「全員10」(2006/01/23 (月) 19:08:09) の最新版変更点
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<font size=
"2">真紅「ねぇ、あなたは知っている?この理科室の人体模型・・・夜中になったら動き出すのよ。」<br>
<br>
水銀燈「ちょ、っちょっとぉ、変な冗談はやめてよぉ。」<br>
<br>
真紅「冗談なんかじゃないのだわ。この部屋から誰も居なくなると、一人でこっそり理科の実験をするそうよ。」<br>
「昔ね、この学校で理科の実験中に、ガス爆発で全身大火傷で亡くなってしまった子がいたの・・・」<br>
「病院で、三日三晩、苦しんで亡くなったそうよ。その子の霊が人体模型に乗り移ったのだとか・・・」<br>
「痛いよぉ・・・熱いよぉ・・・って、それでね・・・」<br>
<br>
水銀燈「もっ、もうやめてぇ・・・」<br>
<br>
真紅「そういうことだから、はい、これ。」<br>
<br>
水銀燈「これ・・・ビデオカメラぁ?」<br>
<br>
真紅「そうよ。あなたには、この人体模型が動いてる証拠を撮ってほしいのだわ。」<br>
<br>
水銀燈「えぇ、怖いけど。真紅と一緒なら大丈夫かな・・・」<br>
<br>
真紅「何を言ってるの?あなた一人でするのよ。それじゃぁよろしくね。」<br>
<br>
水銀燈「えっ、何、真紅?やだよぉ・・一人にしないでぇ・・・メグぅ・・・メグぅ!」<br>
<br>
ガチャッ<br>
<br>
数日後<br>
<br>
J「…この学校にはさ、そんなのよりずっと怖い怪談があるんだぜ」<br>
水「ちょっ、ちょっといい加減にしてよぉ」<br>
翠「人間のくせにその怖そうなしゃべり方やめるですぅ」<br>
蒼(翠星石の裾をギュっとつかむ)<br>
<br>
J「実はさこの学校の生徒の中にはさ、実は人間じゃない動く人形が混ざってらしいるんだ…<br>
しかも、それと気づかれることなく、人形達はごく普通の生徒のフリをしているらしい」<br>
薔(期待に満ちた目で見つめる。wktk)<br>
<br>
J「けれど彼女達は機会をうかがって獲物を見定める。<br>
こいつだ!と狙いを定めると、その人間にこうせまるんだ…」<br>
真「ちょっとJUM!変な溜めで恐怖を煽らないでよ…」<br>
<br>
<br>
J「 巻 き ま す か / 巻 き ま せ ん か 」<br>
一同「「「「「「!!!!!!!!!!!」」」」」」」</font>
<hr>
<p><font size="2">真「バンドをやるわよ」<br>
銀「じゃぁ私はギターかしらぁ」<br>
翠「翠星石はキーボードですぅ」<br>
雛「真紅はー?」<br>
真「私はベースよ」<br>
雛「じゃー雛は木魚やるのー」<br>
金「カナはタンバリンかしらー!!」<br>
真「あら、薔薇水晶。あなたは?」<br>
<br>
薔薇「…カスタネット…。」<br>
<br>
真「あら、蒼星石は?」<br>
蒼「僕は…」<br>
翠「ほれ、これをやるですぅ」<br>
蒼「…指揮棒…バンドじゃないの?」<br>
雛「オーケストラなのー」<br></font></p>
<hr>
<p><font size=
"2">ローゼン:やっときましたね。おめでとう! このゲームを かちぬいたのは きみたちが はじめてです<br>
しんく:ゲーム?<br>
ローゼン:わたしが つくった そうだいな ストーリーの ゲームです!<br>
かなりあ:どういうことかしら~?<br>
ローゼン:わたしは なまみのおんなに あきあきしていました。 そこで ドールをつくりだしたのです<br>
JUM:なに かんがえてんだ!<br>
ローゼン:ドールは りんりをみだし おもしろくしてくれました。 だが それもつかのまのこと かのじょたちにも たいくつしてきました<br>
ばらすい:そこで アリスゲーム・・?<br>
ローゼン:そう!そのとうり!! わたしは じゅんしんむくな けがれのないしょうじょ アリスが ほしかったのです!<br>
しんく:なにもかも あなたが かいたすじがきだったわけね<br>
ローゼン:なかなか りかいが はやい。 おおくの モノたちが アリスに なれずに きえていきました。<br>
ローゼン:ジャンクになる うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしに いきぬいていく すがたは わたしさえも かんどうさせるものが ありました。<br>
ローゼン:わたしは このかんどうを あたえてくれた きみたちに おれいがしたい! どんなのぞみ でも かなえて あげましょう<br>
JUM:おまえのために ここまできたんじゃねえ! よくも ぼくたちを みんなをおもちゃにしてくれたな!<br>
ローゼン:それが どうかしましたか?すべては わたしが つくったモノなのです<br>
しんく:わたしたちは モノじゃない!<br>
ローゼン:そうぞしゅに ケンカをうるとは・・・・どこまでも たのしい ひとたちだ!どうしても やる つもりですねこれも いきもののサガか・・・・<br>
ローゼン:よろしい しぬまえに ロリコンのちから とくと めに やきつけておけ!!</font></p>
<p><font size="2">へんたいは ばらばらに なった</font></p>
<p><font size="2">ばらすい:やっちゃった・・・・<br>
しんく:・・・・<br>
JUM:これから どうする?<br>
しんく:・・・・<br>
かなりあ:この むこうに べつのせかいが あるのかしら~?<br>
しmく:いってみましょうか?<br>
JUM:ぼくは どっちでもいいぜ<br>
ばらすい:そう・・・でも ここも けっこう いいとこに なった・・・・?<br>
かなりあ:いえてるのかしら。わるいやつ ぜんぶ やっつけたからなのかしら~!<br>
しんく:いこう!<br>
みんな:どこへ?</font></p>
<hr>
<p>梅岡「ベジータ廊下に立ってろー」<br>
ベジータ「な、なんでこの俺様が・・・」<br>
笹塚「ベジータ、廊下に立つ前に言っておく<br>
俺は廊下をほんのちょぴりだが体験した<br>
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……<br>
あ…ありのまま 起こった事を話すぜ!<br>
『俺は昨日、風邪で学校を休んだにも関らず<br>
一日中廊下で立っていたんだ。』<br>
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが<br>
おれも何をされたのかわからなかった…<br>
頭がどうにかなりそうだった…<br>
お決まりだとか、落ちとか<br>
そんなちゃちなもんじゃ断じてねぇ<br>
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」<br>
梅岡「笹塚、波紋の呼吸しながら廊下に立ってろ」</p>
<p>
JOJO知らんやつにはわけわからんと思うが俺は謝らない</p>
<hr>
<p><font size=
"2">薔薇乙女って全員姉妹なんだよな?っていう事で</font></p>
<p><font size=
"2">雛「7人姉妹なのに、翠おねーちゃんと蒼おねーちゃんばっかり仲良くしててずるい!雛も雛も」<br>
翠「うっとぉしいです!おばかいちごはこれだから、薔薇水晶からも馬鹿にされるです!!」<br>
銀「一番年下なのに、胸が一番大きいっていうのも許せないわぁ・・・」</font></p>
<p><font size=
"2">真「揃いも揃って、馬鹿ばかりなのだわ・・・」</font></p>
<p><font size=
"2">翠「そこっ!真紅は翠星石より年下のくせにえらそーな事言うなです!」</font></p>
<p><font size=
"2">蒼「ぼく…どうせ男の子みたいだから……」</font></p>
<p><font size=
"2">ベジータ「なぁ、翠星石のツンデレキャラとか蒼星石の僕キャラとか、雛苺のロリキャラとか、<br>
水銀燈の電波キャラとか、真紅の女王様キャラとか、カナリアのドジッ子キャラとか、<br>
薔薇水晶の不思議キャラに萌えて何がわりぃんだよ・・・。<br>
ちくしょぉ、ちくしょぉお、ちくしょおおおおおおおおおおおお!!!」</font></p>
<p><font size=
"2">「僕、人を嫌いになったりしないけど・・・君だけは苦手だよ」</font></p>
<p><font size="2">真紅の場合。</font></p>
<p><font size=
"2">真紅「・・・気持ち悪いわ。はっきり言うと、生きている価値がないの一言なのだわ。」</font></p>
<p><font size="2"><br>
くんくん「水銀燈は電波キャラじゃない。あれは、全て計算し尽くされているのだよ」</font></p>
