもやればできます」<br>
諸「ほ~じゃあ 三週間後英数国でA組だけ 再テストしましょう そこで一人でも平均75点以下<br>
だったらA組は、解散して2学期からは、以前校長が行ってた特別進学クラスを編成するという<br>
のはどうですか?」<br>
梅「い、いいでしょう 楽勝ですよ」<br>
ホ「回転回転回転回転」<br>
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~教室~<br>
梅「っというわけだからよろしく」<br>
一同「え~~~~~」<br>
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翠「梅岡は、馬鹿ですか? 翠星石は、この前のテストで平均34点だったんですよ」<br>
真「あら 重症ね 私は、76だったは」<br>
水「お馬鹿さんね 私は数学国語は90点だったわ(英語は40点だけど)」<br>
べ「ふん」<br>
笹「僕は、平均80だから いいかな」<br>
薔「・・・・・・13点」<br>
金「解散かしら」<br>
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~帰りのHR~<br>
J「蒼星石 雛苺と話し合ったんだけど、今日から放課後みんなで勉強会をしないか?<br>
幸いにも テスト科目が僕らの、得意教科だしなんとかなるかもしれない」<br>
翠「それは、名案です。 いっしょにがんばるです。」<br>
薔「・・・・・メイアン」<br>
ベ「フン お前たち、仲良しでいいな どうせ一年後には、卒業してばらばらじゃないか<br>
俺たちは一時的な集団なんだよ。 くだらね」<br>
笹「そうだよ 僕は一人でやらせてもらうよ」<br>
J「確かに僕たちは、一時的に集まった集団かもしれないけど、何も残せないまま解散するなんて<br>
つらいことじゃないか いっしょにやろうよ」<br>
ベ「フン 勝手にしろ おれはひとりでやるぜ」<br>
J「ベジータ・・・・」<br>
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~放課後の教室~<br>
ホ「回転回転回転回転」<br>
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J「僕たち、3人合わせてもたった6人か」<br>
蒼「ジュンくん」<br>
雛「ジュン 真紅も水銀燈も図書室でやるっていっちゃたの」<br>
翠「も~チビ人間もそんなに落ち込まないで、はやくはじめるです。 きっとみんな来るです」<br>
薔「・・・・・・・・・ベンキョウ・・タノシミ」<br>
金「さー始めるかしら」<br>
J「そうだな はじめよう」<br>
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その日から、彼らの放課後の勉強は、毎日続いた<br>
蒼「考える 認識する 伝える系の動詞の後のthatは、名詞節だよ」<br>
雛「古文は、文法かためたあとは、文脈押さえれて読めばだれでもできるの」<br>
J「ライプニッツとメルカトールの級数は、こうすれば簡単に証明できる」<br>
金「英語は、かんたんかしら」<br>
翠「意味はわからないけど、古文の大意はとれるです」<br>
薔「・・・・・ライプニッツ・・・テンサイ・・・」<br>
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そして、こんな生活が5日続いたある日<br>
J「ここを正射影して この長さを求めると・・・・・あれ? 答えが合わないな」<br>
?「二つ上の式の答えが間違ってるわよ おばかさん」<br>
?「私たちが、いないと四則計算もまともにできないのね ジュン」<br>
雛「わぁー真紅と水銀燈なの」<br>
蒼「やっと二人とも来たね」<br>
真「ジュン ここがわからないのおしえなさい」<br>
J「いきなりそれかよ っで何で来る気になったんだ?」<br>
水「いや その 二人で図書室にこもるのも飽きてきちゃって」<br>
真「私は、図書室でもよかったんだけど水銀燈が、一人じゃかわいそうだからついて来ただけよ」<br>
蒼「はいはい じゃぁ席について」<br>
この日を境に放課後の勉強会に来る人たちも増えていった<br>
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ベ「フン よくやるやつらだ・・・・・・・何かを残すか」<br>
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梅「おぉ やってるな」<br>
ア「何をやってるのですか?」<br>
梅「アーカード・・・先生 いやこれは」<br>
ア「ふ~ん ジュースの差し入れですか、教師から生徒へのこういう行為は禁止されてるのを<br>
知っていますか?」<br>
梅「でも こんなに遅くまで残ってやっているのに・・・すいま」<br>
謝ろうとしたとき、目の前に一万円札が二枚差し出された<br>
ア「これで、やつらに腹にたまるものでも買ってきてやってください」<br>
梅「ありがとうございます」<br>
ア「いえ 戸締り頼みましたよ」<br>
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そしてテストの日が、やって来た<br>
チッチッチッチッ<br>
草「はい 試験終了 結果は明日だ」<br>
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水「完璧ね」<br>
真「ええ マクローリン展開が、出るとは思わなかったわ」<br>
翠「英語は、描出話法にやられるところだったです」<br>
金「古文雛苺の予想が的中したときは、びっくりしたかしら」<br>
蒼「まぁ 結果は、明日だね」<br>
J「ああ 明日だ」<br>
雛「おつかれなの」<br>
薔「・・・・メヌクヌスハ、テンサイ・・・・・」<br>
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~次の日~<br>
梅「え~真紅 ほれよくやったな これで全員だな」<br>
J「っで先生結果は?」<br>
梅「最低平均点ギリギリ75.0で全員合格だ 笹塚は、廊下に立ってろ」<br>
一同「やった!!」<br>
翠「これで解散は無いんですね」<br>
蒼「うん やったね」<br>
水「これもジュン達のおかげだわ」<br>
J「へへへ」<br>
真「まぁあなた達はよくやったわ」<br>
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ベ「ケッ・・・・・俺も参加してればよかったな」<br>
こうして、私立薔薇学園高等学校 二年A組解散の危機は過ぎ去っていった<br>
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しかしひそかに合計点299点を取った薔薇水晶が2年後東大理3主席合格することは<br>
また別のお話<br>
薔薇「・・・・・・パップスギュルダン・・・・・」<br>
Fin<br>
<br></font></p>
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