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<p>「MY FAIR FRAGMENT」 <エピローグ></p>
<p><br>
屋上の扉が開かれる。<br>
紅「…二人とも。一体何をしているの。」<br>
雛「密着してるの~!ラブラブなの~!」<br>
蒼「ちょ…これは、ほんとに寒くて…」(ガクガク<br>
翠「マジで風邪ひくかと思ったです…」(ガクガク<br>
金「ごめんなさいかしら!梅岡がいらない事を言ってHRが長引いたかしら…」<br>
蒼「でも…せめて、日が暮れる前には迎えに来て欲しかったよ…っくしゅん!」<br>
翠「チビチビ苺…金糸雀ぁ…後で覚えておくですよぉ!…へーっくしゅん!!」<br>
金「私のせいじゃないかしらー!!」(ガーン</p>
<p>人もまばらになった教室で。<br>
べ「…お?俺は一体こんなとこで何を…」<br>
笹塚「気が付いた?もうHR終わってるし、帰ろうよ」<br>
べ「あ、ああ…俺は確かにあの時天使を見たはずなんだが…その後どうなったんだ?」<br>
笹塚「…思い出さないほうがいい事もきっとあるよ…」</p>
<p>日も暮れた後の校門で。<br>
銀「薔薇水晶。あなた…」<br>
薔「…なに?」<br>
銀「ううん、なんでもないわ。帰りましょう」<br>
薔「…うん。」</p>
<p>数刻後。<br>
紅「こんばんは。今日のノートとプリントを持ってきたのだわ」<br>
のり「あ、真紅ちゃんいらっしゃ~い。JUM君なら、今2階で寝てるはずだから…」<br>
紅「お構いなく。2階へ上がらせてもらうわ」<br>
のり「ええ。でも、折角だから紅茶とクッキー持って行くわ。まっててね~」</p>
<p>JUM「けほっ…よう真紅。」<br>
紅「起きていたのね。風邪を引くなんて無様だわ。早く治して学校にいらっしゃい。」<br>
JUM「わかってるよ…なんか嬉しそうだけど。今日なんか学校であったのか?」<br>
紅「少しね。でも、おおむねいつもと同じだったわ」<br>
JUM「そうか…」</p>
<p>―終劇―</p>
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