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Fatality-Cross(後編)」(2009/07/02 (木) 20:33:11) の最新版変更点

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◆ 「うぁぁぁぁぁぁぁ!!」  再び仲間を失った五代の、悲痛な叫びだった。  ようやく民家から飛び出たナイトがオルタナティブ・ゼロへと怒りに任せて槍をぶつけ。  タイガーアンデッドが結花をドラグブラッカーから、イブキの遺体から引き離し。  血色に身体を染めたクウガが天に舞い、ガドルへ微弱な蹴りを叩きこむ。  胸に浮かび上がった紋章は即座に消え去るが、構わずにクウガはそれを二度、三度と繰り返した。  ガドルが過程の中で、一種の不快感を帯びる。確かに、キックの威力自体は変わらない。  封印エネルギーも、ガドルへダメージを通せるレベルのものではなかった。  ただ、その一撃一撃に篭った憎しみという名の気迫が、回を増す毎に強まっているのだ。  餌を喰らった黒龍は活発化し、自分達の変身に制限が掛かるのも時間の問題。  ガドルは状況の不利を察すると、青く目を輝かせて此処へ赴く際使った愛馬へと飛び乗る。  急加速してオルタナティブ・ゼロと鍔迫り合いになっていたナイトを追い払い、ほぼ強制する形で牙王に後ろへ乗る様指示。  牙王の離脱に合わせてドラグブラッカーが鏡へと舞い戻り、直後にはクウガとタイガーアンデッドの変化が解けた。  誰も彼らを追おうとはしない。いや、追えなかった。 「俺が不甲斐ないばっかりに、イブキさんまで……」  涙を流して震えながら、五代が己が無力さを恨み続ける。  剣崎を失った時のどす黒い感情が、心に空いた穴を埋めていくのが自分でも分かった。  ハナや結花にしても同様で、特に結花の負った心の傷は余りにも深い。 (全部……私の……せい……だ……)  一度目はガドルが出現したドラグブラッカーを射撃したため事なきを得たが、威吹鬼が自分を守るのを第一としていのは明白だったのだから。  オルタナティブがカードの使用を仄めかせた時点で結果は予測できていた。  イブキは再び結花のため身を挺するということを。それでも、何も出来なかったのだ。  カン、と虚しい鎮魂歌を鳴り響かせ手から零れ落ちたのは、イブキの遺した音笛とディスクアニマル。  唯一涙を見せなかった光がそれらを拾い、強引に結花へ握らせる。 『持ってて……元気になるまでの、間…だけ……だから………』  結花の脳内でイブキが遺した最後の言葉がフラッシュバックし、それらを握り締める可憐な拳の力が強くなっていった。 「立て。ここで立ち止まっていては、イブキに申し訳が立たん」  少しでも状況が違えば、結花を庇って死んでいたのは自分だっただろう。  自覚している光は、そこで全てを割り切った。  誰かの為に命を捨てるという行為の重さを肝に銘じて、光は南を見据えた。 【&color(red){和泉伊織@仮面ライダー響鬼:死亡確認}】 【&color(red){残り 34人}】 **状態表 【E-4 民家付近】 【1日目 日中】 【城光@仮面ライダー剣】 [時間軸]:40話、トライアルについて知った後 [状態]:膝などに軽い擦り傷。腹部に裂傷(中程度:応急手当済み)。各部に中程度の打撲。二時間アンデッド化不可。 [装備]:なし [道具]:基本支給品・トランシーバーA・ラウズカード(スペードQ/K) [思考・状況] 基本行動方針:このゲームから脱出する。主催にはバトルファイトを汚した罰を与える。 1:北條奪還のため、まずは『青いバラ』『首輪』の入手、『放送』の指令を遂行。 2:他の参加者とは必要以上に関わる気はない。邪魔ならば排除するが基本的に放置。 3:剣崎の死、北條の言葉、乃木との戦闘から首輪制限下における単独行動の危険性を認識。 4:五代の態度に苛立ちつつ、僅かに興味。 志村に違和感。 5:イブキの代わりに、結花の面倒を見る 6:首輪探知手段の支給という行為に疑問 ※トランシーバーの有効範囲は周囲一マスまでです。 ※以下の様に考えています 青い薔薇は首輪と関係がある ライダーの強化フォームはなんらかの制限が掛かっている。 【五代雄介@仮面ライダークウガ】 [時間軸]:33話「連携」終了後 [状態]:全身打撲、負傷度大(応急手当済み)、強い自己嫌悪。クウガに二時間変身不能。 [装備]:警棒@現実、コルトパイソン(残弾数5/6:マグナム用通常弾) [道具]:警察手帳(一条薫) [思考・状況] 基本行動方針:絶対に殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る 1:北條を救出するために、乃木の命令を可能な限りで遂行する。 2:白い未確認生命体(アルビノジョーカー)、ダグバ、ガドル、牙王を倒す。 4:金のクウガになれなかったことに疑問。 5:剣崎の分まで頑張って戦い、みんなの笑顔を守りたい。 6:イブキの死に深い悲しみと自己嫌悪。 ※第四回放送まで、ライジングフォームには変身不能 ※ペガサスフォームの超感覚の効果エリアは1マス以内のみです。また、射撃範囲は数百メートル以内に限られます。 ※ドラゴン、ペガサス、タイタンフォームには変身可能。ただし物質変換できるものは鉄の棒、拳銃など「現実に即したもの」のみで、サソードヤイバーやドレイクグリップなどは変換不能。 ※葦原涼の「未確認生命体事件」の終結を聞き、時間軸のずれに疑問を持ちました。 ※葦原涼のギルスへの変身能力について知りません。 【長田結花@仮面ライダー555】 [時間軸]本編第41話終了直後(武装警官を一掃する直前) [状態]小程度の負傷、人間への不信感(軽度) 、海堂の死に対する強い悲しみ。 [装備]カードデッキ(ファム)、変身鬼笛・音笛、音撃管・烈風、ディスクアニマル(アサギワシ) [道具]ライダーブレス(ケタロス:資格者不明)、青い花びら 、トランシーバーB [思考・状況] 基本行動方針:木場と合流する 1:イブキの死に深い悲しみ。自分の無力差を嫌悪。 2:「人間ではない」城光に若干の好意。「人間」の「警官」北條には強い警戒心。 3:仲間達に嫌われたくない。オルフェノクであることは極力隠す。 4:指令なんて、どうしたら……? ※イブキの亡骸がドラグブラッカーに捕食されたのを目の当たりにしています。 ※トランシーバーの有効範囲は周囲一マスまでです。 【ハナ@仮面ライダー電王】 [時間軸]:劇場版・千姫と入れ替わっている時 [状態]:小規模の打撲、疲労ある程度回復、悲しみと強い決意。二時間ナイトに変身不能。 [装備]:冥府の斧@仮面ライダーアギト、カードデッキ(ナイト) [道具]:支給品一式、洗濯ばさみ、紙でっぽう、戦国時代の衣装、ミニカー7台 【思考・状況】 基本行動方針:脱出する 1:仲間と行動。後ほどヒビキたちと合流 2:仲間を探して一緒に脱出する 3:イマジンに対する自分の感情が理解出来ない 4:危険人物に気をつける 5:モモタロス、デネブ、あすか、イブキら仲間達の分まで戦う 6:志村が妙に胡散臭い ◆ 「……何のつもりだ」 「それは俺の台詞だ。何故あの場で退いた」  D-4西部。  二つの大路が重なるこの地にて、ガドルの制服の胸倉を取りながら牙王が激昂する。  ガドルはそれを突き放すと、静かに一言呟いた。 「お前一人で、あの局面を切り抜けるのは無理と判断した」 「アァ?」  オルタナティブ・ゼロにガドルの怪人体が制限を受けた時点で、残された戦力はガオウへの変身のみ。  大して相手はまだハナが時間を残していた上、使い回しが可能なカードデッキ。  ガオウを集中して狙っている節のあったドラグブラッカー。  ダグバにこそ及ばないものの、確かな戦慄を最強の「ゴ」、ゴ・ガドル・バに与えたクウガの愛憎に満ちた飛び蹴り――  これだけの不安要素を抱えてあの場に残るのは得策では無いとガドルは結論付け、行動に移したのだ。 「チッ、過ぎたことをウダウダぼやいても無駄か。  ……おい、探知器を貸せ」  ガドルが取り出した携帯を奪い取り、首輪探知機能を起動する牙王。  南のE-4にある反応は四つに減少している。首輪諸共黒龍の餌となったのだろう。  結果はそうであれ、殺したのは、喰ったのは自分だ。未練など露程も残っていない。  