SIREN2 @Wiki 異形の者の考察

屍人

人間の死体に屍霊が憑依したもの。
倒しても倒しても復活してくるのは、「不死身」だからではなく、新しい屍霊が憑依し直しているからである。

前作の屍人とは発生原理からして異なるので混同は禁物。
(前作の屍人は人間が赤い水が体内に入る事で屍人に「変異」している)
今作は中身(屍霊)が抜ければただの死体である。


屍霊

海に潜みし「穢れ」や「赤黒い化け物」などと呼ばれるもの。光を受け続けると消滅する。

元々は闇霊と同じような生命体で、人に近い体型をしていた(古の者)。
遥か昔、光の洪水が地上を覆った時に、古の者の内、ある者達は地底(冥府)に逃げ、ある者達は逃げ遅れ、海底に免れた。

この逃げ遅れた者達が、後に屍霊と呼ばれるものである。
その後、屍霊達は冥府に逃げた者達(後の闇霊)の元へ「還りたい」と願ったが、冥府が封印されたためか冥府に逃げた者達の元へ行く事は出来なかった。

その上、長い間海底にいたため、微量だが光の影響もあってか、性質が劣化し、冥府に逃げた者達とは違う存在(屍霊)になってしまった。

そして、屍霊達は海底で一つに凝り固まり、堕慧児となった。
ゲーム中の堕慧児がそうであるように、屍霊は再度、堕慧児の体内から一つの生命体として出現する事ができるようだ。
つまり、屍霊の発生源は堕慧児と思われる。

闇人

人間の肉体に闇霊が憑依したことによる、人間が変異した存在。
元の身体は闇人自身により、「殻」と呼ばれる。
行動は「殻」の生前の記憶や、強い意思がある場合にはそれにある程度支配されるが、大元の母胎の復活、地上への回帰、生きた人間の排除(殻の確保?)といった、根本的な行動原理は変化しない。

周囲の闇霊達と生命力を共有しているため、死んでも強力な自己再生能力で蘇る(公式見解)。闇霊が居なければ死にっぱなしだが、闇霊は無限に現れるため基本は不死身。
しかし、ゲーム中の闇人発言から考えるに「殻」、つまり憑依した肉体にはガタがくるらしい。
また、さすがに爆弾等で粉々になれば復活は不可能な模様。
ちなみに、屍人や屍霊は劣化種であるため自己再生や生命力の共有は殆ど出来ない。

光に弱いが、人間の肉体(殻)をまとうことで耐性がついているらしく、怯むだけである。

永井EDの闇人世界の闇人は本編の闇人と同種のものかすら謎である。
(不死身なのか? そもそも肉体は人間のものなのか?)
文明・文化人間と変わらない生活を営んでいる模様。
背後の看板には「ラーメン」「うきわ」と書かれていたり、日光浴をして煙を出していたり、エアコンの室外機が存在したり、子供闇人が日記を書いてたりして謎が多い(海の家も存在)。
これについては、「この世界の闇人は現実世界の人間と変わらない生活をしている」といった説がある。

闇霊

元々は屍霊と同じような生命体で、屍霊と同じく人に近い体型をしていた(古の者)。
遥か昔、光の洪水が地上を覆った時に、古の者の内、ある者達は地底(冥府)に逃げ、ある者達は逃げ遅れ、海底に免れた。

地底(冥府)に逃げれた者達が闇霊と呼ばれる者である。

闇霊は地底(冥府)で永久に近い時間を経てひとつになり、母胎となった。
闇霊は再度、母胎の体内から一つの生命体として出現する事ができるようだ。
つまり、闇霊の発生源は母胎と思われる。

しかし、一度母胎として一つとなったため、再度分裂した闇霊は元の容姿を維持できず、あのような奇妙な姿をしているらしい。(つまり、古の者の容姿は闇霊と同じではない)

ちなみに闇霊の肌は本来真っ白である。
(母胎出現デモ・一樹母胎戦参照)
これは闇人の肌の色やブライトウィン号の怪にでてくる化物(暴走鳩)の肌の色と同じ色である。
地上で見かける闇霊が黒いのは、闇人と同じような黒い布を身にまとってるからである。


堕慧児(おとしご)

ゲーム中に登場するのは、巨大な生首(首から下は闇人甲式の手のような足が生えている)で、腐敗しているような外見。
片目がなく、市子の最後のつぶれた顔にあるものが堕慧児の片目である。

「光の洪水」から逃げ遅れ、海の底に逃れた者達が永久に近い時間を経てひとつになった姿。
たくさんの屍霊の集まりであるが、堕慧児として一つの意思を持っているようだ。
常世(海底)に長く居過ぎたため、母胎達と違い色々劣化している。