<hr>
<p>朝から酔った勢いで</p>
<p>授業中<br>
生徒1「誰かとめてやれよ」<br>
生徒2「止めたほうがいいわ」<br>
生徒3「これまずいよな、これ」<br>
生徒4「でも授業って事だし」</p>
<p><br>
蜜香「はい、雛苺ちゃぁ~ん よく出来ました。もう先生ぞくぞくしちゃっったわぁ!」</p>
<p>何も分かっていないのは雛苺だけでした。</p>
<p>
蜜香「はい、次 べジータくぅ~ん 次 読んで~ 早く、先生を焦らさないでぇ~」</p>
<p>べ「(うっ、立てん 本当の地獄だ!!)」</p>
<hr>
<p>
雛苺「きゃー! 真紅の鞄の近くにゴキブリがいるのー!」</p>
<p>
水銀「任せなさぁい。わたしの羽で撃ち殺してあげるわぁ」</p>
<p>真紅「おばか! やめなさ――いたぃっ」</p>
<p>
翠星「あぁ! 真紅がゴキブリの身代わりになったですぅ!」</p>
<p>
蒼星「……ゴキブリをかばったドールなんて聞いたことがないね」</p>
<p>
水銀「やっぱり世界から必要とされないもの同士、何か通じ合うものがあったのかしらぁ」</p>
<p>
真紅「羽で狙撃したらゴキブリの破片がわたしの鞄に散らばるでしょう!<br>
ジャンクシカトって書いた紙授業中にまわすわよ!」</p>
<br>
<p>薔薇(……ごきぶり、やっつけた)</p>
<hr>
<p>薔薇っちとげんしけんの仲間達『貴方のステータス』</p>
<p>教室にて</p>
<p>銀「はぁ~い、おはよぉ『ペチャパイ』真紅ぅ~♪」</p>
<p>
紅「だっ・・・誰がペチャパイですって水銀燈~~!?」</p>
<p>銀「あ・な・た・よぉ~~♪うふふぅ~~♪」</p>
<p>紅「きいぃ~~~~!!」</p>
<p>ぽふっ</p>
<p>紅「あ、あら何かしら薔薇水晶?」</p>
<p>
薔薇「・・・・・だ・・だいじょぶ。・・・・・真紅は・・・・ツルペタ属性・・・♪」<br>
紅「・・・・・・・」</p>
<p>
薔薇「・・・胸がないのは・・・・一種の・・・ステータス♪」</p>
<p>紅「・・・・・・・」</p>
<p>
薔薇「・・・・・って言ったら・・・・怒られた・・・・・シクシク・・・・」</p>
<p>斑目「そりゃ怒るわ・・・。」</p>
<hr>
<p>水銀燈「♪~~」<br>
真紅「みっともないからお弁当の4時間前にニヤニヤするのやめて欲しいわ」<br>
水銀燈「やぁよ。これの為に学校に来てるんだものぉ」</p>
<p>
コツ、コツ・・コツコツ、コツ・・・・コツコツ・・・・<br>
真紅「薔薇水晶!あなたも意味も無くお弁当の蓋をフォークで突付くのやめなさい!」<br>
薔薇「・・・や・・・・それに・・・・止めたら空けちゃうかも・・・」</p>
<p>
ガサガサ・・・・・・・・・「やっぱり止めるですぅ・・・」・・・・「でも・・・」ガサガサ・・・・<br>
真紅「もう鬱陶しいわ!!迷うくらいなら、造らなければいいのに・・・きっとJUNは黙って受け取るわよ?」<br>
翠星石「ち!違うです!余った弁当を捨てるか否かで迷っただけです!」<br>
真紅「(余ったお弁当を学校に持ってくる人なんかいないわ・・・)」</p>
<p>「やぁなの~~~~~!!!!!」<br>
真紅「静にしなさい!!」<br>
雛苺「真紅ぅ~うにゅ~が溶けちゃったの~」<br>
真紅「熱いままのご飯に大福を乗せるからなのだわ。まったく・・・」</p>
<p>
真紅「やっと静になったわ・・・それではいただきます」<br>
JUN「早弁かよ!!!」</p>
<hr>
<p>水銀燈<br>
サンジェルマン・ランチパック<br>
「タマゴサンド・キュウリとハムのサンド・トマトサンド各2つ」<br>
ツナと海藻のサラダ<br>
ピルクル(100円500mlのお買い得パック)</p>
<p>金糸雀<br>
(みっちゃん作)<br>
ミートボール<br>
スクランブルエッグ(砂糖多目)<br>
ほうれん草とゴマの和え物<br>
ミニミニコロッケ<br>
ご飯</p>
<p>翠星石(本人作)<br>
ミニつくね(テリヤキ風味)<br>
ミニ春巻き<br>
ブロッコリー<br>
ゆで卵<br>
クロワッサン2個</p>
<p>
「・・・しょ、しょうがねーです。翠星石はレンジしか使えないですから」</p>
<p>蒼星石(本人作)<br>
鰤の塩焼き<br>
豚肉ともやしの炒め物<br>
長ねぎと味噌のぬた<br>
ほうれん草の辛子醤油和え<br>
ご飯</p>
<p>
「やっぱりお昼の量減らそうかな。僕だけ凄く多く見えるんだ」</p>
<p>薔薇水晶</p>
<p>カロリーメイト<br>
水</p>
<hr>
<p>
薔薇学園で鳴らした私たち薔薇乙女は、濡れ衣を着せられ先生に指導されたが、生徒指導室を脱出し地下に潜った。<br>
しかし、地下でくすぶってるような私たちじゃあない。<br>
筋さえ通りゃ金(とたまごやき)次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、<br>
私たち特攻乙女薔薇チーム!</p>
<p>
私は、リーダーの薔薇水晶。通称ばらすぃ~。奇襲戦法と変装の名人。<br>
私のような末妹でなければ、個性派揃いの薔薇乙女どものリーダーは務まらん。</p>
<p>
僕は蒼星石。通称蒼い子。自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。<br>
寝技かまして、ドSからドMまで、何でもこなしてみせるぜ。</p>
<p>
桜田ジュン、通称JUM。裁縫の天才だ。王女のローブでも織ってみせらあ。でも、トラウマだけは勘弁な!</p>
<p>
お待ちかしら!私こそ金糸雀。通称カナ。ストーカーとしての腕は天下一品!どじ?でこ?だから何。</p>
<p>
私たちは、道理の通らぬ学校に敢えて挑戦する、頼りになる神出鬼没の特攻乙女薔薇チーム!<br>
助けを借りたい時は、いつでも言ってくれ!</p>
<p>
薔薇「という部活を考えた・・・ビラ配るの手伝って・・・」<br>
金「カナがクレイジーモンキーってどういうことかしら~?!」<br>
J「僕は乙女じゃないぞ!」<br>
水「突っ込むのはそこなのぉ・・・?」<br>
金「それにカナも蒼星石も、もう部活に入ってるのかしら」<br>
蒼「4人じゃ部活にならないよ」<br>
薔薇「ちぇ・・・残念」</p>
<hr>
<font size=
"2">しんく:ばらすい なんじは このおとこベジータを おっととし しょうがい あいすることを ちかいますか?<br>
ばらすい:・・・・しんく わたし・・<br>
しんく:ばらすぃ! ちかうわね?<br>
ばらすい:・・・・は・・は<br>
すいぎんとう:ばーらーすーいーー!!<br>
ばらすい:すいぎんとう!!<br>
すいぎんとう:しんく!このローザミスティカのちからで あなたを たおしてあげるわぁ!<br>
しんく:ほう まだローザミスティカが あったなんて・・・・<br>
しんく:しかし おまえのような ジャンクが 羽1つで なにができる?<br>
ばらすい:す すいぎんとう・・・・<br>
しんく:あなたごときが このわたしに ゆび1ぽんでも ふれることができると おもっていたの? バカね<br>
ばらすい:おねがい・・・ しんく このひとを ゆるしてあげて・・・<br>
ばらすい:わたしは ベジータとけっこんする・・・だから おねがい!!<br>
しんく:ばらすい あなたはわたしに さしずするの このおんなを たすけろと?<br>
ばらすい:そんな しんく! ただ わたしは・・・・おねがい ゆるして・・・・<br>
しんく:だめよ! そこをおどき!<br>
ばらすい:・・・・・・・・いや! いま はっきりわかった<br>
ばらすい:わたしすいぎんとうを あいしてる もう なにもこわくない!!ここをでて Nのフィールドへいく<br>
しんく:そんなことは ゆるさないのだわ<br>
ばらすい:それでは こうすれば<br>
ばらすいは すいぎんとうのナイフで じぶんのめを えぐりだした<br>
ばらすい:さあ これでわたしは ここには いられない Nのフィールドへ ついほうして<br>
しんく:なんということを!! みずから ジャンクになるとは おとうさまにたいする うらぎりよ! ゆるさないわ!!<br>
JUM:そこまでだ! しんくさんよ やりすぎだぜ</font>
<hr>
<p><font size=
"2">真紅「おかえりなさい。どう?テストは上手くいった?」<br>
水銀燈「おかぁえり~。こんな所で立ってないでご飯にしましょぉ~」<br>
<br>
雛苺「んとね。んとね。折鶴折ってお祈りしてたのよ~」<br>
<br>
翠星石「だれも心配なんかしてねーですよ」<br>
<br>
蒼星石「ふふ、嘘ばっかり。ずっと玄関で待ってたくせに」<br>
<br>
薔薇「・・・寒くなかった?・・・おふろ・・・できてる」<br>
<br>
金糸雀「今日はスゴイスゴイご馳走かしら~~」<br>
<br>
センターから帰った僕を待っていたのはドールのみんなだった。<br>
