※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

放課後…教室に一人残った翠星石は鉢植えに水をやっていた
翠 「ふふ~ん…綺麗な華を咲かすですよ~。」
蒼 「せいが出るね…翠星石。」
ドアの方から声がする
翠 「蒼星石、まだ帰ってなかったですか?」
蒼「あ…そういうこと言うんだ…折角待ってあげたのに…。」
蒼星石はつかつかと翠星石の元へ歩み寄ると…
蒼 「酷いな君は…。」
翠 「ひっ…」
後ろからそっと抱きつくと首筋に顔を埋める
翠 「く…くすぐったいです///」
蒼 「そんなに僕と一緒に居たくないんだ…。」
翠 「ち…違いま…ふぁ…。」
つつっと背中を指でなぞられる…
翠 「ん…あっ///」
ぞくぞくっとした感触が背中から広がる///。
蒼 「僕はこんなに君の事が好きなのに…。」
首筋にそって軽く舌を這わす…
翠 「あっ…///」
カクンと膝の力が抜けそうになるのを必死に堪える
蒼 「…僕は君にとって何…?」
蒼星石の手が前に回り…胸の辺りを…
翠 「ふっ…やめ…あぁ…っ」
蒼 「僕は…何…?」
翠「蒼星石は…私の…あっ…一番大事な…人…ですっ…」
そう言った瞬間蒼星石がパッと離れ
蒼「良かったw捨てられてなくて。じゃあ、早く帰ろ?」
翠 「ふぁい///…」


帰り道
蒼 「翠星石…聴いてる?」
翠 「ちゃんと聴いてるです…。」
ピタッと蒼星石が歩くのをやめる…
翠 「(また抱きつくつもりですか…)蒼…!」
蒼 「ヒクッ…グスッ…」
翠 「な…なんで泣くですか!?」
蒼 「やっぱり…グス…僕のこと嫌いなんだね…。」
ぽろぽろと涙を流す
翠 「(な…泣き落としー!?)そ、そんな事ないです!!」
蒼 「…本当に…?」
翠 「ほ…本当ですぅ!」
蒼 「じゃぁ…。」
しまった…だがとき既に遅し…
蒼 「キス…して?」
翠 「…はぃぃ…?」
蒼 「キ…ス。」
翠 「だから、なんで…」
再び蒼星石の目に涙が浮かぶ…
翠 「////////////」
蒼星石の顔をグイっと引き寄せると唇を重ねる…
翠 「さ///さっさと帰るですぅ。」
蒼 「うんw」
笑顔で翠星石の後を歩く///




蒼「(僕にかとうなんて無理だよ…翠星石…w)」
蒼「今回はいつもよりも゙学園゙を意識してね」
翠「もちろんメインは私ですね」
蒼「それはどうかな」
翠「なんですか」
蒼「負けないよ」
水「二人とも学園から脱線してるわよぉ」
蒼・翠「!!」


翠「しまった…。」
外は雨…しかし…
翠「傘忘れたですぅ…。」
走って帰ればそこまで濡れずに済むかもしれない…。
翠「しゃーねーです…。」
覚悟を決めて走ろうとした時…
蒼「濡れるよ…?」
翠「蒼星石…。」

蒼「折りたたみ傘入れててよかったぁ。」
翠「助かったです、蒼星石。」
二人並んで雨の中を帰る…
蒼「でも、折りたたみ傘だからちょっと狭いね。」
翠「え…でも…?」
自分は殆ど濡れていない…がふと見ると傘が自分の方に寄っている
翠「蒼星石…左肩濡れてますぅ…。」
蒼「ああ…しょうがないよ。」
翠「翠星石は大丈夫ですぅ!だから…」
蒼「ダーメ。」
傘を蒼星石のほうに押しやるが、再び押し戻される。
翠「もう!蒼星石!!」
蒼「君が濡れなければいいよ。」
翠「む~…」
翠星石は蒼星石の腕と自分の腕を絡ませ体をぴったりとくっつける。
蒼「翠星石…?」
翠「こ…これなら///二人とも濡れんですぅ///」
顔を真っ赤にしている様を見ると自然に笑みがこぼれる。
蒼「ありがとう、翠星石。」
翠「は…恥ずかしいからちゃっちゃと歩くですぅ!!」
蒼「はいはい…(折角だからゆっくり歩いちゃお…w)」


♪キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン
翠「もう朝部活終わりですぅ」
蒼「といっても園芸部は僕たち二人だけどね・・・」
翠「いいんですよ、余計な奴はいない方がましですぅ」
蒼「ん。そうだね・・・。あ、あっちの方の花にも水をあげておいてくれる?」
翠「いいですけど、さっき蒼星石が世話してなかったですか?」
蒼「うん、でも草を刈り取るだけじゃダメなんだ。翠星石が水をやってくれないと。」
翠「私も同じです・・・」
蒼「え?」
翠「私も蒼星石が一緒にいてくれないとダメなのですぅ・・・」
蒼「・・・僕もだよ、翠星石」
翠「ありがとうです、蒼星石」
蒼「こちらこそ。・・・行こっか?」
翠「すぐ水をやってくるです!荷物の準備をしておくですぅ!」
蒼「うん。待ってるね」
 手入れの行き届いた花たちが、朝露を浴びて輝いていた。


高校三年の三学期のある日

水「はぁ…」
金「水銀燈。どうしたかしら?最近ため息ばかりついてるかしら」
水「ええ…。だってもうすぐ卒業なんですものぉ…。なんかぁ~感傷的になっちゃってるのかしらねぇ…」
金「なるほど~かしらー」
水「この生活が毎日続くと思ってたけど…そんな事ないわよねぇ~」
金「元気出すかしら!終わってしまうものは仕方ないかしら。それよりも残された毎日を楽しむべきかしらー!」
水「…そうねぇ。そうよねぇ…」
金「わかってくれたかしらー!」
水銀(でもぉ…私まだ桜田君に……思いの丈を伝えてないのよねぇ…)
水(私たちの高校生活ももうすぐおしまい。
友達はみんながそれぞれの道を進むわぁ。
毎日会うことはなくなってしまうのねぇ…。
これからはわざわざ会わなくちゃ、もう会えないしぃ…。
初恋の人…。片思いの相手…。…桜田…ジュン…君…。
私は…大学への進学は決めたはいいけど明確な将来の夢が見つからずにいるわぁ。
でもそれはそれでいいかな、とも思ってるの。
私は18歳。まだまだ若い。未来がある。いろんな可能性がある。
そう…まだまだチャンスはいくらでもあるわぁ。
友達も…夢も…恋も…)


おしまい


『銀x金のマターリなお話』

水「はぁ~…」
金「水銀燈どうしたかしらー?」
水「かっ…金糸雀ぁ!?」
金「何か悩み事かしらー?」
水「な…なんでもないのよぉ…」
金「うーん怪しいかしらー」
水「本当に何でもないわぁ。心配しないでねぇ~」
金「水くさいかしらー!カナに話してみるかしらー!」
水「…………誰にも言わないでよぉ」
金「任せるかしらー」
水「実は…………」
金「ダイエットぉ!?かしらー」
水「声大きいわよぉ~…」
金「ごめんかしら…でも水銀燈そんな心配いらないと思うかしらー」
水「私…着やせするタイプみたいなのよぉ…」
金「うーん…わかったかしら!カナに任せるかしらー!明日までに最高のダイエットプランを考えてくるかしら!」
水「(´;ω;`)ウウッ…優しい妹を持てて幸せだわぁ」

翌日、学校
水「金糸雀ぁ~。どう?何かいい方法あったぁ?」
金「うふふ~♪バッチリかしらー」
水「どんなのぉ?」
金「まず正すべきは食生活。ということでカナがお弁当作ってきたかしらー!水銀燈に食べてほしいかしらー!」
水「金糸雀…ありがとうねぇ~」
金「礼にはおよばないのかしらー!」
金(これで水銀燈に毎日カナのお弁当食べてもらえるかしらー♪うれしいかしらー!)