まして次の獲物が見つかったのだ。何を嘆くことがあるだろうか。  以前このD-4エリアで検知された、もう一つの反応。それが目前に迫っていたのだ。  嬉笑を浮かべた牙王が、ガドルに新たな参加者の接近を告げようと顔を上げる。  予想外なことに、ガドルは既に表情を強張らせていた。彼が静かに、それでいてハッキリ聞き取れる声量で来訪者の名を告げる。 「ダグバ…………」  その言葉を聞いて満足したのか、牙王がマスターパスを構え走り出す。  ガオウへの変身を完了させる過程で明確に感じる威圧感は、正に喰うに相応しい極上のものだ。  笑顔で白服の青年が腰のバックルを開く。展開と同時に正面へ現れた黄色のゲートは、突っ込んできたガオウを吹き飛ばした。  青年が静止したゲートを通過すると、金色のスーツが纏い付いた。  腰から剣を抜くと、右腰から一枚カードを抜いて態勢を立て直したガオウと対峙する。 「リントにしては、随分好戦的なんだね」 「俺はお前みたいな奴を喰らう為に存在するんでなぁ……ダグバ」 「名前を知ってるのは、ガドルと一緒にいるからかな? ……まあ良いや、始めよう」  ラウザーに一枚のカードが通される。マッハのコールが示す通りグレイブが加速、ガオウの懐で剣を振るう。  音声を聞くと同時に一歩だけ下がったガオウがガッシャーを構え、一太刀を阻止した。  この奇襲に対応し得たのは、直前の戦いで極めて似た戦法を取った為だろうか。 「どうした、もっと喰い甲斐のあるところを見せろ」 「へぇ、凄いじゃない。その調子で楽しませてよ……」  ガドルは沈黙したまま、二人のライダーの手探り合いを見据える。  ダグバが本気を出しているのならともかく、今はリントの纏う鎧で戦っているのだ。  その真意は読めなかったが、やがて読む必要がないという結論に至る。今はただ決着を待つのみだ。  ダグバの勝利か、牙王の勝利か、それとも―― **状態表 【D-4 交差点】 【1日目 日中】 【牙王@仮面ライダー電王】 【時間軸】:最終決戦前。 【状態】:全身打撲、疲労大、あばら3本骨折、腹部に重度のダメージ、1時間40分変身不可(オルタナティブゼロ)、ガオウに変身中 【装備】:ガオウベルト 【道具】:マスターパス、基本支給品一式×2、ランダム支給品1〜6(牙王、ゾル大佐分。共に未確認)、オルタナティブゼロのデッキ      コンビニから持ってきた大量の飲食料(中量消 費) 【思考・状況】 基本行動方針:全て喰らい尽くした上で優勝 1:ダグバを喰らう。ガドルはしばらく連れまわす。 2:最終的に全参加者を食う。 3:人が集まりそうな施設を適当に目指す。 4:機会があれば煩わしい首輪を外す。 5:ガオウライナーを取り戻して村上も喰う。 6:餌(人質)が確保できたら放送局を利用して死にたがりな獲物を誘き寄せるか? 備考 ※会場のどこかに時の列車(予想ではガオウライナー)が隠されていると推測しています。 ※木場の生存には未だ気づいていません ※ゾル大佐のデイパックを偶然奪いました。 【ドラグブラッカーについて】 ※デッキが破壊された事によりドラグブラッカーとの契約が無くなりました。 ※ドラグブラッカーはイブキを捕食した為、ある程度傷が回復、空腹状態は脱しました。 ※牙王に対して非情に強い恨みを抱えています。 ※E-4民家でミラーワールドに戻って以降の消息は不明です。 ※今後の行動はリレーしてくださる書き手さんにお任せします。 【ゴ・ガドル・バ@仮面ライダークウガ】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:D-3エリア南部】 [時間軸]:ゴ・ジャーザ・ギのゲゲルを開始後 [状態]:全身打撲、疲労大、右目と左腕に違和感、右足部装甲破損、      1時間変身不可(オルタナティブ・ゼロ)、1時間40分変身不可(怪人体) [装備]:首輪探知携帯、YAMAHA TMAX [道具]:基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:強き者と戦い、強くなる。 1:リントの戦士を倒す。 2:再びあの二人と戦う。 3:桜井侑斗と決着をつける。 4:戦闘を繰り返し、強くなる。 