真紅はなぜか手にバンソウコウをしているし<br>
翠星石の憎まれ口はいつものことだったけれど、ずっと僕のそばを離れようとしなかった。<br>
蒼星石は僕のカバンを持っていってくれて、水銀燈はコートを持ってくれた<br>
雛と薔薇は僕に抱っこをせがんで真紅に怒られていたけれど、抱っこしてあげた。<br>
金糸雀はウェイトレスよろしく「お客様一名様ご招待かしら~」と大ハシャギだ<br>
<br>
<br></font></p>
<hr>
<p><font size="2"><br>
カーチャン→水銀燈<br>
ダディ→薔薇水晶<br>
姑→翠星石<br>
長女→真紅<br>
次女→蒼星石<br>
三女→金糸雀<br>
四女→雛苺<br>
<br>
水「真紅ぅ~朝よぉ~♪」<br>
真「ううん…まだ眠いのだわ…」<br>
水「もう学校遅刻しちゃうわよぉ~」<br>
真「え………?もうこんな時間なの?」<br>
水「お寝坊さんねぇ」<br>
真「姉さんひどいのだわ。何でもっと早く起こしてくれなかったの?」<br>
水「あらぁ。あなたが『朝いちいち起こしにこなくていい』って言ったんじゃなぁい?」<br>
真「…それもそうだわ…」<br>
<br>
水「さてさて…朝は忙しいわぁ~」<br>
水「まずは朝食の準備からしなくちゃ。翠星石さんや旦那様(薔薇水晶)は和食が好きなのよねぇ~」<br>
(数分後)<br>
水「そろそろみんなを起こす時間ねぇ」<br>
(薔薇水晶の部屋)<br>
水「あなたぁ~♪朝よぉ~」<br>
薔「ムニャ…ねむい…」<br>
水「早くしないと朝ご飯なくなっちゃうわよぉ~」<br>
薔「…いまいく♪」<br>
(翠星石の部屋)<br>
水「お義母さん…?そろそろ起きた方がよろしいですよぉ」<br>
翠「ううん…。もう朝ですかー」<br>
水「すぐ朝食の準備できますから居間で待っててくださぁい♪」<br>
翠「…しゃーねーな。です。今起きてやるです」<br>
<br>
(居間にて)<br>
翠「おやおや。なかなか美味そうじゃないですか」<br>
水「うふふ。お義母さんのおかげですわぁ」<br>
薔「…おなかすいちゃったな」<br>
水「ええ。ちょっと待っててねぇ~」<br>
慣れた手つきでご飯、味噌汁、焼き魚を用意する水銀燈<br>
翠「昔は朝食の準備もろくに出来なかったのに…進歩したもんです」<br>
水「うふふっ♪だって旦那様に美味しいもの食べてもらいたいんだものぉ♪」<br>
<br>
水「じゃあそろそろ子供達起こしに行きますねぇ」<br>
翠「あんたもたいへんです」<br>
薔「…みんな、お寝坊さん」<br>
(子供達のへや)<br>
水「みんなぁ~朝よぉ~」<br>
蒼「ああ、母さん。おはよう」<br>
水「あらあら蒼星石は早起きねぇ」<br>
蒼「母さんに苦労はかけたくないよ///」<br>
水「ほかの子たちはぁ?」<br>
蒼「真紅は昨日も遅くまで勉強してたからまだまだぐっすりさ」<br>
水「あらそう~。下の二人はいつも通り?」<br>
蒼「うん。だから、みんなは僕が起こしておくよ。母さんは下でまってて」<br>
水「ありがとうねぇ~」<br>
<br>
水「みんなそろったわねぇ?」<br>
雛「うゆー!おなかぺこぺこなのー!」<br>
金「今朝は卵焼きがないのかしらー?」<br>
真「朝ぐらい静かにするべきなのだわ」<br>
蒼「まあまあ、いつも通りってことだよ」<br>
薔「…子供は、元気なのがイチバン」<br>
翠「これこれ、じゃあいただきますよ」<br>
一同「「「いただきまーす!」」」<br>
<br>
<br>
「朝の部」糸冬</font></p>
<p>「昼の部」</p>
<p>
水「さぁて…みんな送ったし、お買い物にいってきますねぇ~」<br>
翠「ごくろうなこってす」</p>
<p>(スーパーにて)<br>
水「あらぁ。今日はお豆腐とネギがやすいわねぇ。…う~ん。今夜は湯豆腐にしましょう」<br>
水「あとはぁ……このお蕎麦が美味しそうだわぁ。翠星石さんに買っていってあげましょうねぇ~」</p>
<p>水「ただいまぁ」<br>
翠「あら、随分早かったです」<br>
水「ええ。あまり混んでなかったからすぐ済んじゃいましたよぉ」<br>
翠「そいつぁよかったです」<br>
水「うふふっ。今お昼食作りますからねぇ。美味しそうなお蕎麦買ってきたんですよぉ」<br>
翠「たのしみです」</p>
<p>昼食後<br>
翠「そういえば、今日の夕食は一体何なんです?」<br>
水「湯豆腐にしようとおもってるんですよぉ」<br>
翠「あらあら、たのしみです。私、湯豆腐好きです」<br>
水「お豆腐とネギがやすかったからぁ…」<br>
翠「期待してるです」</p>
<p>水「さぁて。お洗濯しなきゃあ♪」</p>
<p>
水「ふぅ…お洗濯終~了ぉ♪あとはお夕食の下ごしらえだけねぇ」<br>
水「…早めに終わらせて少し休もうかしらぁ?」</p>
<p>(下ごしらえ終了)<br>
水「うふふっ。あっという間におわっちゃったぁ♪」<br>
水「あとはみんなが帰ってくるまでヤクルト飲みながらワイドショーでもみましょ♪」</p>
<p><br>
「昼の部」糸冬</p>
<p>夜の部に続くとおもいまつ</p>
<p>水銀燈カーチャンの話<br>
「夜の部」</p>
<p>(子供達の帰宅)<br>
雛「ただいまーなのー!」<br>
金「ただいまかしらー。外は寒いのかしらー」<br>
水「うふふっ。お帰りなさぁい」<br>
真「今帰ったのだわ」<br>
蒼「ただいま、母さん。ああ、ほらほらみんな…手を洗ってうがいしなきゃ…」<br>
水「真紅に蒼星石もおかえりなさぁい♪寒かったでしよぉ?」<br>
真「日が落ちると途端に寒くなるのだわ」<br>
水「大変ねぇ~」<br>
雛「ねぇねぇ、夕ご飯は何なのー?」<br>
金「やっぱり卵焼きかしらー?」<br>
雛「もしかしてうにゅー?」<br>
水「うふふ。今夜は湯豆腐よぉ~。暖まってねぇ~♪」<br>
蒼「僕、母さんの湯豆腐好きなんだ♪」</p>
<p>(旦那の帰宅)<br>
薔「…ただいま」<br>
水「おかえりなさぁい!あなたぁ♪」<br>
薔「…やっぱりおまえはあったかいなぁ」<br>
(ムギュ)<br>
水「ああん。ちょっと…こんなとこで抱きつかないでよぉ~/////」<br>
薔「…外は…寒い」<br>
水「うふっ♪お疲れ様ぁ。もうすぐご飯出来るからねぇ~」<br>
薔「…楽しみにしてるよ」<br>
水「あなたったらぁ♪」</p>
<p>水「みんなぁ~そろったぁ?」<br>
雛「うゆー!ヒナ、おなかすいたなのー!」<br>
金「あんたそれ朝も言ってたかしらー!」<br>
真「まったく…みんなまだまだ子供なのだわ」<br>
蒼「フフフっ。まぁいいじゃないか。賑やかで」<br>
真「…それもそうなのだわ」<br>
薔「…湯豆腐…暖まれる♪おいしそ♪」<br>
翠「なかなかうまそうにつくったです!期待してるです!」<br>
水「うふふっ。じゃあ…」<br>
一同「「「いただきまーす!」」」</p>
<p><br>
…あ、占い雛苺だ。やったぁ♪</p>
<p><br>
「深夜の部」</p>
<p>(居間でテレビを見ていた水銀燈)<br>
水「あらぁもうこんな時間なのねぇ」<br>
薔「…そろそろ寝た方がいいと思う。水銀燈は明日も朝早い」<br>
水「うふふっ。心配してくれてありがとぉw」<br>
薔「…先に寝るよ。おやすみ」<br>
(チュッ)<br>
水「おやすみぃ♪」<br>
寝る前のキスに満足げな水銀燈<br>
水「さぁて…子供達の様子でも見てこようかしらねぇ」</p>
<p>
水「そういえば真紅は毎晩遅くまで勉強してるんだったわねぇ…」<br>
水「お夜食でも作ってあげましょ♪」<br>
夕食で余ったご飯でおにぎりを作る水銀燈<br>
水「三つぐらいでいいわよねぇ…」<br>
水「後はお茶を煎れて…っと」<br>
水「真紅、喜んでくれるかしらねぇ~♪」</p>
<p>(ある朝)<br>
水「ふぁ~あ…」<br>
薔「…おはよ」<br>
水「あらぁ~あなたったら今朝は早いのねぇ~…」<br>
薔「…?もう7時だよ」<br>
水「えっ?やだぁ~寝坊しちゃったぁ~」<br>
薔「…お寝坊さん♪」</p>
<p>(皆を送り出した後)<br>
翠「そういやあんた顔赤いです。風邪でも引いたですか?」<br>
水「え?そうかしらぁ?確かにちょっとぼーっとしてるわぁ。うーん…試しに熱計ってみますねぇ」<br>
翠「それがいいです。ホレ、体温計です」<br>
(…ピピピッ)<br>
『37.6℃』<br>
翠「…微熱があるですね~」<br>
水「あらぁ~こまるわぁ~…でも、家事やるくらいなら問題ないわよねぇ~?」<br>
翠「す…水銀燈は今日は薬飲んで寝てるです!今直さないと後でこじらせて大変になるです!」<br>
水「でも家事は…」<br>
翠「私が代わりにやってやるです!だからゆっくり休んでろです!」<br>
水「じゃあ…お願いしますねぇ~」</p>
<p>(自室にて)<br>