糸冬


『銀x金のほのぼの』

金「水銀燈~。お願いがあるかしらー」
水「金糸雀じゃなぁい。どうしたのぉ?」
金「至急、水銀燈の助言が欲しいかしらー」
水「私でよければ手伝うわぁ。ほら、おっしゃってごらんなさいな」
金「あのぅ…私にお化粧してほしいかしら…」
水「お化粧?」
金「今度ジュンとお出かけするから、きれいになりたいかしらー!」
水「うふふっ。そう言うことだったのぉ」
金「何とかないかしらー?」
水「いい?あなたは今はまだそんな事しなくてもいいくらいきれいなの。ありのままの貴女で十分よぉ」
金「そうなのかしらー…」
水「そんな残念そうな顔しないのぉ。…そうだぁ。じゃあ私の口紅つけてあげるわぁ。………………はい。どぉ?」
金「見違えたかしらー…」
水「自信ついたぁ?」
金「ばっちりかしらー!」


おしまい


放課後…教室に一人残った翠星石は鉢植えに水をやっていた
翠 「ふふ~ん…綺麗な華を咲かすですよ~。」
蒼 「せいが出るね…翠星石。」
ドアの方から声がする
翠 「蒼星石、まだ帰ってなかったですか?」
蒼「あ…そういうこと言うんだ…折角待ってあげたのに…。」
蒼星石はつかつかと翠星石の元へ歩み寄ると…
蒼 「酷いな君は…。」
翠 「ひっ…」
後ろからそっと抱きつくと首筋に顔を埋める
翠 「く…くすぐったいです///」
蒼 「そんなに僕と一緒に居たくないんだ…。」
翠 「ち…違いま…ふぁ…。」
つつっと背中を指でなぞられる…
翠 「ん…あっ///」
ぞくぞくっとした感触が背中から広がる///。
蒼 「僕はこんなに君の事が好きなのに…。」
首筋にそって軽く舌を這わす…
翠 「あっ…///」
カクンと膝の力が抜けそうになるのを必死に堪える
蒼 「…僕は君にとって何…?」
蒼星石の手が前に回り…胸の辺りを…
翠 「ふっ…やめ…あぁ…っ」
蒼 「僕は…何…?」
翠「蒼星石は…私の…あっ…一番大事な…人…ですっ…」
そう言った瞬間蒼星石がパッと離れ
蒼「良かったw捨てられてなくて。じゃあ、早く帰ろ?」
翠 「ふぁい///…」


「うー。毎朝毎朝、満員電車最悪デスー」
「まあまあ翠星石。我慢しようよ。うわっと」
姿勢を崩した蒼星石が翠星石にもたれかかり、ドアに押し付けられる
「ふぎゅー。最悪デスー」
「ご、ごめん翠星石」
二人はドアの外を見る。がくん、と電車が動きだした。
「とっとと」
翠星石はバックを抱える形で蒼星石に寄り添う。そうでなくても知らない人と肌を触れさせなければならないため
少しでも蒼星石に触れ、安心感を得たいと思っているからだ
ガタンゴトン×2
「・・・蒼星石。なんで私の尻を触っているデスか?」
「え?触ってないよ。ボクの両手ここにあるじゃん」
「じゃあもしかして痴漢・・・フゴ!」
「翠星石!ンガ!」
「騒ぐなよ・・・お嬢ちゃんたち」
二人は口を押さえられ、ドアに押し付けられる。
「んんーんんんー」
「騒ごうったって無駄だぜ・・・お前らの周りにいる人間は皆グルだ」
翠星石が蒼星石の目を見る。蒼星石は、どうしようもない。と悲哀な目をしていた。蒼星石が体をびくん、と振るわせた。
視線を落とすともう一人の男が蒼星石のスカートをまさぐっている。他の乗客からは見えないが、翠星石からは丸見えだ。
「お前らよお・・・毎朝毎朝ムカつくんだよお。そんなに短いスカートはきやがって・・・男の気持ち考えたkとあんのか?」
男の指が翠星石の太ももを、つつつ、と這う。這った指はスカートをもぐり、彼女のパンツに指をかけた。
「覚悟してもらうぜえ・・・」
男の生暖かい息が翠星石の首を撫でていった。

急にパンツにかかる力が消えた。
だが、指の感触はある。口を押さえる力も弱い。なぜ?翠星石が後ろを振り向くと、見たことのない少年が立っていた。
「・・・痴漢なんて。やめろよ」
「て、てめえ。なにしやがった・・・」
「手首、肘、肩の関節を外した。そっちのお前もな。警察には突き出さないから、満員電車の中で脱臼した痛みを味わえよ」
そういった少年は翠星石と蒼星石の手を引く。
「ささ、どこの駅で降りるの?僕でよかったら駅に着くまで一緒にいてあげるよ」
翠蒼「/////」
二人はこの時、全身の毛穴が開いたような気がした。目の前にいる少年は年こそ近いが、大人びている雰囲気を出している。
眼鏡をかけているからなのだろうか。
(ちょっと、ちょっと蒼星石)
(なんだよ)
(名前。名前聞くデス)
(ええ//?翠星石が聞きなよ)
(ちょっと上手く喋れないデス)
二人がマゴマゴしている間に駅についてしまった。
「あ、なんだ。僕と同じ駅なんだ。じゃあ気をつけてね。バイバイ」
少年が去ったあと、二人はお互いの顔を見た。
「やっぱり。僕たちは双子なんだね」
「そうデス」
翠蒼『同じ人を好きになっちゃうなんて』
「でも翠星石は三人でもいいデス」
「ボクもだよ」
二人は改札に向かって歩き出した

(・・・また明日会えるといいな)