5:最終的にダグバを倒す。 6:クウガの異変に僅かの恐怖。何れ再戦する 備考 ※ガドルは自分にルールを課しているため、抵抗しないただのリントには攻撃しません。 ※左腕は超常現象が起きたのか何故か治りました。右足の装甲が直らないのは、謎です ※保養所内の浴場が大破しました、使おうと思えばもしかしたら使えるかもしれません 【ン・ダグバ・ゼバ@仮面ライダークウガ】 [時間軸]:47話、クウガアメイジングマイティに勝利後。 [状態]:脇腹に刺し傷、胸部に蹴りによるダメージ、右肩に清めの音によるダメージ、グレイブに変身中。 [装備]:グレイブバックル [道具]:基本支給品×3 ラウズカード(スペードA~9、ハートQ)、サバイブ『疾風』 【思考・状況】 基本行動方針:究極の闇を齎す。 1: 究極の闇を齎す。 2:強くなったクウガ、龍騎、響鬼、ライア(サソード)と再戦 。 3:『仮面ライダー』と思われる一文字隼人、風見志郎、城戸真司と戦う。 4: 志村は次も本気で来ないのならば容赦しない。 5:向かってくるガオウはとりあえず捻じ伏せる。ガドルに関しては保留 ※自身の戦闘能力に制限がかかっていることを何となく把握。 ※志村が人間でない事を知りました。 ※ハートのKが無くなっている事に気付いていません。 |094:[[Fatality-Cross(前編)]]|投下順|095:[[完璧の名の下に]]| |~|時系列順|095:[[完璧の名の下に]]| |~|[[五代雄介]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[長田結花]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[城光]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[ハナ]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[牙王]]|[[激突! 二人の王]]| |~|[[ゴ・ガドル・バ]]|[[激突! 二人の王]]| |~|[[ン・ダグバ・ゼバ]]|[[激突! 二人の王]]| |~|&color(red){和泉伊織}|---|
◆ 「うぁぁぁぁぁぁぁ!!」  再び仲間を失った五代の、悲痛な叫びだった。  ようやく民家から飛び出たナイトがオルタナティブ・ゼロへと怒りに任せて槍をぶつけ。  タイガーアンデッドが結花をドラグブラッカーから、イブキの遺体から引き離し。  血色に身体を染めたクウガが天に舞い、ガドルへ微弱な蹴りを叩きこむ。  胸に浮かび上がった紋章は即座に消え去るが、構わずにクウガはそれを二度、三度と繰り返した。  ガドルが過程の中で、一種の不快感を帯びる。確かに、キックの威力自体は変わらない。  封印エネルギーも、ガドルへダメージを通せるレベルのものではなかった。  ただ、その一撃一撃に篭った憎しみという名の気迫が、回を増す毎に強まっているのだ。  餌を喰らった黒龍は活発化し、自分達の変身に制限が掛かるのも時間の問題。  ガドルは状況の不利を察すると、青く目を輝かせて此処へ赴く際使った愛馬へと飛び乗る。  急加速してオルタナティブ・ゼロと鍔迫り合いになっていたナイトを追い払い、ほぼ強制する形で牙王に後ろへ乗る様指示。  牙王の離脱に合わせてドラグブラッカーが鏡へと舞い戻り、直後にはクウガとタイガーアンデッドの変化が解けた。  誰も彼らを追おうとはしない。いや、追えなかった。 「俺が不甲斐ないばっかりに、イブキさんまで……」  涙を流して震えながら、五代が己が無力さを恨み続ける。  剣崎を失った時のどす黒い感情が、心に空いた穴を埋めていくのが自分でも分かった。  ハナや結花にしても同様で、特に結花の負った心の傷は余りにも深い。 (全部……私の……せい……だ……)  一度目はガドルが出現したドラグブラッカーを射撃したため事なきを得たが、威吹鬼が自分を守るのを第一としていのは明白だったのだから。  オルタナティブがカードの使用を仄めかせた時点で結果は予測できていた。  イブキは再び結花のため身を挺するということを。