水「はぁ…主婦が風邪引くなんて…みっともないわぁ…」<br>
水「お義母さんはああ言ってくれたけどやっぱり申し訳ないわぁ」<br>
水「お義母さん…もうお買い物行っちゃったみたいねぇ…」<br>
水「…一人だわぁ…」<br>
(翠星石帰宅)<br>
翠「たっだいまーです!」<br>
水「お帰りなさぁい」<br>
翠「ふっふっふ~。今お昼ご飯作ってやるからまってろです~」<br>
水「何かしらぁ?」<br>
翠「お粥と卵酒です!これがあれば風邪なんて一発です!」<br>
水「お義母さん…」<br>
翠「ちょっとまってろです~」</p>
<p>(昼食)<br>
翠「ほら、作ってきてやったです。たべさせてやるから体起こすです」<br>
水「いえ、大丈夫ですよぉ」<br>
翠「遠慮するなです!こんな時ぐらい甘えるです」<br>
水「あ…ありがとうねぇ~」<br>
翠「はい、あーんするです」</p>
<p>水「ごちそうさまでしたぁ」<br>
翠「さぁて、食べたら後はゆっくり休むです」<br>
水「何から何まで有り難いわぁ…」<br>
翠「気にするなです!後のことはやっとくから安心するです」<br>
水「ええ…じゃあお休みなさいねぇ~…」<br>
翠「ふふふっ。お休みです」<br></p>
<hr>
<p><font size="3">2学期の初日(月曜日)<br>
<br>
真「おはよう。あら、JUMはまだ来ていないの?」<br>
蒼「おはよう真紅。JUM君は寝坊でもしたんじゃないかな」<br>
翠「まーったく、だらしがないやつです。性根叩きなおしてやるです」<br>
<br>
放課後<br>
<br>
水「そういえば今日はJUM休みだったの?」<br>
真「あなた今頃気づいたの?」<br>
翠「結局こなかったですね。きっと馬鹿のくせに風邪でもひきやがったです」<br>
蒼「ひどいようなら一度みんなでお見舞いに行こう」<br>
<br>
水曜日<br>
<br>
真「おはよう。JUMは今日も休みみたいね」<br>
金「遅刻してくるんじゃないかしら?」<br>
翠「体調管理もろくにできねーですかねえ」<br>
蒼「今日はみんなでお見舞いに行こうか」<br>
水「ええ、それがいいわ」</font></p>
<p>放課後 Jの家<br>
<br>
J「なんだ、どうしたんだお前ら?」<br>
真「なんだじゃないでしょう」<br>
水「みんな心配してお見舞いにきたのよぉ」<br>
J「いや病気じゃないし。学校だるくてさ」<br>
翠「だ、だるい!?まさかそれだけってことは……」<br>
J「いいじゃないか3日ぐらい」<br>
真「いいえ、よくないわ。それがきっかけでまたヒキこ」<br>
J「それは言うな!僕だって分かってるよ」<br>
蒼「JUM君、みんな本当に心配したんだよ。明日はちゃんと」<br>
J「ああ」<br>
<br>
次の日<br>
<br>
真「おはよう」<br>
翠「真紅!JUMが今日も来てないです……」<br>
真「そう。どうしたのかしらね」<br>
水「あなたたちが何かしたんじゃないのぉ?」<br>
翠「失礼なこというなです。何もしてねーですよ」<br>
蒼「ん? あ、それだ。僕たちは重大なことを忘れてたんだよ」<br>
金「カナも分かったかしらー。JUMは朝が弱いのかしらー」<br>
蒼「そうじゃないよ。この前の土曜日はJUM君の誕生日だったんだ!」<br>
一同「な、なんですってー!」<br>
雛「それじゃJUMきっと怒ってるのー」<br>
水「放課後みんなで謝りにいきましょうよぉ」<br>
翠「誕生日を祝ってもらえなかったくらいで拗ねるな、です」<br>
真「そうよ。夏休みに誕生日があるからいけないのだわ」<br>
<br>
放課後 Jの家<br>
<br>
真「JUM、入るわよ」<br>
J「!またおまえら。何の用だよ」<br>
翠「あ、謝りにきたです、です」<br>
蒼「JUM君ごめん、君の誕生日を忘れてたよ」<br>
水「ごめんなさいねぇ」<br>
J「ん?ああ、そういえばもう誕生日すぎてたな」<br>
雛「遅くなったけどJUM、ハッピーバースデイなの」<br>
J「ありがとう。雛苺」<br>
金「じゃあ原因は別のところにあるのかしらー?」<br>
蒼「まさか本当にだるいってだけで」<br>
薔「これ…」<br>
J「あっ。これは何でもない!」<br>
真「見せなさいJUM」<br>
水「服?しかも女物ねぇ」<br>
翠「どーいうことですか。説明しろです」<br>
J「仕方ない。本当はみんなを驚かせたかったんだけどな」<br>
蒼「これは、作りかけの服だね」<br>
J「そうだよ。学校を休んだのはこれを作ってたんだ。<br>
夏休みの間に完成させて、みんなにプレゼントするつもりだったんだよ」</p>
<p>
真「学校を休んでまで、何をそんなに急いでいたのかしら?」<br>
J「実は、あと3日したら海外に行くんだ」<br>
一同「な、なんだってー!」<br>
J「まあ3ヶ月したら帰ってくるんだけどな」<br>
翠「そ、そうだったですか」<br>
蒼「何しに行くんだい?」<br>
J「親父が、かわいい子には旅だ、とか何とか。短期留学だよ。」<br>
真「そう。3ヶ月したら帰ってくるのね?」<br>
J「ああ」<br>
水「それなら、いい男になって帰ってきなさいよぉ?」<br>
翠「最初から全部言えよです。心配させやがってです。う…」<br>
蒼「(小声で)泣いてるの?」<br>
J「悪かったよ。心配かけて」<br>
薔「明日……お別れパーティー……しましょう」<br>
金「カナもそれを言おうとしてたのかしらー」<br>
雛「ひなもJUMにプレゼントつくるのー」<br>
真「なにはともあれ、一件落着ね」<br>
<br>
終わり。<br></p>
<hr>
<p>~カラオケ中~<br>
J(さっきから薔薇水晶メモなんか取って何やってんだろ?)</p>
<p>翠「亜麻色の~長い髪を~」</p>
<p>薔(翠星石自画自賛)<br>
J(……)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
水「そしてリングと拍手の渦~が~」</p>
<p>薔(それはアリス違い)<br>
J(……)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
真「永遠ていう言葉なんて~」</p>
<p>薔(今夜JUMの貞操危うし)<br>
J(!!111)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
金「It's a crazy crazy love love!」</p>
<p>薔(金糸雀=韓k)<br>
J「それはやめとけ。」<br>
薔「……」<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
雛「someway over the rainbow♪」</p>
<p>薔「一番うまいかもわからんね」<br>
J「されには同意せざるをえん」<br>
真「っ!」(ゆるさんぞ虫けらめ!)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
蒼「I wanna be a VIP STAR ~」</p>
<p>薔(蒼星石汚染進行中 以下実験継続)<br>
J(薔薇水晶恐ろしい子っ!)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
ベ「チャーラーヘッチャラ~」</p>
<p>薔(~略~)<br>
J「…ここからが本当の地獄だ」</p>
<hr>
<p>7人のおはよう<br>
<br>
真紅「起きなさい。主人より遅く起きるとは、まったくとんだ家来なのだわ。早く、顔を洗ってきなさい」<br>
水銀燈「おきなさぁい?まだ眠たそうねぇ、でも違うところはきっちり起きてるのねぇ、クスクス」<br>
翠星石「折角、翠星石が起こしてやってるんですから、さっさとベッドからでやがれです!」<br>
蒼星石「起きてよ、ね?ほら、朝だよ?早く起きないと遅刻しちゃうよ?」<br>
金糸雀「頭脳派らしく、脇をコチョコチョして起こさないといけないかしらー。えい、えい!」<br>
雛苺「うゆー、起きないといけないのー。ねぇ、起きてなのー」<br>
薔薇水晶「・・・起きて。・・・起きて。・・・起きないなら、いっしょに添い寝する・・・」<br>
</p>
<hr>
<font size=
"2">真紅「ねぇ、あなたは知っている?この理科室の人体模型・・・夜中になったら動き出すのよ。」<br>
<br>
水銀燈「ちょ、っちょっとぉ、変な冗談はやめてよぉ。」<br>
<br>
真紅「冗談なんかじゃないのだわ。この部屋から誰も居なくなると、一人でこっそり理科の実験をするそうよ。」<br>
「昔ね、この学校で理科の実験中に、ガス爆発で全身大火傷で亡くなってしまった子がいたの・・・」<br>
「病院で、三日三晩、苦しんで亡くなったそうよ。その子の霊が人体模型に乗り移ったのだとか・・・」<br>
「痛いよぉ・・・熱いよぉ・・・って、それでね・・・」<br>