翠「ガツッガリペロッペロ」
蒼「翠星石・・もうちょっと落ち着いてアイス食べなよ」
翠「なぁっ!!蒼星石、少し黙ってるです!!翠星石はお腹が減ってるんです
  !!暑いんですぅ!!」
蒼「そんなこと言ったって・・あっ・・翠星石アイスがたれてる・・」
翠「へっ?・・ホントですぅ・・ベトベトするですぅ・・」
蒼「じゃぁ、ボクが舐めとってあげるよ・・」
翠「えっ・・・・」
ツゥ―――――――ッ
翠「(うひゃぁ、そそそ蒼星石の舌が翠星石のほっぺにぃ/////)」
蒼「・・ふぅっ、今度からは気をつけて食べようね?」
翠「わ・わかったですぅ///////」
蒼「翠星石?どうしたの?顔が赤いよ」
翠「ななななんでもないですぅ!!は・・早く残りのアイスを食べるですぅ!」
蒼「??・・変な翠星石・・」


『ある夜の双子』

夜、それぞれの布団に入ってる二人
蒼「ねぇ、翠星石。起きてる?」
翠「ん?どうしたですか?」
蒼「なんか…眠れないみたいなんだ」
翠「ふふふっ。子守歌でもうたってほしいですか?」
蒼「…うん…。そうしてくれたらうれしいな…(////)」
翠「なっ…本気かぁ?ですぅ」
蒼「うん…。また、子供の時みたいに…ね?」
翠「…しゃーねぇなーです…。ちょっとそっちの布団行くですよ?」
蒼「うん…。来て…」
(モゾモゾ…)
翠「小さい時はこうやって蒼星石を抱いて子守歌うたってたですぅ」
蒼「そうだね…。」
翠「じゃ、いくですよぉ」
蒼「(ワクワク…)」
翠「~♪」
蒼(ああ…懐かしいなぁ…)

糸冬


蒼「おかえり、翠星石」
翠「・・・・・・・」
蒼「ん?どうしたの翠星石・・・・・?」
ドサッ!!!(蒼星石を押し倒す翠星石)
蒼「なっ・・何をするんだ翠星石!!」
蒼「あっ・・駄目だよそんなとこ舐めちゃ・・・あっ・・僕たちは姉妹だよ!?」
蒼「離すんだ翠星石!!」
 翠星石を突き放す蒼星石
蒼「なんでこんなことするんだ翠星石・・・・・あっ・・」
翠「うぐっ・・・・ひっく・・・・うっ・・・」
蒼「どっ、どうしたの翠星石?」
翠「うっ・・ひっく・・・今日・・・蒼星石のおまけの翠星石って言われたですぅ・・」
蒼「えっ・・・・?」
翠「きっと皆・・・うっ・・翠星石は蒼星石のおまけだと思ってるですぅ・・・」
蒼「そんなことないよ!!僕たち姉妹におまけなんかいない!!!」
    (翠星石を抱きしめる蒼星石)
翠「うっく・・・ありがとうですぅ・・・・」
蒼「ところでそんな酷いこと・・・誰が言ったんだい・・・?」


水「ちょっと!なにするのよぅ!!、話せばわかるわぁ!!」
水「おねがい、許してぇ!!おねがぁい・・」
水「やめてよぉそんなもので殴られたら・・キャアアア!!!」(http://www.uploda.org/uporg298226.jpg


最悪だ、こいつら酒癖悪すぎ・・いや、ホントなにこれ
僕の部屋はまるで嵐が来たかのように散らかっている・・全部この双子のせいだ
翠「蒼星石ぃ・・ジュンから手をはなすですぅ」
蒼「嫌だ・・翠星石・・君こそ手をはなすんだ・・」
翠「生意気な小娘がぁ!1粋がるんじゃねぇですぅ!!1」
蒼「はっ・・!君こそね!!なにがツンデレだよ!!こんの、性悪女がぁ!!」
・・なんなんだこいつら酒を飲んだとたんに、鬼になりやがッた!こえー!女って
よくわかんNeeeeeee!!と・・とりあえず止めねば
J「おい!やめろよ!人の部屋で好き勝手しやがって!どう責任とってくれるn(ry」
バァキィっ
蒼・翠「「やかましいよ・ですぅ!!!!!!」」
J「すんませんすんません」
こ・殺される!
翠「ふんっチビ人間が悪いんですよ!!蒼星石と翠星石どっちが好きか聞いても答えないし!」
蒼「そうだよ・・今はっきりさせて・・どっちが好きなの?!ジュン君!」
どうすればいいんだ・・どっちに行っても地獄を見そうだ・・よし良いこと
考えた!!これならきっと成功する
J「じゃ・・じゃあ服を脱いでくれ、僕の好みの下着をきてるほうが僕の好きな
 方だ」
どうだぁ!これぞ、名付けて「あんた気持ち悪いのよ!!作戦」大抵の女はこれを
言うと逃げていく・・きっとこの2人も帰るはず・・
翠「そりゃあ良い案ですぅ!チビ人間にしてはよくできてます」
蒼「全くだ・・じゃぁ、ジュン君とくとご覧あれ・・!!」
な・・何だと!!作戦失敗ぃ!!なんてこった・・はっ早く冗談だったと言わなければ!
J「まってくれ冗談d(ry」
翠「さぁ、じっくり見るですぅ!」
蒼「早くしてくれないか・・寒いんだ」
目の前にはブラジャーとパンツ一丁の蒼星石と翠星石がいた・・仕方ない本気
で選ぶか・・翠星石は、ピンクをベースにしたフリルのあるブラジャー・・パンツは
これまたピンク・・と黒か・・だめだ派手すぎる却下・・蒼星石は・おっ良いねぇ!
白のブラジャーに白のパンツまさに汚れ無き乙女!!1対0で蒼星石の勝ち!!
翠「どっちがいいですか?」
蒼「・・・・ジュン君」
ゴクリ・・運命の瞬間
J「僕は・・蒼星石の下着の方が良い・・」
蒼「ジュン君!!信じてたよ!!」
翠「きぃーーーっ!!なんでですかぁ!こんな地味パンのどこがいいですか!!」
J「まぁまぁ!!そんなに怒るなよ!僕は蒼星石の下着がよかっただけで、お前は
 嫌いとは言ってない!!」
言ってることはおかしいが、酔っている彼女たちには十分だ
翠「ジュン・・」
J「僕にはどっちかなんて選べない!どっちも大好きなんだ!!」
翠「・・・・・・」
蒼「・・・・・・」
あれ?どうしたんだ?反応がない・・怒ってる
J「おーい・・?蒼星石?翠星石?」
蒼・翠「「スゥースゥー」」
J「寝てらぁ!・・よかったよかった!これで、安心だ!」
僕は彼女たちに毛布をかけてやり、こうつぶやいた
J「ふぅ・・下着では本当に、蒼星石・・君の勝ちだった・・白っていいなぁ」
こうして夜は更けていく