堕慧児がいて屍霊がいる、と勘違いする人が多そうだが、屍霊がいて堕慧児がいる、が正しいと思われる。
故に堕慧児が屍霊を吐き出してるのは、「分裂している」と考えられる。

母胎に会いたいと思う思慕と、自分達を残して逃げたことによる憎悪という、愛憎入り混じった感情から、
母胎の元へと帰還することが目的。
地上奪還などには興味がない。

そのために母胎を真似て、海中に落ちた矢倉市子を元に模倣体を作り、母胎に近づこうとした。

アーカイブの絵では母胎のような外見をしている。
つまり昔は母胎と同じような存在だったと考えられる。

ブライトウィンに出てくる暴走鳩と堕慧児は別物である。
これはあくまで「堕慧児の影響を受けた」鳩であり、母胎が二度目に送った鳩である(加奈江は一度目の鳩)。

『ブライトウィンの怪』で、人間の肉体を取り込みまくった暴走鳩が、最後に海中へと落ちるが、(暴走鳩の一部は木船倫子の胎内へ)その際にその異形へと変化した肉体に屍霊と思われるものが群がった。
よって、永井ラストの堕慧児の外見は、暴走鳩が作った肉体を取り込んだことが理由とも考えられる。


母胎

見た目は前作の不完全堕辰子の顔が人間の女になったようなもの。
歪な(でかい)人魚。
顔は加奈江・百合らのそれ(鳩)と同じである。

「光の洪水」により地上を追われた闇霊たちが永久に近い時間を経てひとつになった姿。
たくさんの闇霊の集まりであるわけだが、母胎として一つの意思を持つ。

闇霊の発生源であり、発生方法は「母胎から闇霊が分裂する」というもの。

目的は「地上奪還」
それが成功した世界が永井EDの闇人の世界。

29年前の夜見島をコピーした異世界「写し世の世界」を作り、そこから地上に干渉していた。
今作で登場人物が幻視(視界ジャック)を使えたのは、「写し世の世界」に来た事により母胎に近づいたため母胎の力の影響を受けたから。

鳩である百合・郁子・柳子・加奈江・章子の「お母さん」

母胎戦中は子供脩の視界をジャックできる。
その時の加奈江の服装は章子のもの。
母胎に闇那其・痕を使用するとき、
一樹と郁子、使用する順番でムービーが若干変化。


古の者

ゲーム中には登場しない。

この世が光に包まれるよりも遥か昔から地上に存在した「先住民族」。
かつては地上中に存在したが、光の洪水により、ある者達は地底(冥府)へ、ある者達は海底へ追いやられた。

アーカイブの化石が古の者の一体だと思われる。
化石をよく見ると角が生えている。
アトランティス増刊号にも角の生えた先住民族の事が載っている。
これは闇那其で、アーカイブの化石は闇那其の一部が変化したもの(屍霊や闇霊もそれに含まれる)。
母胎や堕辰子も、闇那其の一部から生まれたものである

屍霊(屍人・堕慧児)と闇霊(闇人・母胎)の関係

簡単に言うと、堕慧児が屍人側のボス、母胎が闇人側のボス。

元々は同じ存在である。

堕慧児側の願いは、「母胎の元へ帰還」つまり母胎に会いたいということ。

屍霊が母胎の使いである百合に対して擦り寄る(1:40:07『感応』粗筋)、堕慧児が母胎の元に帰還する事に歓喜するなどの行動、模倣体として覚醒した市子のセリフから、それがわかる。

ただし、屍人や屍霊が闇霊に対して抵抗すること、市子が闇人を攻撃していたことから、地上に置いていかれた憎しみも持ち合わせている事がわかる。
堕慧児側としては、「母胎の元へ帰還」を願いとしながら、母胎側に対しては憎愛入り混じった複雑な感情をもっている。
その為、場所によっては驚異的な敵対ぶりを見せている。

母胎側は「地上奪還」が目的である。
堕慧児や屍霊の事は存在を認識しながらも、屍霊が光のある地上にいたせいか、性質が劣化し違うものへと変わっていたので、仲間として扱っていない。

つまり、

母胎側「堕慧児? 屍霊? どーでもいいよ。それより地上奪還だよ、地上奪還。
     邪魔する奴は屍霊でも屍人でも容赦しないよ」

堕慧児側「母胎の元へ還りたい! 還りたいけど、置いてかれたから憎い!
      でも還りたい! 地上奪還? なにそれ知らない。
      母胎の元へ帰るのを邪魔するなら例え闇霊でも闇人でも許さないよ」

こんな感じだと思われる。