<br>
水銀燈「もっ、もうやめてぇ・・・」<br>
<br>
真紅「そういうことだから、はい、これ。」<br>
<br>
水銀燈「これ・・・ビデオカメラぁ?」<br>
<br>
真紅「そうよ。あなたには、この人体模型が動いてる証拠を撮ってほしいのだわ。」<br>
<br>
水銀燈「えぇ、怖いけど。真紅と一緒なら大丈夫かな・・・」<br>
<br>
真紅「何を言ってるの?あなた一人でするのよ。それじゃぁよろしくね。」<br>
<br>
水銀燈「えっ、何、真紅?やだよぉ・・一人にしないでぇ・・・メグぅ・・・メグぅ!」<br>
<br>
ガチャッ<br>
<br>
数日後<br>
<br>
J「…この学校にはさ、そんなのよりずっと怖い怪談があるんだぜ」<br>
水「ちょっ、ちょっといい加減にしてよぉ」<br>
翠「人間のくせにその怖そうなしゃべり方やめるですぅ」<br>
蒼(翠星石の裾をギュっとつかむ)<br>
<br>
J「実はさこの学校の生徒の中にはさ、実は人間じゃない動く人形が混ざってらしいるんだ…<br>
しかも、それと気づかれることなく、人形達はごく普通の生徒のフリをしているらしい」<br>
薔(期待に満ちた目で見つめる。wktk)<br>
<br>
J「けれど彼女達は機会をうかがって獲物を見定める。<br>
こいつだ!と狙いを定めると、その人間にこうせまるんだ…」<br>
真「ちょっとJUM!変な溜めで恐怖を煽らないでよ…」<br>
<br>
<br>
J「 巻 き ま す か / 巻 き ま せ ん か 」<br>
一同「「「「「「!!!!!!!!!!!」」」」」」」</font>
<hr>
<p><font size="2">真「バンドをやるわよ」<br>
銀「じゃぁ私はギターかしらぁ」<br>
翠「翠星石はキーボードですぅ」<br>
雛「真紅はー?」<br>
真「私はベースよ」<br>
雛「じゃー雛は木魚やるのー」<br>
金「カナはタンバリンかしらー!!」<br>
真「あら、薔薇水晶。あなたは?」<br>
<br>
薔薇「…カスタネット…。」<br>
<br>
真「あら、蒼星石は?」<br>
蒼「僕は…」<br>
翠「ほれ、これをやるですぅ」<br>
蒼「…指揮棒…バンドじゃないの?」<br>
雛「オーケストラなのー」<br></font></p>
<hr>
<p><font size=
"2">ローゼン:やっときましたね。おめでとう! このゲームを かちぬいたのは きみたちが はじめてです<br>
しんく:ゲーム?<br>
ローゼン:わたしが つくった そうだいな ストーリーの ゲームです!<br>
かなりあ:どういうことかしら~?<br>
ローゼン:わたしは なまみのおんなに あきあきしていました。 そこで ドールをつくりだしたのです<br>
JUM:なに かんがえてんだ!<br>
ローゼン:ドールは りんりをみだし おもしろくしてくれました。 だが それもつかのまのこと かのじょたちにも たいくつしてきました<br>
ばらすい:そこで アリスゲーム・・?<br>
ローゼン:そう!そのとうり!! わたしは じゅんしんむくな けがれのないしょうじょ アリスが ほしかったのです!<br>
しんく:なにもかも あなたが かいたすじがきだったわけね<br>
ローゼン:なかなか りかいが はやい。 おおくの モノたちが アリスに なれずに きえていきました。<br>
ローゼン:ジャンクになる うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしに いきぬいていく すがたは わたしさえも かんどうさせるものが ありました。<br>
ローゼン:わたしは このかんどうを あたえてくれた きみたちに おれいがしたい! どんなのぞみ でも かなえて あげましょう<br>
JUM:おまえのために ここまできたんじゃねえ! よくも ぼくたちを みんなをおもちゃにしてくれたな!<br>
ローゼン:それが どうかしましたか?すべては わたしが つくったモノなのです<br>
しんく:わたしたちは モノじゃない!<br>
ローゼン:そうぞしゅに ケンカをうるとは・・・・どこまでも たのしい ひとたちだ!どうしても やる つもりですねこれも いきもののサガか・・・・<br>
ローゼン:よろしい しぬまえに ロリコンのちから とくと めに やきつけておけ!!</font></p>
<p><font size="2">へんたいは ばらばらに なった</font></p>
<p><font size="2">ばらすい:やっちゃった・・・・<br>
しんく:・・・・<br>
JUM:これから どうする?<br>
しんく:・・・・<br>
かなりあ:この むこうに べつのせかいが あるのかしら~?<br>
しmく:いってみましょうか?<br>
JUM:ぼくは どっちでもいいぜ<br>
ばらすい:そう・・・でも ここも けっこう いいとこに なった・・・・?<br>
かなりあ:いえてるのかしら。わるいやつ ぜんぶ やっつけたからなのかしら~!<br>
しんく:いこう!<br>
みんな:どこへ?</font></p>
<hr>
<p>梅岡「ベジータ廊下に立ってろー」<br>
ベジータ「な、なんでこの俺様が・・・」<br>
笹塚「ベジータ、廊下に立つ前に言っておく<br>
俺は廊下をほんのちょぴりだが体験した<br>
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……<br>
あ…ありのまま 起こった事を話すぜ!<br>
『俺は昨日、風邪で学校を休んだにも関らず<br>
一日中廊下で立っていたんだ。』<br>
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが<br>
おれも何をされたのかわからなかった…<br>
頭がどうにかなりそうだった…<br>
お決まりだとか、落ちとか<br>
そんなちゃちなもんじゃ断じてねぇ<br>
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」<br>
梅岡「笹塚、波紋の呼吸しながら廊下に立ってろ」</p>
<p>
JOJO知らんやつにはわけわからんと思うが俺は謝らない</p>
<hr>
<p><font size=
"2">薔薇乙女って全員姉妹なんだよな?っていう事で</font></p>
<p><font size=
"2">雛「7人姉妹なのに、翠おねーちゃんと蒼おねーちゃんばっかり仲良くしててずるい!雛も雛も」<br>
翠「うっとぉしいです!おばかいちごはこれだから、薔薇水晶からも馬鹿にされるです!!」<br>
銀「一番年下なのに、胸が一番大きいっていうのも許せないわぁ・・・」</font></p>
<p><font size=
"2">真「揃いも揃って、馬鹿ばかりなのだわ・・・」</font></p>
<p><font size=
"2">翠「そこっ!真紅は翠星石より年下のくせにえらそーな事言うなです!」</font></p>
<p><font size=
"2">蒼「ぼく…どうせ男の子みたいだから……」</font></p>
<p><font size=
"2">ベジータ「なぁ、翠星石のツンデレキャラとか蒼星石の僕キャラとか、雛苺のロリキャラとか、<br>
水銀燈の電波キャラとか、真紅の女王様キャラとか、カナリアのドジッ子キャラとか、<br>
薔薇水晶の不思議キャラに萌えて何がわりぃんだよ・・・。<br>
ちくしょぉ、ちくしょぉお、ちくしょおおおおおおおおおおおお!!!」</font></p>
<p><font size=
"2">「僕、人を嫌いになったりしないけど・・・君だけは苦手だよ」</font></p>
<p><font size="2">真紅の場合。</font></p>
<p><font size=
"2">真紅「・・・気持ち悪いわ。はっきり言うと、生きている価値がないの一言なのだわ。」</font></p>
<p><font size="2"><br>
くんくん「水銀燈は電波キャラじゃない。あれは、全て計算し尽くされているのだよ」</font></p>
<hr>
<p>朝から酔った勢いで</p>
<p>授業中<br>
生徒1「誰かとめてやれよ」<br>
生徒2「止めたほうがいいわ」<br>
生徒3「これまずいよな、これ」<br>
生徒4「でも授業って事だし」</p>
<p><br>
蜜香「はい、雛苺ちゃぁ~ん よく出来ました。もう先生ぞくぞくしちゃっったわぁ!」</p>
<p>何も分かっていないのは雛苺だけでした。</p>
<p>
蜜香「はい、次 べジータくぅ~ん 次 読んで~ 早く、先生を焦らさないでぇ~」</p>
<p>べ「(うっ、立てん 本当の地獄だ!!)」</p>
<hr>
<p>
雛苺「きゃー! 真紅の鞄の近くにゴキブリがいるのー!」</p>
<p>
水銀「任せなさぁい。わたしの羽で撃ち殺してあげるわぁ」</p>
<p>真紅「おばか! やめなさ――いたぃっ」</p>
<p>