翠「水銀燈!お酒は二十歳になってからですぅ!」
水「いいじゃない…堅いこと言わないのぉ…。」
水銀燈は酎杯の缶をからにする
翠「まったく…今からそんなんじゃ、十年後は飲んだくれですぅ…。」
水「ひどぉい…そんなこと言う娘は…」
ガバッ
水「襲っちゃえ☆」
水銀燈は翠星石を覆い被さるように押し倒す
翠「はぁぁ!?何を考えてるですか!?」
ダメだ酔っ払って聞く耳持ってない…
水「前から貴女の事…気になってたのぉ…。」
翠「なんですか!その親父くさ…ひゃっ…。」
水銀燈は慣れた手つきで上着のボタンを外していく
水「綺麗よぉ…翠星石…。」
翠「やめるです…あっ…。」
鎖骨の辺りに口付けをされる…
蒼「…何をしてるの…?」
翠「そ…蒼星石…!見てないで助けるです!」
蒼「…浮気はダメだってあれだけ言ってるのに…。」
翠「は!?」
水「飲ませちゃったぁ♪」
蒼「…君を殺して僕も死ぬ…ヒック…。」
翠「ちょっと待つです!」
水「あらぁ・・・私を忘れないでぇ…えいっ…。」
翠星石の胸をふにふにっと弄る
翠「はうっ…や…やめるです…。」
蒼「…死んでやる…。」
薔「……。」
翠「薔薇水晶!この二人を何とか…。」

薔「…酷い…銀ねえさま…私というものがありながら…。」

翠「お前もですかぁ!!」
水「結構いける口だったわぁ…♪」
薔「…私のものにならないのなら…いっそ…。」
翠「って…なに包丁手にしてるですかぁ!!」
水「薔薇水晶…後で相手してあげるからぁ…」
薔「…許さない…。」
薔薇水晶は包丁…蒼星石が鋏をもってじりじり近づく…
翠「水銀燈!やめるです!!このままじゃ火曜サスペンスです!!」
水「大丈夫よぉ…二人とも本気じゃないわぁ…。」

蒼「…君を殺して僕も…。」
薔「…銀ねぇさまは私のもの…。」
水「…私の子猫ちゃぁん…♪」

翠「や…やめるですぅぅぅ!!」

因みに、この後真紅に助けられ火曜サスペンスは免れる事が出来た。


君は今いない、君の人生を終わらせてしまったのは知らない人・・覚えているのは
憎しみと悲しみだけ

君がいない今は平和だ・・なぜだろうね?
これが運命?これが君の望んだこと?・ボクにはよく分からない
君がいなくなっても時は普通に流れ、皆は普通に生活する・・でもボクの時計は
とまったまま動かない・・君が動かなくなったときにボクの時計も止まってしまった・・・
あの時・・君は喜んでいた
「蒼星石無事ですか・・・よかった・・・」
「翠星石!!どうしてぇ!!ボクなんかかばったの!!」
「いんですよ・・じゃぁ・・早く翠星石を殺してください・・足手まといになる前に・・」
頬を真っ赤に染め言う君の言葉にボクは呆然とした・・どうして?ボクは
ボクはどうすればいいの?君を殺さなきゃいけないの?
君を殺さなきゃいけないの?・・意味がわからない・・そんなの嫌だ・・・!
ボクに君を殺すことはできない・・
「いやだよぉ・・翠星石・・君と離れたくない・・」
こんなこといっても、無駄だと分かっている・・
「蒼星石・・私を困らせないでください・・」
ドラマだったらこの後に助けがくる・・でもこれは現実・・敵の足音が近づいてくる
ザッザッザッ・・ボクは翠星石を抱き上げた・・まだだまだ終わらない
翠星石を森の奥に連れて行く・・手頃な木を見つけ翠星石をそっとおく


「今日から新学期だね」
「そうだな」
新学期
ただそれだけで今までとは少し違う日々になると思っていた
翠星石がいなければ僕は彼と話す機会すらない
「まーたくチビ人間はダメダメです」
「翠星石ったら」
「大変だな蒼星石も」
「なんですかそれは」
彼と話すと心が落ち着く
彼が他の女性と話をすると何故か切なくなる
この気持ちの答えはもう出ている
けど、勇気がない
「先帰るな」
「さよならです」
「ジュン君さよなら」
翠星石は用事があるとかで一人で帰ることになった
翠星石の用事がなんなのか少し気になったが
どうしても彼の方が気になる
ふと見ると彼が自転車に乗っているのが見えた
僕は追い掛けた
けど、彼は此方に気付くことなく走り去っていった
声をかけるのが恥ずかしかった
でも、彼がいなくなった寂しさに比べたら
気が付いたら携帯を握っていた
「ジュン君」
「どうしたんだ?」
「今から遊びに行ってもいいかな?」
「別にいいけど」
「ありがとうじゃあまた後でね」
「ああ後でな」
声を聞けるだけで嬉しかった
でも今はそんなことに浮かれている暇はない
僕は走った彼に会う為に
彼を想うと疲れなんて忘れてしまう
「それにしても思ったより来るの早かったな」
「そうかな?」
他愛もない会話
彼はそうでも僕の心臓は鳴り響いていた
「そうだジュン君このCD貸してあげるよ」
「ロビンソン?」
「うん、いい曲だよ僕のお気に入りなんだ」
「ありがと」
今ならこの気持ちを伝えられるかな
「蒼星石時間はいいのか?」
「えっ?」
空を見ると真っ暗だ
今日は凄く時間が短く感じる
「帰り道気を付けろよな」
「うん」

結局言えなかった

「おはよう蒼星石」
「おはよう」
「珍しいなこんな時間に登校なんてそれに翠星石もいないし」
「寝坊しちゃったんだ」
今日こそはこの気持ち伝えよう
そう考えたら夜も眠れなかった
「それより急がないと遅刻するぞ」
「うそ!?」
「本当だって走るぞ」
彼と一緒だと時間が過ぎるのが早い
決めた、今日こそは言う
絶対に……

~昼休み~
「あれ?ジュン君は?」
「翠星石は知らないですよ」
「そうなんだ」
授業中によく窓の外をみている
そんなことを思い出していたらなんとなく
ただなんとなく屋上に来ていた
「ジュン君」
「どうしたんだ蒼星石こんなところに」
「どうしても言わないといけないことがあって」
心臓の音が高鳴る
「僕……僕ジュン君が好きなんだ」
「えっ?」
「ずっと前からジュン君のことが好きです」

~後日~
透き通るような空
吹き抜ける風
そして隣には……
「寒くないか?」
「ジュン君がいるから平気だよ」
「そっか」
彼が……
本当の意味での彼が
「好きだよジュン君」

~終わり


蒼「ねぇ・・翠星石・・ボクのこと好き?」
翠「そりゃあ、もちろん大好きですよ・・?」
ガシッ、蒼星石が翠星石の手首をつかんだ
蒼「嘘だ・・君はこのごろずっとボクの事かまってくれないじゃないか?」
翠「そりゃあ・・翠星石も色々あるんですよ・・一応美化部の部長だし・・
  大変なんです・・」
蒼「ボクよりも大事な事なの?」
ずぅっと翠星石の顔を見つめる蒼星石・・
翠「うっ!それは・・」
その顔はやめて欲しい、どうも弱い
蒼「ごめん・・急にこんなこといって・・」
手首にかかっていた力がゆるむ、項垂れる蒼星石、カワイイww
翠「・・・蒼星石顔をあげるです?」
蒼「ん・・何だい翠星石・・」
チュウッ
蒼星石の顔がパァッと明るく輝く
蒼「翠星石ぃ・・」
翠「翠星石がこんなことするのは、蒼星石にだけですぅ・・これでも、まだ
  翠星石が蒼星石のことを嫌いだと言い切れますか♪」
蒼「ううん♪そんなこと無い・・ありがとう翠星石・・」
翠「うふふっ、それは、よかったですぅ♪」