それでも、何も出来なかったのだ。  カン、と虚しい鎮魂歌を鳴り響かせ手から零れ落ちたのは、イブキの遺した音笛とディスクアニマル。  唯一涙を見せなかった光がそれらを拾い、強引に結花へ握らせる。 『持ってて……元気になるまでの、間…だけ……だから………』  結花の脳内でイブキが遺した最後の言葉がフラッシュバックし、それらを握り締める可憐な拳の力が強くなっていった。 「立て。ここで立ち止まっていては、イブキに申し訳が立たん」  少しでも状況が違えば、結花を庇って死んでいたのは自分だっただろう。  自覚している光は、そこで全てを割り切った。  誰かの為に命を捨てるという行為の重さを肝に銘じて、光は南を見据えた。 &color(red){【和泉伊織@仮面ライダー響鬼:死亡確認】} &color(red){【残り 33人】} **状態表 【E-4 民家付近】 【1日目 日中】 【城光@仮面ライダー剣】 [時間軸]:40話、トライアルについて知った後 [状態]:膝などに軽い擦り傷。腹部に裂傷(中程度:応急手当済み)。各部に中程度の打撲。二時間アンデッド化不可。 [装備]:なし [道具]:基本支給品・トランシーバーA・ラウズカード(スペードQ/K) [思考・状況] 基本行動方針:このゲームから脱出する。主催にはバトルファイトを汚した罰を与える。 1:北條奪還のため、まずは『青いバラ』『首輪』の入手、『放送』の指令を遂行。 2:他の参加者とは必要以上に関わる気はない。邪魔ならば排除するが基本的に放置。 3:剣崎の死、北條の言葉、乃木との戦闘から首輪制限下における単独行動の危険性を認識。 4:五代の態度に苛立ちつつ、僅かに興味。 志村に違和感。 5:イブキの代わりに、結花の面倒を見る 6:首輪探知手段の支給という行為に疑問 ※トランシーバーの有効範囲は周囲一マスまでです。 ※以下の様に考えています 青い薔薇は首輪と関係がある ライダーの強化フォームはなんらかの制限が掛かっている。 【五代雄介@仮面ライダークウガ】 [時間軸]:33話「連携」終了後 [状態]:全身打撲、負傷度大(応急手当済み)、強い自己嫌悪。クウガに二時間変身不能。 [装備]:警棒@現実、コルトパイソン(残弾数5/6:マグナム用通常弾) [道具]:警察手帳(一条薫) [思考・状況] 基本行動方針:絶対に殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る 1:北條を救出するために、乃木の命令を可能な限りで遂行する。 2:白い未確認生命体(アルビノジョーカー)、ダグバ、ガドル、牙王を倒す。 4:金のクウガになれなかったことに疑問。 5:剣崎の分まで頑張って戦い、みんなの笑顔を守りたい。 6:イブキの死に深い悲しみと自己嫌悪。 ※第四回放送まで、ライジングフォームには変身不能 ※ペガサスフォームの超感覚の効果エリアは1マス以内のみです。また、射撃範囲は数百メートル以内に限られます。 ※ドラゴン、ペガサス、タイタンフォームには変身可能。ただし物質変換できるものは鉄の棒、拳銃など「現実に即したもの」のみで、サソードヤイバーやドレイクグリップなどは変換不能。 ※葦原涼の「未確認生命体事件」の終結を聞き、時間軸のずれに疑問を持ちました。 ※葦原涼のギルスへの変身能力について知りません。 【長田結花@仮面ライダー555】 [時間軸]本編第41話終了直後(武装警官を一掃する直前) [状態]小程度の負傷、人間への不信感(軽度) 、海堂の死に対する強い悲しみ。 [装備]カードデッキ(ファム)、変身鬼笛・音笛、音撃管・烈風、ディスクアニマル(アサギワシ) [道具]ライダーブレス(ケタロス:資格者不明)、青い花びら 、トランシーバーB [思考・状況] 基本行動方針:木場と合流する 1:イブキの死に深い悲しみ。自分の無力差を嫌悪。 2:「人間ではない」城光に若干の好意。「人間」の「警官」北條には強い警戒心。 3:仲間達に嫌われたくない。オルフェノクであることは極力隠す。 4:指令なんて、どうしたら……? ※イブキの亡骸がドラグブラッカーに捕食されたのを目の当たりにしています。 ※トランシーバーの有効範囲は周囲一マスまでです。 