翠星「あぁ! 真紅がゴキブリの身代わりになったですぅ!」</p>
<p>
蒼星「……ゴキブリをかばったドールなんて聞いたことがないね」</p>
<p>
水銀「やっぱり世界から必要とされないもの同士、何か通じ合うものがあったのかしらぁ」</p>
<p>
真紅「羽で狙撃したらゴキブリの破片がわたしの鞄に散らばるでしょう!<br>
ジャンクシカトって書いた紙授業中にまわすわよ!」</p>
<br>
<p>薔薇(……ごきぶり、やっつけた)</p>
<hr>
<p>薔薇っちとげんしけんの仲間達『貴方のステータス』</p>
<p>教室にて</p>
<p>銀「はぁ~い、おはよぉ『ペチャパイ』真紅ぅ~♪」</p>
<p>
紅「だっ・・・誰がペチャパイですって水銀燈~~!?」</p>
<p>銀「あ・な・た・よぉ~~♪うふふぅ~~♪」</p>
<p>紅「きいぃ~~~~!!」</p>
<p>ぽふっ</p>
<p>紅「あ、あら何かしら薔薇水晶?」</p>
<p>
薔薇「・・・・・だ・・だいじょぶ。・・・・・真紅は・・・・ツルペタ属性・・・♪」<br>
紅「・・・・・・・」</p>
<p>
薔薇「・・・胸がないのは・・・・一種の・・・ステータス♪」</p>
<p>紅「・・・・・・・」</p>
<p>
薔薇「・・・・・って言ったら・・・・怒られた・・・・・シクシク・・・・」</p>
<p>斑目「そりゃ怒るわ・・・。」</p>
<hr>
<p>水銀燈「♪~~」<br>
真紅「みっともないからお弁当の4時間前にニヤニヤするのやめて欲しいわ」<br>
水銀燈「やぁよ。これの為に学校に来てるんだものぉ」</p>
<p>
コツ、コツ・・コツコツ、コツ・・・・コツコツ・・・・<br>
真紅「薔薇水晶!あなたも意味も無くお弁当の蓋をフォークで突付くのやめなさい!」<br>
薔薇「・・・や・・・・それに・・・・止めたら空けちゃうかも・・・」</p>
<p>
ガサガサ・・・・・・・・・「やっぱり止めるですぅ・・・」・・・・「でも・・・」ガサガサ・・・・<br>
真紅「もう鬱陶しいわ!!迷うくらいなら、造らなければいいのに・・・きっとJUNは黙って受け取るわよ?」<br>
翠星石「ち!違うです!余った弁当を捨てるか否かで迷っただけです!」<br>
真紅「(余ったお弁当を学校に持ってくる人なんかいないわ・・・)」</p>
<p>「やぁなの~~~~~!!!!!」<br>
真紅「静にしなさい!!」<br>
雛苺「真紅ぅ~うにゅ~が溶けちゃったの~」<br>
真紅「熱いままのご飯に大福を乗せるからなのだわ。まったく・・・」</p>
<p>
真紅「やっと静になったわ・・・それではいただきます」<br>
JUN「早弁かよ!!!」</p>
<hr>
<p>水銀燈<br>
サンジェルマン・ランチパック<br>
「タマゴサンド・キュウリとハムのサンド・トマトサンド各2つ」<br>
ツナと海藻のサラダ<br>
ピルクル(100円500mlのお買い得パック)</p>
<p>金糸雀<br>
(みっちゃん作)<br>
ミートボール<br>
スクランブルエッグ(砂糖多目)<br>
ほうれん草とゴマの和え物<br>
ミニミニコロッケ<br>
ご飯</p>
<p>翠星石(本人作)<br>
ミニつくね(テリヤキ風味)<br>
ミニ春巻き<br>
ブロッコリー<br>
ゆで卵<br>
クロワッサン2個</p>
<p>
「・・・しょ、しょうがねーです。翠星石はレンジしか使えないですから」</p>
<p>蒼星石(本人作)<br>
鰤の塩焼き<br>
豚肉ともやしの炒め物<br>
長ねぎと味噌のぬた<br>
ほうれん草の辛子醤油和え<br>
ご飯</p>
<p>
「やっぱりお昼の量減らそうかな。僕だけ凄く多く見えるんだ」</p>
<p>薔薇水晶</p>
<p>カロリーメイト<br>
水</p>
<hr>
<p>
薔薇学園で鳴らした私たち薔薇乙女は、濡れ衣を着せられ先生に指導されたが、生徒指導室を脱出し地下に潜った。<br>
しかし、地下でくすぶってるような私たちじゃあない。<br>
筋さえ通りゃ金(とたまごやき)次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、<br>
私たち特攻乙女薔薇チーム!</p>
<p>
私は、リーダーの薔薇水晶。通称ばらすぃ~。奇襲戦法と変装の名人。<br>
私のような末妹でなければ、個性派揃いの薔薇乙女どものリーダーは務まらん。</p>
<p>
僕は蒼星石。通称蒼い子。自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。<br>
寝技かまして、ドSからドMまで、何でもこなしてみせるぜ。</p>
<p>
桜田ジュン、通称JUM。裁縫の天才だ。王女のローブでも織ってみせらあ。でも、トラウマだけは勘弁な!</p>
<p>
お待ちかしら!私こそ金糸雀。通称カナ。ストーカーとしての腕は天下一品!どじ?でこ?だから何。</p>
<p>
私たちは、道理の通らぬ学校に敢えて挑戦する、頼りになる神出鬼没の特攻乙女薔薇チーム!<br>
助けを借りたい時は、いつでも言ってくれ!</p>
<p>
薔薇「という部活を考えた・・・ビラ配るの手伝って・・・」<br>
金「カナがクレイジーモンキーってどういうことかしら~?!」<br>
J「僕は乙女じゃないぞ!」<br>
水「突っ込むのはそこなのぉ・・・?」<br>
金「それにカナも蒼星石も、もう部活に入ってるのかしら」<br>
蒼「4人じゃ部活にならないよ」<br>
薔薇「ちぇ・・・残念」</p>
<hr>
<font size=
"2">しんく:ばらすい なんじは このおとこベジータを おっととし しょうがい あいすることを ちかいますか?<br>
ばらすい:・・・・しんく わたし・・<br>
しんく:ばらすぃ! ちかうわね?<br>
ばらすい:・・・・は・・は<br>
すいぎんとう:ばーらーすーいーー!!<br>
ばらすい:すいぎんとう!!<br>
すいぎんとう:しんく!このローザミスティカのちからで あなたを たおしてあげるわぁ!<br>
しんく:ほう まだローザミスティカが あったなんて・・・・<br>
しんく:しかし おまえのような ジャンクが 羽1つで なにができる?<br>
ばらすい:す すいぎんとう・・・・<br>
しんく:あなたごときが このわたしに ゆび1ぽんでも ふれることができると おもっていたの? バカね<br>
ばらすい:おねがい・・・ しんく このひとを ゆるしてあげて・・・<br>
ばらすい:わたしは ベジータとけっこんする・・・だから おねがい!!<br>
しんく:ばらすい あなたはわたしに さしずするの このおんなを たすけろと?<br>
ばらすい:そんな しんく! ただ わたしは・・・・おねがい ゆるして・・・・<br>
しんく:だめよ! そこをおどき!<br>
ばらすい:・・・・・・・・いや! いま はっきりわかった<br>
ばらすい:わたしすいぎんとうを あいしてる もう なにもこわくない!!ここをでて Nのフィールドへいく<br>
しんく:そんなことは ゆるさないのだわ<br>
ばらすい:それでは こうすれば<br>
ばらすいは すいぎんとうのナイフで じぶんのめを えぐりだした<br>
ばらすい:さあ これでわたしは ここには いられない Nのフィールドへ ついほうして<br>
しんく:なんということを!! みずから ジャンクになるとは おとうさまにたいする うらぎりよ! ゆるさないわ!!<br>
JUM:そこまでだ! しんくさんよ やりすぎだぜ</font>
<hr>
<p><font size=
"2">真紅「おかえりなさい。どう?テストは上手くいった?」<br>
水銀燈「おかぁえり~。こんな所で立ってないでご飯にしましょぉ~」<br>
<br>
雛苺「んとね。んとね。折鶴折ってお祈りしてたのよ~」<br>
<br>
翠星石「だれも心配なんかしてねーですよ」<br>
<br>
蒼星石「ふふ、嘘ばっかり。ずっと玄関で待ってたくせに」<br>
<br>
薔薇「・・・寒くなかった?・・・おふろ・・・できてる」<br>
<br>
金糸雀「今日はスゴイスゴイご馳走かしら~~」<br>
<br>
センターから帰った僕を待っていたのはドールのみんなだった。<br>
真紅はなぜか手にバンソウコウをしているし<br>
翠星石の憎まれ口はいつものことだったけれど、ずっと僕のそばを離れようとしなかった。<br>
蒼星石は僕のカバンを持っていってくれて、水銀燈はコートを持ってくれた<br>
雛と薔薇は僕に抱っこをせがんで真紅に怒られていたけれど、抱っこしてあげた。<br>
金糸雀はウェイトレスよろしく「お客様一名様ご招待かしら~」と大ハシャギだ<br>
<br>
<br></font></p>
<hr>
<p><font size="2"><br>
カーチャン→水銀燈<br>
ダディ→薔薇水晶<br>
姑→翠星石<br>
長女→真紅<br>
次女→蒼星石<br>
三女→金糸雀<br>
四女→雛苺<br>
<br>
水「真紅ぅ~朝よぉ~♪」<br>
真「ううん…まだ眠いのだわ…」<br>