銀「そうそう、それでねぇ・・・あら、翠星石が来たわ。じゃあね、蒼星石」
翠「蒼星石、帰るですよ~」
蒼「うん、すぐ行くよ~。じゃあね、水銀燈」
銀「あ、待って!あなたたちにこれを上げるわぁ」
蒼「え?これは・・・ヤクルト?水銀燈、どうしちゃったのさ?」
銀「あら、いつもあなたたちにお世話になってるせめてものお礼よぉ。他意はないわぁ」
蒼「そっか。じゃあありがたく貰っておくね」

翠「水銀燈から何かもらったですか?」
蒼「ヤクルト貰っちゃった・・・日頃のお礼だってさ」
翠「あいつがヤクルトを・・・!?何か変です、翠星石が飲んでみるです!」
蒼「あ、翠星石・・・」
 チュパチュパ・・・
蒼「ど、どう・・・?」
翠「なんか変ですぅ・・・これ、本当にヤクルトですかぁ?」
蒼「僕も飲んでみるね・・・」
 ゴクゴク・・・
翠「なんか妙な味がしませんかぁ?」
蒼「う、うん。そうだね・・・(全部飲んじゃった・・・
                       変なものじゃないとは思うけど)」
翠「家に帰ったら口直しになんか食べるです」

翠「ただいまです、スィドリーム~」
蒼「・・・ただいま、レンピカ」
 スィドリームとレンピカとはそれぞれの飼っているハムスターの名前である。
翠「とりあえず何か飲むとするです。蒼星石は何がいいですかぁ?」

蒼「翠星石がいい・・・」
翠「ほえぇ!?」
蒼「翠星石ぃ~」
 蒼星石がうろたえる翠星石をベッドへ押し倒す。
翠「何をするですか、蒼星石!」
蒼「君が欲しい・・・」
翠「え、えぇぇ?」
 いつもの蒼星石からは考えられない発言だ。
翠「蒼星石!何か変なもんでも食ったですか!?」
蒼「う~ん、ヤクルト」
翠「し、しまったです!水銀燈の企みですぅ!」
翠(あのヤクルトに何かが入っていたに違いないのです!)
蒼「しまった?・・・嫌なの、翠星石?」
翠「え?それは・・・その」
翠(何だか変な気分です・・・あのヤクルトのせいですぅ・・・)
蒼「翠星石もしたいんでしょう?」
翠「したいって、何がですか!?」
蒼「何って、ナニさ」
翠「えっと、その!す、スィドリームとレンピカも見てるですよ!」
蒼「彼女たちも励んでるよ」
 見ると、2匹のハムスターたちは小屋に引き込んでいた。
そして、小屋が小刻みに揺れている・・・。
翠「ひえぇ!?2匹とも雌ですよ~!?」
蒼「ふふ、翠星石・・・夜はこれからだよ・・・」

銀「おはよう、2人とも。昨日は楽しかった?」
蒼「え、あ、うん・・・」
翠「感謝なんてしてないですぅ!でもまたもらってやってもいいですよ!?
  き、期待してるわけじゃないのですぅ!」
銀「うふふ、お役に立てたようで嬉しいわぁ」


翠『じゃあ蒼星石は明日一日翠星石のフリをして学校にいってくるです』
蒼『ええ!?それ・・・どうしても?』
翠『あっあー♪秘密ばらされたくなかったら翠星石の言うこときくです』
蒼『うう・・・わかったよ』
翠『じゃあホイホイホイ!デス!あとはウィっグつけて・・・翠星石の完成デス』
蒼『うあー、やめてよー』
翠『翠星石はそんな喋りかたしないデス。ホラホラ』
蒼『うう・・・わかった・・・デス。す、翠星石・・・デス////』
翠『100点じゃあないがまあいいデス!じゃあ早速学校にいってくるデス!翠星石はメールで今日の行動内容送るデス』
蒼『・・・ヤラシイのはナシだよ・・・デス///』
翠『・・・・』

蒼『はあー。こんなことになるんなら昨日あんなことやんなきゃよかった。翠星石・・・やっぱちょっとボクに恨みでもあるのかな』
携帯>マッダーイワナーイデ(着歌
蒼『あ、早速メールだ・・・なんて・・・えええええええ!!』

from翠星石

『ジュンと出会ったら走ってジュンの腕に抱きつく』

蒼『こ、ここここんなことできるわけないじゃあないか!そりゃ翠星石は毎日やってて羨ましいと思ってたけど・・・ボクはジュンくん
  手すら触ったことないんだよ・・・・まだ続きが書いてある』


『あと監視者つけといたから蒼星石がミッションをクリアしないとジュンにあの動画が発信されるデスー』

蒼『・・・』

ジュン『あ、おーい翠星石ぃ』

蒼『わひゃあ!!』


蒼(う・・・ボクは今日一日翠星石、翠星石なんだ)
J『?』
蒼『お、おはようデス!ジュン!今日も相変わらずチッコイデス』
とてててと走ってJUMの腕に抱きつく
蒼(うあーすごい恥ずかしい///)
J『なんだよ翠星石。毎朝毎朝ひっつくなっていってるだろ』
蒼『いいじゃないデスかー。わた・・翠星石とJUmの仲デス!』
蒼(・・・恥ずかしいくらい翠星石になりきってるな・・・)
J『そういえば、蒼星石はどうした?』
蒼『ビク!あ、ああ・・・蒼星石はアホだから昨日喰ったアワビが中ったらしくて今日は休むそうデス!』
J『ふーん・・・そうか。腕、放してくれよ』
蒼『!』
蒼『もうちょっと・・・もうちょっとだけならいいじゃない・・・デスか・・・』
J『まあいいけど』
蒼(ごめんね翠星石。ちょっとだけ役得させてもらうよ)

~学校~

真『おはよう』
雛『おはよーなのー』
金『おはようかしらー』
薔『・・・おはよう』
銀『おはよぅさん』

蒼(誰だ?一体誰が刺客なんだ?皆目検討つかないよ・・・。真紅?真紅か?いや、真紅じゃない。真紅ならあの動画
  を見て平静で入られるわけがない。今はノンキに串を通してる。雛苺?雛苺か?いや、雛苺じゃない。雛苺はどっちか
  というと天然だ。きっと理解しない。金糸雀か?いや金糸雀じゃ・・・)