【ハナ@仮面ライダー電王】 [時間軸]:劇場版・千姫と入れ替わっている時 [状態]:小規模の打撲、疲労ある程度回復、悲しみと強い決意。二時間ナイトに変身不能。 [装備]:冥府の斧@仮面ライダーアギト、カードデッキ(ナイト) [道具]:支給品一式、洗濯ばさみ、紙でっぽう、戦国時代の衣装、ミニカー7台 【思考・状況】 基本行動方針:脱出する 1:仲間と行動。後ほどヒビキたちと合流 2:仲間を探して一緒に脱出する 3:イマジンに対する自分の感情が理解出来ない 4:危険人物に気をつける 5:モモタロス、デネブ、あすか、イブキら仲間達の分まで戦う 6:志村が妙に胡散臭い ◆ 「……何のつもりだ」 「それは俺の台詞だ。何故あの場で退いた」  D-4西部。  二つの大路が重なるこの地にて、ガドルの制服の胸倉を取りながら牙王が激昂する。  ガドルはそれを突き放すと、静かに一言呟いた。 「お前一人で、あの局面を切り抜けるのは無理と判断した」 「アァ?」  オルタナティブ・ゼロにガドルの怪人体が制限を受けた時点で、残された戦力はガオウへの変身のみ。  大して相手はまだハナが時間を残していた上、使い回しが可能なカードデッキ。  ガオウを集中して狙っている節のあったドラグブラッカー。  ダグバにこそ及ばないものの、確かな戦慄を最強の「ゴ」、ゴ・ガドル・バに与えたクウガの愛憎に満ちた飛び蹴り――  これだけの不安要素を抱えてあの場に残るのは得策では無いとガドルは結論付け、行動に移したのだ。 「チッ、過ぎたことをウダウダぼやいても無駄か。  ……おい、探知器を貸せ」  ガドルが取り出した携帯を奪い取り、首輪探知機能を起動する牙王。  南のE-4にある反応は四つに減少している。首輪諸共黒龍の餌となったのだろう。  結果はそうであれ、殺したのは、喰ったのは自分だ。未練など露程も残っていない。  まして次の獲物が見つかったのだ。何を嘆くことがあるだろうか。  以前このD-4エリアで検知された、もう一つの反応。それが目前に迫っていたのだ。  嬉笑を浮かべた牙王が、ガドルに新たな参加者の接近を告げようと顔を上げる。  予想外なことに、ガドルは既に表情を強張らせていた。彼が静かに、それでいてハッキリ聞き取れる声量で来訪者の名を告げる。 「ダグバ…………」  その言葉を聞いて満足したのか、牙王がマスターパスを構え走り出す。  ガオウへの変身を完了させる過程で明確に感じる威圧感は、正に喰うに相応しい極上のものだ。  笑顔で白服の青年が腰のバックルを開く。展開と同時に正面へ現れた黄色のゲートは、突っ込んできたガオウを吹き飛ばした。  青年が静止したゲートを通過すると、金色のスーツが纏い付いた。  腰から剣を抜くと、右腰から一枚カードを抜いて態勢を立て直したガオウと対峙する。 「リントにしては、随分好戦的なんだね」 「俺はお前みたいな奴を喰らう為に存在するんでなぁ……ダグバ」 「名前を知ってるのは、ガドルと一緒にいるからかな? ……まあ良いや、始めよう」  ラウザーに一枚のカードが通される。マッハのコールが示す通りグレイブが加速、ガオウの懐で剣を振るう。  音声を聞くと同時に一歩だけ下がったガオウがガッシャーを構え、一太刀を阻止した。  この奇襲に対応し得たのは、直前の戦いで極めて似た戦法を取った為だろうか。 「どうした、もっと喰い甲斐のあるところを見せろ」 「へぇ、凄いじゃない。その調子で楽しませてよ……」  ガドルは沈黙したまま、二人のライダーの手探り合いを見据える。  ダグバが本気を出しているのならともかく、今はリントの纏う鎧で戦っているのだ。  その真意は読めなかったが、やがて読む必要がないという結論に至る。今はただ決着を待つのみだ。  ダグバの勝利か、牙王の勝利か、それとも―― **状態表 【D-4 交差点】 【1日目 日中】 【牙王@仮面ライダー電王】 【時間軸】:最終決戦前。 【状態】:全身打撲、疲労大、あばら3本骨折、腹部に重度のダメージ、1時間40分変身不可(オルタナティブゼロ)、ガオウに変身中 【装備】:ガオウベルト 【道具】:マスターパス、基本支給品一式×2、ランダム支給品1〜6(牙王、ゾル大佐分。