水「もう学校遅刻しちゃうわよぉ~」<br>
真「え………?もうこんな時間なの?」<br>
水「お寝坊さんねぇ」<br>
真「姉さんひどいのだわ。何でもっと早く起こしてくれなかったの?」<br>
水「あらぁ。あなたが『朝いちいち起こしにこなくていい』って言ったんじゃなぁい?」<br>
真「…それもそうだわ…」<br>
<br>
水「さてさて…朝は忙しいわぁ~」<br>
水「まずは朝食の準備からしなくちゃ。翠星石さんや旦那様(薔薇水晶)は和食が好きなのよねぇ~」<br>
(数分後)<br>
水「そろそろみんなを起こす時間ねぇ」<br>
(薔薇水晶の部屋)<br>
水「あなたぁ~♪朝よぉ~」<br>
薔「ムニャ…ねむい…」<br>
水「早くしないと朝ご飯なくなっちゃうわよぉ~」<br>
薔「…いまいく♪」<br>
(翠星石の部屋)<br>
水「お義母さん…?そろそろ起きた方がよろしいですよぉ」<br>
翠「ううん…。もう朝ですかー」<br>
水「すぐ朝食の準備できますから居間で待っててくださぁい♪」<br>
翠「…しゃーねーな。です。今起きてやるです」<br>
<br>
(居間にて)<br>
翠「おやおや。なかなか美味そうじゃないですか」<br>
水「うふふ。お義母さんのおかげですわぁ」<br>
薔「…おなかすいちゃったな」<br>
水「ええ。ちょっと待っててねぇ~」<br>
慣れた手つきでご飯、味噌汁、焼き魚を用意する水銀燈<br>
翠「昔は朝食の準備もろくに出来なかったのに…進歩したもんです」<br>
水「うふふっ♪だって旦那様に美味しいもの食べてもらいたいんだものぉ♪」<br>
<br>
水「じゃあそろそろ子供達起こしに行きますねぇ」<br>
翠「あんたもたいへんです」<br>
薔「…みんな、お寝坊さん」<br>
(子供達のへや)<br>
水「みんなぁ~朝よぉ~」<br>
蒼「ああ、母さん。おはよう」<br>
水「あらあら蒼星石は早起きねぇ」<br>
蒼「母さんに苦労はかけたくないよ///」<br>
水「ほかの子たちはぁ?」<br>
蒼「真紅は昨日も遅くまで勉強してたからまだまだぐっすりさ」<br>
水「あらそう~。下の二人はいつも通り?」<br>
蒼「うん。だから、みんなは僕が起こしておくよ。母さんは下でまってて」<br>
水「ありがとうねぇ~」<br>
<br>
水「みんなそろったわねぇ?」<br>
雛「うゆー!おなかぺこぺこなのー!」<br>
金「今朝は卵焼きがないのかしらー?」<br>
真「朝ぐらい静かにするべきなのだわ」<br>
蒼「まあまあ、いつも通りってことだよ」<br>
薔「…子供は、元気なのがイチバン」<br>
翠「これこれ、じゃあいただきますよ」<br>
一同「「「いただきまーす!」」」<br>
<br>
<br>
「朝の部」糸冬</font></p>
<p>「昼の部」</p>
<p>
水「さぁて…みんな送ったし、お買い物にいってきますねぇ~」<br>
翠「ごくろうなこってす」</p>
<p>(スーパーにて)<br>
水「あらぁ。今日はお豆腐とネギがやすいわねぇ。…う~ん。今夜は湯豆腐にしましょう」<br>
水「あとはぁ……このお蕎麦が美味しそうだわぁ。翠星石さんに買っていってあげましょうねぇ~」</p>
<p>水「ただいまぁ」<br>
翠「あら、随分早かったです」<br>
水「ええ。あまり混んでなかったからすぐ済んじゃいましたよぉ」<br>
翠「そいつぁよかったです」<br>
水「うふふっ。今お昼食作りますからねぇ。美味しそうなお蕎麦買ってきたんですよぉ」<br>
翠「たのしみです」</p>
<p>昼食後<br>
翠「そういえば、今日の夕食は一体何なんです?」<br>
水「湯豆腐にしようとおもってるんですよぉ」<br>
翠「あらあら、たのしみです。私、湯豆腐好きです」<br>
水「お豆腐とネギがやすかったからぁ…」<br>
翠「期待してるです」</p>
<p>水「さぁて。お洗濯しなきゃあ♪」</p>
<p>
水「ふぅ…お洗濯終~了ぉ♪あとはお夕食の下ごしらえだけねぇ」<br>
水「…早めに終わらせて少し休もうかしらぁ?」</p>
<p>(下ごしらえ終了)<br>
水「うふふっ。あっという間におわっちゃったぁ♪」<br>
水「あとはみんなが帰ってくるまでヤクルト飲みながらワイドショーでもみましょ♪」</p>
<p><br>
「昼の部」糸冬</p>
<p>夜の部に続くとおもいまつ</p>
<p>水銀燈カーチャンの話<br>
「夜の部」</p>
<p>(子供達の帰宅)<br>
雛「ただいまーなのー!」<br>
金「ただいまかしらー。外は寒いのかしらー」<br>
水「うふふっ。お帰りなさぁい」<br>
真「今帰ったのだわ」<br>
蒼「ただいま、母さん。ああ、ほらほらみんな…手を洗ってうがいしなきゃ…」<br>
水「真紅に蒼星石もおかえりなさぁい♪寒かったでしよぉ?」<br>
真「日が落ちると途端に寒くなるのだわ」<br>
水「大変ねぇ~」<br>
雛「ねぇねぇ、夕ご飯は何なのー?」<br>
金「やっぱり卵焼きかしらー?」<br>
雛「もしかしてうにゅー?」<br>
水「うふふ。今夜は湯豆腐よぉ~。暖まってねぇ~♪」<br>
蒼「僕、母さんの湯豆腐好きなんだ♪」</p>
<p>(旦那の帰宅)<br>
薔「…ただいま」<br>
水「おかえりなさぁい!あなたぁ♪」<br>
薔「…やっぱりおまえはあったかいなぁ」<br>
(ムギュ)<br>
水「ああん。ちょっと…こんなとこで抱きつかないでよぉ~/////」<br>
薔「…外は…寒い」<br>
水「うふっ♪お疲れ様ぁ。もうすぐご飯出来るからねぇ~」<br>
薔「…楽しみにしてるよ」<br>
水「あなたったらぁ♪」</p>
<p>水「みんなぁ~そろったぁ?」<br>
雛「うゆー!ヒナ、おなかすいたなのー!」<br>
金「あんたそれ朝も言ってたかしらー!」<br>
真「まったく…みんなまだまだ子供なのだわ」<br>
蒼「フフフっ。まぁいいじゃないか。賑やかで」<br>
真「…それもそうなのだわ」<br>
薔「…湯豆腐…暖まれる♪おいしそ♪」<br>
翠「なかなかうまそうにつくったです!期待してるです!」<br>
水「うふふっ。じゃあ…」<br>
一同「「「いただきまーす!」」」</p>
<p><br>
…あ、占い雛苺だ。やったぁ♪</p>
<p><br>
「深夜の部」</p>
<p>(居間でテレビを見ていた水銀燈)<br>
水「あらぁもうこんな時間なのねぇ」<br>
薔「…そろそろ寝た方がいいと思う。水銀燈は明日も朝早い」<br>
水「うふふっ。心配してくれてありがとぉw」<br>
薔「…先に寝るよ。おやすみ」<br>
(チュッ)<br>
水「おやすみぃ♪」<br>
寝る前のキスに満足げな水銀燈<br>
水「さぁて…子供達の様子でも見てこようかしらねぇ」</p>
<p>
水「そういえば真紅は毎晩遅くまで勉強してるんだったわねぇ…」<br>
水「お夜食でも作ってあげましょ♪」<br>
夕食で余ったご飯でおにぎりを作る水銀燈<br>
水「三つぐらいでいいわよねぇ…」<br>
水「後はお茶を煎れて…っと」<br>
水「真紅、喜んでくれるかしらねぇ~♪」</p>
<p>(ある朝)<br>
水「ふぁ~あ…」<br>
薔「…おはよ」<br>
水「あらぁ~あなたったら今朝は早いのねぇ~…」<br>
薔「…?もう7時だよ」<br>
水「えっ?やだぁ~寝坊しちゃったぁ~」<br>
薔「…お寝坊さん♪」</p>
<p>(皆を送り出した後)<br>
翠「そういやあんた顔赤いです。風邪でも引いたですか?」<br>
水「え?そうかしらぁ?確かにちょっとぼーっとしてるわぁ。うーん…試しに熱計ってみますねぇ」<br>
翠「それがいいです。ホレ、体温計です」<br>
(…ピピピッ)<br>
『37.6℃』<br>
翠「…微熱があるですね~」<br>
水「あらぁ~こまるわぁ~…でも、家事やるくらいなら問題ないわよねぇ~?」<br>
翠「す…水銀燈は今日は薬飲んで寝てるです!今直さないと後でこじらせて大変になるです!」<br>
水「でも家事は…」<br>
翠「私が代わりにやってやるです!だからゆっくり休んでろです!」<br>
水「じゃあ…お願いしますねぇ~」</p>
<p>(自室にて)<br>
水「はぁ…主婦が風邪引くなんて…みっともないわぁ…」<br>
水「お義母さんはああ言ってくれたけどやっぱり申し訳ないわぁ」<br>
水「お義母さん…もうお買い物行っちゃったみたいねぇ…」<br>
水「…一人だわぁ…」<br>
(翠星石帰宅)<br>
翠「たっだいまーです!」<br>
水「お帰りなさぁい」<br>
翠「ふっふっふ~。今お昼ご飯作ってやるからまってろです~」<br>
水「何かしらぁ?」<br>
翠「お粥と卵酒です!これがあれば風邪なんて一発です!」<br>
水「お義母さん…」<br>
翠「ちょっとまってろです~」</p>
<p>(昼食)<br>
翠「ほら、作ってきてやったです。たべさせてやるから体起こすです」<br>
水「いえ、大丈夫ですよぉ」<br>
翠「遠慮するなです!こんな時ぐらい甘えるです」<br>
水「あ…ありがとうねぇ~」<br>