ポン

蒼『は!?』                 
銀『あらぁ。なにをそんなに驚いているの『蒼星石』?』

蒼(水銀燈ー。キ、キミかー)
銀『あの『動画』中々刺激的だったわよぉ。蒼星石も女の子ねぇ。ふふ。今日一日楽しませてもらうわぁ。『翠星石』ちゃん』
蒼『///////////////////////////////』

地理の授業中。担当の先生はなぜかこない。

蒼(このままなにもないまま終われば・・・)
隣の席のJUMを見る。
蒼『はあー』
ブルブルブル

蒼(メールがきた・・・水銀燈の指示にしたがえ?一体)
銀『翠星石!JUM。ちょっと、ちょっとコレよんでくれない?』
水銀燈はワザと二人の間に入る。
J『ちょ、水銀燈』
蒼『・・・ち、チンボー湖(ボソ』
J『え?なんだって?』
蒼星石はJUMの息がかかるまで顔を近づける。
蒼『ち、チンボー湖・・・///////////』
J『翠星石。なにいって・・・』
蒼『れ、レ・マン湖/////////』

銀『ニヤニヤ』

蒼(誰か地中に埋めてーーーーーー!!』

休み時間。

蒼(ちょっとこんなこと言わせて。翠星石のイメージが傷つくんじゃないかな?)

とぉるるるる♪とぉるるるる るんるん ガチャ

蒼『ちょっと翠星石!あんなことやって大丈夫なの!?』
翠『クラスが違う蒼星石はわからないかも知れないデスが翠星石はいつもあんなんデス。もっともいつもはためらいナシデスから
  JUMも無反応デスが蒼星石の演じるニセ翠星石ならきっとモエモエです!』
蒼『うー。次はなにをやればいいのー?』(半泣き
翠『次は調理実習だったデスね。ならちゃんとJUMにあーんしてやるデス。これなら簡単デスぅ』
ガチャ。ツーツー。
蒼『ちょっと!もしもおし!』
 『ふうー』
蒼星石の首筋に息が吹きかけられる
蒼『あひゃあ!』
銀『さ、次は調理実習よ。行きましょう。『翠星石』ちゃん』

調理実習 試食中

蒼『ホラ、あーんする・・・デス』
J『じ、自分で食べるよ・・・し、仕方ないなあ。あーん』
蒼『あ、ほっぺに米粒ついてるデス・・・・パク』
J『ああ、ごめん』
蒼(や、役得!これは役得なんだね!翠星石!ボク、憧れのJUMくんとこんなことが出来るなんて幸せ)
真『ピキピキ』
J『真紅。喰わないのか?』
真『ええ、目の前にいる誰かさんのせいでまるで箸が進まないわ』
蒼(げ。真紅怒ってる。・・・っと、こんな時翠星石ならなんて言うかな・・・えーっと、えーっと)
蒼『なんデスか?翠星石が羨ましいデスか?でも代わってやらないデス。べー』
蒼(ごめんよ真紅)
真『まあ!この子ったら!』
銀『真紅ぅ。そんなにヒステリックにならないで。ヤクルトでも飲めば落ち着くわよ』
真『水銀燈。・・・そうね。ここで怒ってはエレガントではないものね』

ゴクゴクゴク。 ・・・コテン。スー、スー。

銀『あらあら真紅ったら!はしたない子ねえ!食事の席で寝るなんて』
蒼(水銀燈!ナイスアシストだよお!)
銀(・・・私にもあなたからご褒美もらえるものぉ。今日はがんばっちゃうわぁ)。次の時間は美術で写生の時間よ・・・・ボソボソ
蒼『え・・・』

素直に喜べない蒼星石。

美術の時間

蒼(これが終われば一日が終わる。でも翠星石のことだから・・・)

ブルブルブル

蒼(う・・・。なになに、水銀燈の暗躍によって真紅は排除されました。写生の時間は自由な場所で描いていいはずデス。
  そこで・・・・■◇■□◆←蒼星石しか見えてない文字)
蒼『えええええええええええ!!それは無理だよぉ。だってそんなこと。誰にも見せたことないんだよぉ。だってそんなことしたら
  翠星石のイメージが・・・』
ペクペクペク。←メール返信
マッダイワナイーデー>着歌

『モウマンタイ デスぅ(はぁと』

蒼(うう・・・でもでもこれは・・・いや!いやまてよ蒼星石!これはある意味チャンスじゃあないか?汚い部分は翠星石に被せて
  ちょうどいい頃合でネタバレして、JUMくんに泣きつけば・・・もしかしたら自動的に・・・)
銀『結ばれるわけないじゃない。おばぁかさん』
蒼『水銀燈!なんでボク・・・翠星石の考えてることが・・・』
銀『そんなことぐらい・・・お見通しよぉ・・・ジュル』
蒼(なんでそこで舌なめずりするのお!?)
銀『おっと。今はまだお預けお預け・・・』

蒼『ジュン!ちょっとこっちくる・・・デス』
J『な、なんだよ翠星石』

誰もいない教室 ガチャン

蒼『JUM・・・よかったら・・・翠星石を描いて欲しいデス』
恥じらいながら、ゆっくりと制服を脱いでいく。ブレザーを脱ぎ捨て、ネクタイを外し、ブラウスのボタンを外して、スカートのホックに
手をかける。

J『ちょっとバケツに水入れてくるね』
JUMは教室から出て行ってしまった。

蒼『・・・うう。やっぱボクは肝心な所でだめなんだ!押しが弱くて、翠星石が本当は羨ましいと思ってた。いつも自分に正直で!
  ボクなんか・・・いつも我慢して』
J『でも本当は自分に正直になりたいんだね』
蒼『そうだよ。この罰ゲームだって、プラス思考に考えたら少しは・・・ってあれ!?』
J『なんか今日一日大変だったみたいだね』
蒼『いつから・・・気づいて?』
J『さっきだよ。翠星石だったらあんなに悩ましく服脱いだりしないもん。たぶん』
蒼『うう・・・ご、ごめんねJUMくん。ボクのこと嫌いになったでしょ』
J『ううん。今日の蒼星石、かわいかったよ』
蒼『///////』

蒼『じゃあねーJUMくん』
もう翠星石の格好をしなくなった蒼星石。といっても付け毛をとっただけだが。
蒼『あー、やっと終わったー。長かったなあ・・・ぷあ』
ぶつかった先には水銀燈が立っていた。彼女はなにも言わず携帯を見せる。

蒼『あっ・・・ふぅん・・・JU・・・JUMくぅん・・・JUMくんのほしいのぉ・・・じ、自分の指じゃあ・・我慢できないのぉ・・・・あ、ああん』

銀『ニヤリ』

蒼『そ、その動画は・・・』

余談ですが、蒼星石がこのあと帰宅したのは二時間後だったそうだ。
なぜか腰を抜かしていてガクガクしながら部屋に戻っていったと翠星石は言う。

翠『せっかく腕を振るって豪勢なメシにしたのにバチあたりな奴デスー』

蒼『・・・銀さま(はぁと』

『罰ゲーム。蒼星石、翠星石と入れ替わって、はじめての☆ミッション』

~完~


翠「蒼星石ー。MD貸しやがれですよー」
蒼「ん。別にいいけど…授業中に聞かないほうがいいよ?」
翠「とりあえず参考にはしとくですよー。実行するかは解らないですがー」
蒼「まったく……で、何のMD?僕洋楽ぐらいしかもってないけど」
翠「あのー、ほら。名前がエロッちぃ奴です」
蒼「セックスピストルズ?」
翠「そうそれです」
蒼「……中途半端な覚え方しないでよ…」