共に未確認)、オルタナティブゼロのデッキ      コンビニから持ってきた大量の飲食料(中量消 費) 【思考・状況】 基本行動方針:全て喰らい尽くした上で優勝 1:ダグバを喰らう。ガドルはしばらく連れまわす。 2:最終的に全参加者を食う。 3:人が集まりそうな施設を適当に目指す。 4:機会があれば煩わしい首輪を外す。 5:ガオウライナーを取り戻して村上も喰う。 6:餌(人質)が確保できたら放送局を利用して死にたがりな獲物を誘き寄せるか? 備考 ※会場のどこかに時の列車(予想ではガオウライナー)が隠されていると推測しています。 ※木場の生存には未だ気づいていません ※ゾル大佐のデイパックを偶然奪いました。 【ドラグブラッカーについて】 ※デッキが破壊された事によりドラグブラッカーとの契約が無くなりました。 ※ドラグブラッカーはイブキを捕食した為、ある程度傷が回復、空腹状態は脱しました。 ※牙王に対して非情に強い恨みを抱えています。 ※E-4民家でミラーワールドに戻って以降の消息は不明です。 ※今後の行動はリレーしてくださる書き手さんにお任せします。 【ゴ・ガドル・バ@仮面ライダークウガ】 【1日目 現時刻:昼】 【現在地:D-3エリア南部】 [時間軸]:ゴ・ジャーザ・ギのゲゲルを開始後 [状態]:全身打撲、疲労大、右目と左腕に違和感、右足部装甲破損、      1時間変身不可(オルタナティブ・ゼロ)、1時間40分変身不可(怪人体) [装備]:首輪探知携帯、YAMAHA TMAX [道具]:基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:強き者と戦い、強くなる。 1:リントの戦士を倒す。 2:再びあの二人と戦う。 3:桜井侑斗と決着をつける。 4:戦闘を繰り返し、強くなる。 5:最終的にダグバを倒す。 6:クウガの異変に僅かの恐怖。何れ再戦する 備考 ※ガドルは自分にルールを課しているため、抵抗しないただのリントには攻撃しません。 ※左腕は超常現象が起きたのか何故か治りました。右足の装甲が直らないのは、謎です ※保養所内の浴場が大破しました、使おうと思えばもしかしたら使えるかもしれません 【ン・ダグバ・ゼバ@仮面ライダークウガ】 [時間軸]:47話、クウガアメイジングマイティに勝利後。 [状態]:脇腹に刺し傷、胸部に蹴りによるダメージ、右肩に清めの音によるダメージ、グレイブに変身中。 [装備]:グレイブバックル [道具]:基本支給品×3 ラウズカード(スペードA~9、ハートQ)、サバイブ『疾風』 【思考・状況】 基本行動方針:究極の闇を齎す。 1: 究極の闇を齎す。 2:強くなったクウガ、龍騎、響鬼、ライア(サソード)と再戦 。 3:『仮面ライダー』と思われる一文字隼人、風見志郎、城戸真司と戦う。 4: 志村は次も本気で来ないのならば容赦しない。 5:向かってくるガオウはとりあえず捻じ伏せる。ガドルに関しては保留 ※自身の戦闘能力に制限がかかっていることを何となく把握。 ※志村が人間でない事を知りました。 ※ハートのKが無くなっている事に気付いていません。 |094:[[Fatality-Cross(前編)]]|投下順|095:[[完璧の名の下に]]| |~|時系列順|095:[[完璧の名の下に]]| |~|[[五代雄介]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[長田結花]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[城光]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[ハナ]]|105:[[病い風、昏い道(前編)]]| |~|[[牙王]]|[[激突! 二人の王]]| |~|[[ゴ・ガドル・バ]]|[[激突! 二人の王]]| |~|[[ン・ダグバ・ゼバ]]|[[激突! 二人の王]]| |~|&color(red){和泉伊織}|---|

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