翠「はい、あーんするです」</p>
<p>水「ごちそうさまでしたぁ」<br>
翠「さぁて、食べたら後はゆっくり休むです」<br>
水「何から何まで有り難いわぁ…」<br>
翠「気にするなです!後のことはやっとくから安心するです」<br>
水「ええ…じゃあお休みなさいねぇ~…」<br>
翠「ふふふっ。お休みです」<br></p>
<hr>
<p><font size="3">2学期の初日(月曜日)<br>
<br>
真「おはよう。あら、JUMはまだ来ていないの?」<br>
蒼「おはよう真紅。JUM君は寝坊でもしたんじゃないかな」<br>
翠「まーったく、だらしがないやつです。性根叩きなおしてやるです」<br>
<br>
放課後<br>
<br>
水「そういえば今日はJUM休みだったの?」<br>
真「あなた今頃気づいたの?」<br>
翠「結局こなかったですね。きっと馬鹿のくせに風邪でもひきやがったです」<br>
蒼「ひどいようなら一度みんなでお見舞いに行こう」<br>
<br>
水曜日<br>
<br>
真「おはよう。JUMは今日も休みみたいね」<br>
金「遅刻してくるんじゃないかしら?」<br>
翠「体調管理もろくにできねーですかねえ」<br>
蒼「今日はみんなでお見舞いに行こうか」<br>
水「ええ、それがいいわ」</font></p>
<p>放課後 Jの家<br>
<br>
J「なんだ、どうしたんだお前ら?」<br>
真「なんだじゃないでしょう」<br>
水「みんな心配してお見舞いにきたのよぉ」<br>
J「いや病気じゃないし。学校だるくてさ」<br>
翠「だ、だるい!?まさかそれだけってことは……」<br>
J「いいじゃないか3日ぐらい」<br>
真「いいえ、よくないわ。それがきっかけでまたヒキこ」<br>
J「それは言うな!僕だって分かってるよ」<br>
蒼「JUM君、みんな本当に心配したんだよ。明日はちゃんと」<br>
J「ああ」<br>
<br>
次の日<br>
<br>
真「おはよう」<br>
翠「真紅!JUMが今日も来てないです……」<br>
真「そう。どうしたのかしらね」<br>
水「あなたたちが何かしたんじゃないのぉ?」<br>
翠「失礼なこというなです。何もしてねーですよ」<br>
蒼「ん? あ、それだ。僕たちは重大なことを忘れてたんだよ」<br>
金「カナも分かったかしらー。JUMは朝が弱いのかしらー」<br>
蒼「そうじゃないよ。この前の土曜日はJUM君の誕生日だったんだ!」<br>
一同「な、なんですってー!」<br>
雛「それじゃJUMきっと怒ってるのー」<br>
水「放課後みんなで謝りにいきましょうよぉ」<br>
翠「誕生日を祝ってもらえなかったくらいで拗ねるな、です」<br>
真「そうよ。夏休みに誕生日があるからいけないのだわ」<br>
<br>
放課後 Jの家<br>
<br>
真「JUM、入るわよ」<br>
J「!またおまえら。何の用だよ」<br>
翠「あ、謝りにきたです、です」<br>
蒼「JUM君ごめん、君の誕生日を忘れてたよ」<br>
水「ごめんなさいねぇ」<br>
J「ん?ああ、そういえばもう誕生日すぎてたな」<br>
雛「遅くなったけどJUM、ハッピーバースデイなの」<br>
J「ありがとう。雛苺」<br>
金「じゃあ原因は別のところにあるのかしらー?」<br>
蒼「まさか本当にだるいってだけで」<br>
薔「これ…」<br>
J「あっ。これは何でもない!」<br>
真「見せなさいJUM」<br>
水「服?しかも女物ねぇ」<br>
翠「どーいうことですか。説明しろです」<br>
J「仕方ない。本当はみんなを驚かせたかったんだけどな」<br>
蒼「これは、作りかけの服だね」<br>
J「そうだよ。学校を休んだのはこれを作ってたんだ。<br>
夏休みの間に完成させて、みんなにプレゼントするつもりだったんだよ」</p>
<p>
真「学校を休んでまで、何をそんなに急いでいたのかしら?」<br>
J「実は、あと3日したら海外に行くんだ」<br>
一同「な、なんだってー!」<br>
J「まあ3ヶ月したら帰ってくるんだけどな」<br>
翠「そ、そうだったですか」<br>
蒼「何しに行くんだい?」<br>
J「親父が、かわいい子には旅だ、とか何とか。短期留学だよ。」<br>
真「そう。3ヶ月したら帰ってくるのね?」<br>
J「ああ」<br>
水「それなら、いい男になって帰ってきなさいよぉ?」<br>
翠「最初から全部言えよです。心配させやがってです。う…」<br>
蒼「(小声で)泣いてるの?」<br>
J「悪かったよ。心配かけて」<br>
薔「明日……お別れパーティー……しましょう」<br>
金「カナもそれを言おうとしてたのかしらー」<br>
雛「ひなもJUMにプレゼントつくるのー」<br>
真「なにはともあれ、一件落着ね」<br>
<br>
終わり。<br></p>
<hr>
<p>~カラオケ中~<br>
J(さっきから薔薇水晶メモなんか取って何やってんだろ?)</p>
<p>翠「亜麻色の~長い髪を~」</p>
<p>薔(翠星石自画自賛)<br>
J(……)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
水「そしてリングと拍手の渦~が~」</p>
<p>薔(それはアリス違い)<br>
J(……)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
真「永遠ていう言葉なんて~」</p>
<p>薔(今夜JUMの貞操危うし)<br>
J(!!111)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
金「It's a crazy crazy love love!」</p>
<p>薔(金糸雀=韓k)<br>
J「それはやめとけ。」<br>
薔「……」<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
雛「someway over the rainbow♪」</p>
<p>薔「一番うまいかもわからんね」<br>
J「されには同意せざるをえん」<br>
真「っ!」(ゆるさんぞ虫けらめ!)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
蒼「I wanna be a VIP STAR ~」</p>
<p>薔(蒼星石汚染進行中 以下実験継続)<br>
J(薔薇水晶恐ろしい子っ!)<br>
---------------------------------------------------------------------<br>
ベ「チャーラーヘッチャラ~」</p>
<p>薔(~略~)<br>
J「…ここからが本当の地獄だ」</p>
<hr>
<p>7人のおはよう<br>
<br>
真紅「起きなさい。主人より遅く起きるとは、まったくとんだ家来なのだわ。早く、顔を洗ってきなさい」<br>
水銀燈「おきなさぁい?まだ眠たそうねぇ、でも違うところはきっちり起きてるのねぇ、クスクス」<br>
翠星石「折角、翠星石が起こしてやってるんですから、さっさとベッドからでやがれです!」<br>
蒼星石「起きてよ、ね?ほら、朝だよ?早く起きないと遅刻しちゃうよ?」<br>
金糸雀「頭脳派らしく、脇をコチョコチョして起こさないといけないかしらー。えい、えい!」<br>
雛苺「うゆー、起きないといけないのー。ねぇ、起きてなのー」<br>
薔薇水晶「・・・起きて。・・・起きて。・・・起きないなら、いっしょに添い寝する・・・」</p>
<hr>
<p><水銀ママンのマターリなお話><br>
<br>
雛「うゆー!金糸雀ひどいのー!」<br>
金「雛苺がわるいのかしらー!」<br>
水「あらあら二人ともどうしたのぉ?仲良くしなきゃダメよぉ~」<br>
雛「あ、水銀燈!あのね、金糸雀がヒナのうにゅーたべちゃったのー!」<br>
水「それはよくないわぁ~。金糸雀ぁ、ちゃんと雛苺に謝らないとぉ」<br>
金「べ…別に私は悪くないのかしらー!雛苺が私の教科書に落書きした仕返しなのかしらー!」<br>
水「困ったわねぇ~…」</p>
<p>
水「…わかったわぁ。雛苺には新しいうにゅー買ってあげるし金糸雀には教科書新しいのあげるからぁ…」<br>
金「でも…雛苺には謝ってほしいかしらー!」<br>
雛「うゆー!ヒナだって金糸雀に謝ってほしいなの!」<br>
水(子供心って複雑ねぇ~…)</p>
<p>
水「雛苺ぉ?わがまま言っちゃダメよぉ~先にいけないことしたなら謝らないとぉ」<br>
雛「うゆー…」<br>
金「そういうことかしらー」<br>
水「金糸雀もちゃんと謝るのよぉ?」<br>
金「かしらー…」<br>
雛「…ごめんなさいなのー…」<br>
水「はい、よく言えたわねぇ。じゃあ次は金糸雀?」<br>
金「…ごめんなさいかしらー…」<br>
水「うふふ。それでいいわぁ」<br></p>
<p><br></p>
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