J「あぁ雨か……」
正直言ってミスった。朝きちんと天気予報を見ていたらよかった。
今はそんな事はどうでもいい、
J「どうやって帰ろうか…」
そう、傘を持ってなかった。
別に濡れてもよかったけど、なぜか悔しい。
したたる水が欝陶しくて、負けた感じに似ている。
そう、仕方がないのだ、仕方がないから濡れて帰ろう……
一歩踏み出した、途端に、雨が止んだ…
蒼「こんな雨の中傘もささずに帰ったら風邪ひくよ?」
翠「そうですぅ。チビ人間なんかすぐに風邪ひいてしまうですぅ」
蒼「ほら、僕の貸してあげるよ」
蒼星石が僕の上に傘をかけてくれた。
J「ぇ?そしたら蒼星石が……」
翠「蒼星石は翠星石の傘に入るです~」
蒼「そういう事だから、はい」
J「あぁありがとう…」

僕と彼女と彼女と一緒に歩く
雨は止まない
一つの傘に入った二人は楽しそうだ。
J「雨ってそんなに好きか?」
翠「翠星石は好きですぅ。冷たくて、流れるようで、楽しいです~。ジュンはどうなのかです?」
J「僕は…あんまり…」
蒼「僕も好きだよ。雨が降るとなにかウキウキするんだ。」
J「なんかジメジメしてまとわりついてくるような感じがして……」
蒼「…それにね、ジュン君、雨は大地を潤して」
翠「その水を草花は吸い取り成長するのです」
蒼「そう思えば悪くないでしょ?」
J「………」
あぁ、確かに言われればそうだな…
J「確かに悪くはないね」
蒼「と言っても、この言葉はお爺さんの受け売りだけどね」
翠「雨が降るたびにオジジは言うですぅ」
J「ハハハ……けど、やっぱり晴れのほうが僕は好きだな……」
蒼「…そうだね、僕は晴れも好きだなぁ、だって…雨は待っていると晴れるじゃない」
彼女は笑顔ではっきりといった。
雨は降り続いていたが、気分は晴れた。
雨のような彼女と草花のような彼女
僕は彼女たちの太陽になれるだろうか?
彼女たちもまた、太陽を待っていたのかもしれない
それは考えすぎかもな…


真「ああっ、私のお弁当が!」
翠「こいつぁーひでえです」
銀(うわぁ…ホントに酷い)
蒼「完全に空っぽだね。誰かが食べたんだ」
雛「ここに黒い羽が落ちてるのー」
蒼「うーん。くんくんならこう言うはずだ。犯人は水銀燈、あなたです!」
銀「えっ、ええ?わたしぃ?」
翠「さすがは蒼星石です。しらばっくれてんじゃねえぞです水銀燈」
銀「知らないわよ。本当に」
真「きっとカラスが食べたのよ。きっと…」
蒼「真紅、君がそういうなら」
翠「次はねーですよ、水銀燈」
銀(本当にカラスなんじゃないのぉ? 今度から窓閉めておこう)


『雨降る日の二人』

ある雨の日
翠「まったく、朝から鬱陶しい雨です」
蒼「ははは…。まぁ、たまにはこういう日もあるさ。それより翠星石は今日は出かけないのかい?」
翠「あったり前です!こんな寒い上に雨が降ってる日は家でのんびりするのが一番です」
蒼「そう…。僕はこれからちょっと散歩にでも出かけようかと思ってたんだけど…翠星石は家で留守番してるんだね?」
翠「う…蒼星石がそうするなら付いてくです」
蒼「フフフ。決まりだね」
翠「まったく…おかしいやつです」
蒼「雨の日の散歩もおつなものだよ」

結局、蒼星石に付いてきた翠星石
ふたり並んで大通りを歩く
いつもより、人通りは少なかった
翠「ひゃあ!さむいです~」
蒼「あははっ。翠星石は寒がりだもんね」
翠「こんなことなら家で留守番してるんだったです…」
蒼「まぁまぁ…。でも雨ってなんかいいよね。街の汚れを洗い流してくれてるみたい…」
翠「蒼星石は詩人ですねぇ~」
蒼「なっ…そんなんじゃないさ(////)」
翠「照れてる照れてる♪可愛いです~」
蒼「もう…」

翠「そろそろ帰りたいです…」
蒼「うん。そうだね。僕も冷えてきちゃった」
翠「家帰ったら何か暖かいものでも淹れてやるです」
蒼「期待しているよ。しかし寒いなぁ~」
翠「だから家に居ればよかったです」
蒼「翠星石。後で一緒にお風呂入ろう」
翠「なっーーーー(////)いきなりなに言い出すですか!」
蒼「いいじゃないか♪昔は一緒に入ってたんだし♪」
翠「…し…しゃーねーな…です…(////)」

たまにはこんな日もあっていいかな?
そう思った双子だった

おしまい

同じ頃、近所の公園では水銀燈と雛苺が傘をさして歩いていた
雛「うゆー。さむいのよー」
水「うふふっ。でも、雨の日の公園なんてあまり来ること無いでしょう?」
雛「うん。行かないなの」
水「こういうのも新鮮でしょ?」
雛「言われてみれば…なのー」
水「そうでしょお♪」
雛「うゆー。水銀燈、なんだか嬉しそうなの」
水「ええ…そうねぇ。そうかもしれないわぁ」
雛「?」
水「だって私、なんとなく雨って好きなのよねぇ」
雛「へぇ~。どうしてなのー?」
水「うふふっ。それはねぇ、雨降ってると街や公園…いろんな所で『雨音』が聞こえるでしょう?『ポツポツ』とか『ポロッポロッ』って。あの音が好きなのぉ」
雛「うゆー。水銀燈、変わってるね」
水「そうかしらぁ?そうかもしれないわねぇ~♪」
やがて二人は公園を後にした。
雨降る日の公園の散策
雨音たちを聞きながら…
おしまい


授業編

翠「蒼星石、一時間目って何でしたっけ?」
蒼「保健体育だね」
翠(なんだか猛烈に嫌な予感がするです・・・)

梅「じゃあ授業始めるぞー」
蒼「先生、教科書忘れちゃったんで見せてもらってもいいですか?」
梅「珍しいな、じゃあ隣に見せて貰えー」
蒼「そういう訳だから、宜しくね翠星石」
翠「蒼星石・・・、ワザとやってないですか?」
蒼「いやあ、朝急いでたから忘れちゃってね」
翠「う・・・、と、とにかく席くっ付けるですよ」

ここから小声での会話

翠「梅岡の授業はつまんねーですよ・・・、って何開いてるです!?」
蒼「何って・・・? 保健の教科書だよ?」
翠「ページの話をしてるんです!!」
蒼「ああ、性教い・・・」
翠「音読しなくていいです!!」
蒼「こんな程度で真っ赤になっちゃって、可愛いなぁ、翠星石は」
翠「な゛・・・!! くだらん事言ってないでさっさと元に戻すです!!」
蒼「キミは今日一日・・・」
翠「今回はダメったらダメです!!」
蒼「仕方ないなあ・・・」

梅「おーい、そこ! ちょっとうるさいぞー」
蒼「すいませんー、翠星石が退屈だって言うんで」
翠「ほあーーー!?」
蒼「フフ・・・」

休み時間編

翠「一時間目といい二時間目といい酷い目に遭ったです・・・」
さかのぼる事数十分前、二時間の音楽の授業

翠「今日は合唱ですか・・・、また嫌な予感がするですよ・・・」
紅「どうしたの、翠星石?」
翠「別に何でもな・・・、あれ? 隣は真紅とチビ苺ですか?」
雛「ヒナはチビじゃないのよー!」
翠「蒼星石はどこ行ったです?」
蒼「後ろだよ」
紅「あら、貴女が翠星石の隣じゃないなんて珍しいわね」
蒼「たまにはね・・・」
翠(な、なんだか悪寒が・・・)

―合唱中―
サワサワ
翠「ひう!」
紅「翠星石?」
翠「な、何でもないです」
蒼「大丈夫?」
翠(そ、蒼星石! さすがにコレはマズいです!)
蒼(後ろに居るとどうしても触りたくなっちゃって)
翠(最初からその為に後ろに行ったですね・・・)
蒼(気のせいだよ、それよりちゃんと歌わないと見つかっちゃうよ?)

翠「うう・・・、ひぁ・・・っ・・・、ぁっ・・・やぁ・・・」
紅「翠星石、本当に大丈夫なの?」
雛「翠星石お顔真っ赤なのー」
翠「こ・・・これは・・・」
蒼「翠星石、もしかして熱あるかな?」
翠「そ、そうです! ちょっと熱っぽくって・・・」
蒼「先生、翠星石を保健室に運んできますー」
そう言うなり蒼星石が翠星石を抱き上げる、通称お姫様抱っこである。
翠「え・・・、ちょ! 蒼星石!?」
蒼「病人は抵抗しないの・・・」
翠「う・・・、はい・・・ですぅ・・・」

そして現在に至る。


ざあざあと揺れる笹横目に、団扇でパタパタと首のあたりを扇いだ。
少しだけ着崩れた菖蒲色の浴衣に張り付く汗を少しでも昇華させる為にもと。
「あ゛ー…梅雨はまだ明けないのですかぁ」
比喩すればグダグダが一番良く合うで有ろう。
上げた髪がつぶれる事をさして気にしても居ない様子で寝そべりながら、ひたすら愚痴る姉の翠星石に苦笑いを掛けて、蒼星石は自分の団扇の風を其方にやってやった。
広くも無いが狭くもない、中途半端な奥行きの祖父の家の庭。
其処で。7月7日晴れた夜空の下で、毎年の恒例行事でもある彦星様と織姫様の愛を祈る会、なの~(命名・雛苺)を遠目で見ていた。

庭の方では笹に短冊をつけようと孤軍奮闘する雛苺と、その様子をせせら笑う金糸雀と(勿論、二の舞を踏む事になるのは目に見えている)
ズリズリと脚立を何処からか持ってくる薔薇水晶に、早くしなさいと檄を飛ばす真紅。
家の中では居間でテレビを水銀燈が見ていた(一応、集まりに参化しているのが憎い所なのだが、とにかく)
中堅派と言うか果たしてあの精神年齢10歳以下の烏合の衆に参加していいのか、
ヤクルト片手に土曜ワイドショーの水銀燈のようにバックれればいいのか決断しがたかった二人は、
外なのか中なのか、中途半端な縁側と言う位置に属しながら、何となしにその様子を見ていた。
「――――7月だしね。もうそろそろだと思うよ、梅雨明け」
「じめっぽいのは大嫌いなのですよ。第一髪の毛が傷むのです」
「…僕には永劫関係ないような話だね」
其れより翠星石、ちゃんと浴衣着直しなよ。蒼星石が団扇を仰ぐ手を止めて
淡い蓬色の浴衣を指し、ちらりと覗かせる胸元を一瞥した後に、直ぐ視線をはずす。
「――……おっ。どきりとしたですかぁ? 今どきりとしたですよね蒼星星」
「なっ…!」

「……なっ!」
ニヤリニヤリと笑いながら、のっそり翠星石がほふく全身でこちらに向かってくる。ちょっぴり操の危機。
「んっふっふっー。正直に言えばいいんですよ蒼星石~」
この豊満なバディの翠星石がいつでも包んであげるです

「――――――まな板がよく言うわぁ……」
一体何処から見ていたのか、そして何時沸いて来たのか。水銀燈が漆色、花火柄の浴衣の裾でペシペシと翠星石の頭を叩いた。

「…………聞き捨てならん言葉です」
「乳酸菌足りてないからお胸にも栄養がまわってなぁ…プッ!?「そっちは乳酸菌の取りすぎで頭の方に回ってないんじゃないんですかぁ?」

翠星石の浴衣の裾が顔面ヒット

「…おばかさぁん。テストの成績は私の方がいいじゃない」
「――む。翠星石が言ってるのはあくまで知能指数のことであってテストの点数とかのことでは……」
ヒートアップ。

「ちょ……二人とも…」

http://up2.viploader.net/pic/src/viploader64471.jpg

「ちょ……ちょっと2人とも!!」
蒼星石が止めに入る、が

「「蒼星石は黙って! これは女の闘い(です(よ)!!」」

一蹴された。睨み合う二人の間に火花が散る。七夕そっち除け。
こうなればもう止められないと蒼星石は踏む。ネコ同士のケンカに介入しても引っ掛れ損になるのは目に見えている。
ハァと1つ溜め息を付いて、縁側でぱたぱたと団扇を仰ぎ始めた。

庭のほうでは案の定金糸雀が脚立から転がり落ちていた。
その様子を雛苺が「ざまぁないの~」と笑う。……何て言葉教えてるんだい翆星石。
薔薇水晶が金糸雀の頭を無言で撫でて、真紅が「ドジなんだからと」と追い討ちをかける。
3人ぐるみで無意識なのでよけい性質が悪い。金糸雀が涙目になり始めている。

ぎゃーすかと小煩いのは内でも外でも同じだった。

現実逃避すらする暇もない。それを確信してから、もう一度大きく息を吐いて、天を仰ぐ。
快晴の夜空には、ちりばめられた星たちが風に震えて尚も輝いていた。

「……常識人は居ないのか…」